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2012年7月

2012年7月31日 (火)

おとなの週末

書くべきか書かざるべきか。4年に1度の海外視察。いずれそれらしい報告書として正式に公表されるのだが、今日から独自の視点でそのへんの実態に触れてみようかと。。。

別に怪しいものでも何でもないのだが、欧州視察を終えた。税金で行かせてもらう以上、その内容は十分に吟味されねばならぬ。1年前から企画立案が行われ、各会派からメンバーが選出されて視察先から内容まで協議されることになる。

一般的に先進的(と思われる)施策が模索されることになるのだが、失敗例から学べることも少なくない。私であれば反面教師としてのギリシャやアジア周辺諸国を提案したと思うが、他人に委ねた以上、文句は言えぬ。

今回は原発事故の影響からかエネルギー政策への関心が高かった。チェルノブイリを含む周辺の視察をとの声もあったようようだが、各国の治安状況などが勘案されて比較的無難な都市が選定されることになった。

結果、欧州班と北米班の2班構成。およそ均等にということらしく、私は単なる人数合わせに過ぎないのだが、欧州班に属することになった。欧州班は友好締結20周年を迎えたザルツブルグ市の表敬訪問を含む諸都市、オランダのアムステルダムとドイツのフランクフルト、フライブルグを巡るのだという。

いざ行くとなると不都合も少なくない。不在時に電話も鳴れば相談も寄せられる。事前に可能なことは全て片づけて行くのだが、それでもこの間のツケは大きい。前日まで目一杯に仕事をこなし、閉店間際の散髪に間に合わせ、夜に身支度を整えた。

旅行慣れしているから荷作りは手早い。仕事帰りに購入した使い捨て下着とパスポート、視察先の資料等を整理して梱包する。そして、何よりも移動時間だけで24時間以上もあるのだから退屈しのぎの本は重要。残りの2冊は後々に紹介するとして、内1冊は雑誌「おとなの週末」。この手の本は普段は読むことは少ないのだが、道中のいいリラックスになる。ましてや表紙に「焼肉特集」とあらば持参しない訳にはいかない。

当日は9時45分発のフルトハンザ航空LH711便にてフランクフルト経由でオランダのアムステルダムに向かう。朝の5時の出発だったのだが、アムステルダムに到着後、ホテルのチェックインを済ませて、寝たのは現地時間の夜の10時。

日本時間では朝の5時である。そう、機内の睡眠はあったにせよ、布団の上で寝るのは24時間ぶり。長旅の疲れか倒れるように就寝したはずなのだが。。。明日から何日かの連載予定。

(平成24年7月31日/1101回)

電子書籍「一日一話」

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2012年7月30日 (月)

ゼッケン

東京マラソン2013が今週の1日(水)から申し込み開始と聞いた。挑戦予定なのだが、昨年の倍率実績は9.6倍。どうしても出たくば10万円の特別枠が用意されているようで。ってことは口利き料も10万円の価値があるってことか。。。これは冗談が過ぎた。失礼。

特別枠はゼッケンの色が違う。金色なので一目で分かるが、心なしか沿道の声援や拍手が小さい気がしないでもない。不正でも何でもなく、堂々とその権利を買っているのだから文句を言われる筋合いのものではないのだが、なんで拍手が小さいのか。

およそ出場枠は予め決まっているから申し込み多数の場合は先着順とか抽選になるはずなのだが、「権利をカネで買った」とか「行列に割り込んだ」とか、「要はフェアではない。しかもアイツはカネに物を言わせて。。。」という心理にもとづく面が大きいか。

守られるべき(と思われる)姿勢や規範を金銭的なインセンティブが蝕む事例の一つだが、ヤフオクで定価の数十倍の値段で売られているプラチナチケットにしても根っこは同じはずなのだが、プラチナチケットは表面が金色になっていないからその入手経路などは他人には分からぬ。だから金色ゼッケンほど周囲の視線は冷ややかではないだけの話。

大会に対し多額の協力をいただいているからという主催者側の気遣いかどうか、本人がそれをステータスと思っていれば結構だが、やはりスポーツイベントだけにゼッケンは同じほうがいいような気がしないでもない。

さて、みなさんも過去に一度は勧誘を受けていると思われる「生命保険」。残されたご家族が大変ですよねと不安を煽るのは保険屋の常套手段。不安を解消するというのは聞こえがいいが、実際はノルマを課せられるからムリな勧誘が行われることになる。そして、それが住宅ローンの担保になって、仮にあなたが無くなっても多額の保険金が下りますよと。。。でも、本人は帰って来ないのである。

かくいう私も生命保険に加入していたのだが、「あなたの死でおカネをもらおうとは思わないけど」と妻の一言。別にその位は何とかしますよとの妻の決意と余裕が窺えるのだが、私とて、新人の時によく分からずに契約させられただけに、そう言われるとこちらも契約し続ける意味を失う。

「かつては未亡人や遺児を守る慈悲深い制度として慎重に扱われてきたものが、時とともに生命保険の取り扱い業者は、投資手段として保険を売ることを恥じなくなった。ときとして、われわれは道徳的に腐敗している市場慣行と共存する道を選ぶ。それがもたらす社会的な善のためだ。生命保険はこの類の妥協の産物として始まった」とは著書の引用だが、自由市場原理の道徳的、政治的、経済的利点を巡る議論は尽きない。

久々にマイケル・サンデル教授の著書「それをお金で買いますか」を読んだのだが、そんな事例にあふれている。

(平成24年7月30日/1100回)

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2012年7月29日 (日)

卒業

通算すれば大学の教室に居るよりも雀卓に向き合っている時間のほうが長かったのは事実であるし、いまさらながらもう少し合コンにでも顔を出しておけば良かったかと反省もしてみるが。。。

何の悩みもなく四六時中拘束されることなしに自由を謳歌できた大学生活も終わりの時が迫ってきた。このまま卒業式を迎えたのではつまらない。何かないかと思案の結果、「卒業旅行に行こうじゃないか」との結論に達した。どうせ行くなら海外ということで旅行会社からパンフレットを取り寄せる。

結果、おしゃれで陽気な国イタリアに白羽の矢が立ち、早速に段取りを整えるのだが、宿泊先の部屋は二人部屋だから仲間3人では人数が中途半端だ。「アイツを誘えばいいんじゃないか」人数あわせとは本人には言わないが、もう一人を調達して準備が整った。

今に思えば、水の都ベネチアがなかったのは少々残念な気がするが、ローマ、フィレンツェ、ミラノの3都市を中心に2週間をかけてイタリア国内を回った。映画「テルマエ・ロマエ」が流行りだが、ローマではコロッセオやヘップバーン主演の映画「ローマの休日」に登場したスペイン階段や真実の口などの観光名所を回ったし、ミラノではインテルvsACミランのミラノダービーも観戦。

が、私がとりわけ気に入ったのはフィレンツェの街並みである。寺院の上階からの眺めは最高であったし、ニュートンのリンゴで有名なピサの斜塔も良かった。ミラノでは陽気なイタリアオヤジに薦められてゼニアの青シャツを購入。お気に入りで何年か着ていたのだが重宝した。それにしても当時の首相はベルルスコーニ。世間では何かとお騒がせの御仁だが、未だその名を聞くのは何ともスゴい。

そして、いよいよ卒業式。マンモス大学だけに会場は日本武道館となる。が、前日にアルバイト先の会社が御祝いの会を催してくれるというので仲間と顔を出したのだが、若干敷居が高そうな店での開催についつい酒が過ぎてしまった。ここぞとばかりに後輩連中から注がれて私と社長は酩酊状態。

こういう時に人間性が垣間見える。ある仲間が介抱してくれて、会社まで送ってくれたのだが、下から笑い声が聞こえてくる。ちなみにその夜に知り合った女性と結婚したのは仲間の一人。仰向けのグロッキー状態で一夜を過ごし、翌朝も頭痛が治まらない中、自宅への帰路についたのだが、もちろん卒業式に行けるような状態ではない。欠席となった。

バカ話はそのへんにして、どういう経緯でその本を手にしたかは忘れてしまったが、大学時代は五木寛之氏の「青春の門」と落合信彦著の「狼たちへの伝言」、それにキングスレイ・ウォード著(城山三郎訳)の「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」が印象深い。社会の荒波に投げ出される覚悟が身につく一冊でお薦めである。

(平成24年7月29日/1099回)

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2012年7月28日 (土)

就活

田舎から弟が上京してきた。柔道一直線の弟はヤワラちゃんに憧れて帝京大学に入学。体躯は私よりも二回りは大きい弟も県大会では3位どまり。大学の柔道部では通用しなかったのか、私の紹介したアルバイトに夢中となった。

二人とも私大であって年間授業料も安くないはず、それに仕送りも結構な額をもらっていたから今に思えば両親には頭が下がる。今、自分が子ども達の為に同じことが出来るかと言われれば疑問符が付くだけに、改めて親の恩は忘れずにいたいものである。

さて、4年生になれば否が応にも周囲は就職活動でそわそわすることになる。「面接の達人」を片手にリクルートスーツに身を包んだ同級生が目立つ。当時はバブルもはじけ、就職氷河期といわれた厳しい状態。尚且つ、同世代人口が最も多い歳だけに就職競争も激化。景気回復まで様子を見ようと大学院に残る仲間もいるが、それが回復どころか更に厳しくなるとは思ってもみなかったのではないか。理系だけに大手メーカーが人気となるのだが、専攻が数学ではあまり好感されていないようでどこも狭き門。

もちろん私などは自らの将来など描ける訳もないし、収入があれば何でも良かった。長男だけに田舎の母親は郷里へのUターンと安定した企業への就職を希望していたらしく、そんなこともあってか父親が勤務していた銀行の採用試験を受けた。いわゆるコネ入社を期待した訳だが、その期待はもろくも崩れ去った。父の厳しさか実力不足か今以って分からないが、一つだけ言えることは結果としてそれが良かったということである。

そうそう、前回紹介したアルバイト先の会社からも正社員でどうかと破格の条件提示をいただいた。慣れすぎた私が入ったのでは会社の為にもならぬと丁重にお断りしたのだが、今以ってその厚意はありがたく思っている。そんなことから自然の成り行きで担当教授のすすめるままに中堅クラスの外資系企業の採用試験を受けることになった。

が、世の中はそんなに甘くはない。届いた不合格通知に本人もやむなしと思っていたのだが、担当教授がすごい剣幕で怒っているではないか。「彼のような優秀な学生を採用しないとは何事だ(優秀だったら採用されるのだが。。。)」と電話口で怒鳴っている。こんな私をそこまで買ってくれる教授の気持ちこそうれしいものの、再度、採用試験を受けるというのはプライドが許さない。

が、恥を忍んで面接に伺った。で、採用されることになるのだが、まぁこれまでの人生において就職の採用試験は決して順調とはいえないものであった。会社側に見る目がないのか、本人の実力不足か、いづれにしても世の中とは不条理なものと認識させられる。

