なおログ[Blog]

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2012年3月

2012年3月31日 (土)

鎌倉

田舎もんにとって東京は夢の大都会。今は約2時間で帰省できるが、当時は信越本線の特急「あさま」号で5時間の長旅。小学校低学年の時に祖母に手を引かれて東京見物に上京したのが最初だが、東京というよりも神奈川見物に近かった。

山下公園の氷川丸見学や横浜スタジアムでの試合観戦、中華街での食事等々と数々の思い出が残るが、最も記憶に残っているのは宿泊先のホテルのエレベーターで広島東洋カープの山本浩二選手と一緒になったことと、鎌倉の大仏であった。今回の後援会行事はそんな懐かしい大仏を含む江の島・鎌倉方面への日帰り旅行。

すっかり春らしい天気の中、午前中は新江ノ島水族館、江の島での昼食と散策を挟んで、午後は鎌倉の大仏、長谷寺、鶴岡八幡宮から小町通の散策と盛り沢山の内容。当日は政治の兄貴分である神奈川県議会議員の相原高広氏や昨日の話題の人物、中山展宏(のりひろ)氏を含む多くの方々にご参加いただいたが、やはり何といっても女性陣が目立つ。

普段は家庭を守る方々だけに奥様方には息抜きの機会になったかどうか。アルコールも手伝ってか、朝からドンチャン騒ぎに近い。最初は私がお相手をするのだが、役不足になると後援会長が呼び出されることになる。さすが豪華な女性陣。選挙の原動力である。前日にバナナやジュースの差し入れも届くし、特別に用意したモンダビ・ワインも大変好評。

新江ノ島水族館ではイルカショーが催されるも、少し物足りなさが残った。うちの田舎の水族館のほうが豪快な演技が多かったかも。。。

「春休みなんだから子供さんも連れてくれば」の一言に今回は妻も含む家族連れ立っての参加。そちらの相手は後回しなのだが、それでもやはり父親は父親。所々に相手をしていれば「子供たちも春休みの思い出が出来て、一石二鳥で良かったじゃん」との冷やかしも。

江の島での昼食は島の入口にでんと構えるレストラン「貝作」。懇意の藤沢市議のご実家とあって、随分とおまけもしていただいた。サザエのつぼ焼きをつまみに昼から日本酒をかたむける贅沢なひととき。

午後は周辺の神社仏閣巡りも、古都鎌倉は道が狭いし、観光客が多い。どこに行くにも旅行会社は小田急トラベル、バス会社は江ノ電バスと以前から決まっているのだが、さすが江ノ電バス、地元の強みを生かしたスムーズな運行で予定通り無事に帰路につくことが出来た。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

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2012年3月30日 (金)

きっかけ

「ブルーレイ」だかなんだか最近のデジタル家電の話題には全くついていけてないのだが、今日は地元の電器屋の話から。

ビデオデッキが出始めの頃、なかなか売れずに困った店主が一計を案じた。ビデオデッキを購入してくれた御客様にビデオ一本を無償提供。そのビデオというのがHなビデオだったらしく、瞬く間に爆発的な売上げを記録したという。ちょっとしたきっかけが大事なんだよなぁということなのだが、くだらん卑猥な話はそのへんにして。

そんな現象は巷にも溢れていて、ある商品が突然売り切れ状態になったりする原因は口コミであったり、昼のワイドショーであったりすることが少なくない。

夕ごはんの食材の買い物が私の家事仕事のひとつになっていて、妻からそれらしきメールが届くのだが、最近は「人参の葉っぱ」なんてのもあった。聞けばやはり「人参」そのものじゃなくて「葉っぱ」なのだそうで、探すのにひと苦労だったのだが、ようやく探し当てたカゴの中は空っぽであった。

また、トマトにはコレステロールをカットし、ガンを防ぐだけではなく、肌を日焼けから保護し、さらに肌を若々しく保つことを支援する成分が含まれ、ダイエット効果もある。そんな最新の研究成果が明らかになったらしくトマトが人気らしい。

近年はトマトも改良が進み品種が増えたし、しかも総じて旨い。元来トマト好きなのだが、数年前に地元支援者宅でいただいたトマトが今までで一番旨かった。丹念に手塩にかけて作った野菜はほんとに旨い。

さて、地元の麻生区と多摩区で活動を続ける中山展宏(のりひろ)さんのポスターが目立ってきた。当方の後援会のみなさんにも協力していただいているのだが、反応がいまいちの様子。

そのいまいちというのが写真の顔。本人なりにいろいろと思案した結果というのは経験者には十分に伝わってくるのだが、周囲にはそれが伝わらない。「ポスターと違って、会えば表情もいいし、性格もいいんだけどなぁ」との感想が聞こえてくる。

地元の大ボスのご婦人からハッパをかけられて朝の駅頭の応援に立つことになったのだが、本人の演説も悪くない。なかなか評判が上がって来ないという断崖絶壁も案外ささいなきっかけで乗り越えられるのかも。。。でもそんな安易じゃないよな。

そうそう、冒頭の電器屋の話だが、その後、警察に摘発されて店主は逮捕されたのだとか。あくまでも聞いた話ですが。。。

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2012年3月29日 (木)

新潮45

週刊誌や月刊誌は目次を見て判断するのだが、新潮45の特集「女のひとり勝ち」につられて購入してしまった。

-女性の社会進出なんて言葉も今は昔。(中略)やっぱりハンデ無しじゃ男は女に太刀打ちできないのか。・・・春爛漫、花盛りの季節に贈る大特集-。冒頭の記事は橋本治氏だが、その小見出しに「小太りの女が七輪を持っていても男は平気で金を渡してしまう」なんてあって、なかなかユニーク。

時同じくしてビートたけしと安住アナが司会を務める夜の番組がたまたま目に入った。新社会人の生活事情を取材した特集だったのだが、何でも女性とのお付き合いや職場になじむ為の塾があるというではないか。

しかも結構な金額。それってカネ払って塾で習うことなのか、そんな情けないことでどうする、ワシが鍛えてやる「喝!」と唱えてみても、オッサン節がむなしく響く。

さて、近所の支援者の紹介ということで傘寿過ぎのおばあちゃんが事務所を訪ねてくれた。年金の相談だったのだが、いつものことながら雑談のほうが長い。三十路を越える孫娘が居て、玄孫(やしゃご)が未だだという話。「まだ大丈夫よ」というのが孫娘の言い分らしいのだが、そんな話からうちの大番頭を交えていつもの談議が始まった。

「確かに昔は子沢山だったよなぁ~。1ダースなんて言われてね。私の小さい頃なんか紐で柱に括りつけられて、両親は農作業に行っちまうんだ。動物と一緒だよ。それでもこうして育つんだからなぁ~。今は子供1人にかける金額は昔の5人分位あるから若い奴もたいへんだ」と同情を寄せる。

言われてみれば、私なんぞも随分なカネ喰い虫。うちは二人兄弟だが、二人とも学費の心配なく私大を卒業させてもらって、尚且つ、田舎からの仕送りもあった。今の自分に同じことが出来るかと言われれば到底無理なだけに、おくればせながらこの歳になって親のありがたみに気付く親不孝者である。「親孝行したい時には親はなし」とはよく言ったもので、父親は既に他界の身である。

子は授かりものだから望んでも恵まれないケースもあるだろうし、経済的な理由から望まないケースもあるだろう。作るのがあたりまえの風潮にあるからそのへん女性には男に分からぬ苦労を抱えていたりもする。いづれにしても外野はとやかく言わないほうが良さそうだ。

そう、それにしても冒頭の新潮45にある有働由美子アナの記事がウィットに富んで面白い。アラフォー世代の気持ちを上手く代弁されているのではないか。

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2012年3月28日 (水)

キング

この手の記事が一番書きやすいのだが、久々に立ち寄った不動産屋さんでの会話。「三期目ってどうですか」。漠然とした質問に少し間をおいて、「やはり慣れ合いですかね」と返事をした。

同期に三宅隆介君という市議が居て(あっ私より年上だった)、最近は「侠」で「おとこぎ」と読ませることもあるようだが、その漢字が似合う人物である。

民主党市議団に在籍していたのだが、離団して現在の所属は無所属。「うちに来いよ」と呼び水を送るのだが、「やまちゃんも無所属になれば」と返され、「うちって案外居心地がいいんだよなぁ」と会話が続く。

石原慎太郎氏の「新・堕落論」がちょっとした人気になっているというが、バッチも期数を重ねると慣れてくるのは事実。職員との信頼関係も出来てくる一方でしがらみも生まれる。それが半世紀も続いたのがわが党であって、それだけ政権与党の椅子に座り続ければ安定感は抜群も慣れ合いやしがらみは必然の結果。

「分かっちゃいるけどやめられない」のであって、そこに政権交代の意義があった訳だが。。。世に完璧な人間なんてのは居やしない。自然とそういう力が働く以上、自らを律していかねばならぬと思っていて、まぁそう思っているうちは大丈夫かなと。。。(そんな甘くないぞ~っ)

冒頭の居心地がいいというのも堕落しているとかそんな意味ではなくて部屋の雰囲気のこと。三期目というのはちょうど中堅だから部屋内の会議でも言いたい放題だし(えっそんな言ってないじゃないかって?)、先輩もそれなりに気を遣ってくれる。

