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2012年7月24日 (火)

郷里

昭和48年。団塊の世代Jr.として同世代人口が最も多いのがこの年なのだが、私もその一人であって、前述の両親のもと産声を上げた。写真をお見せ出来ないのが残念だが、子役タレント並みの可愛らしさ。これは(笑)がつかないほんとの話。

その命名の由来は訊いたことがないが、ともに郷里を離れ移住した土地名「直江津」に由来しているのかもしれない。郷里の自慢話といえば、日本スキー発祥の地であって地元にはその伝承者であるレルヒ少佐の大きな銅像が残っていたり、郵便の父、前島密の生誕地でもある。

また、最近は五木寛之氏の「親鸞」がベストセラーになっているそうだが、その親鸞聖人が流刑の末に着いた土地ということもあってか浄土真宗が多く、わが家もその一つ。実家の寺の住職からぜひ「親鸞」を読むようにと言われているのだが、そちらはもう少し時間がかかりそうだ(笑)。

宗教学者の島田裕巳氏の著書に「浄土真宗はなぜ日本で一番多いのか」があるが、北陸地方にも「浄土真宗」が多い。その理由は「南無阿弥陀仏」の念仏を唱えるだけで救われるということから農民を中心に信仰が広まったと聞いたことがある。同じ北陸出身の大学時代の友人が「オレんちは浄土宗」だぞと自慢していたが、要は家柄がいいんだぞということらしい(笑)。

すぐ近くには日本海が広がっていて昔から遊びなれているのだが、日本海は夏と冬では全く別な顔を見せる。当時は佐渡島まで泳ぐ遠泳競技に友達の父親が出場していて、私も大人になったらと期待を寄せていたのだが、あれから三十年、もし今もあれば挑戦意欲は衰えていない。

日本海の荒波に育ったから海の怖さは承知をしていたつもりだが、それでも今回の東日本大震災における津波には戦慄が走り、改めて大自然への畏怖の念を再認識させられる結果となった。津波の犠牲になられた方々には慎んでお悔やみを申し上げる。

そして、もう一つはやはり雪。雪国の苦労は過去に何度か取り上げてきたし、鈴木牧之著の北越雪譜(ほくえつせっぷ)に詳しい。雪合戦にそり遊びや雪下ろしにかまくらと子供には面白いが、大人にとってはたいへん。雪国は大きなハンデを背負うことになる。冬の季節の晴れは1週間に1回程度。吹雪の日とて学校に通うのだから忍耐強くなる一方で朴訥になりがち。憂鬱な気持ちになるから都会に憧れるのも無理はない。

その日本海に夢を開いたのが田中角栄氏。まさに雪国の念願であって、その大胆な発想はやはり総理の器。私の通った小学校は国府小学校というのだが、その名の通り、近所には国分寺が残る。学校の周囲には風よけと思われるアカシアの林にマラソンコースがあって、体育の授業の時には何周かさせられることになる。そんな思い出が残るほんとにのどかな小学生時代であった。

(平成24年7月24日/1094回)

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