でもその挫折が人を成長させる。決して社会が悪いとか、政治が悪いだとか、そちらのほうに不満が向くことが無かったことが救いかもしれない。えっ今の仕事は緒戦で通過したじゃないかって?。ってことはもしや天職かも(笑)。

(平成24年7月28日/1098回)

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2012年7月27日 (金)

大学時代

さて、テニスサークルに後ろ髪をひかれつつも別な道が待っていた。

まずは、麻雀。明治大学の生田校舎には長い坂があるのだが、これが当時からほんとにしんどかった。それだけでも大変なのだが、更なる誘惑が迫ってくる。上から午前中の授業を終えた同級生、「これから麻雀やろうぜ!」の声に上りきらずに引き返すことになる。が、当時、坂を上りきった同級生が特段の活躍をしているという話は聞かないし、麻雀こそいい勉強になりそうなものだが。。。それは都合のいい屁理屈だったか(笑)。

そして、ソフトボールチーム「ウッドペッカーズ」の創設。その秘話は以前のブログに記した通りだが、部員は少ないし、練習場所もない。ソフトボールサークルなんてないから対戦相手もいない。試合相手を探しに東奔西走。川崎市ソフトボール協会宛に電話をして仲間に入れてもらった。

他は地元の親父さん連中だけに若い大学生のチームに好意を寄せてくれて、随分と御世話になったのだが、その分、こちらの付き合いも大変。当時からカラオケスナックなどにも連れて行かれるのだが、こちらは退屈そのもの。が、嫌でも辛抱してみると何かしらいいことがあるもの。それが今の社交性に繋がったのかなぁ(笑)。

そして、もう一つはアルバイト。ふとした縁で知り合ったバイト先。その仕事内容よりも同級生の不良仲間という社長二人が面白かった。コワモテにサギ師的な雰囲気を有する対照的な二人だが、片方は高校中退。無理矢理投げ出された社会の荒波で辿り着いた結論が独立。元ゼニは愛車を売って作ったというからその意気込みが窺える。当時はバブル絶頂期だったこともあってか、それなりの成功を収めた。

受験競争を勝ち抜いた学歴社会の申し子にはアンダーグランドで生きてきた彼らの体験談は別世界であったし、彼らとてそんなエリート学生(彼らにはそう見えるらしい)が来てくれるとは思ってもいなかったという。

仲良しの同級生Wとともに没頭していたのだが、イベント会社だけに様々な仕事が持ち込まれる。コンパニオン付の展示会のような派手なイベントにはW、テント設営とか過酷な現場には私が派遣されることになっていった。それで時給が同じなのは理不尽な話だが、社長も二手に分かれて、私のほうは勿論コワモテ氏。アウトローの世界で塀の上を歩いてきただけに迫力満点。何かの折に父親の話になったのだが、博徒だというではないか。さすがにギャンブルも強かった。

当時からいろんな店に連れて行かれたし、いろんな人を紹介してもらった。翌年には後輩連中が入って来るのだが、現場が現場だけに入ってくる連中は気合いの入った連中か、コワモテ社長に脅された真面目な面々ばかり。それも鍛えられれば1年で様変わり。あんな弱そうな奴が。。。世の中とは不思議なものである。

会社も順調に売上げを伸ばし、事務所も古アパートの一室からちょっと開けたオフィス街に移転することになった。そんな折、都内の私大に合格したわが弟が上京してくることになった。

(平成24年7月27日/1097回)

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2012年7月26日 (木)

上京

そんな高校生活もあっという間。大学受験のシーズンが迫ってくる。田舎の親は地元の国立大学信奉が根強い。だから地元の新潟大学に合格できれば御の字である。

が、私の中にはそんな平凡な(といっても競争者が多いから決してラクではないのだが、)選択肢は無かった。「少年よ大志を抱け」とはクラーク博士の言葉だが、私の大志は都会ではなく、北の大地、北海道にあった。単にあの大自然の中で学びたいと思っていたのだから何とも純粋な少年ではないか。

が、そんな夢はもろくも崩れ去ることになる。旧帝大と呼ばれる名門大学は理系の場合、受験科目は物理と化学の2つ必要なのだが、私の母校は進学校ではないから1.5が精一杯。そう、履修科目が到達しないのである。そんな科目で可能な大学を捜して、北陸の名門、金沢大学を受験した。

幼少より神童的な存在だったなどと偉そうなことを申し上げてきたが、金沢大学からは届いたのは不合格通知(泣)。それでも幸いだったのは私大は全て合格していただけに浪人の心配が無かったこと。既に、遊び三昧の日々だったのだが、そんな折、自宅に一本の電話が。。。

母親が受話器を取ったのだが、相手は金沢大学の担当者。補欠合格を知らせる電話であった。「息子に聞いて折り返します」と伝えた母に「後があるからいま決断してくれないと困る」と担当者。私大の合格状況を伝えると「息子さんを本当に勉強させたいのであれば私ども大学に、遊ばせたいのであれば向こうの大学にどうぞ」との返事に母親はそっと受話器を置いた。私の人生が決まった瞬間であった。

かくして田舎もんは華の大都会への上京となった。右も左も分からぬ状態に、両親から大家さんがいる下宿生活をさせられた。下宿先は長沢中学校の上のHさん宅。炊事場や風呂が共同使用になっていて、老夫婦が面倒をみてくれた。団地坂上のバス停から百合ヶ丘駅まで行って、そこから電車での通学。政治を志す前からゆりストアでの買い物と地元に縁があったことに偽りはない。

田舎もんのハンデか、やはり東京育ちは遊び慣れというか世間慣れしているという実感。服装にしても何にしてもスマートである。でも負けないのは関西人。

同じ下宿にA君という同級生が居たのだが、広島県呉市出身。実家は旅館と鉄鋼業を営んでいるという。こいつがなかなかのプレイボーイで広島弁丸出しなのだが、都会に順応するのが早かった。サークル勧誘が盛んでイケイケのテニスサークルで活躍。親切にもこちらまで誘ってくれるのだが、田舎の野っぱら育ちの私にはどう見ても似合わない。

ということで別な方面に進んでいくことになる。

(平成24年7月26日/1096回)

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2012年7月25日 (水)

競争

昭和48年生まれは同世代人口が最も多く、常に「競争」の二文字が付きまとう。受験競争もその一つ。

母親は地元でも有名な教育ママであったことは以前の記事の通りだが、そんな影響から成績はつとに優秀であって、腕っ節も悪くなかったから毎年クラス委員長を務めることになる。

務めるといってもあくまでも周囲の推薦であって、自分でやらせてくれということはまずないし、そんな根回しもない。不良の連中ともつるんでいたから監視役というか目付け役として適任だった可能性も高く、そのへんに教師と生徒の思惑が一致した可能性が高い(笑)。

中学2年生の担任はK先生だったのだが、放課後に教務室に呼び出され正座させらるのが日課であった。不良連中の監督不行き届きが理由らしいのだが、それはスジが違うというもの。周囲の先生の同情の視線を集めながら説教をしのぶ日々が続いた。

そんなこといっても内心は大して気にしちゃいないのだが、いかんせん放課後に拘束されるというのは面倒である。学級委員長もそれなりにこなしたつもりだったのだが、担任の先生が評価点を付けた内申書は最悪。日頃の生活態度に難ありだと厳しい採点が付けられている(いままでの我慢はなんだったんだ~)。

生徒の進路というか、人生がかかった大一番が教師の恣意的な判断で左右されるのは理不尽な話(でも世の中そんなもんか。。。)。高校の進路選定の為の三者面談でも必ずそんな話題になるから母親も不安になるのもムリはない。成績は校内5本指である。進学校でも牛後どころか鶏口になる自信も十分にあったが、学校の休憩時間でも参考書に目を通すガリ勉連中と机を並べるのは性に合わず、父の母校でもある直江津高校を選択。

百年の伝統を誇る高校であって、昔は地元でも1、2を争う進学校も過去の栄光はどこへやら、既に中堅校に落ちぶれていた。それぞれの思惑が交錯するが、そんな時ほど人柄が見えるもの。ガリ勉連中はライバルが減って良かったと思ったであろうし、同じ直江津高校に進む連中は私の選択を素直に喜んでくれた。

自らの意地を貫いた選択であったが、一方で、教育ママであった母親はさぞかし無念だったに違いない。だから高校時代は決して勉強を疎かにしなかった。日々の遊びには付き合いつつも進学は常に意識していたものの、中堅校だけに周囲は大学受験など真剣に考えているほうが少なく、不安がつきまとった。

そんな折、ひとつの機会が訪れた。夏休みに母の郷里に親戚一同が集まっていた際に、母親がもらした愚痴に親戚の伯母が反応した。湘南高校を卒業したご子息を有する辻堂の伯母さん。「上には上がいるからそんな田舎に居ないで都会で勉強しなさい」との薦めから夏休みと冬休みは上京して駿台予備校に通うことに。その間だけはかなり真面目に勉強したつもりである。

(平成24年7月25日/1095回)

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2012年7月24日 (火)

郷里

昭和48年。団塊の世代Jr.として同世代人口が最も多いのがこの年なのだが、私もその一人であって、前述の両親のもと産声を上げた。写真をお見せ出来ないのが残念だが、子役タレント並みの可愛らしさ。これは(笑)がつかないほんとの話。

その命名の由来は訊いたことがないが、ともに郷里を離れ移住した土地名「直江津」に由来しているのかもしれない。郷里の自慢話といえば、日本スキー発祥の地であって地元にはその伝承者であるレルヒ少佐の大きな銅像が残っていたり、郵便の父、前島密の生誕地でもある。

また、最近は五木寛之氏の「親鸞」がベストセラーになっているそうだが、その親鸞聖人が流刑の末に着いた土地ということもあってか浄土真宗が多く、わが家もその一つ。実家の寺の住職からぜひ「親鸞」を読むようにと言われているのだが、そちらはもう少し時間がかかりそうだ(笑)。

宗教学者の島田裕巳氏の著書に「浄土真宗はなぜ日本で一番多いのか」があるが、北陸地方にも「浄土真宗」が多い。その理由は「南無阿弥陀仏」の念仏を唱えるだけで救われるということから農民を中心に信仰が広まったと聞いたことがある。同じ北陸出身の大学時代の友人が「オレんちは浄土宗」だぞと自慢していたが、要は家柄がいいんだぞということらしい(笑)。

すぐ近くには日本海が広がっていて昔から遊びなれているのだが、日本海は夏と冬では全く別な顔を見せる。当時は佐渡島まで泳ぐ遠泳競技に友達の父親が出場していて、私も大人になったらと期待を寄せていたのだが、あれから三十年、もし今もあれば挑戦意欲は衰えていない。

日本海の荒波に育ったから海の怖さは承知をしていたつもりだが、それでも今回の東日本大震災における津波には戦慄が走り、改めて大自然への畏怖の念を再認識させられる結果となった。津波の犠牲になられた方々には慎んでお悔やみを申し上げる。