たまたま本屋にて平積みされた一冊の文庫本を見つけた。三浦和良著「ラストダンスは終わらない」。そのタイトルがKAZUらしい。独断と偏見にもとづくスーパースターはキングKAZUと番長清原だと思っていて、同い年のイチロー選手にはぜひ頑張って欲しいと思っている。

45歳にして現役にこだわり続ける理由とはなにか。エッセイだけに文学的価値は高くはないが、本人のサッカーという仕事にかける執念とパッション(情熱)は十分に伝わってくる。既にプレーは一流ではないかもしれぬが、パッションは誰にも負けぬ。

好きこそものの上手なれ。たまにはそんな本もいいではないか。

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2012年3月27日 (火)

味のデパート

昨日の話題の続き。都市計画審議会は14時から第三庁舎で開催されるのだが、当日はつい昼食が遅くなってしまった。それほど余裕がある訳でもないし。。。

と庁舎のすぐ裏手にある「コシバ」ののれんをくぐる。昔ながらの定食屋で2オクターブ位は声の高いおばちゃんがテキパキと切り盛りしていて、客をさばいていく。フェイスブックに掲載したら反響が大きかった。目の前には割烹蒲焼「大沼」があって、こちらは鰻の名店。メルマガ次号にて紹介予定。

が、何といってもその売り文句がいい。「味のデパート「コシバ」」とある。川崎駅周辺には安旨からグルメ通を唸らせる名店まで、まさに街全体が「味のデパート」であって、そのネーミングこそやはり名店の証である。

昨年末に外国のタイヤメーカーのグルメ誌に東京・横浜・湘南版などというものが発刊されたと聞いて、本市はどうなんだとページをめくったのだが、なんとゼロではないか(怒)。

うなぎは「大沼」に「まるだい」。焼肉は「食道園」に「大将軍」、役所裏の「三千里」もなかなか。居酒屋は「藪伊豆」に「赤鬼」と、これはきりがなさそう。中華は「三鶴」に「成喜」。とんかつは「みやだい倶楽部」に「とんQ」と。小料理屋はM先生行きつけの「吉川(きっかわ)」か。

と東口周辺のみ思いつく店を並べてみたが、こう見ると結構な店が揃っている。他都市に比べて決して引けを取らないというよりもここが一番だと思うのだが。。。そうそう「餃子のまちかわさき」も宣伝中らしいのだが、そちらは残念ながら勉強不足。

JR川崎駅周辺は東口駅前広場の再編整備が完了し、今後はコンベンション機能を備えた川崎商工会議所の新会館がオープンする以外に東西を結ぶ北口自由通路等が予定されている。

一方の駅西口はミューザやラゾーナを中心に新たな賑わいを見せており、東西対決で客の引っ張り合いとも囁かれるが、やはり共存共栄。一人でも多くの来訪者を川崎市に呼び込めるような宣伝活動が大事。忘れている店があればぜひご紹介いただければ幸いである。

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2012年3月26日 (月)

VIP

「都計審」と記して「とけいしん」と読む。その名前がカッコいいのだが、「都市計画審議会」なる機関があって、市長の諮問にもとづいて本市の都市計画(まちづくり)に関する事項を協議する場になっている。

何を隠そう私もその委員になっているのだが、残念ながら任期は1年限り。22日(水)に今年度最後の審議会が開催されたのだが、任期最後となることから何人かが退任の挨拶を述べたが、市民からの公募委員の謝辞が印象深かった。

構成委員数は20名なのだが、議会枠があって内4名が代表として派遣されることになっている。市民の代表者が集う議会からの派遣とあって、もちろんVIP待遇。とは申しても年間4回の開催に対し、報酬は他の委員と同じ日当1万円であって、他の審議会と比較しても著しく高い訳ではない。他にもっとスゴいのがあるんだなぁ~、あっこれは内緒だった(笑)。

そのVIP待遇というのはこちらが希望する訳ではないのだが、事前に役所の担当部局による入念なレクが入る。やはりVIPは違うよなぁなどとひとり悦に入っていたのだが、なんてことはない、議員はうるさいのが多いから当日は静かにしていてくれとの腹もあるようで。。。事前のレクはしっかりと聞いた上で審議会には臨むのだが、確かに採決時における挙手のみで1年を終えてしまったような気がしないでもない。

そんな罪滅ぼしの意も込めてざっと内容を紹介すると、市街地には都市計画法なる法律に基づき乱開発を防止する為にその地区の用途や高さ等の制約が設けられている。時代の変遷とともにその制約にズレが生じることがあって、その典型的な例が武蔵小杉駅周辺の再開発。

開発需要が高い一方で、著しく規制を緩和したり、それがあまりにも拙速すぎると周囲との軋轢を生むことになる。そうならぬよう行政は十分な説明責任を果たさねばならないのだが、最近は地権者よりも周辺住民のほうが権利意識が強いケースも多く、どうしても納得できない住民も居たりして行政は頭を抱えることになる。

また、一方では市街地開発が進むと緑地の減少が懸念される。良好な都市環境の形成の為に緑地保全の取り組みも同時に進んでいるが、特別緑地保全地区の指定は都計審の審議事項の一つ。市内でも少しづつ範囲を拡大しながら本年度は記念すべき100haを突破した。

一応、そんなとこでご容赦を。。。

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2012年3月25日 (日)

第六委員会

現在、川崎市議会には5つの常任委員会があって、現在はそれぞれに所管する局の名前が付けられているのだが、かつては第1委員会から第5委員会と呼ばれていたらしい。

ゴルフに19番ホールがあるように、6つめの第6委員会があって、なんてことはない「課外活動」を意味する。およそ既に議長を経験した先生が主催することが多いのだが、「おい、第6委員会だ」などといえば後を付き合えということを意味している。まぁよくも考え付いたもんだが、出席するのはあまり名誉なことではない(笑)。

さて、この彼岸の墓参りに妻の実家である海老名市を訪れたのだが、市の広報の一つに「天文関連」の折り込み広告があって目を惹いた。金環日食にちなんだイベントらしいのだが、JAXAの吉川真氏による「はやぶさ2の挑戦 -太陽系科学の最前線-」などと面白そうなタイトルが並んでいる。http://libra-co.com/2012eclipse/program.html

いわれてみれば、昨年には小惑星「Ebina」が命名されたことがちょっとしたニュースになったし、海老名天文同好会が活発に活動するなど、天体観測愛好家の間で、その地は名が通った存在となっているらしい。

が、本市とて負けちゃいない。地元の重鎮、箕輪敏行先生が創設に携わった川崎天文同好会の発足は昭和28年。海老名天文同好会の10年以上も前であって、県下2番目の天文同好会である。http://www.kawaten.com/page3.html

そんな愛好家たちを育ててきた川崎市青少年科学館が来月「かわさき宙(そら)と緑の科学館」を愛称としてリニューアルオープンする。本市在住の大平貴之氏によるプラネタリウム「メガスターⅢフュージョン」による美しい星空以外にも周辺の生田緑地の自然を満喫出来るので家族連れにもお薦め。

そして、私が期待しているのは日本を代表する天文学者であって、本市と縁の深い故冨田弘一郎氏からの寄贈資料の展示。同氏の功績は川崎市議会における私の質問に教育長が詳しく答弁しているが(平成21年第2回定例会-6月25日-参照)、関係者の喜びもひとしおか。

4月28日(土)オープン。

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2012年3月24日 (土)

出版詐欺

別社会に生きる友人から久々に電話があって、「おまえの電子書籍は面白いな」-「何をいまさら」と反論したら、なんてことはない、本の中身ではなく、そのビジネスモデルだという。

ちょうど1年前の何かの折に雑談で、私がその可能性を熱っぽく語っていたことが記憶に残っていたらしい。

「おまえの電子書籍が売れたって二束三文だぞ」-「そんなことは百も承知。こっちは宣伝を兼ねてやってるんだから二束三文で結構。ただ、世の中には自伝を残したい、自らの経験を世に伝えたい、と本を出版したいという方々は潜在的に結構居て、それらを掘り起こすことは新たな需要喚起に繋がるし、ビジネスチャンスになるはずだ」と啖呵を切った。

世の中には人の数だけドラマがあって、人との出会いがその人の人生を左右する大きな要因にもなると思っていて、私自身も伝記や人物に焦点を当てた作品が好きなのだが、カッコいいなと憧れの存在を抱くことは向上心に繋がり、本人の人間としての成長を促すことになる。

ただ、いざ本を出版するとなると、よほどの有名人でない限り自費出版ということで多額の費用を請求される。それでいて、本屋の店頭に並ぶことなく、自宅の押入れの隅っこに積み重なって埃をかぶり、たまに仲のいい知人にでもあげるのがオチである。

ならばネット上で誰もが購入出来て、尚且つ、媒体は限られるものの原価を抑えられる電子書籍は大きな可能性を秘めていて、売れる売れないは別にして、そういう方々の願望を叶える出版企画は本人にとってもビジネスにしてもいいことだと思わないか。

それは電子書籍に限った話ではないが、そんな事実を裏付けるように書籍出版に関する詐欺も横行中とのこと。オレオレ詐欺に毛の生えたようなものだが、あこぎな連中が目を付けるってことは全うな需要もありそうじゃないかというのが友人の言い分。

現在も一部ゴーストライターとしての執筆を請け負っているのだが、自分の分だけで手一杯に近い。本気でやれば本の売上よりもそちらの収益が上がりそうな気もするが。。。いやいやそんなことではイカン。電子書籍「一日一話」Vol.15は4月1日(日)発売予定。

