なおログ[Blog]

« 誘惑 | トップページ | 味スタ6耐 »

2012年11月 6日 (火)

横浜家庭学園

世の中には物好きな方が居て、こんな私に期待を寄せて下さる方もいるらしく様々な気づきをいただいているのだが、気づいてもどうせ実りやしないからむしろ広く知っていただければ新たな芽が出るかもしれぬなどと淡い期待を抱きつつ...昨日の視察も心ある方からの入れ知恵。

さて、世の中には立派な人がいるもんである。私財を投じて子供たちを救おうとした篤志家たちは少なくない。昨日の続きになるが、自立支援施設は全国に58箇所。うち神奈川県内には私が訪問した横浜家庭学園以外に神奈川県立おおいそ学園と横浜市立向陽学園の3施設がある。

最も歴史が古いのはおおいそ学園だが、この横浜家庭学園も創立は明治39年、西暦1906年だから今から百年以上も前である。自立支援施設はその大半が公立であって民間はこの横浜家庭学園と北海道家庭学校の2施設のみであって、いづれも創立者の息吹が根付いている。

児童福祉の父といえば岡山孤児院の創設者である石井十次氏が有名であって、つい最近も俳優の松平健、そうマツケンが主演の映画「石井のおとうさんありがとう」-岡山孤児院・石井十次の生涯-が上映されたばかり。副題には「親のない孤児よりも もっと不幸なのは 心の迷い子 精神の孤児なのです」と添えられている。

その孤児院は児童養護施設の前身だが、自立支援施設はかつての「教護院」。中でも北海道家庭学校の創設者の留岡幸助氏が有名だが、横浜家庭学園の創立者である有馬四郎助氏もその影響を受けたらしく、学園の創設に奔走する本人はマツケン映画にも登場しているらしい。

神奈川県の自立支援施設の特徴は男女別々の施設になっていて、この横浜家庭学園は女子専門。現在の定員は50名で在籍者は22名。本市には児童養護施設はあるものの自立支援施設はないから現在2名がこちらの施設の世話になっている。

ちなみに本市の児童相談所の対応を聞いてみたのだが、「児童養護には理解があって熱心ですよ」との回答が戻ってきた。児童相談所、児童養護施設、自立支援施設の連携が重要であることは論を俟たないが、いづれも児童福祉法に位置づけられた施設だけに18歳の壁が立ちはだかる。それ以降は社会に放り出されるだけに不安が付きまとう。

(平成24年11月6日/1199回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.21(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能
こちらをクリック!

|

« 誘惑 | トップページ | 味スタ6耐 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 横浜家庭学園:

« 誘惑 | トップページ | 味スタ6耐 »

 
自民党
山崎なおふみは自民党の議員です
自民党ホームページへ
KAWASAKI CITY
山崎なおふみは川崎市の議員です
川崎市議会のページへ