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2011年7月

2011年7月31日 (日)

ガイアツと健康~前編~

昭和初期と昭和58年の比較では肉類の消費は約11倍、鶏卵は約6倍、牛乳と乳製品は23倍、油脂類は約20倍ということらしい。

「貧乏人は麦を食え」とは故池田勇人氏の言葉だが、その小麦を原料とするパンと牛乳が日本人の栄養改善に寄与したという話は聞いたことはないだろうか。

「豊葦原千五百秋瑞穂国」とはわが国の美称のはずなのだが、その瑞穂国の学校給食の主食が何でパンなのだろうというのは以前からの疑問のひとつ。

わが川崎市議会においても米飯の回数を増やすべしとの質問も過去に見られたが、教育委員会は腰が重かった。それが米国の戦略だとしたら。。。

知人の薦めで-「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活(鈴木猛夫著)-を読み終えた。健康食を薦める本は多くあれども、その食文化の変遷とその背景を取り上げているところが興味深く、1冊で2度おいしい。お薦めの1冊である。

とかく日本人は「ガイアツ」に弱いし、今後のTPP交渉も注目される。本によれば戦後において、「米国が日本人の食生活を変えようとしたことは事実であるし、余剰農産物を有効に使ってうまく日本市場を獲得したのも事実である。

米国側の巧妙な戦略があって、また当時の日本側関係者が、米国の余剰農産物に頼って日本人の食生活を変革したいと望んだ結果、食生活が大きく変化していった」とは記事の引用。

過去のキッチンカー運動や学校給食会への働きかけ等の様子が描かれている。その栄養改善運動が結果として、ガンや心臓病、高血圧、肥満等の慢性疾患の増加をもたらし、そのツケを背負ってしまったとの考察は興味深い。

明日は本の後段。健康食としてのコメの記事を執筆予定。

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2011年7月30日 (土)

ヨンパチ倶楽部

名横綱「千代の富士」の記録を塗り替えて史上最多勝の快挙を花道に魁皇関が引退を決めた。

私の大学時代から怪力として注目を集めていた逸材。相撲一筋20年、私より1つ歳上の38歳でも負けたくないという闘志が継続に繋がった。土俵で惨めな姿をさらすのは男の恥であって、いいタイミングではなかろうか。

昭和48年生まれのヨンパチ倶楽部は人口が最も多い。スポーツの世界でこそ体力の衰えは否めないが、競争が活力を生み、私を筆頭に様々な分野で花形として活躍している人物は多い。失礼、私は余計か(笑)。

我ながらいい年に生まれた、というか両親に生んでもらったと思っているのだが、大学を含めて順当に歩めば就職は平成8年。大企業に就職することが最善とされたが、世の風潮はバブル崩壊後の就職氷河期で狭き門。ましてや同い年が大勢いるのである。

まもなく社会人デビュー20年を迎えるが、当時、大企業に就職した奴らがいい生活を送っているかというとそんなことはなさそう。日本型雇用形態、いわゆる終身雇用と年功序列が崩れつつある中で、待遇とて恵まれているとは言い難い奴らもいる。

我々の少し前はバブル入社組、そして我々の団塊の世代Jr.と多く抱えてしまった企業はその扱いに頭を痛めている。経営者が線を引くとしたらやはり我々の前だよなぁと昔の悪友と話をするのだが、政治も同じ。

これだけ大勢居るのだから社会保障なども貧乏くじを引く可能性が高い。そして、これからはもっと厳しい時代に突入する。格差はもっと広がるであろう。格差の少ない平穏な日本は理想かもしれぬが期待薄である。

であるならば、それぞれが切磋琢磨する中で、国としての発展を目指さねばならぬ。その原動力となるのが、ヨンパチ倶楽部であることを願っている。

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2011年7月29日 (金)

トイレ

わが子が通う地元のこうりんじ幼稚園。その園が発行するたより「花の園」をいつも楽しみに拝読している。

イラストと漫画チックな丸文字に先生方のセンスが窺え、デザインのみならず内容も豊富で読み易い。園長先生が綴る「ワクワク子育て」はじゃが芋掘りの話題。「子供たちは好奇心のカタマリであって、土の中の生き物との遭遇に目を輝かせる。実体験を通じて五感をフル稼働させて下さい」とあった。

さて、市内のほとんどの私立幼稚園が加盟する川崎市私立幼稚園協会という団体があって、その団体が発行する機関紙を届けていただいている。会長の談話から幼稚園の先生方の研修内容等が紹介されていて興味深い。

今回、そのコーナーのひとつに「子どもの健康はトイレから。」と題して、日本トイレ研究所なるNPO法人の代表理事、加藤篤氏の講演内容が紹介されている。「排泄のリズムを整え、スッキリ感を感じることが大事。子どもが良いウンチをしたら褒めましょう」とある。

時を同じくして、最近でこそ多少注目が薄れてきた米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長夫妻が運営する財団がトイレ革命を支援するという新聞記事を目にした。

WHO(世界保健機関)によれば、世界ではまだ約25億人が現代型のトイレを利用できず、それが原因とする下痢性の疾患が広がって年間150万人の子供の死につながっているという。世界では様々なトイレ研究がなされていて、記事の引用で恐縮だが、

「汚物から水分と塩分を回収するトイレ」(英ラフバラ大学)、「汚物から発電できるトイレ」(オランダのデルフト工科大学)、「汚物を24時間で殺菌できるトイレ」(カナダのトロント大学)、「太陽熱を使って汚物を処理して燃料に変えるトイレ」(米カリフォルニア工科大学)などのプロジェクトが支援の対象となるらしい。

排泄物は健康のバロメーターであって、トイレ研究などは注目の分野かもしれない。その視点がユニークである。

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2011年7月28日 (木)

