なおログ[Blog]

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年10月

2011年10月31日 (月)

その後

サルは木から落ちてもサルだが、議員は落選すれば本当に惨めなものらしい。幸いにして経験はないのだが、そんな憂き目に遭った元議員が世間を賑わせている。

中原区の清水勝利君などはラジオ番組のパーソナリティに転身。「清水勝利のこれでいいのかニッポン!!」http://www.katsutoshishimizu.com/という番組に出演中。大物ゲストなども招かれてらしく、私も待っているのだが、一向に連絡が無い(そんなひがむなって!)。

時間帯が深夜だから視聴者は少ないかもしれないが、タクシーの運転手さんなどは影響力が大きいから結構いいかも。

人生の必読書である「影響力の武器」(チャルディーニ著)にあるように人は「権威」に弱いからラジオ番組のパーソナリティの肩書きだけで、(本人の資質とは関係無しに)なにかスゴい人物だと思われる。そこに政治の貧困が存在しているわけで。。。話が脱線してしまった。

(注):別に本人の資質を疑うものではないが、次を狙うにはいい機会かもしれない。

そして、もう一人は幸区の西村晋一氏50歳。(年齢は要らないって!)

歳は向こうのほうが上なのだが、期数は幸いにも私のほうが一つ上。「元川崎市議、覚醒剤所持で逮捕」との記事が新聞に踊る。これは大変だぞと本人の携帯に電話を入れようと思ったのだが、着信履歴が残るから私まで疑われては困る。

まぁ当時から挙動不審な面があったような気がしないでもないが(色メガネは良くないナ)、本人なりにストレスも溜まっていたのであろう。メシもかなりご一緒したし、言えない話も少なくない(笑)。

選挙前には、政務調査費の領収書改ざん疑惑で部屋内が大騒ぎになった。囲っておいてはこちらにも火の粉がかかる。やれ除名だとか党員剥奪だとか厳しい声が相次いだ。

決して庇えるような話ではないのだが、せめてものよしみだけに、情が勝って本人を擁護したのだが、もし残っていたら今頃は私まで袋叩きだった可能性が高い。

立ち直りは至難の業だが、友人としてまっとうな道を歩まれることを切に願っている。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月30日 (日)

ばんじゅん

会場で、「あっ、“ばんじゅん”だ!」との声を聞いたのだが、誰のことだか分からなかった。

「ばんじゅん」とは昭和期に活躍した俳優、伴淳三郎であって、映画「喜劇 駅前団地」では地元の豪農、権田孫作を演じている。

地元の高石町会の壮年部研修会。昨年までは日帰り研修旅行だったのだが、今年はアートセンターを借りての研修会。その内容は、市の危機管理局の防災担当を招いての出前講座と映画「喜劇 駅前団地」の鑑賞会であった。

「喜劇 駅前団地」(長瀬喜伴脚本/久松静児監督)が公開されたのは昭和36年。わが地元の百合ヶ丘駅の開業が昭和35年。それに併せて都心へのベッドタウンとして駅周辺の大規模開発が行なわれたのだが、当時の作品だけに懐かしの風景も登場する。

小田急線の電車デザインも緑とオレンジの旧車両。映画には4両編成が登場するのだが、昔は2両編成だったと懐かしむのはわが事務所の大番頭、昭三さん。古き良き昭和の時代がコメディタッチで描かれていて面白い作品に仕上がっている。

主人公は暁天堂という開業医の戸倉金太郎。その開業医を演じるのは若き日の森繁久彌。冒頭の「ばんじゅん」から森繁久彌、フランキー堺に、川崎市ゆかりの九ちゃん(坂本九)も出演。花の女優陣は淡島千景、淡谷恵子、森光子と豪華キャストが揃った。

当時は小田急線のよみうりランド前駅(旧西生田駅)と柿生駅の間には駅がなく、百合ヶ丘駅は地元の陳情駅となる。現在、百合ヶ丘駅前には大塚書店という本屋さんが残っているが、その創業者の大塚新平氏が記した「多摩郷土史-ゆりが丘とその周辺-」にそのへんの経緯が詳しく、駅誘致までの地元住民の苦労が描かれている。

が、一方で、駅誘致に成功し、地価が高騰。当然のことながら土地成金も生まれ、村には農家を続けるか否かの葛藤も。映画では「ばんじゅん」演じる権田家の息子は農家の存続を決断した。この映画はわが百合ヶ丘のいい宣伝になるお薦めの映画。

依然として高い人気を誇るお笑い芸人だが、昭和の映画にも笑いを誘う技術と演技がふんだんに盛り込まれていて勉強になった。

そういえば、新百合ヶ丘駅周辺に森繁久彌が訪れた名店があったが、ようやく意味が分かった。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月29日 (土)

悲劇の天才

今日はちと洒落た話題から。ブランドのティファニーに「1837リング」という商品がある。

ティファニー創業の年を刻んだそのリングは今も根強い人気を誇る商品なのだが、自ら購入したことがないのが残念。今日はそのへんの時代の話。

ヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」に、ちょうどその頃の時代描写は詳しいが、フランス革命後の激動の時代。19世紀半ばに百万人都市となるパリもその半世紀に人口が急激に増加。そりゃあ花のパリの街並みも崩れるに決まっている。

今年で生誕200年を迎えるその天才青年は1811年にパリ近郊で生まれ、わずか20年という短い生涯を閉じた。

エヴァリスト・ガロア。「ガロア理論」で有名な大数学者である。といっても何のことか分からぬ方の為に本から得た知識で説明すると高校課程で学ぶのは3次方程式までだが、それ以上の高次方程式の解についての研究成果が有名らしい。らしいというのは私もその理論は分かっていないから(笑)。

知人の薦めで「ガロア 天才数学者の生涯」(加藤文元著)を拝読。実は、私の大学時代の専攻は数学。その専攻理由は理系の中でも紙と鉛筆で事足りるという安易な考えであった。ガロアの名声こそ存じ上げていたものの、その生涯について知るのは初めての機会。

世に天才とされる人物で薄命だったのはモーツァルトが有名だが、神童と呼ばれたその少年は幼少より如何なくその天才ぶりを発揮し、二十歳前には獄中の中で「純粋解析学についての二論文」なるものをまとめた。

「ガロアの黙示録」とも呼ばれるその論文は数学の将来を予言する内容であったというが、天才の宿命か、その本質を理解できた人物は皆無に近く、その偉大な功績が世に知られるのは彼の死後のこととなる。

ガロア家はその土地では名門の家柄。父は村の村長を務め、今も町役場にはその父を称えた記念碑が残っている。ガロア自身は最終的には政治活動に没頭し、決闘により死を迎えたのだが、その政治活動の中で「モンテ・クリスト伯」で有名なA・デュマとの親交があったことは意外であったし、A・デュマの回想録にその死因について記述が見られるという。

本著の冒頭には「数学に興味のある方だけでなく、数学はちょっと苦手という方々にも、(数式はほとんどまったく出てきませんし)」とあるが、それでも十分難しい。益々数学嫌いになる可能性も低くはないが、やはり人物伝というのは興味深い。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月28日 (金)

耳よりな話

おかげさまでブログも今日で通算825日目。日々お付き合い頂いている読者のみなさんに朗報、というか耳よりな話。

末尾にある山崎なおふみの電子書籍「一日一話」も来月で10巻目。http://magellanebook.com/naolog/

おかげさまで好評を博しているのだが、そもそものきっかけは知人の薦め。「とにかくその仕事を続ける以上、上を目指すべきであるし、その為にもテレビに出るとか本を出すとかとにかく名前を売ることが大事だぞ」とハッパをかけられたことによる。

余計な御節介なのだが、朋友の厚意だけに無視する訳にも参らぬから渋々と事を進めてきた。が、何でもやってみると案外ハマったりするもので、別な支援者からは自分史ではないが、自分が持ち得た知識や経験を残すのはいいことだと諭された。

そんな折にまた知人から薦められたのが「メルマガ」。「メルマガで1億円稼ぐ云々」とはホリエモンのことらしいのだが、絶対にイケると言われて執筆することになったのだが、ズバりそのタイトルは。。。「山崎なおふみのブログの続き」。(結構イケてるでしょ?)

