なおログ[Blog]

« 群雄割拠 | トップページ | 雪国 »

2012年12月19日 (水)

殿様商売

X’masが近づいてきた。ふとした縁でエリザベス・サンダース・ホームの後援会だよりを送付いただいている。ここは三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎の孫娘、澤田美喜さんにより創設された孤児院。天文の話題から始まる施設長の心温まる文章や今年一年間の行事が掲載された紙面を興味深く拝読した。

さて、クレームの大半はその内容云々というよりも些細な対応から生ずるもの。本人のそっけない態度が騒ぎを大きくしてしまうのである。「挨拶ひとつしやしない。乗せてやってんだ位の態度だぞ」。とにかく不親切であって、最低限の接客がなっていないと忘年会の席で不満が爆発した。

バス利用のない私には知る由もないのだが、他のバス会社と比較してこちらのサービスレベルは最悪だそうで、当該路線はドル箱だから市バスを参入させよとボルテージは上がる。何とも光栄な申し出のような気がしないでもないのだが、市バス路線に民間バス会社が参入することは歓迎されても、民間バス会社の路線に市バスが入れば民業圧迫だとお叱りを受ける。

一般的に補助金をジャブジャブ投入される相手では到底かなわないとやり玉に挙げられる公の事業だが、イコールフッティング、すなわち同じ土俵で競争するということが重要なのはいわずもがな、ましてや今回は独占的なドル箱路線なだけに競争の結果、利用客にメリットが生まれるのであれば、それもありかなと。

東電や公務員然り、独占企業というのは腐敗しやすいもの。守られた立場だからこそ向上心を持ち続けられなければならないのである。「挨拶や応対なんてのはカネがかかる訳でもないのにナ」と隣の社長がつぶやいた。本市も他山の石とすべし。

さて、本市の上下水道事業とて競争無き殿様商売。13.6億円の行革効果還元の話は以前の記事(http://ow.ly/g96Ez)の通りであって、わが会派の代表質問で追及しているのだが、一般会計からの繰入金については水道事業会計7億円、工業用水道会計2億円に対して、下水道事業会計は桁違いの167億円が投じられている。

その大半は雨水公費・汚水私費の原則に基づく雨水処理費の他、基準外の繰入金は公衆浴場への軽減措置や身体障害者等への減免措置に要する経費などであって、赤字補填的な繰入金はないと答弁がなされている。

確かに項目だけ見ればそのように見えなくもないが、その項目に対して投じられる金額の妥当性については検証が必要であろう。水道事業とて更なる行革の余地はないのか。そんな質問を想定していたのだが、質問者定員オーバーにつき、次回になりそうである。

(平成24年12月19日/1242回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.23(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能
こちらをクリック!

|

« 群雄割拠 | トップページ | 雪国 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 殿様商売:

« 群雄割拠 | トップページ | 雪国 »

 
自民党
山崎なおふみは自民党の議員です
自民党ホームページへ
KAWASAKI CITY
山崎なおふみは川崎市の議員です
川崎市議会のページへ