そして、もう一つはやはり雪。雪国の苦労は過去に何度か取り上げてきたし、鈴木牧之著の北越雪譜(ほくえつせっぷ)に詳しい。雪合戦にそり遊びや雪下ろしにかまくらと子供には面白いが、大人にとってはたいへん。雪国は大きなハンデを背負うことになる。冬の季節の晴れは1週間に1回程度。吹雪の日とて学校に通うのだから忍耐強くなる一方で朴訥になりがち。憂鬱な気持ちになるから都会に憧れるのも無理はない。

その日本海に夢を開いたのが田中角栄氏。まさに雪国の念願であって、その大胆な発想はやはり総理の器。私の通った小学校は国府小学校というのだが、その名の通り、近所には国分寺が残る。学校の周囲には風よけと思われるアカシアの林にマラソンコースがあって、体育の授業の時には何周かさせられることになる。そんな思い出が残るほんとにのどかな小学生時代であった。

(平成24年7月24日/1094回)

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2012年7月23日 (月)

両親

実家の納屋に年季の入ったグローブが残っていたが、親父は野球部の所属であった。高校生活最後の夏の甲子園。創立百周年の伝統校が県大会の決勝戦まで進む快挙は前にも後にもこの1回限り。

全校挙げての応援もむなしく敗れることになった。準決勝の勝利に浮かれての前夜のどんちゃん騒ぎが原因だったとは祖母の分析。

当時は進学できるほどの経済的な余裕が無かったのであろう。長野県を本拠地とする銀行に就職。以降は転勤生活が始まった。単身赴任の時もあれば社宅住まいの時もある。一つの会社を勤め上げるには忍耐が必要。銀行一筋42年。銀行など他人様のカネで利益を上げる仕事。

今となっては貸し渋りなどから恨み節も聞こえてきそうなものだが、倒産の可能性は低いし、安定した職業であって、尚且つ高給取りとあっては羨望のまなざしが注がれることになる。そんな父親も平成21年冬に胃がんにて65年の生涯に幕を閉じたが、臨終の間際までいい時代を過ごしたとこぼしていた。

さて、一方の母親、正子はその名の通り、五人兄弟の末っ子として生を受けた。同じ新潟県だが、富山県よりの西頚城郡能生町(現在の糸魚川市)が生家。こちらも地元の寺の檀家総代を務める由緒ある旧家。姉3人兄1人の中で県内に残ったのはうちの母のみ。姉3人は上京し、今も東京・千葉・神奈川に在住である。

もともと裕福な家庭だったのだが、祖父がやり手で財を成した。夏は親戚一同が墓参りに帰省するのだが、5人兄弟に孫は11人の大家族。私の母は末っ子だから従兄弟はほとんどが年上となる。海水浴や昆虫取りなどに連れて行ってもらうのが何よりも楽しかった。いまは長男の伯父さんが後を継いでいるが、結婚が遅かったこともあって、祖父の寵愛を受けたのは私だった。

祖父の会社は冷凍会社。漁師町だけに元々の需要があって、夏は長野県からも多くの観光客が訪れる。一時はそんな観光客相手の商売もかなり繁盛していた。とりわけ夏に「べにずわいがに」を鱈腹食った記憶が残っている。

数年前に郷里の上越市の市議選で帰省した際に、元衆議院議員の高鳥修氏と隣り合わせになった。同氏は能生町の出身であって母から祖父との昔話を聞かされていただけに恐る恐る聞いてみた。「母の郷里が能生町であって、昔から先生の支援者です」と伝えると祖父との昔話を教えてくれた。

そんな恵まれた家に育ったはずの母親だが、漁師気質かとても荒っぽいし、とにかく近所でも評判の教育ママであった。悪気はないのだが、街中で私の友人に会うとテストの点数を聞いて回る。はずかしくってありゃしない(泣)。

家では質素倹約を心がけていたが、祖父母の影響か教育費の出し惜しみだけは無かった。当時はそんな時代ではなかったと思うが、私の母親などは東京近郊の私大の卒業。学費にしても下宿代にしてもかなりの出費だったはずだ。まぁそんな母親のおかげで最低限の知識と教養は身についたのだから感謝せねばなるまい。

(平成24年7月23日/1093回)

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2012年7月22日 (日)

祖母

今日から1週間の長期連載企画。ズバリ自らの半生を振り返る。市政とは全く関係ないからあえて読んでいただくほどの内容でも無いのだが、興味があればどうぞ。

昭和19年。終戦の前年に親父は生まれた。生まれは新潟県刈羽郡西山町(現在の柏崎市)字(あざ)大坪の旧家。屋敷の太い柱と庭の大きな池、周囲の山々が印象に残っている。ちなみに、祖母は郷土の英雄、田中角栄氏と同じ二田尋常小学校の卒業である。

自然豊かな田舎にあって、今も田んぼに囲まれたエリア。子供の自然遊びには最適。かつては田中角栄氏が、そして今は同地区を地盤とする衆議院議員の長島忠美氏が述べているが、都会の子供たちにも蝉の鳴き声で起床する田舎の生活を体験して欲しいと、まさにそう思わせる田舎の光景である。

昭和19年生まれは一人っ子が多い。戦時は本能的に繁殖機能が増すから出生数は増えるのだが、帰らぬ人となることもあって、わが祖父もその一人。腹の中の子供の顔も見ることなく帰らぬ人となった。

以前、時の総理大臣の橋本龍太郎氏が靖国神社を参拝したことを嬉しそうに話をする祖母の思い出が残っていて、毎年、終戦記念日の前後に靖国神社を訪れている。今日の平和と発展はこの国の礎となりし英霊の犠牲の上に成り立っていることをすべからく全国民が深く胸に刻み付けるべきである。

終戦後、百姓では生活が出来ぬと、祖母は実家を離れ、直江津にある新潟労災病院に就職。女手ひとつ、新天地での生活が始まった。掃除雑用係としての採用だったはずだが、定年間際には事務局長なみに顔が利いた。

当時から若い医師の炊事や裁縫の面倒を見ていたらしく医師の信頼が厚い。そんなことで私もお医者さんたちには本当に親切にしてもらった。退職後も病院仲間が自宅に遊びに来るのだが、それが救急車であって、(今では想像も出来ないが、)私も何度か乗せてもらったことが懐かしい。

普段の通勤はバスなのだが、雪が積もるとバスは動かない。そういう日であっても吹雪の中を歩いて通った。そんな大好きな祖母の姿を作文にしたら当時の小堺先生が「新潟の子ら」という文芸誌に投稿してくれて、見事賞に輝いた(当時から文才があったんだなぁ~)。

母子家庭だから苦労したであろうことは想像に難くない。ちなみに母子寡婦制度は当時の時代背景から創設されたものであって、現在のように離婚だらけの時代とは全く訳が違うのである。

うちは親子二代とも同じ新潟県立直江津高等学校の卒業。文武両道のごく平均的な学校なのだが、そんな平凡な高校がなんと夏の甲子園の県大会決勝戦に進んだ。創立100年の伝統を誇るが今日までの歴史的快挙の一つ。わが親父は野球部に在籍していて、決勝戦に臨んだのだが。。。続きは明日に。

(平成24年7月22日/1092回)

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2012年7月21日 (土)

いじめ

夏空が続く。も、九州地方には甚大な被害。昨年の大震災と今年の豪雨が仮に天の警告にしても何ゆえに自然と暮らす方々に試練を与えるのか、世の不条理を感じざるを得ない。被災地の皆様には慎んで御見舞い申し上げる。

今日にはじまったことではないが、「いじめ」のニュースが続いている。未成年は法律で守られている。それは未だ発達途中ということだと思うのだが、それを逆手に利用するのであれば十分な犯罪であろう。「いじめ」は少なからず昔からあった。それは単なる喧嘩と違い、姑息で卑怯なやり方。

大津市の状況が次々と明らかになりつつあるが、学校を含む行政側の対応がお粗末だったことは否めない。アンケートにはかなりの情報が寄せられていたというが、発覚後においてもなかなか情報を公開したがらない教育委員会に対してかえって不信感を募らせる結果となった。およそこの手の話というのは教師や周囲は状況をおよそ把握しつつも、われ関与せずの姿勢が招く悲劇であることが少なくない。

これが明るみに出たら「それのどこがいじめなんだ」との通報が来やしないか、そんな通報にいじめですときっぱり言い切れる自信がないとか、他に相談するのは恥ずかしいことじゃないか、警察に連絡でもしようものなら大々的に報道されて自らの汚点につながりやしないか、かつ、警察には未成年の壁が立ちはだかっていて、大した改善は見られないかもしれないかもしれない。

もしかするとそんなジレンマもあって、結果、見て見ぬふりに陥りやすい。私は全校へのアンケートや専用ホットラインがいじめの抑止に繋がると思っていて、それが些細なじゃれあいにすぎぬこともあるかもしれないが、無念の「死」を未然に防ぐという意味で効果があると思うのだが。。。

こういう話の根本には汚点を嫌い、面倒なことに関わりたくない学校や教育委員会の隠ぺい体質がある。でも、それが「いじめ」を助長し、何か対策を講じねばエスカレートする可能性も高い。公表することは決して恥ずかしいことではない。公表することで学校が叩かれることもあるだろう。

が、全てつまびらかに公表してみなさい。学校の対応が批判されることはあるだろうけれども、当事者の行為と保護者への批判がそれに勝ることも多いのではないか。

人は怖いものがないと堕落する。社会人になればいやがおうにも荒波に投げ出され、世の厳しさを十二分に味わうことになるが、それまでは自由なことが多い。池田潔氏の著書「自由と規律」には行き過ぎた自由が招く腐敗が描かれている。

全校生徒を対象に実施したアンケートには「かつあげ(恐喝)されていた」「銀行の番号を無理やり言わされていた」など金銭の要求に関する記述があって、本人が自殺前に工面した十数万円との関連が調べられているが、本人は親に対して「ゲームソフトやカードゲームを買った」と説明したという。さぞや無念であったに違いない。そして何よりもいじめの当事者が悪びれるそぶりもない様子を見ると虫唾が走る。それでこの国は大丈夫なのかと。親の責任は重い。

(平成24年7月21日/1091回)

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2012年7月20日 (金)

教育の両輪

「と同時におちこぼれを作らない為にも全ての児童生徒に対して最低限の基礎学力を習得させることも大事であって、おちこぼれを阻止するのと同時にやる気のある子を伸ばす教育、これが教育の両輪となる。

これまでの図書館コーディネーターは底上げを図る意味では大いに効果があった。が、これからは一歩踏み出すべき。その一歩とは均一的に配置を検討するのではなくて、状況に応じてやる気のある学校を伸ばすことが必要ではないか。読書を通じて児童生徒の資質向上を図りたいという自発的な学校にこそ手厚い配置、司書の常駐も検討すべきではないか」と。

教育委員会をはじめとする行政側は「平等」の名の下に出る杭を作りたがらない傾向が強い。が、それでは私の目指す個の成長が阻害されてしまうし、それは国としても大きな損失である。そこだけは何とかして打ち破らねばと一計を講じた。