ブログとはまた違った視点で世の中を鋭く斬る。まぁ偉そうなことを申し上げたが、「ブログの続き」だけにあくまでもブログに毛の生えた程度かも。でも、その「毛」が案外スゴかったりして。

ブログは誰でも見れるが、メルマガは有料だけに内容も力作を予定。そんなこともあって、執筆活動に明け暮れる日々が続く。おかげで自由な時間が減ってしまったが、そこは大事な睡眠時間を削って遣り繰りをしている状態。

ちなみに気になる内容は。。。ブログでは言えない話を綴る「ブログの続き」、政治以外のビジネスや雑学に焦点と当てた耳よりな話「福耳がゆく」、それ以外に「最近読んだ本」「お薦めレストラン」「Q&Aコーナー」と続く。

第1号は直前に迫った大阪市長選から電子書籍ビジネスの話題。縁起を担いで11月1日(火)の1並びに発行。月2回の発行でワンコイン500円也。興味があればどうぞ。http://ow.ly/7aew7

えっ、全然耳よりな話になっていないって?(笑)

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月27日 (木)

秘境

秋晴れの最高の天気。紅葉もちょうど見頃の絶好の季節。

その紅葉の山々に囲まれた中にエメラルドブルーの宇曾利山湖があって、その湖畔には、まさに地獄を連想させる異様な光景が広がっている。

恐山の入山時期は5月~10月までだが、入館料5百円。その案内には「人々は、千年の長きにわたって、「人が死ねばお山に行く」という素朴な信仰と祈りを伝えてきたのです。恐山にはふるくから、東北一円にとどまらず、日本各地から信者の参拝が絶えませんでした」とある。

とりわけ今年は東日本大震災の年。未だに4千名以上もの方が行方不明であって、その信仰によれば死者になれば恐山に行く。であれば、その地を訪れることで何か手がかりがあるかもしれないと藁にもすがる想いで訪れる方も居るという。

火山ガスの噴出する岩肌の一帯は地獄に、そして湖をとりまく白砂の浜は極楽になぞらえられ、不思議な幻想を抱かせる。

「賽の河原」-「極楽浜」-「胎内くぐり」と順路になっていて、硫黄臭が漂う「賽の河原」には植物も育たずに供養の為の小石が積み上げられている。このたびの震災で失ったと思われる故人を刻んだ石もあって、秋風に足元の風車が揺れる。-足元に我を呼ぶなり風車(なおふみ)-

文明の発達とともに生活は快適になったが、心にゆとりがなくなり、どことなく殺伐とした世の中。「祇園精舎の鐘の声~」ではじまる平家物語の序文ではないが、生けとしものがいつか「死」を迎えるのは大自然の摂理だが、その「死」については敬遠されがち。その「死」と向き合える空間がそこにある。

様々なことに想いを巡らせ再び入口に戻ると約1時間。恐山自体が火山である為、境内には温泉が湧いていて、無料で自由に入浴が出来る。恐山までの道中にあった長寿水には興味はないが、温泉はぜひとも入りたい。

「古滝の湯」「冷抜の湯」「薬師の湯」「花染め湯」の4つの浴場があって、「古滝の湯」に入浴。勿論、私だけ。効能は知らぬが、何かご利益がありそうな予感。

山門の前には東日本大震災の供養碑が立てられていて、物故者への追悼と東北地方の発展を願って静かに手を合わせた。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月26日 (水)

みたび東北へ(後編)

東北地方は桓武天皇の蝦夷征伐以来、中央から数度の侵攻により苦難を強いられてきた。それでも農業や漁業の大自然の恵みと懐の深さにより、その苦難を克服して今日に至っている。

その東北の最北端の下北半島には霊場「恐山」以外にも、稼動中の東通原発や使用済み核燃料中間貯蔵施設、核燃料サイクル基地等の原子力関連施設が立地するとともに、米軍三沢基地や航空自衛隊三沢基地等が存在し、一大軍事拠点も形成している。

青森県は迷惑施設で潤っているなどとの失礼なブラックジョークも囁かれるが、多額の補助金が入っていることは事実のようで、確かに六ヶ所村役所や東通市役所などは立派かもしれない。百聞は一見に如かず。それを伝聞のみならずこの目で見るということは大事なこと。確かに東通市役所は豪華すぎるといえばそんな気がしないでもないが、六ヶ所村役所はこんな感じでそれほど華美なデザインではない。

111020_110849

銘菓「かもめの玉子」は岩手県大船渡市の名産だが、見渡す限りの海原にV字飛行のカモメ群れが見られるのどかな光景。この穏やかな海があれだけの人をさらっていったのかとは俄かに信じがたい。

途中、トントゥビレッジ「東通原子力発電所PR施設」にも立ち寄るも人はほとんど居ない。原子力関連施設が有名だが、風力発電用と思われる大型の風車が目立つ。結構な数がそびえている「むつ小川原ウィンドファーム」なる地区を横目に様々なことに想いを馳せながら秋の紅葉色濃く残る下北半島を横断。一路、目的地に向かう。

むつ市の到着は午後1時。腹が減っては戦は出来ぬと腹ごしらえで沿道の食事処へ。名物の帆立三昧定食が旨かった。

残り10km。山道の脇にはお地蔵さんが出没し、目的地が近いことを知らせてくれる。途中、長寿の水らしき湧き水があるものの延命に興味は無い。

山道を抜けると眼下にはエネラルドブルーの湖が姿を現した。宇曾利山湖。恐山はこの宇曾利山湖を中心に八峰が囲み、花開く八葉の蓮華に喩えられるという。その光景に見とれていると硫黄の臭いに異様な雰囲気の恐山が立ちはだかった。まさに下北半島の秘境と呼ぶのが相応しいかもしれない。

ちょっと文章を稼ぎすぎたら前後編でおさまりがつかなくなってしまった。明日はタイトルを変更して現地の様子を紹介。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月25日 (火)

みたび東北へ(前編)

千年に一度の大震災に見舞われ、多くの方々が犠牲になられた。その物故者に対して追悼の意を捧げる意味でも訪れる意義は十分にあるのではないか。

思い立ったが吉日。行き先は本州の最北端、下北半島の中央に位置する霊場「恐山」。

きっかけはいつぞやの週刊現代。他の見出しが目に留まって購入したのだが、巻頭グラビアには、まさに霊場たる光景とともに恐山菩提寺住職の南直哉氏の言葉が掲載されていた。

南直哉氏とは東電の第九代社長と同姓同名だが、読み方が異なる。「みなみじきさい」と読む。会社を辞めて曹洞宗総本山の永平寺で約20年間の修行、あだ名は「永平寺のダースベイダー」だそうで、その独特の雰囲気はスターウォーズに登場していても違和感なさそう。でもダースベイダーは仮面だから。。。(笑)。

恐山あれこれ日記というブログをつけているという。http://indai.blog.ocn.ne.jp/

その恐山は高野山と比叡山とともに日本三大霊山に数えられる。口寄せの巫女(いたこ)が有名だが、普段は居ない。歴史を紐解けば、今からおよそ1千2百年前に慈覚大師円仁氏によって開かれた霊場。諸国に教えを説く旅の果てにこの下北に辿りつき、眼前に広がる霊山と呼ぶべき風光に感じ入り、地蔵菩薩一体を彫刻して本尊とされたとある。

ちょうど東北新幹線の新青森まで延伸されたことだし、都合がいいなどと安易に考えていたのだが、地図を広げて見れば、かなりの不便地域であることが窺える。JR大湊線という在来線が下北駅まで延びているのだが、ローカル線だけに1時間に1本ペース。しかも、最寄の下北駅から車で25分という。

ならば、いっそ八戸駅からレンタカーを利用したほうがいいかもということで手配したのだが、八戸駅から恐山まで120km。車で3時間というではないか。1泊2日の日程が理想なのだが、そんな余裕は無いし、おカネも無い。

仕事が立て込んでいた為、前々日から早朝5時から仕事に精を出していたのだが、さすがに3日連チャンの朝5時起床はしんどい。が、眠い目こすりつつ、5時10分発の準急新宿行きに乗り込んだ。東北新幹線「はやて」に乗車して9時半には八戸駅に到着。レンタカーの手続きを終え、まずは一路、六ヶ所村に向かった。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月24日 (月)

都市の魅力

昨日の続き。東京の魅力を高めるというテーマは結構なのだが、いざ各論となると、建造物や街並み等の景観から法人税率まで様々。どこに焦点を当てるかで話は全然違う。

ゲストの猪瀬直樹氏は、エネルギー需給の話から天然ガス発電事業への進出と自家発電を含むエネルギーの分散化、また、世界最高峰といわれる東京水道の技術力を世界に輸出することで都市の魅力を高めるというが、いまいちピンとこない。

15分のスピーチにそれを求めるのは酷だが、それが伝えられれば一国を背負う資格は十分にある。(が、今日までそんな為政者は見たことがない)

法人税などは国の関与が大きいし、それは東京というよりも日本の魅力がどうなるかという全体の話に繋がる。

都市の景観については土地がネックになっていて、「あそこにこんなものを造ったら間違いない」というものがあっても日本は土地信奉が強いから隣国のようにおいそれとどいていただくことは出来ない。北京にしてもパリにしてもその美しい街並みは土地収用の成せる業である。

道路1本通すのに何十年もかかるのはよくある話。既存の地権者が圧倒的に強いのが日本なのである。だから、横浜のみなとみらい地区のように白紙に近いところから街を作り上げれば魅力あるものに繋がる。

で、結局は「人」に行きつく。いかにして人材を育てるか。いかに魅力的な人材をその都市に惹きつけるか。実際にシンガポールでは富裕層を集める都市政策が進められているという。そのへんが何となくの結論のようで。

どうすれば人材を成長させられるのか。猪瀬直樹氏によれば、とかく「変人」になるとか、「変人」の近くにいることが重要らしく。。。「変人」とは言い方が悪かった、個性的な方、多様な視点を持った方ということで、読者それぞれの自己研鑽に期待。

ちなみに、人生で成功する秘訣を聞かれたスティーブ・ジョブズ氏は「皿洗いでも何でもいい、とにかく仕事というものに携わっていなければダメだ。そして、情熱を持って取り組める、これという仕事を求め続けていくことだ」と話していたという。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月23日 (日)