学歴信奉

未だ学歴信奉が色濃く残る日本社会。

私のその一員なのだが、音楽を含む芸術界の最高峰はやはり芸大であって、第一線で活躍中の皆様もそちらのご卒業なのだろうと勝手に思っていたのだが、そうでもないらしい。

新進気鋭というよりも、もうベテランの域に達していそうだが、佐渡裕さんという人気指揮者が居て、たまたま本屋で見かけた著書を購入することになった。少年の頃の夢がベルリン・フィルの指揮者であって、この6月にデンビューを果たしたのだが、その夢を追い続ける連載もののエッセイ集。

もう随分前の話だが、文京区が主催するコンサート「響きの森シリーズ」の定期演奏会に客演指揮者として登壇された時の印象が強い。観客は満員御礼状態であって、演奏後には万来の拍手に包まれた。

とりわけ「題名のない音楽会」の司会を務めてからの人気がスゴい。「AERA」の表紙を飾るくらいだから見てくれもいいのだが、名門ベルリン・フィルの指揮者に選任される位だから実力も兼ね備えていねばならない。その実力はどのように培われるのか。そして子供たちの為のコンサートを開催したりと音楽の裾野を広げる活動に熱心であって、何がそうさせるのか。

文章は御世辞にも上手いとは言えないが、内容は読み応えのある、というよりも本人の性格を十分にうかがい知れる内容。指揮者といえば堅物というか生真面目なイメージがつきまとうが、同氏の場合は天真爛漫であって、遊びも仕事も見事に両立されている様が描かれている。

芸大のご卒業かと思いきや、京都市芸術大学の卒業であって、スペインのバルセロナで活躍する外尾悦郎氏もそちらのご卒業だという。以前もブログで紹介したが、旅の途中にバルセロナでガウディのサグラダ・ファミリア教会に魅了され、彫刻を続ける芸術家である。

「天才は1%の閃きと99%の努力である」とは発明家トーマス・エジソンの言葉だが、学歴は最高峰でなくとも多分に活躍できるチャンスが誰にでもある。

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2011年7月27日 (水)

メガソーラー計画

今日までは原子力村と呼ばれる勢力に隅に追いやられたクリーンエネルギー。ここに来てようやく日の目を見るチャンスが訪れた。

猫の額と揶揄される都市部において、一般家庭向けの太陽光発電がどの程度進むのか、夜の電力需給に柔軟に対応できるのか。風力発電も低周波やバードストライク等は改善がされつつあるものの実用化への道は遠い。

大自然の恵みに預かるという理念こそ素晴らしいが、農家同様にお天道様相手の商売はリスクが伴う。であるならば地熱発電などはかなり有効だと思うのだが、所詮は素人の戯言に過ぎなかったか。

さて、本市と東京電力が共同で進めるメガソーラー計画。協定締結が平成21年10月だから大震災のはるか前。東京電力とて新たなチャレンジを模索していたことは事実である。

本市臨海部のごみの最終処分場、浮島処理センターの隣接地には太陽光パネルを敷き詰めた広大な敷地が存在する。地上30cm程度の高さにパネルを敷き詰めただけに土地利用がもったいないんじゃないかと聞けば、下にはごみが埋まっており、その位しか利用できないのだという。

11haで約7千kWの出力。これは一般家庭の約2千世帯分の年間電力量に相当し、8月には稼動予定である。同じく臨海部の扇島には約1万3千kW(20ha)の発電所が稼動する予定。

本市は土地の無償提供とPR施設の整備程度だが、東電の負担は100億円とも。仮にそうだとしても100億円を投じて約6千世帯の電力を賄うとすれば、やはり効率面では原発とは雲泥の差。だが、大惨事における被害を加味すればやむを得ないか。

さて、そのPR施設「かわさきエコ暮らし未来館」が開設予定。一足先に内部の様子をどうぞ。

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2011年7月26日 (火)

転換期

巷では「脱原発」の議論がかまびすしい。

「脱原発」だか「卒原発」だか「減原発」だか、それぞれに勝手な解釈がまかり通っていてうんざりすることもあったりして。どこまで真剣に考えているのか知らぬが、パフォーマンスには長けた面々。エアコンが切れて真っ先に不満を漏らすのはそういう連中かもしれぬ。

今後、この手の議論にはかなり強靭な理論武装がなければ太刀打ちできないが、元来本好きなもんだから菊地洋一氏や広瀬隆氏などの著書も幅広く拝読していて、推進派にはかなり厳しい局面が待ち構えていることが予想される。

浜岡原発は活断層上にあって、何故作られたのか。本を読む限り、地震専門家の助言を無視して建設したとあるではないか。

そして、最終処分場の問題は将来に亘ってつきまとうが、先の見えない事業に何兆円と投資している政府もいただけない。ごくごく常識的な感覚からすれば懐疑的な見方をせざるを得ないし、そうでないという反駁があるのであれば示されるべきである。

資源小国のわが国において、その枯渇を憂いて辿り着いた結論だけに、その姿勢こそ否定されるべきものではないし、少なくとも今日までの政府と東電の杜撰な体制がその議論の火に油を注いだのであって、その根底には、自動的にカネがおちる仕組みから生じるお上意識が存在する。

そんな怠慢には、お灸を据えた程度では改善できない可能性も低くはない。

既存原発の安全性を確保しつつ、依存度を早めに落としていくというのが現実的な選択肢だと思うのだが、次世代エネルギーに期待がかかる。時代の転換期を迎え、人類の英知が試されている。出でよ国難を救う科学者。

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2011年7月25日 (月)

日常の光景

多分、私より足が早いと思われる「なでしこジャパン」のDF熊谷選手ツイッター騒動。

合コン仲間がツイッターでつぶやいたというのだが、事の信憑性とて分からぬ。そういう話は多いし、あれだけの緊張の後である。ついつい調子に乗ってしまったか。若気の至りと穏便に済ませても良さそうな気もするが、いかがかと。