委員会では寝たフリをしていても発言はしっかりと聞いている。つい最近の委員会における教育長の答弁が頭に残っている。少人数学級を巡る請願の審査。当初は情緒が不安定になりやすい小1にきめ細かい教育を施すということで推進されたはずの少人数学級だが、いつの間にか拡大されつつあって、ついぞ小3から小4まで実施すべきではないかと教育委員会は詰め寄られている。

限られた財源でやりくりせねばキリがないとの想いがあったのであろう。その時の教育長の答弁は「(全校に配置するというのではなく、)学校の状況に応じて柔軟に対応していきたい」との内容であって、まさにそういうことではないかと教育長に迫ったのだが、こちらの想いが伝わったか、常駐までは明言しなかったが、学校の状況に応じたメリハリのある配置を検討していきたいとの答弁までは引き出せた。

全校に配置を求めるところまでは道険しであって主義的にも賛同できぬ部分もあったりして、「採択」とはいかずに「趣旨採択」の結論に。当日は他の委員も含めてなかなか実りある議論になったのではないか。「継続」をせずに一定の結論が出せたことにも胸を撫で下ろし、これが一つの転換期になればと祈りつつ、今後の対応に期待したい。

(平成24年7月20日/1090回)

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2012年7月19日 (木)

好奇心

常任委員会の所属は総務委員会なのだが、その座席。両会派のエース級の二人に挟まれて肩身の狭い想いをしている(笑)。

でも、時代を振り返ってみると尾張の織田信長と駿河の今川義元に挟まれつつも天下を取ったのは三河の徳川家康なだけに私も。。。というつもりはないが、両名の発言を聞いていると勉強になることも少なくない。

さて、先週の総務委員会において、市内の公立小中学校の学校司書の配置を求める請願の審査が行われた。このブログでも何度か取り上げてきたが、6,323名の署名入りの請願。審査の前に請願文が朗読され、その後に行政側から現状の説明と請願への見解が述べられるのだが、

「本市は今日まで図書館ボランティアと司書教諭、そして、司書資格を有する図書館コーディネーターのスクラムで推進してきたので、その図書館コーディネーター【等】の学校司書の拡充を図ることで対応して参りたい」とのこと。行政が得意な「等」に耳が立った。

図書館といえば鳥取県の取り組みが全国的な注目を集めていて、前知事の片山善博氏の講演には学校司書が配置されていないのは横浜市と川崎市だと全国紙に紹介された。が、それは単なる認識の違いなのかという私の質問がきっかけになったか、まずは、そのへんが厳しく追及されることになった。

本市職員が確認した文部科学省の担当者(実名も公表)によれば十分に「学校司書」に値するとの回答があったとのことだが、であれば図書館コーディネーターを学校司書としてキチンと位置づけるべきではないのかとエースの一人が噛み付いた。

そして、現在は非常勤で各区3名のコーディネーターが各校を巡回するが、月に1~2回程度。実務上、月に1回程度では司書としての機能を十分に果たせないではないかというのがもう一つの争点。

学校司書を配置する意義は十分に認めつつも、1人あたり年間1百万円だから市内の小中学校の全校に配置したとしても1億6千万円であって、今の厳しい財政事情を勘案すれば、少しづつの増員で対応していきたいとの様子が窺える。

でも、各区1名(計7名)増員したとしても各校の訪問回数は大して変化はないし、請願者の不満もさして解消されるものではない。既存の取り組みを評価しつつも、請願者の願意も汲み取らねばならぬとこじつけで持論を展開した。

「私は好奇心を育む教育こそ必要であると思っている。押し付けられた教育だけでは限界があって、やはり児童生徒自らが自発的に、あれを知りたい、これを知りたいと思う探究心こそが人間を成長させる原動力になりうる。一方で。。。」。紙面が少ない。続きは明日に。

(平成24年7月19日/1089回)

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2012年7月18日 (水)

非常通路

震災は3月11日。「選挙どころじゃないだろ」の声も聞きつつ、その翌4月に統一地方選があったが、有権者の市政への関心は決して低くはなかった。選挙前には大方の勝敗は決しているものの気は抜けぬし、むしろ何かとやりにくい選挙戦であった。

「こういう未曾有の事態の中で経験者はどんな話をするのだろうか」と注目した出陣式。前任のおらがセンセイが挨拶に立った。

「ある海沿いの小学校に津波からの避難時間を短縮する非常通路をつけるよう提案し続けていた市議がいた。昨年12月に念願の通路ができた。市議は東日本大震災の9日前に病気で亡くなったが、津波にのまれた小学校の児童はその通路を利用して避難して全員が助かった」という話を紹介されて、「たとえ避難路一つ、大した予算でもないと思うが、いかんせん行政は腰が重い。それでもめげずに実現させた市議こそ本当の議員だ」と。

ニュースか何かで知ったのであろう、場所は不明らしい。それが妙に記憶に残っていて、いつか訪れたいと思っていた。で、インターネットで調べると岩手県大船渡市の越喜来(おきらい)小学校だったことが分かる。陸前高田市の隣が大船渡市であって、私の希望から現地を訪れることになった。この大船渡市は地元の消防団が水門閉鎖に向かう途中に津波の犠牲になったことも注目を集めた。

やはり実際に目で見ることは重要。確かに絶妙な場所に非常通路はあった。すぐ目の前には海が広がる3階建ての校舎は津波に襲われ、無残な姿をさらしている。校舎の道路側は、高さ約5メートルのがけ。 従来の避難経路は、いったん1階から校舎外に出て、約70メートルの坂を駆け上がって崖の上に行き、さらに高台の三陸鉄道南リアス線三陸駅に向かうことになっていた。これぞベテランならではの功績。市議の名は平田武氏(享年65歳)。そっと手を合わせた。

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さて、車の運転は原典之氏(中原区1期)、橋本勝氏(多摩区2期)に任せて後部座席でしゃべっていればいいのだからこういう時に先輩はいい身分である。が、さすがに朝の6時からであれば運転手も辛かろうということで、大船渡市からの帰路は運転を交代。一ノ関までの約50kmを運転するも後部座席は夢の中。

途中、道脇にコンビニを多く見かけるが、セブンイレブンといえば「赤」「緑」。が、アースカラーの単色の店舗を発見。ファミリーマートも他と違う。平泉町はつい最近、世界遺産に登録されたことがニュースになったが、景観に配慮した色使いが見られる。

観光客は増えたのかとそのまま中尊寺に。「五月雨を振り残してや金色堂」と詠んだ芭蕉の碑と金色堂の覆堂がそのまま残っていたが、年季の入った能楽堂がとりわけ見応えがあった。

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一ノ関到着は午後6時。小腹が減ったと駅前の居酒屋に。折しも店のテレビでは「小沢一郎の新党旗揚げ」のニュースが流れていた。そういえばここが地元か。。。

(平成24年7月18日/1088回)

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2012年7月17日 (火)

見えない力

勿論、本人との面識は無いのだが、和田裕美さんのブログを読んだ。神様のご加護か、高台に祀るという地元民の英知か、とにかく神社のスゴさが一目で分かる(写真だけでもぜひ!)。http://ameblo.jp/wadahiromi/entry-11302018364.html

気仙沼市役所もやや高台にあって大きな被害を免れた。復興に向けて役所が機能するしないでは雲泥の差が生じる。震災後のGW明けに初めて被災地を訪れたのが、この気仙沼市であった。

街は平静を取り戻したかに見える。が、市街地の中心部はがれきこそ少ないものの依然として手付かずの建物が残っている。南三陸町からの国道45号線はダンプカーが行き交い、朝から渋滞に巻き込まれ、予定よりも到着が遅れてしまった。

朝の9時半。さすがに腹が減ってきた。船着場のすぐ近くに復興屋台村「気仙沼横丁」があって、海産物屋では地元のおばちゃんが朝の仕事中。「よく来たね」と温かいフカヒレスープを作ってくれて、準備中の「はまらん家」では名物「はまらん焼き」を焼いてくれた。街の様子や復興状況などを伺い、一路、陸前高田市に向かう。

途中は更地状態にあって、津波で流された大型船がそのままになっていて、何人かが写真を撮っている。気仙沼市街地から車で15分。山を越えると眼下に平野が広がり、川を渡るとスグに右手に一本松が見えてくる。

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陸前高田市も町全体が壊滅状態。橋は架け直されていてすぐ隣には橋げたが残ったままだ。中心部には幾つかの大きな建物が被害そのままに残っているが、その一つが陸前高田市役所。カーナビの案内通りに来てしまったが、仮庁舎は山の上。

陸前高田市は本市の職員が派遣されていたことからも関係が深く、フロンターレの算数ドリルが届けられたこともあって、両市の交流が深まりつつある。業務に支障をきたさぬよう伝えておいたのだが、担当の理事が出迎えてくれた。やはり役職が上のほうが業務に支障がないのかもしれぬ(笑)。

プレハブ4棟の仮庁舎。市長室の前には奇跡の一本松の模型やら写真やらがズラリと並び、懐かしの高田松原と一本松に対する市民の想いが伝わってくる。

「地震が来たら高台に避難しろ」との言い伝えは広く浸透していたものの、全ては想定外。想定では夏の海水浴客4万人の避難先は海から2km離れた公園。M8の地震では1mの津波予測も今回のM9の地震では10倍以上の波が押し寄せた。たかだか1の違いも理論上は乗数的に力が働く。

陸前高田市は岩手県だからそのがれきについては広域的な処理の対象。市街地には集積がされているものの相当数のがれきが残っている。県外の受け入れ可能な自治体とのマッチングは県が調整するのだそうだが、そのへんの状況が見えにくくジレンマを抱えている様子。一本松を復興のシンボルに陸前高田市には今日も来庁者が多い。

(平成24年7月17日/1087回)

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2012年7月16日 (月)

国分町

といえば仙台市の有名な繁華街。期待している方々には申し訳ないが、今回は真面目な視察である。というと不真面目な視察もあるのかと、たたいて埃が出ないとも限らないからこのへんで話題をそらす。

昼の会議を終えて、夕方6時に廣田健一市議が合流。食べたいものは牛タンだという。が、昨夜は仙台牛タン発祥の店といわれる「旨味太助」に。頑固そうな親父さんが居て、余計なつまみは一切なし。「牛タン」「テールスープ」「ごはん」以上。でも安くて肉厚でほんとに旨かった。

そんな事情から2日目の夜は「伊達な」郷土料理と原始焼の店「牡鹿半島」。刺身に岩がきと旬の食材から地元の名物「牛タン」がズラリと並ぶも勘定は5千円程度と安い。2軒目以降は2班に分かれての行動だが、廣田健一氏は同期の最年長。既に還暦過ぎだけの御仁だけに話し相手は私。

もう1軒だけお付き合いして、ホテル到着は夜の10時。もうひと遊びが出来そうな気もするが翌日は朝6時の出発。先輩はブログを書いて寝るというが、この状態でブログを書けるのだから大したもの。それにしても夜の繁華街は人が多かった。