格付け

昨日に続いて経済の話題から。この夏には過剰債務を抱えた米国経済の緊張が高まったことはご承知の通り。

最終的には米政府・議会が債務上限を引き上げることを決め、当面の債務不履行は回避されたものの、債務削減の努力が不十分と判断したことから米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債の格付けを「AAA(トリプルA)」から1段階引き下げて「AA+(ダブルAプラス)」に。

その判断を受けて、オバマ大統領は「米国は何と言われようともAAA(トリプルA)だと演説を行ったが、市場の反応は厳しかった。

さて、自治体間において財政的に大きな格差があるにも関らず市債発行条件が一律なのはおかしいと風穴を開けたのは政令市の“番長格”横浜市だが、S&P社から取得した格付けは「AA-(ダブルAマイナス)」。

最近は格付けを取得する自治体も少なくない。今回の決算審査の際に「財政優等生といわれる本市はなぜ取得しないのか」と財政局の担当者に詰め寄ったのだが、その回答は取得には多額の費用が発生するものの費用対効果が薄いというのがその理由。その費用は自治体の規模にもよるが、数百万円とのこと。

さて、現在、森ビルで有名な財団法人森記念財団の都市戦略研究所が世界の都市総合力ランキング(GPCI)を公表しているのだが、ニューヨーク、ロンドン、パリに次いで東京は4位だそうである。それが妥当かどうかの判断はみなさんに任せるが、シンガポールをはじめとするアジア諸国が急速に台頭しているというのが近年のトレンドだという。

ランキングが好きな日本人だが、テーマに惹かれてアカデミーヒルズ「東京の磁力を回復する~「世界の都市総合力ランキングGPCI-2011」からみた東京の未来展望~」に顔を出した。

モデレーターは竹中平蔵氏、ゲストは東京都副知事の猪瀬直樹氏、エアバス・ジャパン株式会社 取締役会長のグレン・S・フクシマ氏、明治大学専門職大学院長の市川宏雄氏と豪華メンバーが揃うだけに定員400名の会場は満員御礼。受講料5千円。若い社会人が目立つが自らの身銭を切っても参加しようという意欲は立派。

えっおまえは政務調査費じゃないかって?もちろん自腹。内容は明日に。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月22日 (土)

週刊誌

私の本好きな話は何度か紹介した通り。カバンの中に常に2~3冊を持ち歩いているのだが、そのジャンルは様々であって、難易度も千差万別。

状況と場面によっては読む本が変わるのだが、気休めには週刊誌がいい。旬な話題を抑えるのに一役買うし、ネタと文章のバランスが絶妙でこちらが教わることも少なくない。

そちらの話題のほうがウケるから「大衆」や「実話」が面白いのだが、仕事柄から「文春」や「新潮」に落ち着くことが多い。で、ちょうど中間あたりが「現代」だと思うのだが、その「週刊現代」今週号の見出しは「世界大恐慌の可能性」。

ユーロ崩壊の危機から米国の不況まで世界的な構造不況の様相が取り上げられていて、欧州の“メルコジ”コンビ(独のメルケル首相と仏のサルコジ大統領)もお手上げかとの写真付き。

「50代から年金をもらえるギリシャを60代からしかもらえないドイツの税金で助けるのは納得いかない」とか「働かない国のやつらのために、真面目に働いている国の税金を投入するのはおかしい」とは至極当然の話。

あれだけ期待されたユーロだが、こんな状態になってしまうとユーロへの参加を見送った英国の判断はやはり賢明だったのではないかと思えてくる。情報大国の英国がこの状況を予め見透かしていたのかどうかは興味深いが。

その“問題児”ギリシャについては「ギリシャ この腐り切った大国の実態」が小見出しに踊り、EUやIMFの援助もどこ吹く風とギリシャ国民のノー天気ぶりが描かれている。ユーロの破綻だけは避けねばならないという主要国の思惑を見透かしたように開き直りとも思える傍若無人ぶりを発揮。ギリシャが公務員国家というのは有名だが、国へのタカりの構図が見事に描かれている。

以前、アジア金融危機の際に、韓国がIMF傘下に入ったことがあったが、現在の成長は著しい。その違いは何か。

最近、ある外交評論家の講演を伺ったのだが、「あなたの子供に一番大事なことを教えるとしたら何を伝えるか」という設問に対し、日本は「みんな仲良く」、中国は「相手に騙されるな」、で、その韓国は「1番になれ」とのことであった。

当時のIMF危機により、その国民性が見事に開花した結果、現在の経済成長に繋がったのだが、ギリシャにはその危機感がないのである。が、もう一つ危機感が薄い国がある。もちろん。。。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月21日 (金)

じょんのびの里

いにしえの話。天皇陛下の祖先にあたる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天照大御神から授かったのが、三種の神器と稲穂だという言い伝えが残っている。わが地元の細山神明社の祭礼においても神輿の宮入り後に撒かれたのは稲穂であった。

日本人といえば「米」。稲刈りの季節がやってきた。そんなこともあってか、コメには敏感になっていたのだが、最近は幾つかの雑誌にその手の記事が掲載された。

まずは、1ヶ月ほど前の週刊ダイヤモンド。「汚れたコメ」と題した特集には、福島県では丹精込めて作ったコメが一夜にして「汚染」の烙印を押されかねず、産地・銘柄偽装の道具として良く知られた他県産の使用済み米袋「一空袋」が人気を集めているという記事が。

その後の新米検査の結果に、地元農家は一応の安堵の表情を見せるが、果たしてどこまで売れるかという次の悩みの種を抱えていて、農家の苦労は絶えない。

その特集の中に「戦うコメ おいしさ追求、世界で勝負」という記事があって旨いコメの特集が組まれていた。越後の南魚沼郡産のコシヒカリが最上とされているが、最近では品種改良も進み、コメどころ新潟県以外にも九州や北海道でも旨いコメが出荷されているという。

日本穀物検定協会なるところが実施するランキングでは、北海道の「ななつぼし」や「ゆめぴりか」、佐賀県の「さがびより」などが「特A」になる他、九州地方にて多く生産されている「ヒノヒカリ」も産地によって「特A」にランクされ、コメの地殻変動が見られるという。

が、上には上がいるものである。雑誌「選択」の今月号には-伊勢神宮「驚異の米」の実力-とあって、プレミアム米の「イセヒカリ」が紹介されている。記事によれば、平成元年に伊勢地方は台風に見舞われ、神田のコシヒカリは無残にも倒伏していたが、その田んぼの真ん中に直立していた見事な稲株が「イセヒカリ」と命名され、秋の新嘗祭にはコシヒカリに代わって神前に供されたとある。

そんな旨い米ならぜひ何としても食したいものだなどと不遜なことを考えていたら、普段から世話になっている同郷の会社社長からコメが送られてきた。気遣い一切無用と伝えてあるのだが、「旨いから食ってみろ」との脅し文句付き(笑)。

越後の柏崎市の高柳という産地の「棚田のコシヒカリ じょんのびの里」とある。地元では南魚沼産のコシヒカリよりも旨いと評判だというが、初めて聞く名前。これで、また秋の楽しみがひとつ増えた。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月20日 (木)

恩人

タイトルを見て、私のことかと思った方も居られると思うが、そう、読者の皆様も恩人であることに変わりは無い。

議会の顔ともいうべき議長の改選からはや半年。遅ればせながら、その就任披露パーティーが立て続けに行われ、私のようなものまでお招きをいただいた。

まずは、わが川崎市議会議長の「親分」こと大島明氏、そして神奈川県議会議長はといえば本市の宮前区選出の神奈川県議会議員の持田文男氏である。そしてこの持田文男氏は、同氏なくしては私はありえなかったであろう恩人の一人。その第104代ともなる議長就任パーティーが横浜ロイヤルパークホテル「鳳翔の間」にて盛大に催された。

会費は1万円。一般人にはちと厳しい。景気回復の兆しも見えぬ中、地元の支援者からも「1万円かよ」との愚痴も聞かれるが、そこは本人も厳しいところ。別に資金集めパーティーなどせぬとも資産は十分に持ち合わせているはずなのだが、そこは慣例とやらであって、業界団体から地元支援者までパー券の割り振りが行われることになる。

思い起こせば9年前。私は当時、無所属での出馬を予定していたのだが、大学時代から世話になっていたソフトボールチームの監督に諭されて、同氏を紹介された。紹介されたといっても連盟の副会長であったから存じ上げていたのだが、監督が全て段取りを整えてくれていて、事務所を訪ねた。

夜の会合が終わっての疲れもあったと思うが、午前1時過ぎまで付き合って、公募を薦めて下さった。宮前区の有権者でもないのにである。当時は与党に対して厳しい逆風が吹いていた。選挙も目前に迫った100日選挙、候補者も揃っていて下馬評もおよそ厳しい限りだが、意を決して選考に臨む。万が一、落選した場合は反旗を翻しませんの誓約書へのサイン付き(笑)。

当時の選考委員長はわれらが田中和徳せんせー。それでも何とか選考をくぐり抜け、私の前任のおらが先生のところにご挨拶に。。。もちろん選考委員長も同席して「人もカネもお願いします」と。そんな図々しいことを言えるのは田中せんせーしか居ない(今日の主人公ではないんだけどなぁ)。

