そつじゅん
さて、川崎市議会も第2回定例会が閉幕し、来週からは来年度の予算要望に向けた各種団体のヒアリングが予定されていて、その準備やら市議団ニュースの原稿やらブログの執筆やら(それは大したことないか)に追われている。
夜の付き合いもほどほどに早めに切り上げて自宅に帰ったのだが、夕飯の用意がないということで一人寂しく夜めしとなった(泣)。聞けば妻は「そつじゅん」だかで週に2~3回は幼稚園に通い、その後はランチ会やら何やらで昼間は仕事にならぬという。
「そつじゅん」とは卒業準備のことらしく年長組のママさんたちが卒業式に向けて段取りを整えているのだという。そんなのは2~3日もあれば十分ぢゃないかと思うのは男の勝手らしく、言えば喧嘩の火種になりそうだからとダンマリを決め込んでいる。
他にも盆踊りやら運動会等の手伝いがあって、年間を通じて何かしら役割を担わねばならないのだという。「あまり目立つな」と伝えているのだが、そこしかないそうで「そつじゅん」の副代表を務めているのだそうだ。「そつじゅん」はただでさえ拘束時間が長いことから敬遠されがちなのだが、代表者はしっかり者でなければならぬし、会計や総務・企画などはいいかげんな人物では務まらぬとその「副」におさまったらしい。
さて、そのこうりんじ幼稚園。寺が運営する幼稚園だけあって保護者としても教わることが少なくない。運動会のカメラなどは最たるもの。カメラを回していたのでは拍手が出来ぬ。自分の子供の走る姿を目で見て精一杯の拍手と声援を送ることが大事だという(といってもわが家にはビデオカメラなる代物はないのだが。。。)。
つい先日はじゃが芋掘りに出かけたらしく、自宅の玄関にはじゃが芋が山積みになっていて、そのじゃが芋とともに「園だより」が置かれていた。園長先生が執筆をする「ワクワク子育て」には昨月の父親参観にちなんで父親の子育てについて述べられている。
「さて、ここからはお父さんに読んでいただきましょうか。新聞等メディアを通して世をあげて育児参加コールが目につきます。しかし、現実、早朝より出勤し、帰宅は深夜という中で育児参加を訴えられても気持と物理的な時間のなさにギャップがあるのは事実です。あるアンケート調査で、お父さんがどんな時に喜びを感じるか・・・というコーナーがありました。
1.笑顔と寝顔を見ること、2.健やかに育つ子供の姿、3.何か出来た時、4.帰ってきた時パパを迎えてくれた時など子供の可愛らしさを実感してパパのほのぼのした姿が感じられます。育児をしなくてはといった「ワク」にとらわれず、ママの下請け的な育児の仕方をするのでもなく、社会の中で活躍しているお父さんなのですからここぞとばかり
◆ガマンすること、◆電車の中で席を譲る、◆目上の人を敬うこと、◆物事は最後までやり通すこと、◆人の話をよく聞くこと・・・など社会性を意識し、自立を促す接し方を是非してみてはどうでしょうか。子どもの心は必ず動きます」と。
(平成24年7月6日/1076回)
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