朝の点呼「欠員なし」。それぞれに仕事への意気込みが違う。体力勝負だけに朝からテンションが高い(のは私だけか)。3日目は三陸海岸を北上。最終目的地は大船渡市。仙台市街から距離にして片道100km以上の行程であって、午前10時には陸前高田市役所を訪れることになっているからかなりタイトなスケジュール。

まずは南三陸町から。南三陸町は初めての訪問。ここは石田康博市議(宮前区)の希望で防災センターを訪問。命の限り最後まで避難を呼びかけた女性職員の話はつとに有名。まだ朝の8時だというのに何台かの大型バスが到着して花を添えている。殉職された職員の冥福と復興を祈り、静かに手を合わせた。

そして、もう一つは南三陸町立戸倉小学校。この校庭にうず高く積まれたがれきの広告がちょっとした物議を醸している。震災がれきの広域処理を求める環境省の広告なのだが、がれき処理が進まずに子供が困っていますと印象づける為のプロパガンダであってズルいんじゃないか云々というもの。全国市議会議長会が発行する「全国市議会旬報」にもその広告が掲載されたことから一部に波紋が広がっている。

津波を受けた山間の樹木は枯れかけていて、あそこまで津波が押し寄せたのかと一目瞭然。それで伐採されたのか、周囲には丸太が積まれていて、「でもそれらの丸太って利用できるのか?」と疑問がわく。

そう、材木といえば同僚の尾作均市議(麻生区)。現在、療養中だが、退屈しているに違いない。冷やかし方々メールを送ったのだが、これがスグに返事が来た。「おそらく津波をかぶった杉丸太の事だと思いますが、東京木場や清水港、新潟港行けば、港にいっぱい丸太が浮いています。製材して仕様するので、腐らない限り大丈夫だと思います」末尾にビールとかき氷のイラスト付きなところを見るとかなり退屈な様子が窺える。同氏の一日も早い回復をお祈りしている。

(平成24年7月16日/1086回)

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2012年7月15日 (日)

路上尋問

一時的なブームは収束したにしても昨日も登場した放射線量測定器ガイガーカウンター。目に見えないものだけに不安は募る。仮に現地でその姿を見れば、圏内に生活せざるを得ない人にとっては複雑な心境のはずではないかと。。。それにしても先輩が5万円で購入したとされるカウンターはすぐに故障してしまったらしい。勿論、あの国の製品である。

閑話休題。さてと昼食は何にしようか。南相馬市内の食べログのランキングではラーメン店が上位を独占するが、そのへんはやはり土地の人が詳しい。聞けば、「かしま福幸商店街」というのがあるらしく、その商店街にある「双葉食堂」に。

やはりラーメン店なのだが、お薦めのもやしラーメンを注文。確かに旨いことには旨いのだが、何となく麺類では物足りぬ。(自称)食通としては郷土料理を含む定食を試したいのであって、地元野菜を利用した「かしま定食」なんてのがあるといいかもしれぬ。

その後は小高地区の警戒区域設定による立入禁止地点まで南下、全面通行止めの標識とともに複数の警察官が立っていて、路上尋問を受ける。「川崎市議4名到着、現地の様子を見に来た模様」とレシーバーでのやり取りが聞こえる。勿論、こちらとて警察官への事情聴取は怠りない。10km圏もカウンターの数値は0.25。途中にあったホットスポットのほうがはるかに高い。

その後は進路を海沿いに変更して状況を視察した。地盤沈下か、既に1年も経っているのに潮が引いていない。道が途中で水中に消えていて、未だ車が田んぼに野ざらしになっている悲惨な光景を目の当たりにした。

アポなしだが、南相馬市役所を訪問。そんな時しかバッチを付けないのだが(笑)、受付も丁重に対応していただき、農業水産課をご紹介いただいた。合併後の人口は約7万1千人、2万2千世帯のうち農家戸数はおよそ4千世帯。最近でこそ避難先からの帰郷により多少の人口増が見られるものの、当時は4万4千人まで減少したのだそうで、市の職員の早期退職も多かったという。でも、深刻だったのはやはり病院。市長の著書にもあったが、医師と看護士の不足には随分と悩まされたという。

そして、肝心の農業被害だが、以前より区画整理によって干拓地に集約化してある程度まとまった水田区域を確保していたのだが、前述の通り、海沿いの地区はほぼ壊滅状態。他の耕作放棄地についても津波による塩害というよりも風評から作っても売れないとそのままの状態になっている様子。

市内農家の約7割がコメ農家であって、そのコメがほぼ全滅ということは少なく見積もっても7割以上の落ち込み。東電は水田10アールあたり年間5万9千円の補償をしてくれるそうだが、通常の出荷額の約6割程度か。津波被害地域に太陽光エネルギー等を図っていくいうが現状を見れば前途は多難。突然の訪問にも関わらず懇切丁寧に対応してくれて、あっという間に1時間以上も話し込んでしまった。

帰りにはわれらが農協、JAの直売所「旬の広場」に立ち寄り、帰路についたのだが、郊外にある大型パチンコ店の車の多さが目に付いた。

(平成24年7月15日/1085回)

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2012年7月14日 (土)

浦霞

「この浦霞の【禅】が美味いんだよなぁ~」の一言が懐かしい。今から15年前の話。場所は原町市内の居酒屋での会話。

社会人時代、顧客の一つであった某中堅化学メーカーの工場があって、本社の担当者とともに出張で訪ねたことがあった。その原町市と小高町、鹿島町の3市町村の合併により誕生したのが、この南相馬市。

南相馬市の市長である桜井延勝氏の著書を携えたまでは良かったが、新幹線の車中は話に夢中であるし、ホテルに到着すればスグに外出に誘われるし、部屋に戻ったのは深夜だが、翌日にはその南相馬市を含む福島県内の視察が控えているが、読み終えておかねば視察の意義は半減してしまう。

翌朝の出発は午前8時。ということで結局は朝6時に起床して読み終えた。あまり自民党に対しては好意的ではない様子が窺えるが、地元の実状や本人の想いが描かれていて参考になった。とりわけ、震災直後に避難受け入れを申し出た新潟県知事の泉田裕彦氏のエピソードなど興味深い。とりわけ未曾有の事態においてはリーダーの真価が問われることになる。

さて、その翌日。仙台といえば「ササニシキ」だが、広大な田んぼの真ん中を通る常磐道を一路南に下る。左手に仙台空港の滑走路。「あそこも当時は水没する映像が流れていたよなぁ」と回想しつつ、車窓から眺めていたのだが、道路の左右で風景がまるで違う。海沿いは津波の塩害か水稲が植えられていない。本来であれば瑞穂の国の青々とした広大な土地が雑草生い茂る寂しい姿をさらしているではないか。農家もさぞ無念に違いない。

車で1時間。有料道路を抜けて広い道路をしばらくすれば野馬追で有名な相馬市に入る。今年の野馬追は7月29日(日)の開催。道の駅でも大きいポスターが貼られていた。そんな道路脇に広大ながれきの山を発見。「このへんのがれきは県内処理だったと思うが、どうするんだろう?」と疑問が生じる。車を停車させると入口に作業員と思しき人物が居て、用心深そうにこちらを見ている(さすがに昼間にワイシャツ姿の4人じゃ怪しいか)。

ということで私の出番。身分を明かさずに聞き取り調査に励み、現地の状況を聞くことが出来た。県内のがれき処理は各自治体任せになっていて、相馬市は先行しているらしいのだが、集積場(といっても野っ原なのだが、)を用意している様子。かなりの量だが現行で約20万トン。それでも6割程度らしい。敷地の隅に焼却場の建設が予定されていて分別作業が行われていた。ちなみにガイガーカウンターの計測では著しく高い訳ではない。

その後、海沿いを南下すると決壊した堤防の痕があって、村のおばあちゃんたちが除染作業か、雑草の生える田んぼで作業をしている。道の途中に南相馬市のワゴン車を発見。聞けば市の非常勤職員でパトロール中だという。事情を説明したところ、立ち話だが農家の生活から補償の状況などじっくりと話を伺うことが出来た。そんな様子も続きは明日に。

(平成24年7月14日/1084回)

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2012年7月13日 (金)

1年4ヶ月

震災から1年4ヶ月。依然として買い物客はスーパーの店頭に並ぶ野菜の生産地に敏感だという。農家が手塩にかけて育てた野菜である。基準値を下回るにも関らず「福島県産」というだけで敬遠されがちな農家の苦労はいかばかりであって、その風評被害の実態はどうなのか。

また、津波被害が深い爪跡を残した三陸海岸。あの建物はどうなっているのか、がれき処理はどの程度進んでいるのか、大槌町の安渡小学校で避難生活を送るおばあちゃんは元気だろうか、と様々な想いが頭を巡る。

そして、除染作業をはじめとする復興バブルでカネがダブついているという噂は伝わってくるものの、夜の繁華街はにぎわっているのか、えっ、それは視察項目と関係ない?でも、大事なことだと思うんだよねぇ。

今、被災地を訪れることがどれだけ復興につながるかといえばさして前に進むものでもないことは承知の上だが、自分なりに考えるところもあるであろうし、何よりも実際に目で見て、現地の空気を肌で感じねば分からぬことも多い。

行かねばならぬと思ひつつ、つれづれなるままに日が過ぎて前回の訪問から1年。ようやくその機会がやってきた。三陸海岸沿いは未だ鉄道路線が分断されたままだけに移動は車が好都合なのだが、今回の対象範囲は広いし、一人の運転ではさすがに体力の消耗も激しい。

そんな自己都合から口八丁手八丁で何人か仲間を騙して被災地の視察に向かうことになった。それぞれの都合に応じて離散合流の行程。およその段取りは言いだしっぺの私の仕事だが、各自の希望も調整しながらようやく実現にこぎつけた。

二泊三日の行程なのだが、出発の前日にはおらがセンセイからゴルフのお誘いを受け、半年ぶりの御伴をさせていただくことに。。。それも早めに切り上げ、夜遅くまでの残業と翌朝の早出仕事で何とか仕事にメドを付けた。

市役所の控室でワンコインの弁当を食べて、2人の後輩とともに午後の新幹線に乗車。行きがけに1冊の本を購入。

「闘う市長―被災地から見えたこの国の真実」と題したその本は震災後に「YouTube」への出演で一躍有名になった南相馬市の市長である桜井延勝氏の著書。

果たして、どんな旅路が待っているか。明日から何日かの連載を予定。乞うご期待を。

(平成24年7月13日/1083回)

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2012年7月12日 (木)

地球儀

息子の誕生日。母からの贈り物は音読機能付きの地球儀であった。

幼稚園の年長だけにカタカナまではOKなのだが漢字は読めぬ。それでも(わが子に限らず)子供の才能というはスゴい。それなりに上手く使いこなしているではないか。料理研究家の門倉多仁亜(タニア)さんが出演するNHK番組「ドイツ流シンプルライフ」を見ればドイツを探し、オリンピックのニュースが流れればイギリスを探す。