さて、世にいう「せんせー」方が集う議会。会派毎に控室が用意されていて、私などもツイッター上で部屋の様子をつぶやいたりするのだが、とりあえずお咎めは無い。そこで、今日はわが部屋の日常のひとコマを紹介する。

最近でこそ喧々諤々の議論が見られるようになったものの、私が1期生の時など発言権もなかった。なかったというよりもそういう雰囲気ではなかったし、最長老の鶴の一声で全てが決まったのである。

言いたいことを言える雰囲気は重要であって、相手構わず刀を抜くのだが、刀を抜いてもその納め処は弁えていて、まぁ好き嫌いはあるのだろうが、絶妙なバランスで自民党川崎市議団は運営されている。

さて、ある日の出来事。久々の常任委員会の開催に部屋のメンバーが揃った。話題は勿論「なでしこジャパン」。「あの試合はスゴかったな〜」と重鎮が言えば、「ほんとに見たんですか」と私が茶化す。「おぅ4時に起きて見たよ」と重鎮。「いつもと同じ時間に目が覚めただけじゃないですか〜」と横槍が入る。周囲は大爆笑に包まれた。

同じ日の常任委員会後には特に会議が予定されていないから、それぞれが三々五々に散っていくのだが、私などは雑務に終われて残ることになった。

机上で仕事をしていたのだが、保護司を兼務するベテランが居て、長時間、受話器を握っている。電話口の向こうは他都市の児童相談所。聞く耳を立てていた訳ではないから詳細は不明だが、保護観察中の少年のことで黙々と話し込んでいる。雰囲気から察するに双方に有意義だった様子。

駅頭に立つ姿は誰もが見るが、そういう地道な活動はなかなか表には出ない。単なる仲良し倶楽部では困るが、部屋の雰囲気は良好である。

あくまでも、いまのところだが。。。

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2011年7月24日 (日)

朝の悩み

世のサラリーマン、OL諸氏には甚だ恐縮な話だが、毎朝の通勤は車にするか電車にするかの贅沢な悩みを抱えることになる。

そんなの車に決まっているぢゃないかと言われるが、そんなことはない。確かに車はドア・ツー・ドアでラクなのだが、ベンツじゃないし(違った)、渋滞はあるし、大好きな本も読めない。

一方の電車通勤の場合、混雑はあるが、時間を多少ズラせば、空いているし、南武線の登戸駅からは始発もある。往復2時間あれば、結構な本が読める。

ただ、やはり交通費の往復880円はバカにならない。昼食代に相当するのである。本会議と委員会以外の交通費は政務調査費での計上が可能だが、麻生区・宮前区の議員には少なくない出費となる。「セコく生きるな」と訴えつつも自分が一番セコかったりして(笑)。

さて、車の通勤時には、その時々の気分により生意気にもクラシックCDやラジオを聴くのだが、ラジオの場合はJ-WAVEの番組が流れている。流れているというのは特にこだわりなくチャンネルが設定されていただけの話。それが自然と贔屓になってしまった。

俳優の別所哲也氏がパーソナリティを務める朝の番組があって、毎日ゲストが出演するのだが、その日はちょいワルおやじで有名なパンツェッタ・ジローラモ氏が登場。

「旅」に関する話題だったのだが、同じ処にいると慣れが生じて、気がつかないこともあるが、「旅」に出れば様々な刺激を受ける。とりわけ、海外に出れば日本の良さが見えてくる。と、そんな話題だったと記憶する。

やはり世界は広い。外の世界を見ると人として成長できることが多いし、気づかされることも多い。社会人時代は毎年、海外に行っていたのだが、最近はとんと機会が減ってしまった。とりわけ若い人にはお薦めのイベントである。

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2011年7月23日 (土)

地獄の沙汰も

介護施設は医療施設と同様に保険制度の上に成り立っているから、バンバン作ればその分、保険料が高くなる。

だから医療分野においては地域医療計画などと病床数が制限されていて、介護施設の不足もあくまでも計画的に緩やかに改善されていくことになる。

極端な話、介護保険料を倍にすればどうなるのかといったことは示されていない。シュミレーションをした上で、市民の合意形成を図るべきだと思うのだが、そういうことが苦手な行政だから「早く増やせ」-「計画的に増やしています」との押し問答に双方わだかまりが残る構図となる。

これからの負担はどうなのか、いつまで待てば入れるのか、というのが世の関心事であって、大きな進路を示すべきである。

比較的裕福な家庭は特別養護老人ホーム以外に、有料老人ホームという選択肢があるが、その内容は千差万別。入居一時金2千万円で終の棲家。地獄の沙汰もカネ次第。70万円の保証金で葬儀も安心。なんてのもあるようで。。。至れり尽くせりなんだそうだが、それじゃああまりにも冷たくないか。

毎日、特上鰻重を出されたのではそのおいしさも半減。たまに味わう鰻だからこそのおいしさであって、ささやかな贅沢に心も躍るというもんである。

話がそれた。金額をケチって安い有料老人ホームを選んだはいいが、入居後に高額の介護器具を買わされたとかスタッフの対応に不満が募るなどの事例は枚挙に暇がない。

一方で、多少の高いお金を払ってでもスタッフが親切であって、介護器具もレンタルを薦めてくれたりと良心的な施設もあって、施設選びは非常に重要。

「安物買いの銭失い」という言葉もあるが、経営者にとっての福祉の理念が問われている。

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2011年7月22日 (金)

背伸び

今日は介護の話題。

介護施設に身内を預ける家族からの相談をいただいた。身内の介護に悩む家族は少なくない。認知症の患者を抱える家族なのだが、比較的新しい施設だけに、施設側にもノウハウが少ないことから困惑気味で双方にもどかしさを抱えている様子。