私を選ぶ位だからその人物眼は節穴ではないと思うのだが(笑)、その田中和徳せんせーが「彼は人もカネも大丈夫だから良く学んだほうがいい」と言われたことが印象に残っているのだが、田中せんせーが大丈夫だってことはやはり。。。それは冗談が過ぎた(また怒られちまうよ)。

縁とは不思議なもので、現在のうちの後援会長とは昔の仲間。昔話を披露してつたない祝辞に代えさせていただく。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月19日 (水)

サボタージュ

選挙は戦。戦争に地上戦と空中戦があるように選挙にも地上戦と空中戦があると言われている。地上戦とは組織や支援団体の票固め。空中戦とは浮遊層や無党派層を掴むこととされているらしい。

企業組織や団体は何らかの利権が絡んでいて足枷になるケースも少なくないから本来であれば推薦を受けずに自由な立場で「政」に臨むのが理想である。だから私などは成り行き上、世話になっている団体以外は広げるつもりはない。

とは申せども、中には熱心な支援者が私を推薦してくれて会合に呼ばれることしばしば。その団体に推薦してもらおうなどというセコい下心は無いのだが、少なくともその熱心な支援者の心遣いだけは生涯忘れてはならぬものと思っている。

さて、そんな会合での出来事。ある中小企業の社長さんが夕方に市役所を訪問されたという。係長が「A君、ちょっと急な案件で残業してもらえないかな?」と。聞かれた部下の返事に社長はあきれ気味。「労働組合に聞いてみないと」との返事に上司も立ち往生だったらしい。

たまたま、その職員が組合をサボタージュの隠れ蓑した可能性も否定できないが、そもそも公僕として向いている方向が違う。組合から給料を貰っている訳ではないのである。選挙で選ばれた議会の承認を得て、市長から支給されているのである。しかも、裏で話をするならともかく市民がその場で会話を聞いているのである。もう少し機転を利かせる位の分別がなくてどうする。

何をしていても5時まで職場に居れば給料が貰えるというのはセコい発想であって、性善説が前提の話。が、残念ながら世の中には私を含めて怠惰な悪人が多いのである。10分前から帰宅のスタンバイをしているのもいつというではないか。そして、よほどのことがあってもクビになることはないからタカを括って平気な顔をしている。そりゃさすがにおかしいでしょ。

この不況に民間企業は必死。会社が潰れてしまえば元も子もない。残業代をもらえずとも会社を何とか存続させねばと必死だが、倒産のない役所は危機感が薄い。

大阪府の橋下徹知事の挑戦の一つがそこにあることは承知をしているが、現在の公務員が抱える大きな弊害の一つであって、今後の論点の一つには十分になりうるものである。

伝家の宝刀を抜かずとも変革が図れるに越したことはないのだが、冒頭の話から察するにその兆しはなさそうであって、危機感も薄い。そこまで厳しいことをせねば目が覚めぬとは残念な話だが。。。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月18日 (火)

無責任財政論

季節毎に活動報告を支援者に送らせていただいているのだが、これが結構な量になる。封筒の袋詰めは事務員に任せてあるのだが、間に合わぬことがあって自宅で子供たちに手伝わせた。「仕事って大変だね」とひと言。

本屋をフラフラしていたら(議員って暇なんだなぁー)、一角に積み上げられた新刊書のコーナーに日高義樹氏の本を発見。しかも周囲より一段低い。

テレビ東京系列で放映されていた「日高義樹のワシントン・リポート」など米国高官を招いて鋭く迫るトーク番組は定評があって、米国情勢を知るには欠かせぬ番組のひとつ。過去に何冊か拝読したことがあるのだが、久々に「アメリカの歴史的危機で円・ドルはどうなる」を購入して、あっという間に読み終えた。

円高に象徴されるように世界的に金融危機への懸念が高まっているが、その根源は各国が抱える過剰な債務負担。とりわけ、米国はオバマ政権発足後に膨れ上がった債務の背景から次期大統領選挙の動向などに焦点が当てられていて、興味深い一冊。

かつては、聖なる冷戦の為に「負担できる人は国の為に多くの税金を払うのは当然だ」という考えに基づいて税金を払い続けてきたが、オバマ政権以降、「貧しい人を助ける」という口実のもとに生活保護や失業保険給付等にその多くが回されると「こうしたやり方は大勢の人が他人のお金で生活することを意味するからそれは米国人のやり方ではない」と米国の保守系雑誌が厳しく批判しているそうだが、人々の不公平感が募って政府の不信を生んでいるのは事実。

累積債務が1千兆円に迫ろうというわが国とて例外ではない。竹中平蔵氏によれば、わが国には2つの無責任財政論が存在していて、国債なんかいくら出しても大丈夫という亀井静香的な無責任財政論と国債が増えてたいへんだけど増税すれば大丈夫という財務省的な無責任財政論だそうである。

プライマリーバランスという財政規律を徹底すべきなのだが、生活保護をはじめとする扶助費の増加は著しい。かつては生活保護は恥ずかしいという恥じらいの心があったが、最近はもらって当然という厚顔無恥な方々も少なくない。

年金の支給年齢の引き上げ議論が緒に就いた。定年退職から年金支給年齢までギャップがあるから、働き続ける意義は認めるものの、新卒雇用を減らされたのでは若者にしわ寄せがいく。

定年退職後も雇用や年金に不満を漏らす人生では情けない。それまでに十分なチャンスがあったはずだし、他人様のおカネで生活するのに文句を言われても困る。

でも案外、その歳を迎えた時に自分がそうだったりして。それまでこのブログを壁にでも貼っておこうか。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月17日 (月)

Twitter

ホリエモンのメルマガか何かにマイクロソフト日本法人の元代表の成毛眞氏のブログが紹介されていたことから気にはなっていたのだが、「日本人の9割に英語はいらない」という本を購入。

「本は10冊同時に読め」などの著書が有名だが、今回は「英語業界のカモになるな」と副題が添えられていて、ついつい反応してしまった。一般人ならまだしも大手外資系企業の元代表が英語は不要というのだから説得力は十分である。

そんな偉そうなこと言っても本人はペラペラなんでしょと思うが、入社当時は英語はほとんど話せなかったという。確かに私の英語もつたないが、能力が物を言う世界。外資系のIT企業に勤めていたというと何かそちらのスペシャリストのように思われて、先輩議員のパソコンの修理や使い方まで面倒を見させられそうになるのだが、あくまでも営業(と接待業)の専門家であって技術知識は素人に近い。

さて、久々にアカデミーヒルズのセミナー「プラットフォームとしてのTwitterの魅力」に出席。スピーカーはTwitter Japan株式会社 広告事業統括の葉村真樹氏。進行役は株式会社ニューズ・ツー・ユー代表取締役の神原弥奈子氏。

Twitterの利用価値は誰しも認めるものの、その収益モデルが模索されていた。フェイスブックにグーグル、そしてツイッターといづれも課金モデルを確立しつつあるが、果たしてどうなるか。マーケティング戦略もダイレクトリーチでピンポイントにエンゲージが図れるという(ちょっとカタカナが並びすぎたナ)。

政治の世界でも、第43代ブッシュ大統領の選挙参謀のカール・ローブ氏の戦略は「ワン・トゥー・ワン」で有権者を徹底的に調べ上げ、それに合わせたアプローチを試みることであった。溝口敦氏の著書「暴力団」にも警察の情報を徹底的に調べ上げる組の話が登場する。グーグル・アドワーズにしても戦略は同じ。あとは投資対効果をどう勘案するかという企業判断に委ねられることになる。

進行役の質問の一つに「華々しい経歴を持ちながら何故にツイッターにジョイン(入社)されたのか」とあって、会社の魅力を強調されていたが、カネを積まれてヘッドハンティングされたことはその世界の常識。さすがにカネを積まれてと言ってしまえば身も蓋もないからやむを得ない事情はお察しする。ただ、その報酬に応じた実績は求められるし、結果を残せなければ容赦なく退場勧告が待っているのが外資の世界。

話がそれてしまったが、「じゃあ、あんたの広報戦略は?」と問われれば然したるものもないのだが、クリエイティブの世界で重要なのはやはりコンテンツ。まずはそちらの充実に精を出そうかと。。。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月16日 (日)

「花の木」

と言われても何のことやら分からぬが、「大三元」と言われればピンとくる人も居られるだろう。「大三元」は小田急線生田駅近くの雀荘。「花の木」はJR大塚駅前の雀荘であって、いづれも若かりし頃に遊びに興じた懐かしの娯楽施設。

ということで今日は久々にギャンブルの話題。

巷では賭け事は良くないということになっているが、勝つためには頭を使うし、冷静さも求められる。食欲、性欲、睡眠欲が3大欲だそうだが、カネ、オンナ、酒、時間にだらしのない人間は信用されず、人は卑しいもので金銭欲が人を変える光景を過去に何度か目にしてきた。ギャンブルにのめり込むのは人の弱さだが、人生の修練の場として学ぶことも多いのも事実である。

賭け事の中でもパチンコのように予め設定された機械相手ではいかんともしがたいが、麻雀やカードゲームは勝負勘も磨かれる。あるお笑い芸人の方の記した「稼ぐギャンブル」という本の中に、「麻雀こそギャンブルの集大成」とあって、麻雀が最高の種目となっているらしい。