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2012年3月23日 (金)

横断幕

フロンターレの開幕戦。対戦相手は難敵、アルビレックス新潟。相性があまりよろしくないようで。。。

当日は藤子・F・不二雄ミュージアムのアピールか、藤子キャラが並ぶ横断幕が揺れた。が、相手とて負けちゃいない。新潟といえば漫画家の水島新司氏が有名。「ドカベン」とアルビレックスとのコラボはどうなんだと気にもなったりする。

新潟はわが郷里だけに仲間からアルビレックスを応援したりもするのかと聞かれるが、もちろん川崎フロンターレというのが偽らざる純粋な想いである。

最近、読んだ本の一冊に佐野眞一著の「あんぽん」孫正義伝があって、そのルーツは大陸にありながらも「僕は自分が生まれ育った日本が好きです。そして日本を愛しています」と公言して憚らない同氏へは感情的な批判は依然として根強い。

あのエネルギーはどこから来るのか、いかがわしさはどこから来るのか、とは文章そのままの表現だが、その両親から祖父母にまで根源を探りつつ、孫正義氏の人物像に迫っている。美談やサクセスストーリーに隠れた泥臭い部分に焦点を当てる著者の取材力が光る一冊。

巻末には「人物を描く場合、その人物が絶対に見ることができない背中や内臓から描く。それが私の人物論の基本的流儀である。いささかの自負を込めて言えば、孫正義をテーマにしてこれまで書かれた本より百倍は面白いと確信している」とあって、確かに内容は深い。

まぁそのへんの話は「郷里は新潟だが、フロンターレのファンです」などという単純且つ軽い話ではないからメルマガ「ブログの続き」に譲るが、今日の成功の一因は幼少期の逆境をバネにしたものであることは間違いなさそうである。

つい先日、仕事帰りに話題の映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を見たのだが、アカデミー賞作品の割に感動が薄かった。鉄の女サッチャーについてはその人物像を含めて既に多くが語られ尽くしているだけに、演技力はともかく、ストーリー性に欠けるような気がして、何となく物足りなさが残った。

そう思うと主人公は違うが、確かに「あんぽん」のほうが百倍面白いかもしれない。

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2012年3月22日 (木)

小さな勲章

年度末。人事異動と送別会のシーズン。今年は橋本勝(多摩区)、青木功雄(高津区)の両名が常任委員会の委員長を経験した。無事に終わったことに安堵の様子だが、それぞれに思い出に残る1年だったのではなかろうか。

年度最後の定例会も閉幕。閉幕後は市長以下、局長が挨拶にお見えになるのだが、定年を迎える局長には部屋内のメンバーからは拍手が贈られた。

議場は最後の晴れ舞台だけに退職予定の局長に最後の答弁を求めて花を持たせる粋な議員も居て、今回は若手がそんな気遣いを予定していたらしいのだが、事前の調整段階で外野から物言いが付いたらしく幻の原稿に終わったのだという。聞けば、その言い分とやらは「期数が浅いからやらないほうがいい」ということで、言われた通りひっこめたというが、それっておかしくないか(怒)。

この3月に定年退職となる面々の新卒採用は昭和49年4月。政令市への移行が完了し、夢はずむ世代。でもそのへんって結構大量に採用されているんだよなぁ。ちょうど私が生まれた翌年。この歳まで公務員生活38年間というのだから私などは青二才にすぎぬ。数々の苦難があったであろうことは想像に難くない。

「あの局長がんばっていたよなぁ」という局長には特別に有志での慰労会が催される。どこからともなく「さようなら○○局長の会」なる文面が回ってくるのだが、参加・不参加は山崎までと勝手に名前が入っているではないか。ほんとの話(笑)。

慰労会では公務員人生を振り返り様々な思い出が語られる。その中には人生の教訓もあれば本市の発展に繋がるものもある。現役時代であれば答弁にも多少色がついたかもしれぬが、既に去りゆく身。良くても出資法人への再就職で翌年度にはわが会派の「ムダ撲滅チーム」との対峙が待ち受けている。

でも、議場において追及する側から声がかかるというのは人望があっての賜物。光栄なことらしく、局内でも小さな勲章位にはなっているようである。

そうそう、継続といえば、いまのブログもおかげさまで2年8ヶ月。延べ回数も今日で970回となった。当時は訳も分からずに妹のブログ「まりろぐ」のタイトルをそのまま真似ただけだったのだが、ここまで積みあがってしまった。

ということで、ここだけの話、4月1日(日)にあわせてブログのタイトルを変更予定。新たなタイトルは。。。乞うご期待を。

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2012年3月21日 (水)

親子オケ

田舎もんだから都会の事情には疎いのだが、高校時代に駿台予備校の夏期講座を受講していて、隣の友人が市川高校の在籍であった。それがどうしたと言われればそれまでなのだが、今日はそんな市川市の話題から。

市川市在住の2歳児を抱える父親からの相談。市が主催する無料「親子オーケストラ」のイベントがあって、開演の15分前には到着したものの定員オーバーで追い返されてしまったという。1百人以上が同様の目に遭っているというからその人気の高さが窺えるが、それにしてももう少し工夫の余地が無かったのかということらしい。無料であっても事前予約制にするとか、有料にするとか。

確かに親子イベントは人気が高い。とりわけ都内近郊の市川市はベッドタウンとしても人気のエリア。都内まで出て行くのは億劫だからそんな子育て世代を狙った親子イベントを地元で開催すれば好評を博すのはあたりまえ。ましてや普通ならばクラシックコンサートに子供を連れて行くことは出来ないからこういう機会は貴重なものとなる。

ミューザでも東京交響楽団の着ぐるみの動物たちによる「ズーラシアンバンド」が催されていたが、有料にも関らず高い人気を誇っている。うちのチビが通うこうりんじ幼稚園でも何とか君のパパがボランティアでピアノ演奏を披露してくれたのだそうで、園児たちは大喜び。何も超一流でなくても気軽に音楽の楽しさを子供たちに伝えられればいいのである。

そして、ここからがちと難解なのだが、クラウドのチケットシステムなるものを利用して、有料で「行政×団体」でイベントを実施すれば追い返されることもないし、イベントの実施状況や空き状況などを市民の皆様にお知らせ出来るのだという。システム的な話は分かっていないのだが、要は需要と供給のバランスが悪いから「マッチング」を上手くやるべしということ(だと勝手に解釈した)。

確かにクラシックコンサートで空き席が目立つともったいないと思ってしまう。残席を当日に都合がつく方に多少割引で販売できれば興行主にとっても収益が上がるし、演奏者にとっても満席で拍手が多いほうがいいに決まっている。などと庶民的な発想に立っているのだが、クラシックの世界は独自の文化があるからどうか。

「市川エリアは、都内に出ないと遊び場所がない為、有料でも生活者は集まる。団体にも利益が入る為、イベント回数を増やすことが出来る。市川エリアが盛り上がるのではないか。市民の生活の質を高めることが出来る例が市川ですいません」との意見付きだが、川崎市にも十分参考になる。

ただ、そんな住民の発意の受け皿となる窓口はどこになるのか。。。

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2012年3月20日 (火)

5歳の壁

いまひとつ社会貢献をしようと案を練っていて、友人の専属デザイナーに相談に乗ってもらうことになった。同い年のはずなのだが、既に中堅企業の管理職の座を射止め、デザイナーとしての活躍よりも部下の面倒を見るほうが忙しそう。

久々の昼飯をともにして、雑談に花が咲いた。こういう仲間は視野を広げてくれる。ヨンパチ倶楽部は現在38歳。およそ社会人の折り返し地点であって、上も下も見れる絶好のポジションとなる。

その昼食時の話題。まずは、現政権が打ち出した国家公務員新規採用4割減に「若者いじめ」の声が相次いでいることについて。国家公務員の総人件費2割カットを公約した民主党の苦肉の策の一つだが、結果的に若者に皺寄せがいくことになった。

わが市役所も同じだが、公務員は雇用と給与の面でガチガチに守られている。だから人数を減らすとなると自然退職者の動向を見つつ、新卒者の抑制という選択肢が濃厚になるのだが、見直すべきはもらいすぎのオッサン。

多くもらうことは否定しないし、市民の為に一生懸命働いてくれさえすればいいのだが、あと何年だから無難な職場生活を過ごそうと怠けられても困る。そこに若年世代の不満がある訳であれっぽっちの仕事量で何であんなに給与をもらってんだと役所全般の就労意欲の低下を招くことになる。

一方の民間企業は千差万別だが、意外にも50歳前後の方の独立意欲が旺盛であって、純粋に社会への恩返しというか、社会貢献の意図が含まれるのだという。独立できれば、企業も負担が軽減されるし、今までの豊富な経験と人脈を生かして事業拡大が図れれば、若者の雇用の受け皿にもなりそうである。

家庭でも息子も二十歳を過ぎて、あとは勝手にやれと金銭的な負担も軽くなり、本人の自由度も増す。しかし、これが5年もたつとやれ結婚だ、出産だと、やっぱり会社に居残るかとなるのだそうで。これが「5歳の壁」である。

また、若者はソーシャルメディアにより気軽なコミュニケーションが可能となり、会社の付き合いよりもネット上の緩やかな付き合いを優先する傾向にあるという。デザイナーなども個人事業として請け負ったりも出来るから会社が嫌なら辞めてやる的な態度も露骨に見えるらしく、そんな若者を抱え続ける管理者にも様々な苦悩があるようで。。。

