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2012年5月 2日 (水)

母の手紙

GWもいよいよ後半戦。家族サービスでも。。。と向こうの母親を連れ立って代々木公園を訪れた。

途中、「ラジオのJ-WAVEですが、インタビューいいですか?」と声をかけられるも、番組は「KISS AND HUG」だからマイクの相手は双子の子供。「将来なりたいものは何ですか?」。照れくさそうな息子は「小田急線の運転手」、物怖じしない娘は「バレリーナ」。ちなみに放送はこんどの土曜の朝だそうで。

実家の母から手紙が届いた。こどもの日の祝いかと思いきや、さすが、わが母、そんなに甘くない。地元の市議選の結果記事が同封されていただけだった。私の郷里の上越市は選挙の時期が統一地方選挙とズレている。母も応援していた近所の市議も当選されたそうで。。。歳は記さぬ。

定員32名に対し41名が立候補。トップ当選は36歳、2期目の現職。まぁそのへんはありそうな話だが、以下、続く面々は30代1名、40代2名、50代8名、60歳以上20名と圧倒的に60歳以上が多い。働き盛りの30代40代が少ないのは残念だし、何といっても活気が薄れてしまう。

ちょうど4年前の前回の選挙時に後援会長の希望で田舎の選挙視察というか応援をかねて帰郷したことがあった。「東京にカネを吸い取られてけしからん、これからは地方の時代だ。。。」というのが主な言い分。

その感情は分からなくもないが、んなことはない。典型的な例で申し上げれば地方交付税や国の補助金の配分は地方のほうが圧倒的に多い。そこに地元の国会議員のセンセイ方の意義があって、右肩上がりの成長期はまだしも、低迷期においてもそれを求め続けてきた議員たちがこの国の形を歪めてきたことは否めない。

優秀な人材が都市部に流出してしまうとの言い分はあると思うが、彼らを引き戻す為にも街に魅力を生み出さねばならぬ。だから本当に優秀で活躍してくれそうな市議を求めるのであれば報酬を上げるべきである。都市部はその報酬目当てに立候補する若者も絶えないが、その位のインセンティブがなければ閑古鳥のままである。

そうそう、地元の衆議院選挙区支部長の中山のりひろさんが弁士を招いての講演会を催すという。弁士は政界のキーマンこと石破茂氏。5月7日(月)午後6時半より麻生市民館にて。「本人の話よりそちらがいいわ」との声も聞こえてくるが、あくまでも本人の応援ということで。。。予約不要。

(平成24年5月2日/1011回)

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