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2012年4月 9日 (月)

おかちょう

IT企業では管理部門を除けば営業とSE(システムエンジニア)があって、それ以外にCS(カスタマーサポート)と呼ばれる保守部門が存在する。SEとCSは同じ技術畑だが、SEは客同行を伴うだけに提案力等も求められやすい。

それらが顧客業種毎にチームを編成することが多く、企業によりまちまちだが、私の前職は営業が圧倒的に幅を利かせていた。一家の大黒柱として稼がねばチームを食わしていけないのである。

イソップ寓話の「アリとキリギリス」ではないが、営業の給料はインセンティブ(歩合制)の比率が高く、数字さえ上がれば破格の給料が保証される一方で、CSはあくまでも固定給。SEは若干のインセンティブが設けられていた。そんな状態だからCSのモチベーションは上がらない。

岡本課長で「おかちょう」。周囲から親しみを込めてそう呼ばれる「おかちょう」は当時CS部門の課長であった。日進月歩の世界だけに技術系は寿命が短い。そこに将来への不安がある訳だが、私の退職の直前に「おかちょう」も会社を去った。

在籍年数12年は外資系企業としては長いほう。こんな営業から無理難題を押し付けられながらも、部下の不満も抑えつつ仕事をこなしていただけに相当なストレスもあったであろう。当時の送別会は50人以上の稀に見る盛大な内容であった。

そんな「おかちょう」を囲む会が10年ぶりに催され、CSのメンバーを中心に20名程度の昔の仲間が集まった。なぜか営業は私のみ。どこの会社でも営業職と技術職は仲が悪いんだよなぁ(笑)。私も退職後10年だが、こんな名誉なことはない。

今さらながらに思うのだが、社内ではダントツの若造であって生意気だったはずだが、当時のメンバーはほんとよく働いてくれた。所詮一人の能力なんてのは限られていて、個人的には大した資質があるわけではないのだから、破格の収入は周囲のおかげであって、私が今こうしているのも彼らのおかげであると思っている。

そんな仲間と飲んでいるうちに今の状況に重なった。議員と役人の関係も然り。力関係は議員が圧倒的に強い。例え理不尽な話であったとしても「やれ市民の代表だ」といわんばかりのバッチをかさに迫るのだから役人側としてはたまったものではない。

いづれ役人から誘われる日が来るかどうかが一つのバロメーターになりそうである。

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