(昨日の答え・・・自民党)

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2012年3月19日 (月)

優勝カップ

今日は社会人時代の思い出話から。

企業の受付嬢は高嶺の花。そこまでいくとなかなか声がかからないもの。受付嬢は社内事情に詳しいし、情報源として貴重な存在。「こんどめしでも」などと声をかけるキザな野郎だったのだが、私に負けじと相棒は(既婚にも関わらず)マジで口説いていた(笑)。

男を口説くのは得意じゃないのだが、えっ女性もだって!?「メンバーが足りないぢゃないか」と東奔西走。「あと二十年若けりゃ走るんだけどなぁ~」と悠長な一言はある重鎮。

毎年恒例の多摩川リバーサイド駅伝in川崎。わが会派の出場は4回目。何かレクリエーションをということで立案者は私なのだが、各会派による対抗戦。議長経験者を口説いて優勝カップを用意した(もちろん全員自腹)。原修一(自)、矢沢博孝(自)、坂本茂(自)、鏑木茂哉(自)、潮田智信(民)の名が(隅っこに)刻まれている。

当時からの参戦は民主党。政権交代が囁かれていたから執念を燃やしての挑戦も初戦はわが会派の優勝。といっても2チームしかないのだが。。。その後は1勝1負の好勝負を演じている。

予算審査特別委員会の委員長を務めた山田益男氏(幸区)から駅伝の好敵手などと挑発を受けるも怪我やら行事やら家族旅行(えっ?)やらでメンバーが不足。ここは責任をとって団長に泣いてもらうしかないなと口八丁手八丁で。。。もないのだが、「周囲からかなり注目されてます」が殺し文句になり、何とか口説き落とすことに成功(笑)。

前日の報道によれば、今年は福島県の高校生たちが出場し、負けない元気な福島を、駅伝を通じて川崎から全国に発信するのだという。しかも、当日は「ふるさと交流フェア」として、東北地方の物産・飲食ブースが開設された。

そして、今年は福島県の高校生とともにもう1チームが新たに参戦。その名も「チームみんなの党」。名前を聞くだけでビビッてしまうが(笑)、相手は面子が若いから「自」も「民」も苦戦は必死。3会派対抗による駅伝レース。

メンバーは自民党(青木功雄、原典之、浅野文直、山崎なおふみ)、民主党(押本吉司、添田勝、岩隈千尋、山田益男)、みんなの党(竹田宣廣、小川顕正、日浦和明、小田理恵子)。既に雌雄は決しているのだが、果たして優勝は。。。明日のブログに。

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2012年3月18日 (日)

ゴネ得~後編~

「総時間や1人会派への配分なども見直すべきだ」。

都合が悪くなると議論を散らかすのは相手の戦術。総時間は前回の議運での各会派の合意事項であって、会派の最低構成人数も同様。今回の論点は明快であって「各会派が合意した代表質問の総時間をどう配分するか」の1点のみ。

膠着状態も相手の敗北は必死。全面降伏の前にある会派が助け舟を出した。「均等割り分の時間(総時間の約半分)の削減で議会局に幾つか案を提示してもらってはどうか」とまさに渡りに船である。

でも、元々に妥協の余地がなければ多数決で押し切るしかないから、当日は妥協の余地の有無についてのみ相手側に意見を求めても良かったのではないか。譲歩か全面降伏か。いづれにしても全会一致の慣例を打ち破らねばなるまい。

議会最終日には議案採決の前に意見表明の機会があって、熱心な会派は議長に対し発言を求める。それはそれで結構なのだが、いかんせん長過ぎる上に問題はその中身。代表質問、そして委員会審査の蒸し返しに近く、結論3分に対し御託を並べる27分は退屈そのもの。

インターネット中継や区役所での放映があるからアピールという面も少なからずあると思うが、それは自分たちのホームページかビラか何かでやればいい話。付き合わされるこちらはたまったものではない。

冒頭の議論にしても、議論を尽くすべしとは美麗字句だが、大事なのは時間じゃなくて中身。時間が短すぎるというのは弱者の言い分、昨日の「残業」話ではないが、デキる人物は時間を言い訳にしないものだ。

それにしても、それらを全て超越したわが会派の先達はさすがである。その一人であるおらが先生の一言。

「何があっても採決だけはサボっちゃイカンぞ」。

でも、それってあまりにも合理的過ぎるようで(笑)。

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2012年3月17日 (土)

ゴネ得~前編~

通常であれば会社の就業規則によるのだろうが、ハゲタカ外資に「残業」という制度はない。実績が全て、営業であれば「売り上げ実績」こそ全てである。何時間働こうとも給料は同じ。

「今月は1百時間以上も残業ですよ」と自慢げに語る人物は日本では美徳とされるが、海の向こうでは能無しですよと言っているようなもの。残業稼ぎと言われても仕方あるまいし、残業代を稼ぐ為の残業が行われてきた(いる)ことは日本社会の常識であって、会社の成長力を削いでいる。早めに終えてネオン街に繰出すべきである(笑)。

さて、議会の運営を協議する議会運営委員会。通称「議運」。各会派の正副団長が選出されるからそれなりのツワモノがそろうのだが、各会派による代表質問の時間配分が議題に上っている。

現在は総時間の約半分を均等に割り振った上で、残り時間を会派の構成人数により按分しているのだが、幾つかの会派から総時間を会派の構成人数に応じて按分すべしとの意見があって、一部の少数会派が抵抗を試みている。

「少数会派への配慮こそ成熟した民主主義のバロメーターであって現状を維持すべし」などと言えばカッコいいが、なんてことはない「議席数の応分割りだと時間が少なくなっちゃうよ」という腹が透けて見えるし、方や「議会改革協議会での議論を見てから。。。」などと悠長なことを言っている会派もあったりして、一向に前進を見せない。

議会改革協議会は議運の諮問機関であって、あくまでも自由討議の場。意見が割れた場合などは両論併記となるから必ずしも結論が出るとは限らぬし、議運自体で結論が出せるものについてはどんどん進めるべきである。

この手の議論は、傍観に近い会派もあったりして、どの会派が弱腰なのか会派の姿勢が鮮明に現れる。ぜひ委員会の会議録を見ていただきたいのだが、わが会派こそが最も積極的であって攻撃の手が緩むことはない。

「議席数に応じての配分こそ民主主義に則ったものであって、選挙のたびにどの会派にも議席を増やすチャンスがあるのだからそれこそが平等じゃないか」などと団長が畳み掛ける。

そんな論戦なのだが、話が進まない理由の一つに「全会一致」の慣例があって、この議運は全会一致でなければ物事は決定しない。だから都合の悪い話はそれを理由にゴネ得を狙ったりして。。。そんなバカは話があるか(怒)。

さすがの私も業を煮やして手を挙げた。「先送りするような議題ではない。早急に結論を出すべきだ」。

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2012年3月16日 (金)

がんばれO君

ここだけの話、旅館の関係者によれば酒癖の悪さワースト3に含まれる職業のひとつに「先生」が含まれるのだという。あとの二つは。。。とりあえず秘密か。

獨協医大の名誉教授、永井伸一氏によれば「両親とも教師」の家庭の子供は危ないらしく、危ないというのは学校の延長上で家庭でも教訓的な話が多くなりがちで子供がグレやすいのだという。まぁ関係者には耳の痛い話だが、今日はそんな教師の話題。

私の小学校3年生の担任は下村恒也先生であった。当時は既にいい御歳だったと思うが、独身だったから物心付いた生徒から冷やかされたりもしていたものの、課外授業が多く、毎日のように外に連れて行ってくれるから生徒の人気は高かった。今から思えば、学習指導要領による授業日数は大丈夫だったのだろうか。

冬の季節などは朝から小学校の裏手の砂浜に連れて行ってくれる。降り積もった新雪は柔らかいが、冷え込みが厳しいと埋もれずに新雪上を歩くことが出来るが、たまに「ズボッ」と埋もれることがあったりして、薄氷を踏むがごとく恐る恐る歩くのが何か面白かった。

6年生になると水泳部のキャプテンを務めるのだが、当時、入部を勧めてくれたのが、下村先生であった。当時は水泳部の顧問であって、私のぜん息を気遣ってくれてのお誘いだった。小学校卒業以来だが、今ごろはお元気だろうか。

さて、届け物があって地元の支援者の元を訪れたのだが、その向かいでは学生時代に私の活動を手伝ってくれたO君が自宅前で車洗いをしているではないか。

学生時代の専攻は国語と漢文だったと思うが、正義感の強い熱血漢で教師を目指していた。夢叶い、現在は教師生活8年目。今の赴任校は4年目だという。たまに夜の「幸龍」(地元の中華屋)で会ったりもするのだが、当日は久々の対面。

「随分と太ったねぇ~」。有権者にも関わらずズケズケと物申してみたのだが、聞けばヤンチャな生徒相手に奮闘しているらしくストレスからの暴飲暴食が原因とみた。ヤンチャな生徒は厄介だから担任を敬遠する先生も少なくないようで、O君のクラスがその受け皿になっているらしい。

中学3年生の担任だが、教師の必死さは生徒に伝わる。「生徒にはいい思い出が残ったんじゃない?」と聞けば、定時制を志願した女子生徒だけが残っているが、それ以外は無事に進路も決まり、卒業式にはヤンチャな生徒達とも感動の別れとなった様子。