介護施設といっても、特別養護老人ホーム(いわゆる特養)、老人保健施設(いわゆる老健)、有料老人ホーム等があって、比較的値段が安く人気が高いのが特養である。市内では表向き5千人もの待機者が居ることになっているが、その整備は遅々として進まない。

いかんせん都市部には土地が少ないというのがその理由であって、整備促進プランには公有地の活用等が盛り込まれた。

が、隣接の町田市や横浜市などでは整備が進んでいて、本当に土地が少ないということだけなのか、と、わが党の嶋崎嘉夫氏(川崎区)が質問に立った。(平成20年3月11日一般質問)

その用地取得を含む整備には多額の初期投資が必要になるが、他都市と比べて本市の助成金額が低いことが整備が進まない一因じゃないかとの指摘。確かに、隣接の町田市などと比較すれば、建設時における助成金には大きな差があった。

が、それは東京都などが大幅な上乗せを図るからであって、うちなどは川崎市の単独のみ。だから到底、太刀打ちできる訳がない。

その助成金、本市とて負けじと背伸びして同水準になった。だから政令市の中では助成金額はかなり優遇されていることになる。

でもバンバン作れば。。。続きは明日。

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2011年7月21日 (木)

行政視察報告~後編~

資料のコピペ(コピー&ペースト)は真面目に仕事をしていそうに見えるのだが、多少手を加えて、最低限の報告だけは述べておくことに。

まずは、鹿児島市の「かごしま環境未来館」。建設費43億6千万円。うち用地取得は約半分の22億6千万円を占め、財源は国のまちづくり交付金の充当率が39.5%を占める。入館料は無料(一部のみ有料)であって、年間の来館者数は約20万人。

指定管理者制度は導入せずに何故か直営での運営であって、常勤7名、非常勤及び臨時職員24名の計31名の職員が運営に当たっている。運営費は維持管理費3億5千万円と講座等の運営費9億7千万円。これ以外に常勤職員の人件費が上乗せされるから採算面は推して知るべし。

現在、本市も東京電力と共同でメガソーラー計画を推進中だが、隣接地には「かわさきエコ暮らし未来館」が予定されていて、お披露目が来月早々に予定されている。比較材料になりそうで、そのへんについてはいづれ報告を。

「電気自動車普及及び促進事業補助金」「住宅用太陽光発電システム補助金」はよくある話。後者は1kW当たり3万5千円で上限は3kW分まで補助する内容。

そして、福岡市の「福岡市保健環境研究所」は博多湾に面する人口埋立地に建設された施設。周辺にはヤフードームやヒルトンホテルなどが立ち並ぶ人気のウォーターフロントエリア。福岡市はこの埋立地でかなりの収益があったものと推察される。

旧衛生研究所をベースとした新庁舎内は地下3階、地上5階建てで、地下は下水道局所管の雨水ポンプ場との合築になっている。1階には学習施設として「まもるーむ福岡」が整備され、その整備費用は2億8千万円。都市の規模と施設の内容からは妥当なところかもしれない。

「小型風力発電システム」は九州大学の応用力学研究所の大屋教授との連携事業。微風でも高効率の風力発電。バードストライクや低周波などは技術的に解消されているが、出力の低さと価格がネックに。

そうそう、わが母校の教授が向ヶ丘遊園駅前に風力発電装置を設置したらしく。。。続きは吉沢章子氏(多摩区)のブログに。 http://ow.ly/5GKlj

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2011年7月20日 (水)

行政視察報告~前編~

今回の行政視察先は鹿児島市と福岡市。

鹿児島市は「かごしま環境未来館」「エコワット(電力量表示器)の貸出し」「電気自動車普及及び促進事業補助金」「住宅用太陽光発電システム補助金」。福岡市は「福岡市保健環境研究所」「小型風力発電システム」と盛り沢山に見える。

が、こんなにも仕事やってますよと見せるのは議員の得意芸の一つである。(笑)

当初は福岡市と北九州市を予定していたのだが、受入都市の事情により北九州市が鹿児島市へ変更。しかし、その移動には全線開通した九州新幹線。全線開通のキャンペーンCMがカンヌ広告祭の受賞作品となっただけに話題性は高い。

各都市間の連絡は議会担当を通じて調整が図られるのだが、ただでさえ始末に終えぬ議員連中(そんなこと言っちゃいけないナ)なのに、他都市の議員など余計に面倒でかなわんと思いつつ、渋々と付き合わされるハメになる。

でも、中にはぜひうちのこの施策を見ていってくれと自信満々の都市もあったりして。。。(本市が後者であることを願っている)

であるならば、自分たちで勝手にやるわいと必要であれば打診するほうが双方にとっていいように思えるのだが、これも慣例とやらであって、いつもジレンマを抱えることになる。

で、その視察内容。程度の差こそあれども、およそ絶賛できるような代物は正直少ない。とりわけ箱物の類は多少の工夫こそ見られるものの、果たして採算面はどうなのか厳しい追求も可能なのだが、所詮は他都市の話。余計な御世話だろうし、「これじゃダメですね」などとは恐ろしくて言えない。

ということで他山の石となる可能性が高い。そうそう、今回の視察報告はどうしたって。川崎市議会局にお問い合わせを。いや違った、明日の記事を。

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2011年7月19日 (火)

透明化

グーグルやツイッター、フェイスブックなどは全て米国発であって、何ゆえに日本ではそういう企業は育たないのか。

という考察はいづれの機会に論じるとしても、それらに共通して言えることは「情報」と「コミュニケーション」という形が存在しないものに価値を見出していることであろう。

通勤の電車内で「ウィキリークス革命-透視される世界」を読んだ。情報の透明化がもたらした功績とその脅威が描かれていて示唆に富む内容。ウィキリークスが世界に与えた影響は大きかった。というよりも大きすぎた。

