答弁戻り
途中で挫折した、というか趣味が他に移ってしまったのだが、昔はちょっとだけ将棋が強かった。棋士といえば将棋かと思いきや、囲碁も棋士というではないか。
その世界を極めた藤沢秀行氏の著書「人生、意気に感ず」を拝読した。そんな世に知れた偉い方の著書を読むと、なにやら人生の高みに上ったような気がして、気付かされることも少なくない。
「女と借金で苦労をしなければ、人情の機微はわからなかった」と、そちらのほうでも苦労されたようだが、「世の中には様々な才能を持った人がいて、その才能を花開かせるのは、「学ぶ姿勢」であり、「努力」である」とも述べられている。
さて、今日は代表質問に対する答弁戻りの日。
行政側には質問原稿とともに、ちゃっかりと担当割振り表まで持って行かれるのだから、あいつはチョロいなと思われる訳には参らぬ。少なくとも文章位はバカにされぬ程度の内容にしておかねばなるまいとプライドのみが先行して、質問原稿の執筆に力が注がれることになるのだが、そこで燃え尽き症候群になりやすい。
でも、大事なのは行政側の回答であって、そこから議員としての真価が問われることになる。お手並み拝見と全ての答弁書に目を通すのだが、手抜きと判断すれば再質問となるか、はたまたこのブログで注意を促すか、いづれにしても万事抜かりなきよう。
そんな内容も含めて団会議では侃々諤々の議論があって、風見鶏の私は方々に頷いている位なのだが、今回の予算案は震災後の初めてのものだけに被災地とどう向き合うかという視点は大事なんじゃないかとの発言があった。
そんな折、支援者の一人から御電話をいただいた。久々なだけに元気そうな様子を確認すると「がれき受け入れの件で。。。」と切り出される。そういえば当日の朝刊各紙には「被災がれき受け入れ」の記事が踊っていただけにある程度の反応は覚悟していたのだが、むしろその発言に安堵されたのだという。
大きなニュースになっていることは承知をしているが、むしろ被災地に手を差し伸べるべきだという方々も大勢居るからぜひがんばって欲しいとのこと。本人もよほど思うところがあったのかもしれない。
私の原稿にもそんな想いをさりげなく含ませておいたが、続きはいづれの機会に。
そうそう、昨日の話題の続き。田中和徳せんせーのスーツの色は深緑(ふかみどり)。まさにワカメ色であった。「まさか意図されていたんですか」とは怖くて本人には聞けず、残念(笑)。
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