やはり、きれいごとを教えるのも結構だが、世の中にはどうすることも出来ない運も存在すること。様々な駆け引きが存在することを体得出来る貴重な場ではないかと。まぁギャンブル好きの屁理屈に過ぎないと言われればそれまでかもしれないが、それは価値観の違いであって、別に押し付けるつもりもないし、ただ私はこう思うということを述べているに過ぎない。

「牌の音」とは雀鬼こと無敗の男、桜井章一氏の経営する雀荘の名前であって、最近は本屋に行けば同氏の本が数多く並んでいる。内容的には道徳的なことが説かれているのだが、さすがにその世界を生き抜いてきた人の言葉だけあって、若者にも共感を持たれる内容ではないか。

最近は離婚も多い。「人間関係もそんな「利」ばかり追い求めているから薄っぺらい関係ばかりになってしまった。夫婦関係にしてもそこにあるのは「愛情」ではなく「利」である。どちらか一方が「利」を生み出さなければ、それを「愛情がなくなった」という言葉に差し替えてすぐに離婚してしまう」と現代人を諌める内容も少なくない。

所詮は雀荘のオッサンの本でしょと馬鹿にすることなかれ。たまにはこんなのもいいかもしれない。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月15日 (土)

視察報告~札幌市/小樽市(後編)~

本市は、横浜市、大阪市、名古屋市の3大都市に次ぐ規模を誇る140万都市だけに、そんな小さな都市から学ぶことも大してないよなぁなどとタカを括って訪問するのだが、後々後悔させられることも少なくない。その都市の魅力は規模や人口に関係ないし、立派な職員に感心させられたりもする。

さて、2日目の視察は札幌ドーム。前日はドームでの試合があって、ダルビッシュ投手の完封勝利の余韻が残る。とりわけキッズパークと太陽光発電設備について担当者が説明をして下さったのだが、やはり気になるのは札幌ドーム本体。

周辺の風致地区に申し訳なさそうに設置された太陽光パネルの話を伺うも、先方は国内最大級を誇る本市のメガソーラー計画もご存知のようで、どことなくぎこちない様子。こちらとしても失礼のないように説明を拝聴したのだが、どうも満腹感に欠ける内容であった。

確かに、本市臨海部は国の成長を支える産業基盤が確立され、とりわけ環境施策では同じ政令市である札幌市に対し、一日の長があるものと自負している。

つい最近も市街地にヒグマが出没したとのニュースを目にしたが、札幌市の魅力は緑豊かな自然が残されていることにあって、元々は国の農業試験場だったという札幌ドーム周辺にもそんな自然が残っている。

小さな子供も多く、雨天時はドーム内に設置された「キッズパーク」で遊ぶことになる。当日は晴天ながらも子供連れで賑わいをみせており、球場の広々とした雰囲気の中にあって、なかなか好評の様子。

札幌ドームは総工費422億円。施工者は竹中工務店と大成建設のJVであって、運営は市が55%を出資する外郭団体。ミューザも然りだが、箱物の場合、利用料収入だけではペイできないから指定管理料を含めて収支トントンというのがよくある話。

「こちらの収支はどんな状況か」とズケズケと物を言わせてもらったのだが、指定管理料を除いても年間1~2億円程度の黒字とのこと。さすがに建設費の回収は厳しいものの指定管理料に依存せずに単年度黒字を継続しているのは評価できる。

その理由には日本ハムファイターズのフランチャイズ契約とサッカーやイベントも含めた複合型施設としての設計が功を奏している様子が窺えた。地方都市は娯楽が少ないからある程度の規模でスポーツチームを誘致できれば十分に地域活性化の起爆剤になりうる。

帰り際に、控え室の職員にダルビッシュ饅頭でも買っていこうと(そんなのないって)、ショップに立ち寄るもダルビッシュ・グッズは全て売り切れ。クライマックス・シリーズにおけるチームの活躍にも期待。

111012_105956

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月14日 (金)

視察報告~札幌市/小樽市(前編)~

恒例の常任委員会の視察。視察都市及び視察項目は各自が自由に選定できるのだが、慣例によれば2つの都市を視察することになっている。

内容がキチンとしていればわざわざ2つの都市にする必要はないような気がしないでもないのだが、1都市のみの場合は日帰りの強行スケジュールでどうぞなんて言われる可能性もありそうで。。。いづれにしてもその視察の内容が大事である。

後輩が段取りを整えてくれたのだが、視察都市は札幌市。そうなるともう1都市は小樽市か旭川市あたりしかないのだが、今回は小樽市を選択。

JR札幌駅から快速で約30分。札幌市のベッドタウンともいえる小樽市は人口13万人。ベッドタウンといっても最近は札幌市内にも高層マンションが目立つようで、そちらとしての成長は陰りが見られる。

歴史的建造物や小樽運河、北一硝子などが有名だが、それ以外に石原裕次郎記念館があることは初めて知った。父親の仕事の関係で幼少時を小樽で過ごしており、それが縁で開設されたらしい。

視察項目は「小樽市観光基本計画」と「小樽市上下水道ビジョン」。

あくまでも目安だが横浜市の年間観光客3千万人、うち中華街1千万人。では、小樽市を訪れる観光客数はどの位か。年間約7百万人であって、ピーク時には1千万人に迫る勢いだったという。何がその魅力に繋がっているのか。

説明は議会事務局長。以前は観光部門の担当をされていたそうで、小樽市の歴史から現在に至るまでかなり詳しく説明を聞くことが出来た。小樽市の歴史は古い。小樽―札幌間の鉄道開通は明治13年。北海道唯一の国際貿易港として栄華を誇る。

日銀や大手銀行の重厚感ある建造物に当時の面影を見ることが出来る。レトロ調の街並みは観光資源として十分に魅力あるものの、その魅力が十分に伝わっていないのが残念。その理由は小樽市の特性にあるのかもしれない。

札幌市内は安価なホテルが乱立し、観光客の宿泊は札幌市内になってしまうとの不満もあって、札幌市との統合論も一部囁かれているらしい。確かに札幌市から見れば他都市の話であって、あえて宣伝する名目も無い。これが一緒になれば。。。とは余計な御世話であった。

そうそう、「上下水道ビジョン」については、ボトルドウォーター「小樽の水」が黒字であること(ちなみに本市の「生田の天然水 恵水(めぐみ)」は原価が高く赤字)は評価できるも、水源地には隣国からの買収の動きが見られることなどは看過出来ぬ状況。由々しき事態である。

111011_164445

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月13日 (木)

平和と繁栄のシンボル

初めての海外渡航は大学時代のイタリアなのだが、国内を移動する電車の車窓から見えた一面のオリーブ畑が印象に残っている。

そんなオリーブをモチーフにしたイベント「しんゆりオリーブまつり」は今年で3年目を迎え、「あさお区民まつり」と同日に昭和音大キャンパス周辺で開催された。昭和音大前の公園「しんゆりアートパークス」では芝生を開放して、子供たちが楽しそうにイベントに興じていた。

仕掛け人は地元の中堅実力者3名。何とか地域を盛り上げようと若者向けのイベントである。麻生区といえば「柿」。「柿ならまだしも何がオリーブだ」との声も聞こえてきそうだが、オリーブは平和と繁栄のシンボルだそうで、まぁいいではないか。

仕掛け人の一人がブースを案内してくれたのだが、今年は香川県の小豆島からオリーブ農園の出店もあって、オリーブを加工した化粧品(これが本当に肌にいいらしい!)と食用油が販売されていた。お会いしたご縁で宣伝するが、出店者は井上誠耕園さん。http://www.inoueseikoen.co.jp/

化粧品など買うと妻に何やら疑いの目で見られそうな気もするので(笑)、当日はエクストラバージンオイルを購入。どんな料理になるのか楽しみだ。

さて、その小豆島。聞けば日本におけるオリーブの発祥地というではないか。「オリーブのある暮らし」と題したお洒落な冊子を頂戴したので、そこからの引用だが、「日本が西洋に肩を並べ、近代化の道を歩み始めた明治時代。内海湾を見晴らす小豆島・西村の地に植えられたオリーブの木が、豊かな実りのときを迎え国内随一のオリーブの生産地の歴史に、確かな一歩を刻み始めた」とある。

その歴史は約百年前、日露戦争に勝利し北方漁場を確保した日本がその海産物の保存方法としてオイル漬けに着目、オリーブ栽培を国策として推進したことにさかのぼる。

全国3箇所の試験地の一つに選ばれた小豆島はほかの試験地が栽培に失敗する中、地元の熱意と高松から通い続けた技師の苦労が実り、試行錯誤の末、国内唯一のオリーブ生産を守り、加工技術を高めてきたという。

次回のイベントは29日(土)。オリーブオイルのテイスティングなんかもあるようで。http://olivefes-shinyuri.com/art.html

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月12日 (水)

愛と元気をあさおから

とは「あさお区民まつり」の今年のキャッチフレーズ。私も肩書きだけいただいた参与の一人なのだが、実行委員の皆様による半年間の準備活動には頭が下がる。

大震災の影響から恒例のパレードは中止、セレモニーも大幅に縮小しての開催。紹介がなければ出席しないなどというのはセコい議員の発想であって、式典やセレモニーの類にはすべからく出席すべきである。