教師冥利に尽きるとはまさにこのこと。まだ三十過ぎぢゃないか、疲れている暇はない。がんばれO君。

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2012年3月15日 (木)

地方の時代

依然として改善の兆しさえ見られない市バスの運行ミス。ここ2週も立て続けにミスがあって、常任委員会でその報告を受けた。それにしても資料の棒読みは何とかならんものか(怒)。

当日に配布された資料によれば、運転手の意見として「プレッシャーが非常に強くなってきている」、「運行ミス発生の都度個別に報道発表されることについて、相当なプレッシャーがある」、「運行ミスを犯した際のペナルティを重くするより、運転手を褒めるほうがモチベーションは上がる」等々との記述があって、委員会の中では厳しい意見が聞こえてきた。ごもっともだ。

それは運転手に限らずともどこの部署も同じ。公務員とはそれだけ社会的責任が重く、そういう宿命にあるのであるのだから仕方がない。そんな甘ったれたことでどうする、「喝!」。われわれとて同じだが、実はこちらの場合、稀に勲章のように思う物好きな方も居られるようで。。。若干事情は異なる(笑)。

その運行ミスの報告も本庁の職員が説明に回ってくるのだが、全ての事案について都度、所属の全委員を回るのだからその手間やたいへん。

それが国会ともなれば尚更のこと。何といっても議員の数が多すぎる。物事を決めるのにあれだけ多いとかえって重荷。ましてや二院制なのだから余計に複雑。結果、あの惨状である。であれば大胆に削減してみてはいかがだろうか。

地方も同じじゃないかって?。確かにミスター円こと榊原英資氏も地方議員こそ数が多く、削減の余地ありと指摘をされているが、ひとつの議会構成人数は地方のほうがはるかに少ない。確かに削減の余地は大いにあるけれども少なくとも国よりは借金も格段に少ないし、行政運営もそれなりにスムーズ、財政再建も国よりも全然ましではなかろうか。

尚且つ、国の場合は、首相は与党国会議員の互選だから権力闘争や論考賞の温情人事になりやすい。地方は二元代表制だから、都度チェックアンドバランスが働き、緊張感が保たれる。だからやはり直接リーダーを選べる首相公選制の意義は大きい。

うちなんぞの派閥の親分は互選を望むから政党としてそれを打ち破ることは厳しいし、それが一番のしがらみだから外圧に期待することもあったりして。。。

つまるところ国政がスムーズにいかないのは議員の数が多すぎるからであって、経費削減の観点から国会議員を減らせというのではなく、議会運営の観点から地方議員ではなく国会議員こそ減らすべしってことを申し上げたいのだ。国会議員なんてのは希少価値が高いだけでチヤホヤされもするが、やりがいは地方議員のほうがはるかに大きい。

地方の時代、国こそ地方を見習うべきではないか。

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2012年3月14日 (水)

役所の擁護者

巷には官僚派とか党人派とかいう言葉があるらしく、私なりの解釈によれば、いわゆる政策通とか論客といわれるタイプと、何といっても結束第一であって村の秩序を乱す奴は許さんというようなタイプの2つに分かれそうだ。

前者は他人より一段高い位置で物事を見がちであってプライドが高い分、仲間が少なくなりがちであるし、後者は一番大事なのは連帯感なんだと、ごもっともな説を展開するのだが、でも勉強するのが億劫なだけだったりもしてちょっと逃げ腰の姿勢が見えたりもする。

まぁ、互いに対立するものではないから、政策通か否か、協調性があるか否か、およそ4パターンに分かれることになる。もちろん私は左上だが、みなさんの周囲の議員はいかがだろうか。

さて、そんな分析はこの程度にしておくが、最近は「議会運営検討協議会」なるものが立ち上がり、議会改革に向けた取り組みが協議されるのだという。議会のおきてを決める機関として各会派の正副団長が選出される議会運営委員会があるのだが、とかく慣例が重視され、自由闊達な議論になりにくい。

ということで設置が決まったらしいのだが、わが会派からは座長の石田康博氏(宮前区)と、(選挙成績は私のほうがちと上だが、)論客の一人である尾作均氏がメンバーに選出された。どんな議論になるか見物である。

ただ、それらはあくまでも行政の御膳立てによるものであって、やはり自らの発意でやらねばなるまいと部屋内では幾つかのプロジェクトが立ち上がることになった。何といっても団長、副団長の執行部が若い。平均年齢42歳。「守旧派」などというと怒られそうだが、巨大な象を牽引するにはエンジンが強い。

まずは児童虐待について超党派での議員提案条例プロジェクトが進んでいるが、部屋内では吉沢章子氏(多摩区)、松原成文氏(中原区)、原典之氏(中原区)の3名を選出。それ以外にも幾つかあって、追々紹介していく予定だが、一つは「ムダ撲滅プロジェクト」。

新体制発足後は定例会のたびに出資法人の補助金のムダ撲滅を取り上げ続けてきたが、当初より参加メンバーは自由。メンバーが固定化されてきたからこのへんでプロジェクト化しようというものらしく、私はあくまでも黒幕、違った黒子役に徹しているつもりなのだが、それは自分の思い込みで、「役所の擁護者」のレッテルを貼られて、単に入れてもらえないだけだったりして(笑)。

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2012年3月13日 (火)

えびす鯛つり

「土俗的文化の象徴だ」、「そちらこそ西洋かぶれだ」。

何を隠そうわが会派のベテラン同士の会話であって、隣に座る私が仲裁役というか、聞き役になる。一方はクラシック通のK先生、対するは地元川崎市民俗芸能保存協会の会長、矢沢博孝先生。既に議長を経験した御仁だけに、もう少し寛容さがあっても良さそうなものだが、互いに譲れぬ一線らしい。

そんな川崎市民俗芸能保存協会の発表会も昨年は震災の影響から見送られ、今年は二年ぶりの開催が麻生市民館で予定され、ご案内をいただいた。

当日は仙台市で予定されていた曽野綾子さんの記念講演を含む「東日本大震災復興祈念の集い」への出席を予定していたのだが、他の行事も目白押しにて、急遽キャンセルとなってしまった。

朝からユニフォーム姿での活動。約5千人の請願の結果、区内のグランドが整備され、地元のソフトボール団体がこけら落としとして、セレモニーと親善試合を行うのだという。保存会の式典は10時からだから、1回の表裏程度で失礼する段取りを組んでいたのだが、機を逸して、あ~遅刻が確定(泣)。

その分、本業以上の活躍と十分なアピールがあったことは記しておかねばなるまい(笑)。対戦相手はシニアのみなさんなのだが、動きが軽やかであって、それも練習の賜物か。

さて、その民俗芸能だが、わが麻生区でも地元の細山や片平、黒川、真福寺、早野と囃子保存会が伝統文化を継承していて、私の新春の集いでも細山はやし連による獅子舞披露をしてもらうのだが、子供たちも興味津々であるし、反響もいい。

土俗的とは申せども、村には五穀豊穣を祈るそういう慣習が残っていて、代々継承されてきたんだよと子供たちに教えることは重要である。当日は11時過ぎに伺ったのだが、区役所前の広場では子ども会まつりも開催され、子供たちで賑わいを見せている。そんな子供たちも親に連れられ見学に訪れていたりして、意図した訳ではないと思うが、日が良かった。

中に入れば高津区の千年神社囃子保存会の皆様による「えびす鯛つり」が演じられていて、これがなかなか面白い。

えびす様が、すばらしいお天気だから散歩に来ていた二人のモドキに釣りをするから釣竿を持ってくるよう命じたのだが、どちらも面倒だから押し付け合いが始まる。最後はじゃんけんで勝敗が決するのだが、その後、諸々の獲物?が釣れて、最後には大きな鯛が釣れるという笑いの演技になっている。

合間には舞台上にてご紹介をいただき、その後は登戸古民謡保存会のみなさんによる「登戸田植え唄」と「焼き米つき唄」を拝聴して会場を後にした。

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2012年3月12日 (月)

きなりっこ

もう何年か前のことだったと思うが、地元の奥様方が企画した廃食油から石けんを作る教室に声をかけていただいたことがあった。

「汚れた油のほうがいい石鹸が出来るのよ」と、確かそんな話だったと思うが、廃油と牛乳パックを持参して仲間に入れていただいた。理科実験のようで子供たちにはいい教育になりそうな企画である。

本市でも家庭から排出される廃食油を有効利用した取り組みの研究が進んでいる。この手の話は神奈川ネットワーク運動の関係者が熱心だったのだが、市内にあるNPO法人川崎市民石けんプラントが市内事業者から発生する廃食油を回収し、「きなりっこ」と呼ばれるリサイクル石けんを製造・販売している。

「かわさきかえる」から「かえるプロジェクト」だそうなのだが、現在は市民団体「かえるプロジェクト」と連携して、家庭から排出される廃食油についても資源化を行っているという。石けん以外にもBDF(バイオディーゼル燃料)としての資源化も進んでいて、札幌市の取り組みや菜の花プロジェクトなどが注目をされてきたが、最近は電気自動車の普及に伴い、巷の関心も薄らいでいるらしい。

そんな廃食油のリサイクルを進める団体から「家庭から排出される資源物としての廃食油回収の推進を求める請願」が出され、その審査が行われた。請願は分別回収の目標設定と回収・再生ルートの確立を求めているのだが、その排出量は一般廃棄物29万t中52tであって、その再生ルートの確立にも障壁は高いし、分別品目としても最近はレアメタルの方が俄然注目を集めている。

