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2012年11月17日 (土)

みやげ

仕事帰りに届け物で役員宅を訪問。夜分になる旨を伝えていたのだが、玄関に明りを灯して下さっていた。そんな心遣いを大切にしたいもの。

さて、祖父は戦没者だけに私の父は母子家庭に育った。当時は戦後の焼け野原だけに女手一人で農業を続けるのは困難である。新たな就職先見つけて働き続けること40年。だからわが家の稼ぎ手はは父と祖母であった。今の母子家庭とは隔世の感がある。

そんな祖母は父と違って、ほぼ定刻通りの帰宅。(私はばあさんっ子だから)窓から眺めて玄関で出迎えるのが日課。ほぼ毎日、私と弟にみやげを買ってきてくれた。どんぐりや松ぼっくり、絵はがき1枚とかその程度のものだったと記憶しているのだが、幼児期の楽しみであったことは間違いない。

が、家庭が違えば育ちも違う。現在はそのみやげを巡って妻と口論になることしばしば。愚妻はモノ要らぬ性分だから婚前から贈り物をしたこともないし、私とてもらったこともない。それで生活が回っているのだから互いはよしにしても子供は別である。どうせ飽きるんだから不要だという妻に対して、その期待というかワクワク感は大事だと出張時にささやかなみやげを買って帰る親バカを演じている。

さて、仕事柄、返しの品をいただくことが少なくない。身近な例では陳情の御礼から葬式の香典返し、結婚式の引き出物から叙勲祝賀会の祝い品まで様々。陳情の菓子折程度であれば事務所の茶菓子にでもいただくのだが、本来はそれも不要。

香典返しも塩と礼状で十分なのだが、それじゃあ業者も困るし(笑)、断れば主催者にカドが立つ。失礼。ましてや引き出物や記念品などは縁起物だけにいいことがありそうなのだが、床の間がない水墨画のようなもので、似合う似合わないもあれば、名入れの品などは扱いに困ったりもして...。

さりとて、するほうもされるほうもその心遣いだけは大事にしたいものであって、今でも気の利いた店では帰り際にみやげを持たせてくれるというが、みやげは要らぬからその分を割り引いてくれなどという輩もいるようで、なんとも野暮な話ではないか。

(平成24年11月17日/1210回)

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