なおログ[Blog]

« 生活保護 | トップページ | 春巻き »

2012年4月 5日 (木)

ミルクの値段

地元で世話になっている夜の遊び仲間の社長のご子息が海外留学だそうで訊けば年間8百万円の費用がかかるのだという。普通の家庭には到底ムリな話だけに、さすが「遊び人」社長である(笑)。

テレビや新聞から疎遠になりつつあって、雑誌の記事が数少ない情報源になっているのだが、表紙の「留学生ビジネスを輸出産業に」が目につき、久々に雑誌「WEDGE」4月号を購入した。

留学生獲得に熱をあげる大学側の事情やその経済効果、また、わが国が現在2百億円を投じて受け入れる1万人の国費留学生制度の課題等が取り上げられているが、周囲の関係者に聞けば実態はそんな美談ばかりではないらしい。

パラパラとページをめくっていくと沖縄に関する記事を発見。新年度予算は沖縄県からの要望に対して、国は満額回答、6百億円の大幅増の3千億円となる可能性が濃厚だという。

過去の歴史に対して沖縄県民に同情を寄せる声は根強いし、本土にとって負い目になっているのは事実。かつて「沖縄はゆすりの名人」と発言して話題になった人物もいるが、大事なのはその中身。記事では「使い切れるのか巨額の予算」とした上で県内の自治体における当初の予算計上は1割あまりしかないのだというからどうも腑に落ちない。

そのへんの経緯が記されているのだが、何よりも民主党&沖縄といえば普天間問題。あれだけ散らかしておいて、未だに迷走を続けているが、まさかお詫びのしるしという訳ではあるまいな。自分で撒いた種だろう(怒)。

そして俄かに信じられぬのが、その陳情というか要望に対して「ポン」と6百億円もの大金を認めるその神経。里中李生氏の著書「一流の男、二流の男」(ちなみに「一流の男」のところが太字になっている)には「大金を動かす緊張感は『男の器』を大きくする」とあるが、それが他人のカネ、ましてや国民の皆様の税金であれば、それは単なる政治家の御用聞き以外の何物でもない。

政治主導を掲げた政権が迷走を続けている。官僚がしっかりせねば国の行く末は危うい。話題の映画「鉄の女の涙」には追い詰められたサッチャーが周囲から「今の国の状況を把握しているのか」と問われて、ミルクの市場価格を答えるシーンが登場するが、下々の生活に目を配ってこその政治家や官僚であって欲しいと願う今日この頃である。

(平成24年4月5日/984回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.15(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能
こちらをクリック!

|

« 生活保護 | トップページ | 春巻き »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59001/54388897

この記事へのトラックバック一覧です: ミルクの値段:

« 生活保護 | トップページ | 春巻き »

 
自民党
山崎なおふみは自民党の議員です
自民党ホームページへ
KAWASAKI CITY
山崎なおふみは川崎市の議員です
川崎市議会のページへ