なおログ[Blog]

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2012年11月26日 (月)

リスク

われらが団塊の世代Jr.の就職競争。当時はバブルもはじけていたから熾烈を極めていたのだが、大卒で大手企業に入れれば御の字。だったのだが、今にして思えばそうでもなかったか。大手といえども業績の悪化に悩み、M&Aや倒産の危機に瀕している企業は少なくない。人生とは分からぬもの。

わが国には学歴や大企業への信奉が根強く、社会的なステータスもあって収入も良さそうだが、英国では大企業ほど給与が安い。雇用が安定しているのだから収入は少なくて当然、「ローリスク、ローリターン」は資本主義のイロハ。

日本の外資系企業における破格の給与は「雇用は保証しませんよ」という「ハイリスク」の裏返しでもある。それを生き抜く為に必至に努力する社員のバイタリティが企業の魅力と活力に繋がっているのだが、対極に位置するのが、われらが公務員の世界(議員は特別公務員の扱いだそうで)。

そりゃバブル期には誰もが見向きもしなかった公務員を選択した先見の明といえば格好がいいが、世は不況であって、新卒の若者は四苦八苦。方や年功序列で安からぬ給与が保障されているのだから世の不満も受け止めねばなるまい。「ローリスク、ハイリターン」どころか「ノーリスク」であるから給与はもっと...いやいや。

どこぞの報道番組で今の日本は政治でメシを食っている奴が多すぎるとコメントされていた。それはテレビ局や評論家こそ偉そうなことばかりで、何をぬけぬけとと立腹してしまったのだが、ごくあたりまえのこととして、公務員と議員の数は減らすべきであって、公務員の世界にも非正規雇用並みに新たな勤務体系があってもいいじゃないかというのが今日の話。

5年の任期付き職員や安月給の終身雇用など様々な雇用形態があっていいのだと思っている。既存の雇用形態を抜本的に見直して...とは言わぬまでも制度を維持しつつ新卒枠を縮小し、その分、中途や新たな雇用体系による採用を増やしていくべきではないかと。

さて、世の中とは不思議なもので、そんな公務員叩きの急先鋒の私のもとにも職員からの相談が寄せられることが稀にある。ブログの読者か口コミか、初めての方から突然の御電話をいただいた。身近にそういう人が居ないのだそうで、議員とは疎遠というか、雲の上の存在だったというが、職場の悩みを切々と訴えておられた。

こちらを気遣ってか、何か役に立てることがあれば手伝いたいと申し出て下さったのだが、政治活動はご法度。それは公務員の規定に抵触する。余計な気遣いは無用だから市の為に今の職務に専念して下されば結構と伝えて受話器を置いた。

(平成24年11月26日/1219回)

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