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2012年11月25日 (日)

人相

別にやましい訳ではないのだが、仕事柄、周囲の視線、いわゆる「人目」というものを気にすることがある。その「人目」の間に「木」が入ると人相となる訳で、これがバッチ組には重要な要素となるらしい。

相談事があるらしく区内在住の支援者から御電話をいただいた。初当選後に挨拶に伺って以来だから10年ぶりの訪問だったのだが、前回よりもいい顔になったらしく、御婦人が笑顔で迎えてくれた。

随分と昔の話。村の古老から「あなたは一人でも多くの方と会ったほうがいい」と言われたことがあって、実践しているのだが、未だその意図を考えあぐねている。相手にいい印象を与えるからか、それとも相手から力をもらえるからか。

政治家ほど人相が言われる仕事は無い。経験年数とともに人相が大きく変わるのも政治家の宿命。とかくワルい連中も来るから手を染めちゃうと人相もワルくなりがちでいつもトンズラを決め込んでいるのだが、人に迷惑をかけるとか妬むとかそういうひねくれた人生は人相を悪くすることだけは間違いないようである。

さて、それ自体を旗印に掲げる政党もあるようで...。そうTPPの話題。

日本の農作物は十分に通用するからTPPに参加して世界に打って出るべきだと。マスコミの論調は総じて「積極的に推進」又は「推進やむなし」といったところだと思うのだが、反対の急先鋒JAとハチマキを締めたおじさま方が「TPP断固反対、エイ、エイ、オー」などとやっているシーンが映るとお上に反対する農民一揆のようで抵抗勢力に見られがち。反対派が増えるというよりもむしろ逆効果になっていて、それを上手く利用されてやしないか。

確かに関税は高いから海外から輸入米は入ってこないし、コメを作れば国が高値で買い取ってくれた。農家がそれに甘えてきた面は否めない事実なのだが、元々農業で利益を得るには希少価値が高いものか、大規模集約化しかない。消費量が多いコメは後者の代表例。

米国のように広大な土地があれば単価も安く出荷できるが、狭い国土に急峻な山々、元々の耕作地が少ない上に土地の集約化が進まず、自給自足の零細農家が多いわが国など太刀打ちできるものではない。そもそも同じ土俵で競争できる相手ではない。

自慢の品種「コシヒカリ」はカリフォルニア産でも十分にいい味になっているそうで、関税がゼロになればコメ農家は早かれ遅かれ壊滅的なダメージを受けることは必至。ハゲタカ連中だけに片足をつっこめば根こそぎ取られる可能性も十分なだけに警戒心が働くのもムリはない。

食と農業は国の根幹。だからそこに国益を守るという政治判断が働かなければならない。【農協の組合員ではない】私は守るべきだと思っているのだが、その最後の砦を政治が守れるか否か。政治家の覚悟が問われている。

(平成24年11月25日/1218回)

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