分別品目の拡大がコスト増加に繋がってしまった「リサイクル貧乏」という名古屋市のような悪例も存在するだけに、コストも気になるところ。本格的に市が回収するとなると約6千6百万円が見込まれ、当日の審議ではその算出根拠も明らかにされた。

本市のスタンスとしては廃食油の資源化は推進されるべき取り組みではあるものの、現在の拠点回収を軸に拡充を図っていきたいとのことらしい。

そのへんの市の本気度が見えないことから請願が上がってきた可能性が高そうだが、わが会派では廃食油の資源化に異論はないし、将来性や費用対効果を勘案した上で、計画への目標設定を盛り込むとともに、当面は市民活動の後押し(=助成金の増額)方向で進めるべきだと求めた上での「継続」を主張したのだが、他会派にも配慮し、「主旨採択」の結論に歩調を合わせることになった。

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2012年3月11日 (日)

番外編~後編~

今日は3.11、言わずも知れた東日本大震災から1年。震災の犠牲となられた方々に慎んで哀悼の意を捧げるとともに、被災地の一日も早い復興を祈念している。

そんな日でありながら話題はリラックスした内容になってしまうのだが、最近は「街コン」というのが流行らしく、地域活性化と若者の交流の場の創出となっているのだそうだ。

街をあげての合コンというか婚活をそう呼ぶらしく本市でも「川崎街コン ノクチコン@溝の口」なるものが開催された。「みぞのくち」の合コンで「ノクチコン」かなどと勝手に想像しているのだが、男性6千5百円、女性4千5百円で約4百名の参加者があったのだという。

実は、わが部屋の隅っこの井戸端会議でも話題が上がっていて、ただ、内容が内容だけに取り上げるか否か。結婚したくても相手が居ない若者の悩みは深刻そのものだが、人の弱みに付け込んだ犯罪の温床になりゃしないかとか、行政が手を出すべきものなのかとか、そこで一歩踏み出す勇気が無かった。

それを軽く乗り越えたのが公明党の浜田昌利氏(川崎区)。同氏によれば都道府県の約6割、市町村の約3割が何かしらの婚活支援策に取り組んでいるのだという。

最近はそんな離婚相談も寄せられるのだが、「バツ」が幾つあろうとも永遠のパートナー探しは必死。独身男女にとってはいい機会にはなりそうである。百聞は一見に如かずだからぜひ訪れたいと思っているのだが、こちらもいい歳だし、薬指の指輪は外れないし、へんな誘惑が生じないとも限らぬ。そんなことで、次回は若手秘書官を送り込もうと思っていて。。。(笑)。

閑話休題。今回の議案には介護保険料と国民健康保険料の改定案件が含まれていて、事実上の値上げ案件となるだけに各方面から不満の声も寄せられている。今後に見込まれる需要から保険料が算出されるだけに値上げは必然の結果なのだが、やはり負担感は重い。

そんな折、ある市議が介護職員の処遇改善を取り上げた。介護現場は3Kの典型になりつつあるだけに、離職率も高い。介護報酬が上がれば保険料も高くなるのは当たり前のはずなのだが、保険料の値上げはけしからんということらしい。サービスは削減しないで保険料は据え置くなどというウルトラCはありえない。

市や国が保険料以外の独自財源、いわゆる税金を投入すればいいじゃないかということらしいのだが、あくまでもお互いに支えあう介護保険制度の枠組みの中だから保険料で対応するのが原則論。その不足分を税金でやれというのであればその根拠を示した上で納税者の理解が求められる。

今日の紙面も残りわずかになってきた。良きも悪きも、とにかく人様の質問に対して「あ~でもない、こ~でもない」という論評を加えるだけが一番ラク。だから私のくだらん論評よりも質問に立った市議は最低限の評価に値するのではないかと。

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2012年3月10日 (土)

番外編~前編~

昔から落ち着きがない生徒として有名だったからじっと孤独に耐えるひな壇はしんどい。晴れて御役御免となったのだが、まずはその感想から。

過去に総務委員長というたいそうな役を仰せつかったことがあるのだが、不遜にも嫌で仕方がなかった。「役付き」と呼んでいるのだが、手抜きは出来ぬ性格だから与えられた任務は必ず全うする。ただ、その間、どこかしらに気が緩まない窮屈感があって、ハメを外せないというのは結構キツい。

そもそもに大小に関係なくバッチが一つあれば十分に仕事は出来るし、ただでさえ新聞沙汰になりやすいから肩書きは少ないほうがいい。酔っ払って騒動になりゃしないかとか(全然大した心配じゃないけど。。。)、普段以上の注意が払われることになる(笑)。

ただ、そんなことは有権者からすれば全く関係ない話であって、ひな壇の憂慮は不測の事態への対応、とりわけ今回は不気味な地震が続いていただけに審議中に大地震が発生した場合の対応や、一部議員の質疑で審議が散らからぬよう方々に多少の気は遣ったつもりである。

さて、昨日まではわが会派の委員を中心に質疑の内容を紹介してきた。本来であれば全ての内容を紹介し、独断と偏見に基づく採点表でも用意したいのだが、袋叩きの可能性も高そうだからそれは他に任せるとして、紹介出来なかった幾つかの案件を取り上げる。

まずは生活保護から。世相を反映してか伸びの著しい生活保護。防災対策に次いで取り上げられた回数が多かったか。一般会計の1割以上を占める生活保護の扶助費は本市財政にも重く圧し掛かっている。

わが会派の吉沢章子氏(多摩区)の質問では世代別受給者数が明らかになったが、全体で約3万人、内20~30代の受給者が1割を占めるという。働けるのに働かずに受給している面々は許せんという話であったが、それ以上に、本来であれば年金を受給すべき高齢者が生活保護に流れている実態は看過できぬ話。

年金保険料を払わずに恩恵を受けようとする発想は卑しすぎる。負担は血税であるだけに納税者は怒るべきだ。

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2012年3月 9日 (金)

最終日

予算審査特別委員会4日目の最終日。

当選回数は同じ同期なのだが、歳は向こうがひと回り上。「議場で怒鳴っていればいいんだからラクだよなぁ」とついつぶやいてしまったが、「バカ言うな」とは本人の談。わが会派は林浩美氏(川崎区)から。

さて、国交省関東地方整備局が6日(火)に予定していた「首都圏の港湾における地震・津波対策の基本方針」の公表を急きょ中止した。前日の国会質疑で国交省と内閣府が別々に津波想定をしていたことが判明したからというのがその理由だが、川崎区では相当甚大な被害が生じるらしい。

らしいというのはある人物を通じて私の元にも情報が寄せられたから。さすがに、わが麻生区こそ津波の心配はないが、川崎区にとっては看過できぬことだけに津波対策はどうなっているのかと詰め寄った。

2番手は同区の尾作均氏(麻生区)の登場だが、どうも体調が優れぬ様子。それでも関係者と協議を重ね、質問に立つ姿は議会人の姿勢として十分に評価できる。その質問内容は生活保護に焦点を絞ったもの。

特別養護老人ホームについて、国は個室ユニットの整備方針が示しているが、その利用料から入居出来ないじゃないかと迫る。行政側も実情に応じた多床室との併設型を国に求めていくとの苦しい答弁。扶助費の約半分を占める医療扶助の適正化も求めていた。

「しまちゃんに呼ばれちゃってさぁ」。表情はまんざらでもなさそうである。

朝のエレベーター内の会話が聞こえてしまった。愛称で呼ばれるとは「なかなか」の存在であろう。でも私が役所の職員であれば呼ばれて不運を嘆く一人。ましてや質問となればなおさら。。。とにかくメッキとゴマすりが通じない。だから万が一、呼び出しがあった時は用意周到に万全の体制で臨まねば3時間は覚悟したほうがいい。ちとオーバーだったか(笑)。

その「しまちゃん」こと嶋崎嘉夫氏(川崎区)の登場。ちなみに期数は私より格段に上である。羽田空港の国際化や特区指定に注目が集まる臨海部だが、対岸の東京都に比べて地価が安いという立地優位性は本市の魅力。

対岸との連絡橋や首都高湾岸線の料金割引による誘導策を取り上げたのだが、「○年前から私が提言しているのだが、ようやく気がついてくれる人が出てきた」とは他会派の市議のつぶやき。ここでも手柄争い勃発か。

まぁそんなこんなで60人中49人が質問に立った予算審査特別委員会もなんとか閉会となった。

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2012年3月 8日 (木)

ひな壇の小言

タイトルが固すぎたので変えてみた。

予算審査も3日目。終日の缶詰状態に近く、ひな壇は特に気が張っているから疲れもピーク。自席であれば途中退席も昼寝も。。。違うか(笑)。昼食時とおやつの時間に30分の休憩が入るが、終盤戦に向けての団会議が開催され、請願やら意見書やらの取り扱いについての協議の時間となるから休みはない。

さて、普段の活動において、都合が悪い時はバッチを外すから私みたいなのはバッチを紛失しやすい。紛失した訳ではないのだが、自宅に忘れてしまった。議員はバッチが無ければ議場に入れないことになっている。