米国などは、どこかの国と違って出る杭は賞賛されそうなものだが、創設者の逮捕から権力側に与えた脅威が窺い知れる。機密というのは機密にするからいつか洩れるのであって、オープンであることが望ましい。機密情報とて公開できぬのであれば正当な理由を求められる。単に秩序を脅かすからというのは都合のいい言葉であって説得力に欠ける。

政務調査費も全面公開してしまえば、さして大きな混乱はなかった。現在ではその手続きの煩雑さと非効率性こそ問題になれども、全面公開の有無に対しては当然のように受け入れられている。

著書では、米国のオバマ大統領や英国のキャメロン首相などの例を挙げつつ、ほとんどの政治家たちにとって、情報の透明化とは権力の座に上り詰める過程の選挙を勝ち抜くツールであって、事を成した後には豹変する事例が述べられている。ことわが国内においても内閣官房機密費の全面公開を掲げた民主党の公約を見れば明らかである。

情報の透明化というのは単なるひとつの情報が開示されるということに留まらず、その対象側は襟を正すようになるという意味における効果のほうが大きい。

が、やはり都合の悪い情報というものはつきものであって、全面ガラス張りだと窮屈で仕方がない。誰とて四六時中監視されたら息抜きの時間もなくなってしまうではないか。

ということで、いつものことながら、まぁほどほどに、ということなのだが、それにしても過去、現在と隠蔽事案が多すぎるというのは実感であって、透明化を求めていくスタンスに変わりはない。

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2011年7月18日 (月)

Sクリニック

怪しい診療所ではない。

区内のジョギングサークルの仲間に入れてもらっているのだが、もう10年以上続くサークルであって、老若男女を問わず30名以上の愉快な面々が揃う。

毎週日曜日の朝、近所の公園に集合し、決まったコースを30分程度走るのである。それぞれのペースで時にはおしゃべりしながら走る。

年間を通じて行事も満載。バードウォッチングから映画鑑賞まで幅広く、講師は全てメンバーからの選出となる。勿論、各地のマラソン大会にも有志を募って参加し、恒例のNAHAマラソンもそのひとつとなる。

そして、ジョギング後はストレッチや健康体操も取り入れるなど健康管理に余念がないのだが、出席者の関心の一つがSさんの健康教室。ジョギングのコツからウォーキングまでコーチとしても活躍し、時々に応じて、旬な健康ネタを巧みな話術で分かり易く解説してくれる。

ちなみに、前回は「熱中症」について。「何故、現代人は熱中症になりやすくなったのか。どうすれば防げるのか」を5分位でまとめてくれた。欠席しても、当日の様子がメールで送られてくるから毎週綴っていれば健康読本が出版できそうな内容。

慢性疾患や生活習慣病などに苦しむ方々は少なくないし、その治療費とてバカにならない。「治療」から「予防へ」転換を図ることが医療費の抑制にも繋がる。健康づくりの活動としてはモデル的なサークルではなかろうか。

私も久々に顔を出したのだが、そのSさん、「最近、運動してるね」とこちらの事情を分かっている様子。聞けば、痩せた太ったの話ではないらしい。運動していると精悍な顔つきになるんだって。

これは御世辞にも嬉しい。

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2011年7月17日 (日)

夏の風物詩

ミューザの天井崩落の影響からか、本市の夏の風物詩「フェスタ・サマー・ミューザ」のチケット売れ行きが伸び悩んでいるという。

やはり駅チカの立地性を有し、あの優雅な雰囲気と最高の音響効果を備えたホールの人気に改めて驚かされる。

その開催を心配していたのだが、今年は市内の音大、洗足学園大学と昭和音楽大学の協力を得て開催することになった。これを機にぜひともクラシックファンが市内全域に広がりを見せてくれることを期待している。

わが地元には昭和音大が誇る大ホール「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」があって、私も何度かコンサートに足を運んだのだが、その名に相応しく優雅な雰囲気にさせてくれる素晴らしいホールである。

オペラも可能な舞台設計となっているところはミューザ以上。オーケストラの演奏はピット内のほうが音響がいいかもしれないと評論家のようなことをつぶやいてみるが、所詮はトーシロ(素人)の独り言であった。

さて、その昭和音大の卒業生、後藤正孝氏のピアノリサイタルにお招きをいただいた。第9回フランツ・リスト国際ピアノコンクールの優勝者であって、過去には本市のアゼリア輝賞も受賞されている。

そのコンクールの桂冠のフランツ・リストは19世紀初頭のハンガリーの作曲家。ピアノといえば、ショパンが有名だが、リストは「ピアノの魔術師」と呼ばれるだけあって、その作品は技巧的であることが特徴。ちなみにリストの娘コジマはワーグナーの妻となる。

天才ヴァイオリン奏者であって作曲家のニコロ・パガニーニの影響が強く、その技巧的な側面は同氏の影響といわれている。

当日の曲目は、「巡礼の年 第2年 イタリア」、「ハンガリー狂詩曲」、「超絶技巧練習曲集」、ベッリーニ=リストの「ノルマ」の回想。

当日の会場は満席状態。いづれもリストらしい技巧的な作品であって、静寂の中にピアノが鳴り響き、その技術に魅了された聴衆は拍手喝采。まだ若いのだが、素晴らしい演奏であった。今後の活躍に期待。

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2011年7月16日 (土)

カンヌ

知人のデザイナーが海外から帰国した。フランスのカンヌ広告祭を見に行ったという。

てっきりプライベートなのかと思いきや仕事であった。デザイナーだから本人にとっての意義は大きいと思うが、会社として出展している訳ではないし、それが会社の収益に直接的に結びつくかというとそうでもなさそうだ。

個人的な仕事の依頼もあったので、久々に昼食でも。。。とお誘い申し上げ、そのへんの事情を伺うことに。聞けば社内の制度を利用して行ったのだという。視察先の選定理由やら何から何まで調べて、稟議書らしきものを作成し、承認を貰ったのだという。