式典後は、各ブースの挨拶回りなのだが、鳴り物を取りやめたせいか、どことなく活気に欠けるような気がしないでもない。

挨拶回りで交わす言葉に不満も聞かれ、例年とは違った複雑な事情が覗える。「震災の影響で自粛したと言っているけど、負担がかかるから単にやりたくないだけ」などと政権運営に対するインタビュー並みに厳しいコメントも。しこりを残さぬように運営するというのは難しいもんであって、主催者の苦悩がうかがい知れる。

さて、今年の注目「みちのくコーナー(東北地方物産市)」には福島県からの出店が目立つ。店で見つけた「上昇気龍-上り辰-」の置物を発見。狭い家は置き場所に困るらしく妻の小言が脳裏をかすめるが、被災地の一日も早い復興を祈って購入。会津地方の縁起物「三味線のばち」のストラップのおまけ付き。「ばち」が当たらぬようにとのことらしい。

そして、忘れてはならないのは地元のご婦人の皆様の作品展「麻生いけばな協会花展」。やはり日常生活において花を愛でる心は忘れずにいたいものである。地元の小中学校へのボランティア講座等、その普及に献身的な活動をされている様子を伺いながら作品を鑑賞させていただいた。

もう一つ、おらが後援会長の所属する団体のブースに顔を出さない訳にはいかない。「何か買っていってよ」と売り子さんの声が響く。後援会長の入れ知恵もあってか、子供がいるならこれがいいと勧められたのが大きなドラミちゃんのぬいぐるみ。

もう5歳だからぬいぐるみの歳ではないのだが、とにかく目立たねばダメだという。確かにバッチより目立つ。歩いていても注目が集まるし、声をかけられる頻度も増した。「商品は1~2点なのだが、(袋が大きいから)いろいろ買われたのね」と話題にも困らぬし、同情も集まる。これはいいアイデア(笑)。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月11日 (火)

カチマイ

雑誌「選択」今月号の「土着権力の構造」のコーナーは「十勝毎日新聞」。通称「カチマイ」と呼ばれているそうで競馬新聞と間違えそうになった。(それは「カチウマ」だって)

北海道の十勝地方では圧倒的な購読部数を誇るらしく、その強さの源は徹底的な地元密着の紙面づくりにあるという。そういえば、神奈川新聞も地方版の紙面を大幅に拡大し、川崎版だけで1面を確保するようになった。

確かに大手新聞の記事はソースが似ているから横並びに近く、やはり差別化を図る為にはそういう選択肢に辿り着いた可能性が高い。だからうちの地元の地域情報紙の「マイタウン」や(今週金曜日に私の寄稿文が掲載される予定の)「タウンニュース」、「くらしの窓」等が人気を博している。

やはり人それぞれに注目されるというか、他人様に関心を持ってもらうというのはうれしいもの。そんなこともあってか、相変わらずのブログも人気。電子書籍も同じだが、ネットの普及が市井の人の活躍の場を新たに創出している。

そちらにはとんと疎いのだが、友人に教えてもらったRSSリーダーなる機能でいろんな方のブログを読ませていただいている。お薦めがあればぜひお聞かせをいただきたいのだが、国会議員では歯に衣着せぬ物言いがウケている河野太郎氏の「ごまめの歯ぎしり」とわが党きっての政策通の一人の石破茂氏のブログ等が登録されている。

つい最近まで党3役のひとつの政務調査会長を務め、私ども政令指定都市の若手市議の会などの政策論争にも付き合っていただいたりと思い出深い。現実的な路線にピリリと胡椒が利いている内容。http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/(私と同じココログってのが「いいね!」)

このたび、その政務調査会長の任を降りられたのだが、「政調会長退任」と題したブログ記事を拝見した。あれだけの知識と弁論術に長けていれば驕りが出そうなものだが、そんなところは微塵もなく、それでいて遜(へりくだ)りすぎない絶妙な文章は虚心坦懐な姿勢のなせる業か。

「防衛も農水も一通りの知識は持っていたつもりですが」と前置きした後、「その場をいかにして凌ぐかという発想が優先していましたし」と反省の弁。「再びなんらかの役職に就くことがあるとすれば、その時は今よりは内容が深くて広い自分でありたいと願っております」と。

あれだけの立場に居ても学ぼうとする謙虚な姿勢、その向上心が人を強くする。かくありたいと思う今日この頃である。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月10日 (月)

威嚇

この夏頃から区内のある駅前にやんちゃな連中がたむろしていて周辺住民の不安が高まっている。警察などへ通報したり、パトロールを強化してもらったりと手を尽くしているそうなのだが、一向に収まる気配が見えず、私のもとにもご相談をいただくことになった。

器物破損等、若気の至りを超えているというので、私も駆けつけたのだが、既にミニパトが止まっていて、警察官が周辺をパトロールしていた。人生においてそういう「旬」な時があることは承知をしているが、やはり他人様に迷惑だけはかけてはならぬ。

その手の話が得意なオッサンに話をしたら、「警察もなめられているんだろうな。だいたいテレビでよくある警察に密着したドキュメントなんかも、暴走族が逃げたり、警察に楯突いたりしているようなシーンばかりで、それじゃあかえって煽っているようなもんだ。もっと絞られているとか悲しい場面を流したほうがいいんだが。。。」とのアドバイス。

確かに未成年の場合、警察もてこずるのは事実らしく、愉快犯的な行為だけに通報後に警察が駆けつけても徒労に終わる可能性が高い。だから、覆面でしょっぴくか完全無視か、いづれであっても中途半端は効果が薄い。

場面は違うが、駅頭などでも絡んでくる面々は、およそ周囲への影響なども考慮して高飛車な態度で迫ってくる。不思議なことに、共通しているのはいづれも結構な歳の「男性」であるということ。

それだけ齢を重ねておきながらそんな若造相手に粋がっている位だからよほどひねくれた人生を歩んで来たに違いないと腹に含みつつ、売られた喧嘩は買う覚悟で一戦交えることになる。

一度、その姿勢だけ見せておけば次回以降は絡まれなくなる可能性が高い。スゴいと思われなくても結構だが、チョロいと思われてはならぬというのは人生のイロハのハ。

外交交渉においてもわが国の周辺諸国には厄介な面々も少なくない。わが国はただでさえ牙を抜かれているのである。狡猾な国々に対して粋がってみてもハッタリでしょとバレてしまう。だから国民の気概を示すべきなのだが、平和ボケでは果たしてどうか。

今回の定例会でもわが党の主導で「緊急事態基本法の早急な制定を求める意見書」「尖閣諸島を始め我が国の領土及び領海を守る体制整備を求める意見書」を提出したのだが、ある会派は賛同出来ぬという。そんなことでこの国が守れるのか。http://ow.ly/6RI5E

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 9日 (日)

拉致問題

小泉純一郎総理の訪朝による被害者5名の帰国から既に9年が経過した。この間、何ら進展を見ることがないばかりか、現在の拉致問題担当大臣は政権交代後2年間で5人目の大臣となる。これで果たして拉致問題の進展が期待できるのか。

会議録を見るまでもなく、過去の川崎市議会においてこの拉致問題を最も熱心に取り上げ続けてきたのはわが党であり、今回の定例会においても代表質問で取り上げているのはわが党のみである。

都合よく原稿を読んだのは私だが、執筆者は初当選以来、この拉致問題に取り組んできた松原成文氏(中原区)。一般的に票にはなりにくそうな分野だけにその姿勢には本当に頭が下がる。この拉致問題には私も思い入れが深いのだが、それには理由がある。

拉致被害者の一人の横田めぐみさんが部活動の帰宅途中に北朝鮮工作員に拉致されたのが、昭和52年11月15日。その前後に失踪が相次いでいるが、私が生まれたのが昭和48年であって、しかも、新潟県の海岸近くに実家がある。もしかしたらと思う時、いまこうして生きている自分が何かせねばという気分にさせられる。

何の罪も無い人を連れ去るばかりか、交渉においても騙したり脅したりと散々な奴らであって、憤懣やるかたないとはまさにこのこと。

去る5日(水)にエポックなかはらにて「拉致問題を考える国民大集会in神奈川」が開催され、私も出席をさせていただいた。第一部はDVD「ただいまの声を聞くために」(あさがおの会作製)の上映と主催者挨拶、特定失踪者御家族紹介と進み、横田滋・早紀江御夫妻の講演を拝聴した。

当日は奇しくも横田めぐみさんの47回目の誕生日であってご両親の想いいかばかりか。何度聞いてもその悲痛な叫びは胸を打つものがある。

日本国民の一人でも多くの方がこの拉致問題に関心を持っていただく為に執筆をさせていただいた。ちなみに、横田めぐみさんの拉致事件と、家族の活動を描いたアニメ「めぐみ」が以下のページから無料ダウンロードが可能。http://www.rachi.go.jp/jp/megumi/index.html

拉致被害者家族も高齢化しつつあるが、一日も早い帰国の実現を心から願っている。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 8日 (土)