そんな英国を舞台に熱戦が繰り広げられるウィンブルドン選手権。夜のLIVE中継、「イギリスは何で昼なの?」との質問に「おまえが太陽だとして地球はこうやってグルグル回っていて、顔が向き合っている時は昼で背を向けている時は夜なんだ」と(学校の先生以上の模範演技付きで)解説をしたら子供たちはゲラゲラ笑っているではないか。

さて、話題は180度転換するのだが、保護司の成り手が居ないのだという。更生して欲しいという気持ちはありつつも前科者ともなれば家庭でもすんなり通らぬこともあったりして、本人よりも家人に嫌気を示されるといかんともしがたいのだそうだ。

聞けば、そんな保護司も年数というかこれまでの経験に応じて重い案件が任されるというが、案外、代紋を背負っている位のほうが律儀で規律が正しく、むしろ組織に属していないほうがタチが悪かったりもするのだそうだ。そんな話を聞きながら、ふとわが事に目を向けてみる確かに重い案件が増えた。

それはそれで結構なことであって、何といってもやりがいがある。そして、今さらなのだが、やっぱり票は多いほうがいい。少ないと足下を見られかねないし、こちらとて方々に阿る必要もない。そして、最後はダメで元々とかれこれ悩まずに腹を括るというのが案外いい処方箋になっていて、先週も一つ厄介な案件が片付き、大きな達成感を味わうことが出来た。仕事の達成感というのは何物にも代えがたい。

別な案件でも役所と住民の仲介役を務めていたのだが、会議はいつも紛糾。仕事の都合で先週は到着が遅れてしまったのだが、会議は既に終わっているではないか。課長に聞けばスムーズ終わりましたと。「スムーズに」のフレーズにトゲがありそうな気もして、「私が居ない方が早いんぢゃない?」と水を向ければ課長も苦笑いを見せる。でもそれに越したことはない。

さて、保護司の欠員、民生委員も同じ状況なのだが、報酬の増額で埋まりますかとの問いに「NO」の声が多い。むしろ、今のやり方にもどかしさを抱え、ストレスも多いようで、そのへんがネックのひとつか。

1人暮らしや障害者の面倒をお願いしますは結構だけれども役所はその個人情報を把握しつつも個人情報保護法の施行後は情報開示が出来なくなった。じゃあ行政がそこまで手が届くかというと地域事情は知らないし、そこまではムリらしい。本来はそんな趣旨じゃないと思うが、そのギスギスした人間関係も時代の象徴か。

充て職の一つらしいのだが、民生委員推薦協議会委員のメンバーに選任された。

(平成24年7月12日/1082回)

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2012年7月11日 (水)

お薦めの店~勝どき周辺~

近所に障害者の授産施設があって、今年も夏祭りというか盆踊りの案内が届いた。封筒には施設だよりが同封されていて最近の様子を覗い知ることが出来た。よく知る市のOBが施設長になっていて、その施設長の発案か。

さて、知人の女性が代表を務めるNPO法人芸術家活動協会の役員として末席を汚しているのだが、その仲間の一人である指揮者の中島章博氏のコンサートに顔を出した。きっかけは近々に友好都市ザルツブルグ市への訪問が予定されているのだが、現地の様子や情報収集を含め、雑談かたがた夕食でもどうかと私がお誘いしたことによる。

同氏は2010年6月までザルツブルグ・モーツァルテウム大学に留学されていて、指揮を学ばれたのだが、帰国後にミューザの音響や音楽の裾野の話題で意気投合し、以来、素人の音楽談議に付き合ってくれることになった。異色の経歴の持ち主だけにいたって気さくなキャラなのだが、多様な経験は仕事の厚みにも繋がる。

「一流音楽家との架け橋に」と副題の添えられた「アイリスフィルハーモニー管弦楽団」による演奏会。タクトを振る姿を拝見するのは初めての機会であるし、演目はブラームスのピアノ協奏曲と私のイチ押し交響曲第1番。しかも、会場は晴海トリトンスクエア内の第一生命ホール。

勝どきには社会人時代の顧客があって、担当者によく昼食に連れて行ってもらった懐かしの街。少し早めに到着し、周囲を散策することにした。何といっても道路が広くなった。清澄通り沿いにあったよな。。。ここだ。知る人ぞ知る店「月よし」。タクシードライバー御用達の店。店舗はちょっと古めも味はイケてる。自分で好きな一品を選ぶ学食方式なのだが、マグロぶつ、煮込み、アラ汁あたりがお薦めか。

そして、もう一軒は運河沿いに店を構える寿司屋「はし田」。立派な店構えから敷居が高そうだが、ここも昼食に特上寿司をご馳走になった記憶がある(そういう記憶だけは残っているんだよなぁ)。当時の話だと一見お断りで夜は黒塗りの車が路上を占拠するほど並ぶのだそうで。。。当日は時間の都合上、暖簾をくぐれなかったのは残念であった。

そうそう、演奏会は入場料1千円。それには裏があるのだが、やはりブラームスの交響曲第1番はいい。交響曲といえばベートヴェンであって、当時のブラームスの前には第九を完成させたその偉人という高い壁が立ちはだかっていたはず。完成に十年以上を要した作品であって、ベートーヴェンの第十番ともいわれる最高傑作のひとつ。ぜひお試しあれ。

ちなみに写真は寿司屋「はし田」。なかなかいい雰囲気でしょ。

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(平成24年7月11日/1081回)

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2012年7月10日 (火)

社歌

「見(み)よ東(ひんがし)に~♪」とは川崎市の市歌の出だし。声高らかに市歌を歌えば市に愛着が育まれるように、社歌を歌えば愛社精神が培われる。

「赤いふんどし」で「赤ふん」。そう、佐川急便のシンボルマーク(今は違うそうだが)、別称である。そんな佐川急便のセールスドライバーを話題にした本「佐川萌え」が本屋に並んでいた。

つい最近の話。見透かされたように仕事帰りに着信が鳴った。「集合!」。ガチャと切れる。ほんと意味不明。私が慕う兄貴、下の名前はキヨシ。もう20年来の付き合いだが、私が夜の世界を教わった人物であって、友情の証の確認みたいなものだから顔だけ出すことになる。

行けば男二人がカラオケ店の広い部屋を占拠してバカ騒ぎ。今の肩書きはコンビニ店店長だが、過去の経歴の一つに佐川急便セールスドライバーが含まれる。それ以外も破天荒な経歴を持つ同氏だが、テンションはいつも高い。

「佐川急便の社歌入れろ!」-「そんなのある訳ないじゃないですか」と答えるけなげな後輩に「探してみろ!」-「やっぱり、ありません(パチッ)」(効果音で失礼)。「じゃあ、セールスガラスは?」-「ないです」-「バカヤロウ!」。後輩も大変である。

で、「朝日をうけて~出発の~♪」と社歌をアカペラで歌い始めた。なんだかんだ言ってもその仕事が好きだったのだろう。以前、その体験談を聞いた、というか聞かされたことがあるのだが、伝説の江ノ島研修から朝の朝礼、点呼まで笑い話のように話すが、ザ・体育会系が如きに凄まじい現場に「佐川萌え」に出てくる爽やかさは微塵もない(もう十年以上前の話)。

朝の点呼、「今日は幾つ運ぶんだ!」-「300行きます」。「やりなおし」の一言で最後尾に。マイケル・サンデル教授の最新刊「それをお金で買いますか?」の第一章は「行列に割り込む」なのだが、30人の列の最後尾に回れば出発時間が1時間は違う。声が小さいか、荷物が少ないか。でも、仮に10時間で300個だとすれば1時間に30個でしょ?そりゃ酷だよ。

さてさて、その飲み会。他のメンバーも合流したから1時間程度で早々に退散したのだが、「やまざき!」の声に振り返った私に一言。

「「セールスガラス」の歌詞だけは覚えておけよ」と。以下、その歌詞の引用である。

「セールスガラス」
額に汗してつくったものは
額に汗して売らねばならぬ
涙を流してつくったものは
涙を流して売るものさ
くよくよするなよ セールスガラス
眼下をみおろし この街並で
男の舞を舞ってみよ

数字が半分たりない時は
数字の二倍をやらねばならぬ
人に遅れをとりたる時は
人の二倍を歩くのさ
元気を出しなよ セールスガラス
眼下に広がる この街並で
力の舞を舞ってみよ

(平成24年7月10日/1080回)

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2012年7月 9日 (月)

顕彰

多摩区にある生田浄水場用地にスポーツ機能を持たせる構想が進んでいて、この代表質問に盛り込まれることになった。原稿の担当者は重鎮のY先生。

これまでの経緯を「けんしょう」することが必要なんじゃないかとの投げかけに行政側の答弁がかみ合わなかったと聞いた。これまでの先人達の功績を「顕彰」すべきではないかとの本人の想いとは裏腹に持参されたのはこれまでの経緯を「検証」した結果だったそうで、とんだ笑い話になった。「顕彰」とはあまり見かけない語句の一つだが、隠れた善行や功績などを広く知らせること。広く世間に知らせて表彰することの意。

さて、本市が政令市に移行したのは昭和47年7月1日ということで、その日が市制記念日となっている。区制が発足したのも同年。当初は5区だったのが、その10年後に麻生区は多摩区から、宮前区は高津区から分区して現在の7区になっているから従来の5区については区制40周年、麻生区と宮前区は30周年となり、その市制記念日に合わせて両区で区制30周年記念式典が催された。

何でも、わが麻生区ではこれを機に区の花と木を制定するのだそうで、区の花は「ヤマユリ」に、木は「禅寺丸柿」となり、区のシンボルとしてそのロゴマークも発表されることになった。

とりわけ麻生区は市内の他区と同じ旧橘郡と横浜市域と同じ旧都筑郡が混在する。尚且つ、飛び地「岡上」を含むだけに未だ古い地域性も残っている。新百合ヶ丘駅を中心に駅名にも含まれる百合ヶ丘の「ユリ」と柿生の「柿」でそれぞれの面目躍如でちょうどいいんじゃないかと思っていたのだが、聞けばそうでもないらしい。

かつては生田地区でも禅寺丸柿は栽培されていた。が、あくまでも農作物として見た場合に商品的価値は富有柿や次郎柿のほうが高かった。戦後、生活資金に困る農家がそちらに植え替えていったというのが事の真相のようで、何も禅寺丸柿は柿生に限ったものではないという。ヤマユリとて柿生にも沢山あったと、まぁなかなか上手くはいかぬものである。

この秋には「麻生区の30年の歴史とこれからを語る」と題したパネル討論会や「禅寺丸柿サミット」なる催しも企画されているらしく、まだまだイベントは尽きないようだ。

新百合ヶ丘駅周辺は閑静な高級住宅街として人気を博しているが、それ以外は成熟した地域も多い。過去の先人たちの苦労に想いを馳せつつ、これからの区の発展に尽力して参りたい。