やはり好きこそ物の上手なれというが、本人の強い意欲があればこそ学べることも大きい。確かに、私などもダボス会議やモナコグランプリ(それは政治に関係ないか)等は実際に目で見たいと思うが、タダといえども余程の意欲がなければ億劫である。その行動力はスゴい。

どこかの視察ではないが、御膳立てだと意欲が減少する、且つ、他のメンバーと一緒になればどうしても妥協せざるを得なくなるから更に意欲は減少する。であるから、わが議会でもかくあるべしと思うのだが、つまはじきになりそうだからこの程度に。。。(笑)

それにしても社員にそれだけの機会を与える度量の広さに会社の将来性を感じることが出来る。

本人の談によれば、都市の広告なんかもあるようで、かなりいい内容だったようだ。カンヌはF1で有名なモナコやニースと並ぶ南仏の町。TGVでパリから約5時間で到着するという。ちなみに格安チケット70EUROは安い。モナコ、ニースとは比較にならぬ小さな町なのだそうだが、知名度は引けを取らないところがアピール上手。

川崎市もカンヌ広告祭に挑戦か。

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2011年7月15日 (金)

不養生のすすめ~後編~

確かに、二十年後の発がんリスクが憂慮されるのであれば、未来ある子供たちへの禍根は出来る限り残すべきではない。

が、何の罪もない人々、たまたま先祖代々の土地を守ってきた農家が風評被害に喘いでいるのである。精魂こめて作った農産物であって、基準値は下回っているのだから心ある大人はおいしくいただくべきではないか。他人様に押し付けるつもりはないが、私はそうしている。

記事では、放射線の危険性を軽視するつもりはないし、その関係者を擁護する立場でもないとしながらも、「放射線が来るぞ、そら逃げろ」と誰彼無しに住処から追い立てることが、住民本位なのか、住民の命を守ることになっているのかとの問いが。

一時的に国が囲い込むのは結構だが、既に震災から4ヶ月が経過した。長きに亘る避難所での生活を見れば、それはあまりにも酷というものであって、何よりも缶詰状態しか選択出来ぬというのはいかがなものかというのは私の感想。

野良仕事に精を出し、隣近所の友達と語り合い、好きなものを食べて寝る暮らしは何物にも代えがたいはずだ。

福島県の飯館村で健康調査を行った教授の話として、

「長期間の屋内退避やストレスが慢性疾患を増悪させているようです。高齢者の場合、被爆に神経質になりすぎるより、普段通りの生活を維持することのほうが健康を維持するために良いのではないでしょうか」

と紹介されていて、未来のがんリスクを避けた結果、明日にも発症しかねない重篤な病気のリスクが高まったのだ。これを本末転倒といわずして何という。二十年後のがんを心配して避難という辛い養生をすることが、果たして正しいのかと手厳しい。

ましてや医師不足に悩む日々。本人の意思が尊重されるのはいつの日のことか。

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2011年7月14日 (木)

不養生のすすめ~前編~

昨日の続きではないが、いい面構えに見えてきた前復興相が入院との記事を目にした。やはり政治の世界というのは世の鬱憤が溜まりやすい現場である。

税金から報酬をいただいているから批判を受けることも少なくない。だから本当に真面目な方がこの仕事を請け負った時にストレスを抱え込んでぶっ倒れはしまいかと余計な心配をしていて、では、私みたいな優柔不断位のほうがいいのかというと、全くそんなことはないというのは百も承知である。

どこの世界でもストレスは万病のもと。抱え込むことで体調を崩すことは少なくない。私のストレス解消法はジョギングにクラシックコンサート等々なのだが、やはり食べて寝て嫌なことは忘れるに限る。

さて、最近は雑誌「選択」のセールスマンと化しつつあるのだが、その中に医学博士の柴田博先生の「不養生のすすめ」というコーナーがある。連載7回目を迎える今回は「放射線と高齢者の避難」という副題が添えられていて、そのストレスについて興味深い考察がなされていた。

「発がん性」という言葉に対して、日本人は冷静でいられない。非現実的な量を摂取しない限り深刻な発がん性は認められない。医学的に見れば滑稽な騒動。がんを恐れるあまり、おかしな煽動にひょいと乗ってしまうのだろう。情報の真贋を見極めることが何よりも重要なのだが、そう理知的になれないのは国民性だろうか。

と、実はこれ、過去の「ブーム」の話。肉や魚の焦げやバターの着色料等の「発がん性」に関る話題は過去にも事欠かない。そして、今回の原発事故。。。続きは明日に。

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2011年7月13日 (水)

妻の一言

わがことを申し上げるつもりはないが、政治家の妻というのはつくづく損な役回りである。

目立ちすぎず、つつましく、政治家の妻たるものはかくあるべしと。暗黙の理想像があるようなのだが、こと最近はそうでもない方も居て首を傾げたくなることも少なくない。

もしかして、旦那が政治家をやりたいのではなくて妻がやらせたい、若しくはやりたいだけかもと思えるようなケースもあったりして。。。まぁあくまでも理想像だからその理想が間違っていたのかもしれぬ。

昨日の話ではないが、主人がバッチを付けていれば家計の収入は依存することになり、決して割に合うとは思えないが、報酬はそれなりの金額だから贅沢さえしなければそれなりの生活が期待できる。

であれば、絶対に続けてもらわねばと主人以上に妻が必死になるケースもあるが、それは妻が主人の報酬と仕事を期待していればの話であって、うちの愚妻のようにどこ吹く風と自由気ままな生活を送る妻も居たりして。。。

妻が表舞台にしゃしゃり出てくる姿はあまり好かんから、それで結構なのだが、あまりに無関心すぎやしないか。と愚痴もこぼしたくなるが、夫婦喧嘩になるとみっともないので、そのへんにしておく。

