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2012年12月23日 (日)

秘策

三国志と並ぶ私の愛読書「影響力の武器」の著者ロバート・チャルディーニ氏が一章を割いて解説しているのが、この「権威」。

つい最近に訪問した御宅にもご子息と著名人の同席写真が置かれていたが、相手によっては実寸大よりも自分を大きく見せる効果が見込めるもの。今回はそんな権威の話。

バッチをチラつかせるのも然りだが、「議会で追及するぞ」というのが行政側への脅し文句になっている。が、それ以上に効果が期待できるのが...「市長とのアポ」。

議員は行政の監督責任を有するものの、執行責任者は行政のトップである市長。だからセンセイ方がギャーギャー言おうとも「知らぬ」と言えば「ハイ、以上」の何とも寂しい身分である。でも、責任なく?物事が言えるのだからそれがかえって好き勝手なことを言える原動力になっていて、見方を変えればなかなかいい御身分ではないか。

行政側に回った途端に今までの10分の1も言えない...と、かくもいいかげんな職業であるが、些か補っておくとすれば、前鳥取県知事の片山善博知事によれば、地方議会は政治家を鍛錬するのに最適の場所であって、議論をして、その中で競り合って、筋の通る議論が取り入れられていく。互いに妥協できる点を模索していく。哲学者のショーペン・ハウアーが言うところの「アウフヘーベン(昇華)」であって、それが政治の醍醐味だと。そんな話を思い出した。

人事を含めてそれだけの権限を有しているのだから市長の顔色を伺うのはあたりまえ。しかも、なかなか会えるものではない。それこそバッチの紹介であれば会ってくれるのだろうが、儀礼的なもの以外は体よくあしらわれるのがオチ。だから独自のルートで行けば...と挑戦した人物が居た。

会ったという事実こそ大事。何か告げ口でもされたらたまんない、自分の怠慢がバレたら困るからそれを逆手にとって事を進めればいいんですよと知恵を授けた。

現場との話に埒が明かないからそうせざるを得なかっただけの話なのだが、いつも「会議中」の職員から携帯電話に着信があったという。「事情は理解したから後は現場とよく相談して話を進めるように」と。ただそれだけなのだが、懸案事項が動きそうだと連絡があった。

(平成24年12月23日/1246回)

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