それにしても冒頭の話、「懸賞」でなくて良かった。さすがにそれはないか(笑)。

(平成24年7月9日/1079回)

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2012年7月 8日 (日)

お互い様

「議員さんこそ、議会質問の締切時間をお守りになりませんよね?1時間遅れたら、それだけ職員さんの残業時間が増えるのですよ?たかが一時間と思っていませんか?その一時間のために何人の職員さんが待たされていると思っているか想いを馳せたことはありますか?それだけの時間外勤務手当が発生するのですよ?職員さん相手だと議員さんは急に強気になり、ルールを守らないように見受けられますけど、それは正しくないと思います。」

との御意見。ホンネであろう。一部、誤解されている面もあると思われるが、議会発言は事前通告制の為、質問日の5日前の午後3時。それでも行政側の準備が大変かろうということで今は午後1時に切り上げた。遅れても5分か、時間はほぼ順守されているはずである。

残業時間についてはお互い様。それが必要な時間であることもあるだろう。こちらとて職員の仕事を優先させるがあまり待たされたり、局長の決裁待ちだったりもあるのである。

確かに、残業になっているにも関わらずムリに廊下で待たされて、説諭というよりも単なる愚痴聞きに付き合われている職員は遠目に気の毒に思うし、一方で、本市の将来に対して建設的な話がなされている時は例え残業中であろうとその職員の表情は生き生きしている。

質問日の前日に長い列で待たされている姿を見るとつくづく税金の無駄を実感できる。長時間待たせる議員も議員だが、待つ方も他の職員と雑談をしながらまんざらでもなさそうで、その表情を見る限り、案外、いい休憩時間になっているのかもしれない。

○○センセイのところに行ってきますといえば上から咎められることはないし、いい口実にもなる。議員だって余程のひねくれ者以外はむやみやたらに職員をイジメない(はず)。これはもはや私が云々するとか議会としてどうだの話ではない。

議員同士の呑み屋談義ではあの程度のことで付き合わされて気の毒だよなぁと同情の声も寄せられる。あとは本人の人間性の問題。他の議員センセイもこのブログを読まれておられるようなので、あとは自分自身の胸に手を当てていただくしかない。

もっと公にしたいこともあるけれどもあくまでも一部の職員の話。その一部の職員の不祥事で役所全体が悪く言われるのはいささか不憫でもある。それは議員も同じ。不満は承知の上だが、お互い様ということで許してちょーだい。

(平成24年7月8日/1078回)

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2012年7月 7日 (土)

第二庁舎7階

イチャモンをつけられることをこちらの世界では「御意見をいただく」というらしいのだが、最近は御意見というかブログにコメントが付くようになった。

当時のIT担当が心配して、政治的な立場から誹謗中傷の類もあるから付けないほうがいいと提案されたのだが、人気商売だけに知らぬ存ぜぬでは寂しい限り。何かにつけて話題に上がることは議員冥利に尽きるし、このブログを読んで話題が盛り上がってくれれば尚結構とあえてそうさせていただいた。

口コミで広がったのか、内部の職員と思しき御仁からも反響の声が寄せられることが少なくない。好意的な意見も多いのだが、中には不満の声もあったりして、 過去に何か嫌な想いをさせられたことがあるのだろう。

要約すれば「職員を馬車馬が如く使いやがって!」「議員は生意気だ!」ということらしい。(職員を含む)世間一般の方に対してそんなぞんざいな態度を取るほど経験は浅くはないと思うのだが、そのへんの御意見も有権者にしっかり見ていただかなければならぬと思っている。

揚げ足取りや些細な話などにいちいち反論をしているほどの余裕はないし、感情的な対立は火に油を注ぐだけの不毛な議論になりやすい。しかも匿名の相手。過剰に反応すれば深みに嵌ることに繋がるからダンマリを決め込んでいたのだが、ついつい記してしまった。

そりゃあこのブログを見て嫌な思いをされる方もいるでしょうが、そういう方には他のもっと有益なブログにでも移っていただいて、でも、中には良かったと思えることも(多少は)あると思うんだよねぇ。まぁ文章というのは相手の表情が見えないからなかなか厄介なもんでね。あとは有権者や職員の個々が判断すべきこと。

匿名で陰口を叩くのも結構。が、自信があれば表舞台でどうか。サシで話をするのも結構、酒を酌み交わすのも結構。いつもは第二庁舎の7階に居るのだが、課長や部長ばかりではこちらもつまらん。上司に報告の上、いつでもお待ちしている。

「日の出TV」などはいつでも出演者を探しているそうだし、議員と職員のホンネ対談などいかがか。共演者はいつでも募集中である。ちなみに明日はそんな職員の声の一つを取り上げる予定。どんな話になるか。乞うご期待。

(平成24年7月7日/1077回)

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2012年7月 6日 (金)

そつじゅん

さて、川崎市議会も第2回定例会が閉幕し、来週からは来年度の予算要望に向けた各種団体のヒアリングが予定されていて、その準備やら市議団ニュースの原稿やらブログの執筆やら(それは大したことないか)に追われている。

夜の付き合いもほどほどに早めに切り上げて自宅に帰ったのだが、夕飯の用意がないということで一人寂しく夜めしとなった(泣)。聞けば妻は「そつじゅん」だかで週に2~3回は幼稚園に通い、その後はランチ会やら何やらで昼間は仕事にならぬという。

「そつじゅん」とは卒業準備のことらしく年長組のママさんたちが卒業式に向けて段取りを整えているのだという。そんなのは2~3日もあれば十分ぢゃないかと思うのは男の勝手らしく、言えば喧嘩の火種になりそうだからとダンマリを決め込んでいる。

他にも盆踊りやら運動会等の手伝いがあって、年間を通じて何かしら役割を担わねばならないのだという。「あまり目立つな」と伝えているのだが、そこしかないそうで「そつじゅん」の副代表を務めているのだそうだ。「そつじゅん」はただでさえ拘束時間が長いことから敬遠されがちなのだが、代表者はしっかり者でなければならぬし、会計や総務・企画などはいいかげんな人物では務まらぬとその「副」におさまったらしい。

さて、そのこうりんじ幼稚園。寺が運営する幼稚園だけあって保護者としても教わることが少なくない。運動会のカメラなどは最たるもの。カメラを回していたのでは拍手が出来ぬ。自分の子供の走る姿を目で見て精一杯の拍手と声援を送ることが大事だという(といってもわが家にはビデオカメラなる代物はないのだが。。。)。

つい先日はじゃが芋掘りに出かけたらしく、自宅の玄関にはじゃが芋が山積みになっていて、そのじゃが芋とともに「園だより」が置かれていた。園長先生が執筆をする「ワクワク子育て」には昨月の父親参観にちなんで父親の子育てについて述べられている。

「さて、ここからはお父さんに読んでいただきましょうか。新聞等メディアを通して世をあげて育児参加コールが目につきます。しかし、現実、早朝より出勤し、帰宅は深夜という中で育児参加を訴えられても気持と物理的な時間のなさにギャップがあるのは事実です。あるアンケート調査で、お父さんがどんな時に喜びを感じるか・・・というコーナーがありました。

1.笑顔と寝顔を見ること、2.健やかに育つ子供の姿、3.何か出来た時、4.帰ってきた時パパを迎えてくれた時など子供の可愛らしさを実感してパパのほのぼのした姿が感じられます。育児をしなくてはといった「ワク」にとらわれず、ママの下請け的な育児の仕方をするのでもなく、社会の中で活躍しているお父さんなのですからここぞとばかり

◆ガマンすること、◆電車の中で席を譲る、◆目上の人を敬うこと、◆物事は最後までやり通すこと、◆人の話をよく聞くこと・・・など社会性を意識し、自立を促す接し方を是非してみてはどうでしょうか。子どもの心は必ず動きます」と。

(平成24年7月6日/1076回)

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2012年7月 5日 (木)

ミンスクの台所

どこの組織も似たようなもんだと思うのだが、女性が居ないと飲み会が盛り上がらないのと同様に、若者が居ないと組織に活気が出ない。ちと違ったか(笑)。だから組織は若者の獲得に必死。高校の同窓会や県人会からの誘いに都合があえば顔を出す程度なのだが、こんな私でも若い人材らしく喜んでもらえることが多い。

以前にご紹介したかもしれぬが、フェイスブック新潟県人会というのがあって、出会い系サイトではないが、フェイスブックで知り合った仲間が集うだけになかなか面白い企画である。初めての人でも郷里が同じだとなんとなく親近感がわく。というか共通の話題が出来る。

今回は東京駅八重洲口界隈の「にほんばし越州」なる店。あの「久保田」で有名な朝日酒造の系列店なのだそうだ。同郷の好(よしみ)か、店長の気遣いか、はたまた元々のサービスか、「久保田」(勿論、千寿だが。。。)を含む地酒の飲み放題。でも、そんなに飲めるものではない(笑)。

さてさて、あまり深く詮索されても困るのだが、過日、ある女性とコンサートをご一緒することになった。場所はサントリーホール。特に怪しい関係ではないのだが(くどいか)、ぎこちなくならぬよう食事処を幾つか見繕うことになる。

こちらはどこでも結構なのだが、センスを疑われても困るから幾つかの店を見繕ったのだが、そんな折、当日の昼のラジオで紹介されたのがこの店。「ミンスクの台所」というベラルーシ料理専門店。なんといってもベラルーシ料理というのが興味をそそるし、中でも「パプリカの肉詰め」がお薦めだというではないか。

彼女もご存知の様子で久しぶりだからと伺うことになった。店内はアットホームでおしゃれな雰囲気。可愛い人形なんかも飾られたりして女性にはウケそうな店だけに当日も結構な混雑である。

旧ソビエト圏であることは承知をしているものの、「ベラルーシってどこだ!?」程度の認識しか持ち合わせていないことを恥じつつ、周囲を見回してみるとオレンジ色の一冊の本が目に付いた。

「チェルノブイリ診療記」(菅谷昭著)。タイトルですぐにピンと来た方も居られると思うが、私には著者のほうが目に付いた。菅谷昭氏といえば、現在の長野県松本市長。医師の免許を有する珍しい首長の一人なのだが、チェルノブイリ原発事故後に小児甲状腺がんの医療支援に従事したことで有名。福島第一原発事故以降はそんな実績を買われて雑誌などにも登場されている。同氏の医療支援活動の拠点がこのベラルーシ共和国の首都ミンスクの国立甲状腺がんセンターだというではないか。

おいしい料理とワインには話題がちと重かったか。

(平成24年7月5日/1075回)

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2012年7月 4日 (水)

アラブの春

金環日食から1か月、七夕も迫ってきた。今日は天文の話から。

この11月に南太平洋の島国サモアで部分日食が見られるのだという。日本で利用された「日食グラス」を捨てるのはもったいない。何とか活用できないかとの呼びかけに集まったグラスは1千個以上。その立役者は現地で理科教育に取り組む新沼迅逸氏。