当選のたびに新たなバッチをいただくからキチンとした議員は複数のバッチを有していて、そんな予備のバッチを快く貸してくれたのが、トップバッターの廣田健一氏(多摩区)。ご存知の通り、多摩区の豆腐屋の大将だから「食」へのこだわりが強い。地元のPTA会長も歴任しているせいか、とりわけ教育問題についての思い入れが深く、「子供の教育も食育から」と言わんばかりに「早寝・早起き・朝ごはん」と地産地消の取り組みを質問した。

地元のゆりストアの店頭にも菜の花が並ぶ季節を迎えたが、本市にはのらぼう菜という地元野菜があって多摩区菅地区の原産。http://ow.ly/9vcwh 栄養価満点ののらぼう菜は人気も高く、もっと普及をと訴えた。

2人目は青木功雄氏(高津区)。現在、農業委員会にも所属していることから農業振興地域の違反転用について取り上げた。農地法の改正により罰則が強化されたが、わが麻生区の早野地区の違反転用について具体的な対策を求めた。これは尾作均氏(麻生区)の入れ知恵か。また、再生可能エネルギーとしての小規模地熱発電システムの学校施設への利用等の幾つかの質問がなされた。

3人目は団長の浅野文直氏(宮前区)。最近はこのブログでの登場回数も多いから今回は質問の内容だけに留めるが、予算の編成手法や臨海部の特区指定に伴う国立医薬品食品衛生研究所の土地取得についての質問。

UR都市機構が所有する土地、約1.7haを本市が取得し、国に無償提供する案件。地元への経済効果等を勘案した末の判断だが、その取得費用は土地開発基金を活用するのだという。今後の3年間、毎年約10億円の取り崩しを見込むもその基金の残高はほぼ横ばいに近い。

理由を問えば、臨海部には駐車場等の利用料があって、それを基金に入れることにしたらしいのだが、それはズルいんじゃないかと迫った。打ち出の小槌みたいなもので、他にも隠し事がありそうな感じ。

どうも当初の担当者の一言が癪(しゃく)に障ったらしく。。。議員の扱いには注意が必要である(笑)。

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2012年3月 7日 (水)

予算審査2日目

2日目の朝のひな壇は副委員長の私。トップバッターは吉沢章子氏(多摩区)。同じく副団長の一人だが、「汚れ役」が私であれば、こちらは紅一点の花形スターであって、注目度が違う。

わが稼業は目立ってなんぼの世界。いかに注目を集めるかに腐心することになるのだが、注目を集める為に腐心するというのは自らに自信があるから出来るのであって、私のようにボロが出そうなキャラは大人しくしているに限る。なんか最近は自虐的だなぁ(笑)。

さて、その質問。事前にツイッターで呼び込みを図る周到な戦術に。そのままの引用で恐縮だが、「質問は4つ。1.環境共生都市について。再生可能エネルギーを公共建築に導入し、エネルギーのリスク分散と防災施設としての機能強化を図る事を提案。2.学校施設の長寿命化について。学校のカルテを作成して順次リフォーム。教育的意義から児童生徒の参加を提案。

3.市バス事業について。一般会計から10億円繰入れ。大阪は給与4割減さて川崎は?委託の成果は?赤字路線は?検証しさらなる企業努力を求める。4.生活保護費について。一般会計の実に1割。昨年比24億円増。働き口がない人は先ずボランティアを!と提案。社会貢献は職業訓練にも」とそんな感じ。

大阪市に見るように教育委員会の形骸化が話題に上がっているが、そのへんの懸念を取り上げたのが、わが会派の松原成文氏(中原区)。教育委員の任期4年に対して、過去の教育長が任期途中で退職している理由と再就職の状況を質問。それ以外に、ミューザの避難経路を含む安全対策や、スポーツ施設の拡充等を求めた。

これについては午前中に他会派の委員からも質問があって、近隣都市の施設利用や人気の特定スポーツの施設整備こそ優先されるべしとのことだったが、本市の施設も市民優遇が施されていて、且つ多目的利用の施設を増やしていくとの答弁。暗に「虫が良すぎる」とのニュアンスが含まれている。だから単にスポーツ施設の拡充で押したほうが良かったかもしれぬ。

石田康博氏(宮前区)はゲリラ豪雨対策等を取り上げた。中でもふるさと応援寄附金については興味深いデータが示された。これまでの実績約1億円。うち半分以上が子ども施策に充当して欲しいとの希望付である。10万円以上の高額寄附者には感謝状と岡本太郎美術館の入場券がプレゼントされるというが、そのへんの工夫再考を迫った。

もう一つの質問には本人の想いが込められているから本人のブログを参照いただければと。http://ishidayasuhiro.com/blog/2012/03/post-435.html

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2012年3月 6日 (火)

予算審査1日目

震災後の初めての予算審査とあって、必然的に防災関連の質問が多くなるのが特徴か。

私は不器用だからそんな場当たり的な俄か議員になれはせぬし、なるつもりもない。であるならば過去の政策判断の検証や将来にツケを回さぬような財政再建に重点を置くべきであって、そんな視点で市政に臨んでいる。

さて、トップバッターは中原区の原典之氏。地元の案件2つと防災対策を取り上げた。JR武蔵小杉駅の周辺開発については国の戦略交付金の活用方策等についての質問。等々力緑地の整備については市の組織体制の不備を指摘。小手先だけの組織改変じゃないかと詰め寄った。

防災関連は地元消防団や自主防災組織への支援策等についての質問。最近は消防車の音がうるさいなんて住民も居るらしく、ボランティアで地域を守る消防団のみなさんの苦労も多い。

2番手は公明党の田村伸一郎氏(宮前区)。朝、会った時に「ブログ読んでます」とのことだったので今回も紹介。このブログも結構、恣意的である(笑)。

中でも成年後見人制度に関する質問が良かった。約2百万人と推定される認知症患者に対し、あと10年後には3百万人を突破する見込み。認知症患者を狙った振り込め詐欺や後見人の金銭着服事件なども社会問題化しているだけに、その対策は喫緊の課題の一つ。

そして、3番手は民主党7期目のベテラン、雨笠裕治氏。同じ区なのだが、役者は向こうが2枚も3枚も上手だけに、同じ質問でも見せ方、アピールが上手い。さすが政治家と思わせる市議の一人。

ここ何年かは財源不足を理由に減債基金からの借入れを見込んでいるが、決算時には回避されることが多い。入札の結果や翌年度への繰越し等により決算時において当初の見込みを下回ったりする不用額は小さくない。それが減債基金からの借入れ回避できる要因なのだが、帳尻あわせじゃないかとの言い分であって、行政の弱点を突いている。

「不確定要素を盛り込むべきではない」という行政の腹の中を見透かした内容。ただ、水掛け論になりがちで、であれば収納率などもある程度の滞納を見込んで低めにすればいいとか諸々の仕掛けが施されることになる。

だからそのへんは行政の努力の結果と評しても良さそうな気もするが意見の分かれるところであろう。

そうそう、もうひとり、わが会派の橋本勝氏(多摩区)も質問をした。紙面が少なく、申し訳ないが、公立小中学校における防災対策、市税等の滞納対策、JR南武線稲田堤駅の橋上駅舎化だったか。

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2012年3月 5日 (月)

塚本選手

悲劇から1年。それぞれの想いを胸に大都会「東京」の街を走る。今回で6回目を迎えた東京マラソン。

第1回、第2回で選考漏れとなって以来、応募していないのだが、やはりあれだけ盛り上がっているとランナーでなくても気になるもの。田舎の母親からも明日は東京マラソンだけど走るのかと着信があった位だから全国的な関心も高そうである。

ジョギング仲間も5名が出場とあって、これは応援に駆けつけねばと段取りを整える。都合よく当日の午後は両国国技館で恒例の5千人の第九コンサートがあって、支援者の奥様からチケットをいただいている。

朝は新百合ヶ丘駅にて応援団を見送り、その足で川崎グランドホテルでの自衛官入隊予定者の歓迎式典に出席。来賓の挨拶では、地方連絡本部長、市長に続いての登壇はわれらが田中和徳せんせー。未来ある若人に一冊の本を紹介された。

ルース・ベネディクトの「菊と刀」。以前、車に置かれていたと記憶しているのだが、意外にも読書家らしい(笑)。これは必読かも。

さて、応援団は約27km地点のJFE蔵前ビルの前に陣取っていて、私の到着は午後13時過ぎとなってしまった。早いランナーは既に通過してしていたが、そこに到着は私とNAHAマラソンを一緒に走っている星野おじさん。

今回が3回目の出場となる幸運者である。そんな歳ではないはずなのだが、赤いちゃんちゃんこの衣装がかなり目立つ。まだまだ余裕の表情で笑顔を見せる。がっちりと握手を交わし、走り始めるのを見送った。応援しているだけでも感動を味わえるのがマラソンの醍醐味。

そんな折、突然、仲間の一人が大声で叫んだ。「大宮アルディージャの塚本選手、待っているぞー」。

バカでかい声に周囲は何事かと唖然とさせられたが、大宮アルディージャのDF塚本泰史選手は右大腿骨の骨肉腫、いわゆる骨の癌であって、手術にて人口骨を入れる為、選手生命に終止符が打たれるのだという。そんな彼が走っているではないか。

「おれはフロンターレファンだけど君が来るのを待っていたんだ」と熱血教師も顔負けのアツい声援。てっきり昔からの知り合いかと思いきやそうではなさそう(笑)。応援仲間が作った汁粉をおいしそうに食べて走り始めた。