そうそう、被災地復興相の辞任劇。だから民主党はけしからんと怒り心頭なのだが、妻がぽつりとつぶやいた。「言い回しは冷たいようだけど、ああいう人物は結構仕事やってくれそうじゃないの」と。。。「ふ~んそんなものかな」と諭されるようで、何となく前復興相がいい面構えに見えてきた。

時の総理もそんな状態なのかもしれぬ。

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2011年7月12日 (火)

リボルビングドア

さて、本日は昨日の「昇進競争」とは別な角度からの人事考察である。

地道な苦労を重ねて局長に昇進したはいいけれども既にしがらみ多く、過去の情熱どこへやら、がんじがらめの状態に。定年まであと1~2年だから無難に過ごそうということが市政の低迷を招いていないか。

一方の議員側とて、どれほど無能であっても選挙で選ばれてしまえば、晴れてバッチを付けることになり、その任期中、コメツキバッタのように低姿勢を貫き、地道に地回りに精を出していれば自ずと期数が重ねられることになる。

なかには一念発起して国政になどという御仁も居られるが、所詮は同じコップの中の話。大海の広さなど分かるべくもない。

偉そうなことを申し上げたが、かくいう私も3期目を迎えた。私なども初当選が29歳だから8期やると晴れて還暦(60歳)を迎えることになる。ソツなくこなしていれば当面続けられそうな雰囲気。それに甘えるつもりもさらさらないのだが、アラフォーあたりになるとぼちぼちそのへんも考えておかねばならぬ。

最近は若い議員も増えた。それはそれで結構なことなのだが、彼らのキャリアはどうなるのか。挑戦むなしく四十代で社会に放り出された時にバッチは通用しない。そうなるとバッチにしがみつかざるを得ないから7期8期と期数を重ねることになるのだが、果たしてそれでいいのか。

それでいいのかというのは勿論、当人のことではない。社会全体のことだ。

何かの本に、政治の世界もリボルビングドア、いわゆる回転ドアで出入り自由な状況をとあったが、やはりどこの世界でも通じる常識感覚とビジネスセンス位は持ち合わせていたいものである。

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2011年7月11日 (月)

昇進競争

川崎市役所には現在約1万3千名の職員が居て、約5百名の課長がいる。

役職でいうと「課長」→「部長」→「局長」→「副市長」の昇進順となり、市長は選挙で選ばれることになるのだが、その昇進競争は興味深い。今回はその昇進が本当に実力によるものなのかという考察、あくまでも考察である。

自治体の場合は、霞ヶ関よりも情実人事が行われやすく、局長クラスになれば結構いい天下りポストが用意されている。そこで、出世したくば上に阿(おもね)り、人事部長や議員詣でまで様々な工作活動が行われることになる。まぁその出世意欲は向上心にも繋がるし、決して悪いものではないのだが、ゴマをすっての出世ではなんとも情けない。

晴れて局長にでもなれば議場デビューが待っているが、実力を伴わなければ、虎視眈々と獲物を狙う獰猛な議員諸氏の前に無能を晒す危険性を秘めている。であるから、やはり自信がなければ部長に留まるのが無難な路線。

その昇進結果というのは様々な工作活動も踏まえた上での市長の最終評価ということになるのだが、決定的に欠けやすい要素がある。

それが下からの評価であって、私などは独自調査として、部下の事情聴取に精を出すことになるのだが、これが結構、本音を話してくれるのである。人を踏み台にしてのし上がっていく人物には部下の鬱憤が蓄積しているから、過去の悪しき経歴から様々な情報が寄せられることになる。

一方で、中には昇進できずとも部下から慕われるいぶし銀の管理職も居て、そういう人物こそ得がたいのではないかと贔屓をすることも少々。

出世には上に覚えめでたいことが重要だが、下に評判がいいことはその人の人徳となる。ちゃんと見てますぞ。

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2011年7月10日 (日)

足相

詳しいいきさつは省略するが、昼間にある繁華街で足つぼマッサージを経験した。

念の為、申し上げておくが、別に怪しい話ではない。たまたま夜の会合までに時間に余裕があって、疲れていただけの話。くどいか。

インターネットで検索をすれば中国人女性が経営するその店が一番人気だという。最近はわが地元でも中国人が経営するマッサージ店は乱立気味。私は利用したことがないのだが、健康という人様の弱みに付け込んで強引な勧誘が行われている等の噂を聞かないこともない。

何となく胡散臭い気がしない訳ではないが、ぼったくり対応には多少の心得があるつもりである。まぁ政治が絡まなければ好きな国の一つであるし、何よりも商売上手で、そちらの分野では学ぶ点も少なくない。ということで入店に至った。

ごく普通の店舗であって、確かに技術は上手い。が、「あなたお酒好きですね」とか「かなり疲れていますね」とインチキ占い師並みに話しかけてくる。そのへんには慣れているから、少しでも気分良く押してもらおうと、こちらも調子に乗って「スゴいですね。何で分かるんですか」などと愛想を振りまく。

「足相があるのよ」などと講釈も始まった。まぁ双方に騙し合いに近いかもしれぬが、30分3千円のところ、私の話術で45分3千円となった。単に良心的だっただけかも。

そうそう、中国といえば、雑誌「選択」7月号に、ヘンリー・キッシンジャー博士の「中国論」、英語名は「On China」が紹介されていて、「歴史的に日中双方とも、他方を自らより優れた存在として認める用意がなかった。したがって、彼らの解決方法は、何世紀も相互交流を制限するという方法だったのである」とあって、

それでも毛沢東、周恩来、鄧小平といった共産中国の元勲たちは、敵国として戦った日本との関係を死活的に考え抜いた。彼らの日本への関心の高さが、米国に日本の戦略的価値を再評価させた面があるとは的を得た考察かもしれない。

