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2012年7月 9日 (月)

顕彰

多摩区にある生田浄水場用地にスポーツ機能を持たせる構想が進んでいて、この代表質問に盛り込まれることになった。原稿の担当者は重鎮のY先生。

これまでの経緯を「けんしょう」することが必要なんじゃないかとの投げかけに行政側の答弁がかみ合わなかったと聞いた。これまでの先人達の功績を「顕彰」すべきではないかとの本人の想いとは裏腹に持参されたのはこれまでの経緯を「検証」した結果だったそうで、とんだ笑い話になった。「顕彰」とはあまり見かけない語句の一つだが、隠れた善行や功績などを広く知らせること。広く世間に知らせて表彰することの意。

さて、本市が政令市に移行したのは昭和47年7月1日ということで、その日が市制記念日となっている。区制が発足したのも同年。当初は5区だったのが、その10年後に麻生区は多摩区から、宮前区は高津区から分区して現在の7区になっているから従来の5区については区制40周年、麻生区と宮前区は30周年となり、その市制記念日に合わせて両区で区制30周年記念式典が催された。

何でも、わが麻生区ではこれを機に区の花と木を制定するのだそうで、区の花は「ヤマユリ」に、木は「禅寺丸柿」となり、区のシンボルとしてそのロゴマークも発表されることになった。

とりわけ麻生区は市内の他区と同じ旧橘郡と横浜市域と同じ旧都筑郡が混在する。尚且つ、飛び地「岡上」を含むだけに未だ古い地域性も残っている。新百合ヶ丘駅を中心に駅名にも含まれる百合ヶ丘の「ユリ」と柿生の「柿」でそれぞれの面目躍如でちょうどいいんじゃないかと思っていたのだが、聞けばそうでもないらしい。

かつては生田地区でも禅寺丸柿は栽培されていた。が、あくまでも農作物として見た場合に商品的価値は富有柿や次郎柿のほうが高かった。戦後、生活資金に困る農家がそちらに植え替えていったというのが事の真相のようで、何も禅寺丸柿は柿生に限ったものではないという。ヤマユリとて柿生にも沢山あったと、まぁなかなか上手くはいかぬものである。

この秋には「麻生区の30年の歴史とこれからを語る」と題したパネル討論会や「禅寺丸柿サミット」なる催しも企画されているらしく、まだまだイベントは尽きないようだ。

新百合ヶ丘駅周辺は閑静な高級住宅街として人気を博しているが、それ以外は成熟した地域も多い。過去の先人たちの苦労に想いを馳せつつ、これからの区の発展に尽力して参りたい。

それにしても冒頭の話、「懸賞」でなくて良かった。さすがにそれはないか(笑)。

(平成24年7月9日/1079回)

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