その塚本選手のブログはこちら。http://ameblo.jp/taishi-tsukamoto/entry-11176394693.html

運命とは非情也。でも負けずにがんばって欲しい。

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2012年3月 4日 (日)

補佐役

さて、いよいよ予算審査特別委員会がスタート。市議会の控え室の外には長蛇の列。いわゆる質問取りである。

中には意地悪な議員も居て、質問の内容を教えないとか、ねちねちとつき合わされたりとか、終電間際まで待たされたりとか、恨み節が聞こえてきそう。待たせるほうも待つほうも結構な無駄に見えてしまうのだが、行政側からすれば「○○先生のところに行って来る」と言えばいい口実になりそうだから、いい息抜きになっていたりして。。。

さて、晴れて、かどうかは知らぬが、その予算審査特別委員会の副委員長に就任となった。会期中はひな壇、いわゆる議長席で審査の行司役を務めることになる。

委員長には民主党の山田益男氏が選出。慣例では就任の挨拶時に相手をほめることになっているらしく、世辞は得意じゃないから手短かに済ませたのだが、委員長の温厚な人柄は良く承知していて、つくづくこういう人事に恵まれていると思っている。

正副委員長になると質問をやらないことになっているから手持ち無沙汰の状態。しかも行司役だけにそれぞれの質疑に集中していなければどこで議事が脱線するとも限らぬ。隣には議会局の真面目な部長が座っているのだが、話し相手にはならぬし、カメラも回っているから孤独そのもの。神経をすり減らすことになる。

一日の何度かを委員長と交互に務めるのだが、副委員長が登壇していれば委員長は議場に居ない。が、逆は残る。あくまでも補佐役だから、あまり目立ってはいけぬと大人しくしていたのだが、やれ暗いだとか、元気がないだとか周囲からは冷やかされる始末。

ただ、何でもそうだが、「正」は目立つ分、はるかに責任は重いから「副」のほうが座り心地がいいこともある。いい選手がいい監督になるとは限らないように、やはり人には向き不向きもあって、補佐役なんてのも結構いいではないか。

ただ、もう一つの補佐役「副団長」だけはそうもならぬようで。。。政治の世界だけに厄介な案件が持ち込まれる「汚れ役」に徹している。

というか自然とそうなってしまったのだが、そんな話はまたいづれの機会に。

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2012年3月 3日 (土)

防波堤

他会派の代表質問。「わが党が言い続けて1年間、いまでは他会派も含めてこんなに言葉が飛び交うようになった」。そんな自慢話は政治家の常套句なのだが、果たして本当なのかと過去の会議録を洗い出してみた。

が、なんてことはない。いつものことであった。公明党の岩崎善幸氏がちょうど1年前の予算審査委員会で取り上げたのが最初であって、それ以降はわが会派も含め、それぞれに取り上げられていた。

日本人だけにカタカナは得意ではないが、「スマートシティ」なる言葉があって、JR川崎駅周辺でそんな将来構想が描かれているらしい。周辺の再整備により、以前とは見違えるほどにガラッと変わった川崎駅東口だが、聞いてみれば何やらものスゴい構想が進んでいそうな様子である。

代表質問の原稿作成。委員の一人がインフルエンザでダウンして、この「スマートシティ構想」の担当が回ってきた。「東京電力に対する賠償請求」「市バス事業」と併せて3本を担当することになったのだが、わが会派の質問項目は全体で29本だから、平均本数よりは多く執筆したことになる。

さて、その「スマートシティ」。いちから勉強を始めたのだが、どうも分からん。今と何が変わるのか、狐につままれたような状況。でも、どうせやるなら世界の注目を集めるようなものをやるべきだとエールの文章も盛り込んでおいた。

一方で、他都市の視察などでもつくづく思うのだが、何やら事業の宣伝だけが先行して、実際はそうでもないこともしばしば。今回のスマートシティ構想でも本市のみの自画自賛にならぬよう第三者的評価はどうなのかと迫っている。

質問原稿は多少格調高くまとめたつもりだが、その割に答弁は短くて素っ気ない。しかも、答弁が省かれているものまであるではないか。が、諜報員の情報によれば局内において結構な協議が重ねられた結果という。こちらの投げかけに対して行政職員が集まって知恵を絞る、協議を重ねるというのはいいことではないか。

隣の団長から「なんでこんな短いんだ(怒)」の声が聞こえて、ヤバそうな雰囲気もそんな状況をおもんぱかって、「全局に答弁短縮化の指示が下っていますからその影響じゃないですか」とついはぐらかしてしまったのだが、その防波堤が崩れるのも時間の問題。

崩れる前に成果を出すように、あとはよろしくたのむ。

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2012年3月 2日 (金)

市バス

現在、開催されている川崎市議会定例会も前半戦のヤマ場、各党の代表質問を終えた。

まいどのことながら担当割振りは私の専権事項。わが会派の持ち時間2時間37分に対し、時間オーバーも承知の上で、各自が完成させた原稿91ページ(でも字が大きいからなぁ)。

まずは無駄な答弁を削るところからスタートするのだが、鉛筆を削るような話であって、どう見ても所要時間を捻出できそうにはない。ということで犠牲になったのは交通局の市バス事業。

勿論、私の担当原稿であって、当局にお詫びの電話を入れることになる。「内容的に劣っていた訳ではないのですが。。。」行政側にとって質問はないに越したことはないはずなのだが、それでも幾分か寂しそうな様子。本心なのかなぁ~。

つい最近も大阪市の市バス職員給与4割削減がニュースに取り上げられた位だから旬な話題には違いない。公務員としての身分が保障されていながら鶴の一声でバッサリやられてしまうのだからいささか気の毒な気がしないでもないし、財源を捻出するだけであれば、そこまでやらずとも他の無駄を削る選択肢もあったはず。

といっても市の組合活動は目に余るものがあるのは事実。西の大阪、東の川崎と言われ、東西の雄であったのは知られた話。中でも本市の交通労組の過激な活動はつとに有名であって、公務員でありながら露骨に選挙運動を展開する。

そりゃあ目の敵にされるでしょうよ。さすがにやりすぎであって、相手(といってもうちが急先鋒なのだが)を攻撃するよりも懐柔策を検討したほうが賢いように思えるのだが。。。余計な御世話か。

大阪市の給与削減の理由は市バス事業が赤字だからというものだが、元々儲かる路線は民間がやってしまうからやむを得ない面もありそう。とは申してもそれを理由に遁辞を弄することは許されるものではないし、経営の黒字化に向けて最大限の努力とリストラを実施すべきである。

ちなみに本市バス事業に対して一般会計からの繰り入れ額は約9億円。経営黒字化に向けた取り組み、民間委託が進んでいるが、その実績と効果額、そして、拙速に進めれば委託分だけ新たな負担が生じるから職員の退職動向にあわせて進めるべきではとの質問が含まれる。

現在の勤務形態表を入手しているのだが、これはいろいろありそうで、今後、勤務条件の見直しを含めた給与体系のあり方も検討されるらしく、うちのY先生が予算審査に向けてはりきっている。

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2012年3月 1日 (木)

脱藩官僚

妻によれば今週発売の週刊誌に義理の妹の記事が掲載されるらしく、遣いを頼まれたのだが、その週刊誌がプレイボーイとあって、いささか躊躇してしまった。

プレイボーイといえばそちらの話題満載の男性誌。しかも表紙は水着の女性と相場が決まっていて、本屋でチラ見すれば今週号はいつになく大胆そうに見えるではないか。恥を忍んで購入。勿論、バッチは外しておいた(笑)。

誤解を招かぬよう申し上げておくが、妹はグラビアアイドルではない。「あの地方女子アナはい今!」なるコーナーに登場していて、「○○の兄です」と宣伝したほうが知名度は上がりそうな気もするが、こんな兄ではかえって相手に迷惑がかかりそうだからやめておく。

冗談はさておき、仕事帰りに久々のアカデミーヒルズを受講。「キャリア官僚よりも面白いキャリア」と題した講演であって、霞ヶ関を飛び出したエリート官僚2人。カッコ良く言えば脱藩官僚といったところか。勿論、両名とも東大卒。

世の中は東大卒の人が支えているんだからおまえのようなバカ息子は迷惑をかけてはいけない。と教わることはなかったのだが、97年の入庁組とあるから私の一つ下の学年。同世代人口が最も多いのは我等がヨンパチ倶楽部(昭和48年生まれ)だが、一つ下もかなり多いはず。

その熾烈な競争をくぐり抜け最高峰といわれるキャリア官僚に辿り着いたのだから優秀には違いない。その講座のタイトルも良かったが、当日は満席状態であって、あれだけバッシングがありながら依然として高い人気を誇っている。「東大卒」「元キャリア官僚」は未だ信奉者が多い。

独立のきっかけはいづれも海外留学にあるようで、霞ヶ関と正反対に賢い人ほどリスクを取るシリコンバレーや中国人のガツガツ感に刺激を受けたのだという。

起業で成功することは国会議員になるよりも難しい、しかも、キャリア官僚という地位を手放しての挑戦。その挑戦は賞賛されるべきものではあるけれども、官僚としての実力とビジネスの成功は別次元の話だけに前途多難も予想される。

最近は風に乗れば誰でも国会議員になれる時代であって、その地位や威厳は低下気味。方やキャリア官僚は実力がなければなれない難関。そして、起業で成功することはそれ以上の難しさを要求される。が、キャリア官僚であるがゆえの欠点もあって。。。果たして気付くことが出来るか。

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