なおログ[Blog]

« 親の愛情 | トップページ | 新ゆりレモン »

2012年1月24日 (火)

逆境をバネに

年初の新年会で話題に上がるのが、干支の話。

今年は辰年であって、中国の長編小説「三国志」には不遇の時代を嘆く張飛に対して、劉備が「竜が沼の淵に潜むのは何のため 時期を待ち天に昇らんが為であろう」と諭すシーンが登場するが、果たして昇竜の年となるか否か。

そんな年頭の辞とは裏腹にわが国の景気回復はあまり期待できそうもないが、それを物語るように今春の就職内定率が公表された。大学生の就職内定率は71.9%と過去2番目の低水準。昨年の69.8%に比べ多少改善はしたものの「就職氷河期」を下回る水準だという。

ただ、その中でも東日本大震災で大きな被害を受けた東北3県の高校生はいずれも前年よりも大幅アップだそうで。過日の成人式では全国各地から被災地への励ましのメッセージが届けられ、新成人からは強い決意も語られたが、若者の躍動は復興への息吹と捉えたい。

来月から復興庁なるものが創設されるそうだが、メルマガ「ブログの続き」の前号では、その復興予算12兆円について、およそカネが絡むと利権が生じるから、当初の純粋な想いとは裏腹に捻じ曲がることが少なくないと指摘しておいた。

さて、その内定率の話に戻るが、勿論、同情から下駄を履かせてくれた企業もあると思われるが、何と言っても彼らは背負うものが違うから真剣さが違う。家もない、財産もない、働かなければ生きていけない、その必死さが伝わるし、そういう意欲ある若者にこそチャンスを与えるべき。

以前、ある人物から「日本人は貧しさを忘れてはいけない」という言葉を聞いたことがあるのだが、モノが豊かになると働くことへの意欲が低下しがち。逆境こそ人を育てる。ましてや、新卒者なのだからこれからの研修や経験でいかようにでもなりうるもの。

不況の折だけに、採用抑制中の企業にとっては迷惑な話かもしれぬが、一人でも多くの意欲ある若者が採用されることを願っているし、また、その活躍が閉塞感漂う日本の原動力になることも期待している。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.12(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能
こちらをクリック!

|

« 親の愛情 | トップページ | 新ゆりレモン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 逆境をバネに:

« 親の愛情 | トップページ | 新ゆりレモン »

 
自民党
山崎なおふみは自民党の議員です
自民党ホームページへ
KAWASAKI CITY
山崎なおふみは川崎市の議員です
川崎市議会のページへ