運動会

久々に図書館ともの会のみなさんが川崎市議会の控室を訪ねてくれた。豊かな知と情を育む図書館づくりに向けて活動を続けておられる団体である。

幼稚園には推薦図書なるものがあって、毎月の絵本を購入することになる。子供の成長過程において「読み聞かせ」というのが大事らしく、早く帰った日などは付き合わされることになるのだが、今月の推薦図書のタイトルは「どんぐりうんどうかい」。

さて、その幼稚園には保護者の会があって、その全市まとめ役である川崎市私立幼稚園父母の会の会長はわが会派の松原成文氏(中原区)。その前任は団長の浅野文直氏(宮前区)。

保育園に比べ幼稚園は保護者負担が重い。そんなことを是正するにも政治絡みのほうが行政への圧力が働くとの思惑もあってかバッチの面々が選出されることも少なくない。幼稚園協会が発行する保護者だよりにも挨拶文が掲載されたりするから名前を売るには絶好の機会。が、やはり政治の世界。他党からの妬みもあったりして園長先生方は苦労することになる。

前置きが長くなったが、わが党の仲間には小学生や園児を抱える父親連中も多い。そんなこともあってか部屋内の話題が子育て論に及ぶことが少なくない。昔取った杵柄と古老も参戦し、なかなか見応えのある光景となる。

ちょうど運動会も迫ってきたこともあって、話題はその運動会の場所取りとビデオ撮影に。。。朝5時から並ぶとか徹夜で並んだ父親が株を上げているようで、部屋内でも多摩区選出の橋本勝氏は朝7時に並ぶという。その努力度合いによって、妻の機嫌も関係してくるからそれは家庭もさぞかし安泰のことと思われる(笑)。

「そんな早く並んで何してんの」と聞けばゲームが多いという。大丈夫かニッポン。スターウォーズならまだしも(笑)、子供の運動会ごときで並べるかというのが私であって、まさか(権威ある)先輩方は並んでないよなと水を向けると○○氏はPTA会長の権限を利用して。。。じゃあ、私もバッチを利用してなどと不遜な考えが頭に浮かぶ。

昨年の運動会ではブルーシートで横になっての観戦。周囲にはママさん連中しか居なかったから調子に乗って「ほれみろ、おれだけじゃないか」などと偉ぶったらほかの父親連中はビデオ撮影に奔走中らしく、私だけになった模様。

父母の会の前会長は。。。もちろん並んだことはないそうで。本日、こうりんじ幼稚園運動会。知人の結婚式と重なってしまい、運動会は途中退席の予定。今年も妻の冷たい視線が向けられている。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 7日 (金)

閉幕

9月定例会も昨日が最終日。各常任委員会の委員長報告後に議案の採決が行なわれて閉幕となった。

9月定例会は主に決算関連議案の審査がメインとなることから他の議案については注目が薄い。私の所属する環境委員会への付託議案は(仮称)リサイクルパークあさお整備事業における王禅寺処理センター解体撤去工事の請負契約の締結に関する議案の1本のみと寂しい限り。

委員会では低い入札金額(4億8千6百万円)への懸念と解体処理に伴うアスベスト対策等に質疑が集中するも、行政側の答弁は明快で紛糾することなく早々に審議を終える。

その後は、電力不足対策についての報告を受ける。「川崎市電力不足対策基本方針(秋期版)の策定」と「この夏の市役所の電力不足対策の実績」との資料が添えられている。削減実績は大口29%、小口21%と目標の15%を大きく上回る結果に市は胸を張るが、その個々の節電の対応に物言いが付いた。

「節電目標をみんなで達成しましょう」という錦の御旗はあるものの、夕方5時以降に庁舎内のエレベーターを休止されて、エアコンも停止されるのでは「残業せずに早く帰れ」というようなものである。電力不足への対応は省エネも然りだが、ピーク時の需要カットが大事なのであって夜間電力はほぼ十分に足りているのである。

遅くまで残ることが仕事が出来ることにはならぬし、残業代の為に残るのは愚の骨頂であるが、部署によっては残業せざるを得ないところもあるだろう。むしろモチベーションを失わせるようなことは行うべきではない。

まぁそもそも5時のチャイムを待っていること自体がナンセンスであって、時間による拘束は日本のお家芸であり、役所的発想である。やはり、成果に対する報酬という観念を持たせるべきであって、一生懸命やってもやらなくても5時迄残ればお役御免では怠惰が生じるのは当たりまえ。

節電ももう少し工夫改善が必要であろう。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 6日 (木)

顛末記

地デジ化に伴い、年季の入った事務所のテレビがお払い箱になった。それに合わせて、NHKの受信料も解約手続きをとろうとしたのだが、今日はその顛末記である。

まずは、うちの事務員が解約の電話を入れたのだが、本人でなければ受け付けぬと門前払いに。いつもの請求書を見れば契約者の名前は知らぬ間に私の個人名になっていて、渋々と毎月払い続けてきた。

事務所やTV、アンテナ等は大家さんの所有物なのだから少なくともそちらとの契約若しくは事務所名義でなければおかしい。勝手に契約者にされて解約は本人しか出来ぬとは随分と虫のいい話である。渋々と電話をすれば携帯電話からは1分10円の料金がかかるとの音声が流れ、暫くしてオペーレーターが登場。

「この記録を録音させてもらいます」と一方的に宣言されて、なんとなく嫌な気分にさせられるも苦情が多いから仕方ないよなぁなどと低姿勢で対応していたつもりなのだが、途中から何やら雲行きが怪しくなって。。。

事務所に携帯電話ありますかと聞かれたから「ある」と答えたのだが、「その携帯にワンセグ機能はありますか」との質問にイライラ感が募る。カタカナは苦手だからそのまま「分からぬ」と答えたら、それを確認してから再度電話をせいとの回答に堪忍袋の尾が切れかかる。

「地デジ対応TVの購入予定は?」とか「チューナーが付いているか?」とか、そのへんならまだしも、なんとも図々しく自分勝手な話ではないか。携帯は私個人の所有物であって事務所の契約とは関係ない。しかも、NHKの契約名義を勝手に私の名前にされた上でそんな言い分はあるかと強気に出た。

毎月2千円の受信料だが、そのありがたみが役所以上に分かっていない。以前に、区内在住の方から周囲の地形の関係でNHKが受信できない地域なのだそうだが、受信料は自動引き落としをされていて、そのへんの不満をサポートセンターに電話をしたら総務省へどうぞと言われたらしく、激怒して当方に苦情のお電話をいただいたこともある。

有名アナウンサーや子供向け番組で企業イメージを図りつつ、それを傘にその体たらくは許されるものではない。苦情処理も所詮は外注であって、孫請け位の契約社員あたりがやっていそうなことは察しが付く。私以上の苦情や文句が寄せられているのだろう。声からするに相当疲れ気味の様子。

ちなみに地デジ化以降の解約者数9万人という。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年10月 5日 (水)

老いの才覚

ご存知の方も多いはずだが、私の好きな作家の一人である曽野綾子さんの著書のひとつ。

近年は「修身」や「道徳」なる言葉も聞く機会がめっきり減ってしまったが、豊富な経験と女性ならではの視点で執筆された著作は社会人にとっての道徳の教科書。肩肘張らずに読める文章と内容がいい。だから読書嫌いな方にもお薦めの本である。

さて、その「老いの才覚」だが、昨日の座談会にて出席者の一人が同書からの一話を披露された。その著書は多く読ませていただいているのだが、初めて聞く話だから「あれっ?」と思い、本屋にて本を手にパラパラめくると読んでいないことに気付く。

タイトルに「老い」とあったから自分には関係ないやなどと思ってしまった可能性が高い。早速購入し、1時間で読み終える。ちょうど1年前の発刊なのだが、巻末の記述には、この3月末の段階で初版19刷とある。ってことは相当のベストセラーとも言えそうだ。

しかも、96ページ目には、「時々、政治家とか経済人とかが女を囲ったり、高い絵を買ったりして、世間の悪評を買いますが、私は人に迷惑をかけない範囲で、自分の金でやるのだったら、どんなことに使おうと全く構わないと思います」などと私が言えば批難轟々も同氏が言えばそれもそうだなとなるような正論もあったりして。。。

また、現在、名前は伏せるが、対極に位置する方々の機関紙を読んでいる。討論において相手の主張を事前に研究することは必須事項。いづれ述べる機会もあると思うが、あちらの主張というのは性善説に基づいて組み立てられていることが少なくないが、そこが破綻の原因、というか最大の誤算であって、やはり、性悪説を基に理論を組み立てるべきと思っている。

著書には「性悪説に立てば、人と付き合っても感動することばかり」とその効用が述べられていて、ついついそんなことを思い出してしまった。

巻末のほうには、「その人の生涯が豊かであったかどうかは、その人がどれだけこの世で「会ったか」によってはかられるように私は感じています。人間だけでなく、自然や出来事や、もっと抽象的な魂や精神や思想にふれることが。。。」とあって、まさに出会いが人生を変えることには同感。

新書だから定価780円。私のブログなどよりも十分に価値ある一冊。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 4日 (火)

女子会

というのが流行のようで、こんど市議の女子会なるものが開催されるのだそうだ。男社会が色濃く残る世界だけにどんな展開になるか。

男子会でも十分に面白いし、単に広告会社に踊らされているだけぢゃないのかと思わなくもないが、まぁそれで世の新たな需要が喚起され、ガス抜きになるのであれば結構なことかもしれぬ。

