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2012年11月10日 (土)

兼六園

昨日のブログ。菊花賞は既に終わっていたらしく、後輩からフェイスブックで諌められてしまった(笑)。

さて、上京といえば以前は特急「あさま」で6時間の辺鄙(へんぴ)な田舎。文明の利器と政治の力というのはスゴい。あれよあれよと上越新幹線が開業し、長岡経由で3時間。今では越後湯沢からほくほく線なる線路が延びて2時間で帰郷が可能になった。

北陸地方では平成27年開業予定の北陸新幹線に期待が高まるが、わが郷里の直江津駅は海沿いの交通の要所ながら新幹線の軌道が確保できないらしく取り残されることになった(泣)。

そんな新幹線の開業が待ち焦がれる金沢市。駅もリニューアルされ、周辺も開発が進み、加賀百万石の城下町も大きく変貌しようとしている。久々...といっても20年ぶり。旧制四校といわれる国立金沢大学の受験以来の訪問。受験帰りに雪の兼六園を歩いたはずなのだが、どうも印象が薄いし、そんな余裕もなかったか。

雨上がりの兼六園に「庭園に移らふ紅葉しづく落つ」と一句詠んだ。水戸偕楽園、岡山後楽園と並び称される日本三名園の一つ、兼六園は歴代の加賀藩主により四季折々の美しさを楽しめる庭園として、長い歳月をかけて形づくられてきた。

「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」とは論語「学而編」からの引用だが、人生の最高の楽しみの一つは、仲のよい友人とともに酒をくみかわし、歓談することであるという。加賀藩主、前田利家公の家臣の末裔。祖父が起業し、三代目の御曹司という大学時代の朋友が夜の相手をしてくれることになった。

移動タクシーの運転手の話では三大庭園の中でも兼六園は別格だと、偕楽園を知る岡山県の友人がそう言っていたというのだから推して知るべし。朋友が続けて言う。「木の一本一本にかけるゼニが違う」。

庭園の造りもさることながら庭師・植木職人による手入れが行き届いている。当日も朝から何人もの職人さんたちが手入れをされていた。国の特別名勝としての指定を受ける兼六園だが、現在、金沢城址・兼六園を中心とした「城下町金沢の文化遺産群と景観」として世界遺産登録を目指しているという。

何よりも祖先からの贈り物をあれだけ見事に継承しているとはあっぱれ金沢市民。

3

(平成24年11月10日/1203回)

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