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2012年12月 8日 (土)

役不足

さぞかしいい御身分に違いない。「やれ仕事が忙しいというけれど仕事ってぇもんは体動かして汗かくことを仕事って言うんだ」と、(隣の)ベテラン議員がつぶやいた。

「その前に質問の原稿もお願いしますよ」...とは言わない、いや、言えないのだが、いつも汗をかくのは下っ端である。

その日の朝はKさんが勝ち栗入りの赤飯を炊いてくれて、腹固めをして出陣するのだが、告示日は朝早くから支援者がポスター貼りの手伝いに来てくれる。今回はあくまでも脇役、神輿の担ぎ手となる私もジャージ姿で顔を出したのだが、いかんせん担ぎ手が多すぎた。せっかくやる気になった仕事を奪う訳には参らぬと作業中の事故無きよう安全を祈って、みなさんを見送った。

さて、謙遜を省いても政策通とはいえないのだが、否が応でも原稿の割り振りは回ってくる。それが財政の分野となると役不足も極まりないが、しぶしぶ了承の上、(その時だけ)各種資料を読み漁ることになる(汗)。今朝のジャージ着然り、その姿勢こそ大事だと自らを納得させるのだが、今回は同僚の尾作均市議(麻生区)の過去の質問が役立った。

地方公営企業会計制度については平成26年度から抜本的な見直しが図られる。地方公営企業とは上下水道、市バス、病院があって全て独立した特別会計になっている。借入資本金の負債計上、退職給付引当金の計上、みなし償却制度の廃止などの新会計基準が適用されることになるのだが、中でも退職給付引当金は額が大きい。あくまでも財務諸表上の数字が悪化するだけなのだが、それでも厳しい風にさらされる前の猶予期間中にどこまで改善が図れるか。

また、それらの会計には一般会計から少なからぬ繰入金が投入されている。公の存在意義を鑑みた補助金以外に、なし崩し的に投入される赤字補てん的な補助金は市民理解を得られるものではない。その仕分け状況と金額を明らかにしている。

そして、一般会計は総務省が示す企業会計的手法により貸借対照表や行政コスト計算書が作られているのだが、従来は簿価基準なだけにバブル期に購入した土地の評価損、塩漬け土地などは知らぬ存ぜぬとなっていた。以前より改善を求めていたのだが、今回から新たな基準に移行したことにより実勢価格との評価損が明らかになった。

固定資産全体の土地評価については、「見かけ上」、計1千4百億円の減少になっているが、開発行為に伴う道路の無償取得した土地が評価の対象になることで約8千4百億円の増加というからその差額が減少分となる。

このへんは相当昔からの資産も含まれるからより整理されたと見た方が良さそうだが、帳簿が整理された昭和44年以降の土地の購入価格と実勢価格の差は約8百億円。決して小さい金額ではない。

(平成24年12月8日/1231回)

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