同氏は長年、仙台市内の中学校で理科教諭を務め、昨年から国際協力機構(JICA)のボランティアとして活躍中とのこと。日本でも子供たちが歓喜の声を上げたようにサモアの子供たちの喜ぶ姿が目に浮かぶ。

まもなく梅雨明け、晴れた日の星空を眺めている宇宙の神秘を実感できて、ちっぽけな自分に気付かされる。天文の話が好きなのだが、アカデミーヒルズにて天文の話を聴講した。137億光年前の宇宙誕生から現在の天文研究の最先端の話。衛星エウロパ※から地球外生命体の話まで話題は尽きない。(※木星の衛星の一つ。表面は厚い氷に覆われるが、その下に液体の海があり、生命が存在する可能性も示唆されている)

スピーカーは国立天文台の小久保英一郎氏。天文学を志したのはスキューバダイビングがきっかけだったという。実は同氏も仙台市の出身なのだそうで、仙台といえば天文関係者が多い。七夕まつりは有名であるし、仙台市天文台はつとに有名。以前、その副館長にご案内いただいたのだが、本市の青少年科学館を高く評価されていた記憶が残っている。

閑話休題。現在、その六本木ヒルズにてアラブ・エクスプレス展なる美術展が開催されているそうだが、その基調講演ともいえる「池上彰が紐解く、アラブの今と未来」も聴講した。奥が深いアラブ世界についても多少の知識を備えていたつもりだが、新たな気付きもあったし、何といってもその講演が授業というか、とにかく説明が分かりやすい。

中東諸国は宗教対立や紛争のイメージが付きまとうが、産油国は世界屈指の富裕国であって、石油が出る出ないは彼らにとって死活問題。石油を巡る紛争も絶えないが、一方でジャスミン革命に端を発した民主化運動も各地に飛び火。

エジプトでは民主化要求運動「アラブの春」による独裁崩壊後初の大統領選において、ムハンマド・モルシ氏が当選した。果たして、中東に欧米型の民主主義は根付くのか、新たな民主主義が模索されるのか、民主主義のジレンマに注目が集まる。

そんな折、ある友人がエジプト滞在から帰国した。近々めしをともにすることになったのだが、現地の気温が47.5度ってどんな世界なんだ。

(平成24年7月4日/1074回)

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2012年7月 3日 (火)

一羽の鴨

ちょっとした縁なのだが、都内に「白金亭」という中華レストランがあって、医食同源のセミナー案内が届いた。

近年は健康ブームからか「食」に関する巷の関心が高い。かと思えばマクドナルドに代表されるファストフード店も好調なようで二極化が進みつつあるようだ。

長編の一冊「食の終焉」(ポール・ロバーツ著)を読み終えた。食の重要性は誰しもが認めるところであって、著書を読めば食の安全性について考えさせられることも少なくない。著者の取材力によって豊富な事例とともに、世界の穀物事情が描かれていて、改めて生産者の顔が見える日本の食材への愛着がわいてくる。

日々の夕飯の食材購入は私の家事の一つになっていて、相当前の話だが、「豚ロース」と「鹿児島産黒豚ロース」のいづれを購入するかで妻と口論になった。とうもろこしも同じ。「缶詰」か「ひげ付」か、いづれも後者なのだが、譲歩したのは私であって、不要に高いものを買うべきではないが、そこでケチった百円はいづれ高くつくのだという。以来、夫婦仲はヒビが入る程度で収まっている(笑)。

もちろんファストフードも利用するし、ジャンクフードとて元々嫌いではないが、著書に「食品にはもっとお金を払うべきであり、鶏肉が一ドルで販売されていたら、それは恐らく鶏肉ではない」ことを消費者が理解すべしとの記述がある通り、食材はこだわったほうがいいらしい。

その名の通り、「食」の安全性に対して警告を鳴らす一冊なのだが、食物生産を他者に委ねたことや遠く離れた経済システムによって決められても構わないとした消費者の認識こそが食の衰退を招いた原因と分析しつつも、何千年もの間、食は社会を忠実に映し出してきた。食は文明社会を生み出す物質とアイデアをもたらした。そして、その文明社会を崩壊させようとしているのも食がもたらした構造。人類は困難を乗り越えて進化してきた。飢えはいつの時代もより良い社会を作り出す為の契機だったと将来に若干の期待も抱かせている。

そして、著書における豊富な事例の中に一人だけ日本人が登場する。古野隆雄氏。名刺には「一羽の鴨が無限の可能性を作る世界へ」と記されているという。

九州の水田農家であって、田植えが済んだばかりの水田に何百羽もの合鴨を放し、夏になるとドジョウを放すのだという。稲刈りの後は被覆作物として麦を植えるのだそうで、単一作物ではなく、それぞれの特徴を上手く利用し、好循環サイクルを確立しているという。こういう事例が日本のいいアピールになっているんだよなぁ。

(平成24年7月3日/1073回)

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2012年7月 2日 (月)

N先生の助言

昨日までは一般質問の内容について紹介してきたが、今日は番外編の中でも特別編。

このブログにも何度か登場いただいたOBのN先生。今回も代表質問の原稿作成の最中にひょっこりと顔を出した。いつものことながら私がお相手することになるのだが、この夏の電力値上げについて納得しかねる様子。とりわけ自らが運営する保育園の経費が数十万円も増えるのだそうで現在の指定管理料ではやっていけぬということらしい。

でも、その不満は東電に対して向けられるべきであって、(気持ちはお察ししますが契約なんだから)「しゃあないじゃないですか」と喉から出かかるもじっと堪えて1時間の講義にお付き合いした。

現在、自治体は施設で生み出される余剰電力を売電しているが、神奈川県の状況を調べたほうがいいとの助言をいただき、早速に市の関係職員を通じて調査を依頼したのだが、神奈川県は主に水力発電を中心に全国でも最大の発電規模を有していて、現在、東京電力への売電額は年間61億円もあるのだという。さすが物知り博士。

では、本市の余剰電力は幾らなのか。その額は幾らであって、相手先はやはり東電なのか。ということを取り上げたのはみんなの党の竹田宣廣氏(宮前区)。N先生と視点が同じというのは将来が有望かもしれぬ。

本市ではごみ処理場の焼却炉の発熱で電力を生み出していて、施設内の電力を賄った上で余剰電力を売却していることは承知をしていたが、浮島と橘の処理場で年間約3億3千万円の収入があって、しかも一般競争入札の為、PPS(特定電力事業者)に割高で売却されているという。

そうなると気になるのが今春に開業したごみ焼却施設「リサイクルパークあさお」の売電額。4月は3千8百万円、5月は3千3百万円であって、年間を通じて約4億円程度が見込まれるそうなのだが、何故か契約は随意契約。東電による送電網の独占により3年間は随意契約とせざるを得ないという事情が明らかになった。

そんなことから今日はみんなの党特集。別に移籍を考えている訳でもなんでもないのだが、何人かを紹介。

小田理恵子氏(幸区)。(役所は)決められた仕事をこなすのは上手だが、新たな分野への挑戦意欲は薄く、マーケティングが弱いと指摘されていた。民間企業に在職されていた経験からそのへんが歯がゆく見えるのであろう、いっそ私のようにハゲタカ外資にでもいれば全くの別世界とばかりに妙に割り切れてしまう(笑)。そのへんの「気付き」を与えるのが全くの畑違い別世界から来た我々の任務の一つか。

そして、団長の松川正二郎氏(中原区)は「DIG訓練」なるものを取り上げた。災害対策の専門家である消防局では日頃様々な訓練が実施されているが、その一つ「DIG訓練」と呼ばれるものがあって、地図上で様々な事態を想定してのシュミレーションとなる。正式には災害図上訓練というのだそうだが、学校現場や他の局でも防災教育に取り入れてはどうかと迫った。「(あくまでも)他局から依頼があれば対応する」とした総務局の答弁は弱いが、なかなかいい提案ではなかろうか。

(平成24年7月2日/1072回)

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2012年7月 1日 (日)

酒の肴

ようやく迎えた最終日。打ち上げを催すことになるのだが、開催場所は市役所脇のチェーン居酒屋。同じ公務員といえどこちらは中途半端な身分だけに就業時間の規定はない。店の開店と同時に駆けつける暇な連中である(いい御身分だねぇ~)。

役所とてピリピリとした緊張の4日間だけに考えることはみな一緒で6時を過ぎれば安居酒屋に集合となる。隣の大部屋ではある局の飲み会が盛大に催されていて、内部の様子が窺えた。

他の会派からも何名かが合流しての開催であって、居ない人の話題で盛り上がるのが呑んべえ談義の定番なのだが、「今日のしまちゃんカッコ良かったねぇ」などと酒が入れば無礼講の言いたい放題である。身内でさえ話題に上がるのだから役所の飲み会ともなればなおさらバッチ組が酒の肴になっている可能性は高い。「あいつチョロかったよな」などと言われていないことを祈っている(笑)。

さて、最終日の質問はその「しまちゃん」こと嶋崎嘉夫(川崎区)を含む川崎区のメンバーが多かった。同氏が取り上げたのは「地域防災計画について」「多摩川河川敷での放射能汚染について」「川崎社会保険病院について」の3点。

防災対策については幹線道路の途中にトイレや給水等の為の拠点の整備を求めるもの。1里というのは概ね4kmなのだそうだが、「命の一里塚構想」として9都県市などに提案してはどうかと。さすが、見せ方上手なだけあって、そのネーミングから印象に残りやすい。

また、2点目の項目については多摩川河川敷に2万ベクレルを超える放射線が検出されたとされるもの。河川敷は国の管轄。土嚢などで低減措置が講じられているものの未だ除染されておらず、国の対応も粗末だが、多摩川美化活動の際には本市としても配慮すべきではなかったかと迫った。通告の3項目はそれぞれ異なった分野の内容だが、全体を通じて縦割り行政の弊害を指摘して質問を終えた。

あと、もう一人はやはり川崎区の顔、林浩美氏(川崎区)。事前通告は「JR・京急川崎駅前再開発事業について」「富士見公園周辺整備事業について」「災害に強いまちづくりの取り組みについて」の3項目。

最初の質問は川崎市の玄関であるJR川崎駅及び京急川崎駅周辺の整備の話題。西口のラゾーナに続き、東口も駅ロータリー周辺の整備も終わり、銀柳街や仲見世通りも賑わいをみせているのは結構なことか。

さて、今回の番外編はこの人。民主党所属の織田勝久氏(宮前区)。会派の脆弱さからか現在は同氏のみになってしまったものの何故かウマが合う一人。中央大学法学部のご卒業だけあって勉強熱心で教わることも多いし、医療的ケアを必要とする児童への対応などではご一緒に骨を折ってくれる心強い同志の一人。

そんな同氏が取り上げたのは4項目。「認知症対策について」「障害者施策について」「子育て支援施策について」「総合都市交通計画とこれからの地域のまちづくりについて」。認知症対策については認知症疾患センターの機能充実を求める内容。私の質問と似たような内容だが、同氏と視点が似ているというのは何ともうれしい限り。

(平成24年7月1日/1071回)

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