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2012年3月12日 (月)

きなりっこ

もう何年か前のことだったと思うが、地元の奥様方が企画した廃食油から石けんを作る教室に声をかけていただいたことがあった。

「汚れた油のほうがいい石鹸が出来るのよ」と、確かそんな話だったと思うが、廃油と牛乳パックを持参して仲間に入れていただいた。理科実験のようで子供たちにはいい教育になりそうな企画である。

本市でも家庭から排出される廃食油を有効利用した取り組みの研究が進んでいる。この手の話は神奈川ネットワーク運動の関係者が熱心だったのだが、市内にあるNPO法人川崎市民石けんプラントが市内事業者から発生する廃食油を回収し、「きなりっこ」と呼ばれるリサイクル石けんを製造・販売している。

「かわさきかえる」から「かえるプロジェクト」だそうなのだが、現在は市民団体「かえるプロジェクト」と連携して、家庭から排出される廃食油についても資源化を行っているという。石けん以外にもBDF(バイオディーゼル燃料)としての資源化も進んでいて、札幌市の取り組みや菜の花プロジェクトなどが注目をされてきたが、最近は電気自動車の普及に伴い、巷の関心も薄らいでいるらしい。

そんな廃食油のリサイクルを進める団体から「家庭から排出される資源物としての廃食油回収の推進を求める請願」が出され、その審査が行われた。請願は分別回収の目標設定と回収・再生ルートの確立を求めているのだが、その排出量は一般廃棄物29万t中52tであって、その再生ルートの確立にも障壁は高いし、分別品目としても最近はレアメタルの方が俄然注目を集めている。

分別品目の拡大がコスト増加に繋がってしまった「リサイクル貧乏」という名古屋市のような悪例も存在するだけに、コストも気になるところ。本格的に市が回収するとなると約6千6百万円が見込まれ、当日の審議ではその算出根拠も明らかにされた。

本市のスタンスとしては廃食油の資源化は推進されるべき取り組みではあるものの、現在の拠点回収を軸に拡充を図っていきたいとのことらしい。

そのへんの市の本気度が見えないことから請願が上がってきた可能性が高そうだが、わが会派では廃食油の資源化に異論はないし、将来性や費用対効果を勘案した上で、計画への目標設定を盛り込むとともに、当面は市民活動の後押し(=助成金の増額)方向で進めるべきだと求めた上での「継続」を主張したのだが、他会派にも配慮し、「主旨採択」の結論に歩調を合わせることになった。

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コメント

まぁ簡単に言うならエコの話しですよね。

つまりは環境の話しだと勝手に解釈します。


麻生区は整然とした街並みが目立ちますが汚い町です。

新百合ヶ丘駅周辺にはポイ捨て禁止条例がありますからそれなりだと感じてますが、

百合ヶ丘は?
ポイがスゴいですね。
悲しいです。

麻生区全域にポイ捨て禁止条例を作り徹底して取り締まって欲しい。

期待しています

投稿: エコエコアザラク | 2012年3月13日 (火) 02時03分

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