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2012年11月11日 (日)

金沢市庁

日本が世界に誇る観光名所といえば不動の地位を占める京都。そんな京都を語れるほどの知識と品位は持ち合わせていないのだが、茶屋の敷居も高いし、名所もあれこれとせわしない。ならば、いっそ北陸の小京都と呼ばれる金沢でどうかというのが今日の話題。

それぞれの名所が洗練されていて、外国人観光客を満足させる魅力は十分。しかも数は限られているからゆっくりと味わうことが出来る。勿論、見るものだけではない。料理も絶品。コメも旨いし、冬の日本海は魚介が最高。加賀料理から庶民の食べ物まで旨いもんには事欠かない。ちなみに料理の鉄人、道場六三郎氏はこの石川県の出身。

加賀藩主、前田利家公は藩の発展の為に各地から職人を集めたことで有名。だから市内随所に尾張町やら近江町やら出身の地名が残っていて、とりわけ、繊細な職人技術が要求される和菓子の全国シェアの約7割はこの金沢の職人の手によるものらしい。

そんな和の伝統に惹かれる外国人シェフも少なくない。ミシュランの三つ星レストランで有名なフレンチの巨匠ポール・ボキューズ氏もその一人であって、旧県庁であった石川県政記念館「しいのき迎賓館」に同氏のレストラン&カフェがあって、その歴史的建造物と一流シェフの融合がウケて好評を博していると聞いた。

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市の中心街、香林坊から駅方面に歩くと右手にステンドグラスのモニュメントが目立つ大きな神社があって、これこそが前田利家公の祀られている尾山神社。当時はステンドグラスなどというものは相当の代物。外国とよほどのコネクションがなければ入手困難なだけに「(いざとなれば)オレにはこういうチャネルがあるんだぞ」という威嚇の意も含まれているらしい。そんな利家公は戦における不敗神話を誇り、そんな利家公にあやかろうと正月明けには関西方面から怖い兄さんたちが参拝に来られるようで...。

政令市に負けぬ風格を備えるも人口は46万人と政令市にはちと足りぬ。それも周囲の市町村との合併を阻み続けてきたのだという。それを象徴するかのように市役所入口の石碑には「金沢市庁」とあって、プライドの高さと県庁への対抗意識が見て取れる。

旧制一校は今の東大、二は東北大、三は京大の前身であって、旧制四校は名古屋との争いの結果、金沢に軍配が上がる。そんな名門、金沢大学の旧校舎が今も金沢城址近くに残っていて、ふと、「この大学を卒業していたら今頃何をしていたんだろう」と頭をよぎる金沢びいきの小生だが、秋の金沢はお薦めである。

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(平成24年11月11日/1204回)

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