なおログ[Blog]

« 要(かなめ) | トップページ | ボストン・ドライバー »

2012年4月29日 (日)

超党派

「星一徹、飛馬の関係は虐待か否か」-「あれは虐待です」。

私はそうは思わないのだが、そんな価値観の違いがありつつも、貴重な示唆も含む講演を拝聴した。議員立法により条例化を目指す児童虐待防止プロジェクトが進行中。これが超党派というのがなかなかいい。いつも政策的な話は蚊帳の外にいることが少なくないのだが(笑)、今回は講師を招いての合同勉強会ということで私にも出番が回ってきた。

「しょぼい自分を大物に見せる技術」という本があるが、ハッタリも時に重要。当日の午前中にはそちら方面に詳しい専門家、といっても区内の子ども文化センターの館長なのだが、レクチャーを無理やり入れ込み、午後はオレンジリボンを付けて「最前列」に陣取った(笑)。(いつもこういう人物が周囲にいてくれるのはありがたい)

児童虐待については今日まで自宅への立ち入り権限の行使や施設からの一時帰宅の可否等、親子関係が複雑に絡むだけに現場は難しい判断を迫られることになる。

事件性を伴うものについては警察との関係をどうするのか。講師によれば、既存の体制をこきおろした上で、まずは全件について関係者全員で情報共有を図った上で対処していくべきと指摘されたものの、そのへんは現場の職員の話も聞いてみたいところ。目の前の現実に対して、真剣に向き合っている職員も少なくないのではないか。

また、その児童虐待案件に対しての情報把握が不十分という面は頷ける。近年の虐待は実父母よりも同棲者によるものが少なくないし、その罰則を強化すべきだというが、子供を放って彼氏とうつつを抜かすような母親の責任はどうなるのか、加害者の責任も問われるべきだが、同時に親としての倫理観の欠如こそ大きな社会問題である。

本質的には親を含む大人の憎悪から生じる倫理的な面が大きい。単なる罰則規定のみならず、その部分に対して救済策を講じねば根本的な解決には至らないと思うのだが。。。

さて、午前中の俄かレクチャーでは「マルトリートメント」なる概念の解説をいただいた。現在の対策は要保護が必要とされるレッドゾーンに向きがちであるが、潜在的なグレーゾーンをどう救うか、その為には地域の幅広い協力が求められるとのこと。

子育てに悩む親の苦悩をどう軽減していくべきか、地域のコミュニケーションの重要性に改めて気づかされる。

(平成24年4月29日/1008回)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.15(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能
こちらをクリック!

|

« 要(かなめ) | トップページ | ボストン・ドライバー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59001/54570109

この記事へのトラックバック一覧です: 超党派:

« 要(かなめ) | トップページ | ボストン・ドライバー »

 
自民党
山崎なおふみは自民党の議員です
自民党ホームページへ
KAWASAKI CITY
山崎なおふみは川崎市の議員です
川崎市議会のページへ