さて、笑う門には福来るとあるが、客人が多い家にも福は招かれるもんだと思っている。その想いとは裏腹に奥方にとっては億劫なこともあるらしく、わが愚妻もその一人であるが、そのへんに慣れている方であれば、むしろ自慢の手料理を振舞う絶好の機会となるわけで、このたび、ご婦人方の女子会らしきところにお招きをいただいた。

当日は自宅にも1週間ぶりの夕飯が用意されていたのだが、突然のお誘いにそろばん勘定が働き、そんな結果となった。さすがに、食卓には豪華な手料理が並び、勧め上手な面々に食い上手な私だからあれもこれもと結局は満腹に近い。

「いかなる機会であろうとも、せっかく本人が丹精こめて作ったもてなし料理なのだから、出されたものは旨いと言って食べるもんだ」と教わったのだが、そんな言葉を思い出すまでもなくこれが本当に旨い。後の予定があったのだが、男冥利に尽きるとはこのことかもしれぬとついつい長居をしてしまった。

翌日にはやはり別の御宅での座談会に。こんどは「女子会」ならぬ「敬老会」の様相。なんて言うと怒られちまうかもしれぬが、齢は重ねても夜の座談会を開催する位だから見た目と内面ともに十分に若い面々。また、タイミングよく題が「齢」に関するものだけに有意義な機会を提供いただいた。

「私は反骨心のカタマリでね。家が貧しかったもんだから、這い上がろうと必死だったんだ。働けば豊かになれるという目標があったんだよね。今は生活が豊かになりすぎて、本人の働きいかんに関係なく、それこそ『なんとなく』生活できるから若者には活力がないよね」。

最近の党機関紙「自由民主」に古賀誠氏の回想録が掲載されていて、幼少時における貧困の経験と苦労話が紹介されているが、貧しくともそれに打ち克とうとする向上心が大きな成果を生む。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.9(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)
PDF形式のファイルも
ダウンロード可能

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 3日 (月)

神輿

川崎市北部地域は神輿シーズン到来。秋祭り真っ盛りである。選挙好きには祭好きが多い。おらが後援会長も今年は岸和田だんじり祭を見に行かれたと聞いた。

時の総理の駅頭苦労話がフォーカスされているが、「駅頭何日やりました」とは政治家のバロメーターのひとつ。やらぬよりはましだが、売名行為の最たるものであって、そちらの比重が大きいことが政治家として優れているということにはならない。

だいたい朝の駅頭は体力の消耗が激しい。あれじゃあ頭の回転もにぶっちまうし、昼の仕事もおろそかになるぞなどと家でぶつぶつつぶやいていたらしいのだが、「あんたの神輿担ぎも同じじゃないの」と妻のブーメランが返って来た。

「それは違う」。村の祭りは五穀豊穣を祈って行なわれるもので、神輿はタスキをして担ぐわけじゃないし、駅頭の売名行為とは訳が違うと反論したのだが、鉢洗いに酌をして回っているようでは屁理屈に過ぎなかったか。

地域の神社は村の鎮守様だけに先祖代々村を支えてきた方々の意向が強く、それぞれに土地柄が現われていて興味深い。わが麻生区は旧橘樹郡と旧都筑郡から成り立っているが、私の活動範囲は他の川崎市域と同じ旧橘樹郡が多い。そんなこともあってか例年は地元の高石・細山・東百合丘という旧生田村の祭礼がメインとなる。

今年は区内の白鳥神社の祭礼に誘われて神輿を担がせていただくことになった。そちらの神社は相手陣営も多そうだから様子見に宵宮にも。抜き足差し足忍び足の訪問だが、関係者が温かく迎えてくれた。

初めての方が多いだけにアピールの絶好のチャンス。名刺を手裏剣のように配りまくるのも一案だが、私は忍者議員ではないから配りまくるどころか軽々しく渡すことさえためらう健気な性格。(笑)

「あの野郎、名刺も渡さねぇのかよ」との批判も承知の上だが、それよりも村の鎮守様である神輿を一生懸命に担ぐ。そして、また村の方々と同じ想いを共有するそのことこそ価値がある。そのほうが何かいいことありそうな気がしないかな。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.8(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 2日 (日)

1万円

おかげさまで私のようなものでも後援会なるものが存在する。私のことを支援して下さる皆様方であって、その役員は地元の農家の方々が中心となる。

都市部の農家だけに不動産等があって比較的収入に恵まれた方々が多い。だから私が農業予算の獲得に奔走しても、それならば相続税や固定資産税を何とかしてくれという声が強い。

今回の質問に詳しいのだが、現在の本市の農家戸数は697戸(内専業農家は219戸)であって、市内全世帯の1%未満。外交と財政は票にならんと言われればまさにその通りだが、票にならずとも国益を左右する最重要課題には変わりはない。むしろ、それに命を懸ける位の覚悟があれば政治家として本望であろう。

私も、もう3期目であって、世話になった方々、そして地域で苦労されている方々の為には、たとえ落選の憂き目に遭おうとも職を賭す覚悟は持ち合わせている。言っちゃった(笑)。

失礼ながら不動産収入に恵まれた兼業農家はそれとして、やはり農業振興地域に暮らし、その生活を農業収入に依存せざるを得ない方々の苦労は想像に耐えない。

今回は柿生地区農家の農産物販売額を示してもらったのだが、100万円未満52%、100万円以上300万円未満が21%とあって、300万円未満が73%を占め、専業農家にとっては厳しい現状が浮かび上がる。

「おれの家の1万円とあいつの家の1万円では価値が全然違うんだ」。おれん家というのは農業振興地域の専業農家、あいつん家とは不動産収入に恵まれた兼業農家であって、地元の語り草になっているが、それこそが切実な叫びではないか。

所詮、大した票にもならぬし、その数だって全世帯数に比べれば微々たるもの。市とて付け焼刃的な対応であって、本腰には程遠い。だが、日々黙々と畑を耕す姿を見れば誰かが訴えねばならぬし、それはカネをかけずとも出来ることは多々ある。

あとは行政のやる気次第であって、一計を案じることに。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.8(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月 1日 (土)

決算審査特別委員会~4日目(最終日)~

「ブログをいつ書いているんですか」と尋ねられる背景にはきっと「あんな面白いネタと立派な文章はスゴいですね」というホメ言葉があるのではないかと勝手に妄想しているおめでたい男である。(笑)

早朝か深夜に30分程度で仕上げるのだが、それは普段から緻密に草稿しているからに他ならない。他会派の質問を取り上げることで太っ腹な面を見せようとか、あの人はブログを読んでいそうだからヨイショしとこうとか様々な思惑が働く。(そんなの全然緻密じゃないって)

そして、これはと思ったものはその場で一気に書き上げる。鉄は熱いうちに打てというではないか。

決算審査特別委員会もいよいよ最終日。最終日には各会派とも大物をそろえてくる。わが会派の質問者は、青木功雄氏(高津区)、嶋崎嘉夫氏(川崎区)の2名。

まずは、青木功雄氏(高津区)。(昨年度決算とは関連が薄いような気もするが、)モントルー・ジャズ・フェスティバルinカワサキ(MFJ)を取り上げた。チケットの売れ行き不振が浮き彫りになるとともに、最終的な責任の所在が実行委員会にあるという言質を取った。

Y150の事例ではないが、最終的な責任はそちらにあるにせよ、市税投入への懸念を表明。なかなかいい視点の質問。

確かに決定当初は期待され、私のブログなどでも紹介したが、東日本大震災によるミューザの天井崩落事故等の影響により、会場も変更され、出演者も未だ未確定な部分もある。そして、市内のJAZZ愛好家の中でも盛り上がりには欠けるようである。せっかくの開催だけに今後の巻き返しに期待。

さて、これだけ委員会が続くと最終日には疲れが生じる。耳が立つ質問であればまだしも、だらだらと長い質問は遠慮してもらいたい。自分のことは棚に上げて、会議録に残る内容は同じなんだから早く読むとか多少気は遣ってもいいんじゃないかなどと鬱憤が溜まることになる。

全4日間の質疑、わが会派の先鋒が私であれば大将はこの人、嶋崎嘉夫氏(川崎区)。川崎区で3期連続のトップ当選の実力者。国の税制改正論議を取り上げ、大人の議論を展開している。

やはり論客は挑む相手が違う。相手は東大卒の財政局長。(そんなに学歴にひがむなよって)。本市税収から地方交付税への影響まで基準財政需要額が云々であって、「財務省の考えが分からない」と言う事が違う。

論点が絞られていて、聞いていて分かりやすい。あっという間に持ち時間の残りわずかに。通常は言葉が早口になったり、焦りが見られるのだが、動揺一つ見せずに堂々とこなす胆力の持ち主。随分ヨイショしたようだが、当人もブログを見ていることに期待。

質疑のみで計4日間を費やした決算審査特別委員会の結果、計21本の決算関連議案が認定された。

電子書籍「一日一話」

「一日一話」表紙

Vol.8(iPad/iPhone対応版)
販売定価:500円(税込)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

 
自民党
山崎なおふみは自民党の議員です
自民党ホームページへ
KAWASAKI CITY
山崎なおふみは川崎市の議員です
川崎市議会のページへ