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2012年2月26日 (日)

親の研究

次号のメルマガの「最近読んだ本」のコーナーは「狡猾の人」(幻冬舎)にしようと思っている。

ノンフィクションライターの森功氏が元防衛事務次官の守屋武昌氏の人物像に迫る作品。そして、今回のメルマガには川崎市議会の特命係が衆議院議員の田中和徳氏の人物像とその魅力に迫る記事も同時に掲載。これは見逃せない(笑)。

冗談はさておき、時の民主党政権が公約した県外移設も遅々として進まず、交渉が暗礁に乗り上げた普天間問題。中央政界の思惑が入り乱れ、基地移転自体が利権化してきたことにも触れているが、そのへんの経緯は「普天間交渉秘録」(守屋武昌著)のほうが詳しいかもしれない。

そんな社会の暗部も描かれているだけに私のような物好きは目を通すことになるのだが、公務員の方々にはとりわけお薦めしたい一冊。

常々思っているのだが、公務員は安定した職業であって、一部を除いて本当に真面目な方が多い。ましてや今の管理職以上の方々は経済が華やかなりし頃に民間を選ばすに入庁された方々である。

安月給には違いないが、それほど金銭欲が強いとも思えぬし、(私などはスグあれこれ悪知恵が働きそうなものだが、)業者に見返りをチラつかされた位で危ない橋を渡らない慎重な方々が多い。

でも、そんなエリート官僚がなぜに悪魔の手に落ちていくのか。業者との癒着というか悪魔の誘惑に溺れていく人間の弱さや、仕事面では順風満帆の影で家庭が崩壊していく様子が本人の反省の弁とともに赤裸々に綴られている。

仕事の悩みは能力で解決できても、家庭の悩みは根が深い。し、家庭の事情は見せたがらないもの。「息子が非行に走り、家庭が崩壊する。その多くが父親の責任であって、父親の威厳が損なわれたとき、トラブルが発生する」とは本人の弁。長男と殴り合いの喧嘩のシーンも登場するが、ひとりの父親として必死に抵抗する様子が分かる。

最近、たまたま見つけた「子どもをダメにする親の研究」という記事を読んでいて、「子がグレる理由は親にある」とあったが、そんな弱みに付け込まれて。。。

気の毒ながら自業自得というしかないが、誰にでもありうる話なだけに、同情の念を抱いてしまうのは私の弱さか。

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