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2012年7月25日 (水)

競争

昭和48年生まれは同世代人口が最も多く、常に「競争」の二文字が付きまとう。受験競争もその一つ。

母親は地元でも有名な教育ママであったことは以前の記事の通りだが、そんな影響から成績はつとに優秀であって、腕っ節も悪くなかったから毎年クラス委員長を務めることになる。

務めるといってもあくまでも周囲の推薦であって、自分でやらせてくれということはまずないし、そんな根回しもない。不良の連中ともつるんでいたから監視役というか目付け役として適任だった可能性も高く、そのへんに教師と生徒の思惑が一致した可能性が高い(笑)。

中学2年生の担任はK先生だったのだが、放課後に教務室に呼び出され正座させらるのが日課であった。不良連中の監督不行き届きが理由らしいのだが、それはスジが違うというもの。周囲の先生の同情の視線を集めながら説教をしのぶ日々が続いた。

そんなこといっても内心は大して気にしちゃいないのだが、いかんせん放課後に拘束されるというのは面倒である。学級委員長もそれなりにこなしたつもりだったのだが、担任の先生が評価点を付けた内申書は最悪。日頃の生活態度に難ありだと厳しい採点が付けられている(いままでの我慢はなんだったんだ~)。

生徒の進路というか、人生がかかった大一番が教師の恣意的な判断で左右されるのは理不尽な話(でも世の中そんなもんか。。。)。高校の進路選定の為の三者面談でも必ずそんな話題になるから母親も不安になるのもムリはない。成績は校内5本指である。進学校でも牛後どころか鶏口になる自信も十分にあったが、学校の休憩時間でも参考書に目を通すガリ勉連中と机を並べるのは性に合わず、父の母校でもある直江津高校を選択。

百年の伝統を誇る高校であって、昔は地元でも1、2を争う進学校も過去の栄光はどこへやら、既に中堅校に落ちぶれていた。それぞれの思惑が交錯するが、そんな時ほど人柄が見えるもの。ガリ勉連中はライバルが減って良かったと思ったであろうし、同じ直江津高校に進む連中は私の選択を素直に喜んでくれた。

自らの意地を貫いた選択であったが、一方で、教育ママであった母親はさぞかし無念だったに違いない。だから高校時代は決して勉強を疎かにしなかった。日々の遊びには付き合いつつも進学は常に意識していたものの、中堅校だけに周囲は大学受験など真剣に考えているほうが少なく、不安がつきまとった。

そんな折、ひとつの機会が訪れた。夏休みに母の郷里に親戚一同が集まっていた際に、母親がもらした愚痴に親戚の伯母が反応した。湘南高校を卒業したご子息を有する辻堂の伯母さん。「上には上がいるからそんな田舎に居ないで都会で勉強しなさい」との薦めから夏休みと冬休みは上京して駿台予備校に通うことに。その間だけはかなり真面目に勉強したつもりである。

(平成24年7月25日/1095回)

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