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2012年12月 2日 (日)

ミャンマー詣で

JR川崎駅前に「総理来たる」の看板。別に本人に話して欲しいことも見当たらぬが、呼べば「誰々が来たぞ」と話題になるし、口コミに紛れて候補者の宣伝効果も期待できる。弁士とはそんなもんではなかろうか。

わが地元、新百合ヶ丘駅前では自民党批判を繰り返していたというが、一国の総理たるもの野党批判で票を稼ごうというのでは情けない。この国の将来についてこそ語るべきではないか。

「こんど講演で川崎に行くことになったよ」。本人からそう聞いたのは半年前。iPodで有名なアップルジャパン(株)の元代表が前職時代の仲間である。現在はそちらの会社も退職されて、ネイティブな英語の普及と若者の人材育成を柱に活動を続けている。その口から語られる言葉には誹謗中傷の類は微塵もなく、若者に対して夢と希望を与え、やる気にさせてくれる講演。政治家とて同じ。何にもましてモチベーションを高める、元気にするそんなキャラでありたいと思っている。

新装したばかりの川崎商工会議所で行われたその講演会には約150名もの出席者が居て、私もその一人。主催者が主催者だけに企業経営者や幹部が多い。そんな面々を前にどんな話をされるのか。当日は政務調査費の勉強会が予定されていたのだが、サボって聴講するだけの価値は十分にあった。

講演のタイトルは「変化の時代に求められるビジネスリーダー」。前半はアジアの成長と時代の変化、後半はアップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏との出会いから彼にまつわるエピソードを通じてビジネスリーダー論を語られた。

講演の前に挨拶に伺えば、「よく来てくれたな」と笑顔で迎えて、握手をかわす。そんな握手の効能か、講演の中では「今日は私の仲間の政治家が来ているので、話しにくいが...」とこちらに気遣った上で、「政治の世界も黒塗りの車に運転手付きの時代ではない。少なくとも同氏が知る限りにおいて、スティーブ(・ジョブズ)は最後まで自らが運転していた」と。「部下」ではなくて、「仲間」って表現がうれしい。

前半のアジア論もユニーク。とりわけベトナムのダナン市は本市の姉妹都市にあたるのだが、ミャンマーの民主化に伴い東西回廊構想が動き出しそうであって、物流の大幅な短縮が見込めることから投資が加速しているのだという。東南アジア諸国は自国語以外に、英語の習得が進んでいるのだそうで、ビジネスもアツい。そのバイタリティというかガツガツ感こそ成長の原動力。

最近は右へ倣えとばかりにセンセイ方のミャンマー詣でが急増中というが、本当に見るべきモノに気づいているかどうか。

(平成24年12月2日/1225回)

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