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2011年7月 9日 (土)

バランス

普段は外食が多いから晩酌の機会も少ないのだが、早めに帰宅したときなどは少量のアルコールを楽しむことになる。

ビールから日本酒、泡盛にワインと時々に応じて勝手に調達することになるのだが、現在は地元の名産「禅寺丸ワイン」が冷蔵庫に入っている。

雑誌「選択」の6月号にはボルドーワイン「狂騰」の原因は中国バブルとの記事も拝見したが、一方において、最近は手頃な価格でおいしいワインも楽しめるようになったのも事実。

カリフォルニア・ワインが人気だが、その雄である「オーパス・ワン」で有名なロバート・モンダヴィ氏の「ウッドブリッジ」シリーズは安価で美味い。同氏のワインはモンダビワインとして親しまれているが、何と言ってもバランスがいい。

ワインの3要素は、酸味・しぶみ・バランスらしく、ある人物に言わせるとバランスが一番重要だという。

政治の世界も個性派そろい。知名度商売だから物議を醸すような過激なキャラのほうが話題性があって注目が集まる。

さて、ある市議のブログの内容をめぐってわが会派の会議が紛糾。抗議文を送ったところ団長からの詫びが入ったらしいのだが、本人の反省が見られないと突き返したらしい。

あえて有名になってもらう必要もないから氏名は公表しないが、本人の立身出世の為と考えれば有効な手段ではあるが、ちとセコすぎたというのが私の酷評である。

負け犬の遠吠えに近いが、かくいう私などは、やはり一人でも多くの方々に政治を身近に経験して欲しいとの目的からこのブログを執筆しているから極めて当たり障りのない内容になっている。

ただ、一番重要なバランスだけは悪くないと思うのだが。。。日々お付き合いいただいている皆様に感謝。たまにはブログへの書き込みも宜しく頼む。

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2011年7月 8日 (金)

一般質問~学校給食の食材~

時節柄、給食の食材への放射性物質の影響を不安視する保護者が少なくない。

さすがに子供のこととなると心配の種になるようであって、このたびようやく市が放射線量測定を実施することになった。が、一方で、その生産地と違うものが納品されているのではないかという事案が私のところに持ち込まれたのは過日の記事の通りである。 http://ow.ly/5xt46

調査の結果、一部の食材について複数の産地で生産していたことが判明し、産地表示の更新が図られたことが明らかになった。

公表されている産地表示は守られているのかとの問いに「「変更を把握した場合には速やかに内容を更新して参りたい」との回答が戻ってきたが、外部からの情報提供により、過去を遡って調査して間違ってましたでは何の為の産地情報の公表なのか分からぬ。

それを信じている保護者は疑心暗鬼になるのも当然であって、一連の対応が保護者の懸念を払拭するどころか、かえって不安を煽る結果に繋がっている。当初の産地以外からの調達も十分にありえること。であれば、これだけ保護者の関心が高いのだから、それに対する細心の注意は払っておくのはあたりまえの話。

今回の質問は追及が甘かったのではとの声もあったが、具体的な県名や農産品名を出しては風評被害を招く懸念もあって、そこは諸々を勘案し、差し控えた格好になった。

そして、何よりも、現在、学校給食会が食材の調達を担っているのだが、その危機意識の低さが大きな問題であって、それはやはり何よりも独占形態から生じる過信によるものではないかというのが私の言い分。

毎年、児童生徒の給食費30億円の収入があって、管理費負担は補助金で賄われる。そんな状態では、食材の購入だって丸投げになっているのではないか。「食」の大切さについては再三に訴えているつもりだが、果たしてどこまで通じるか。

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2011年7月 7日 (木)

一般質問~特別支援学級~

「菊作り花見るときは陰の人」とは小説家、吉川英治さんの句だが、菊作りには様々な手間がかかる。

クラシックコンサートなども本番に向けた練習に悲喜こもごもの物語があるし、幼稚園のお遊戯会とて当日の作品を作り上げる過程こそ涙と友情の物語となる。

川崎市議会の一般質問は議員各位が30分の制限時間で自由に発言可能だが、最短記録は私の8分何秒というのは有名な話。負け惜しみに近いが、所詮は発表会のようなものであって、そこに至る過程こそ。。。そのへんに留めておく。

さて、今回の一般質問。幾つかの項目について質問をしたのだが、その一つに、特別支援学級についてがある。いわゆる痰の吸引や導尿のような医療的ケアが必要な児童生徒への対応であって、きっかけはある保護者からの相談からなのだが、相談を受けて、教育長との直談判に臨んだ話は記事の通り。(http://ow.ly/5vEh0

いつも勢い勇んで乗り込むのだが、教育長の温厚な性格に諭されることが少なくない。趣味は絵画で、その繊細なタッチは情緒豊かな画家を思わせ、少なくとも私のような偏屈者ではなさそうである。

さて、その直談判。障害児に対する自らの想いを吐露していただくとともに、本人なりに幾つかの改善を図っておられた。

従来、特別支援学級の先生は一般の教員試験合格後に選定されていたが、それでは本人の意に沿わぬ可能性も無きにしも非ず。そこで、どうしても特別支援学級を担任したいという熱意ある先生の枠を新規に用意した。

そして、今回の件で、大事なことは、何でもかんでも行政におんぶに抱っこという話ではない。自分がやらねばと毎日付き添いで学校に通う母親の気持ちこそ行政は汲み取らねばならぬということ。

来年度に向けて検討するという回答であって、「検討じゃイカン」と追い返したのだが、今回は良心を信じることに。いい結果が生まれることを心待ちにしている。

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2011年7月 6日 (水)

一般質問~私道の寄附他~

麻生区はその土地柄、階段通路が少なくない。以前、こんな相談をいただいたことがあった。

「家の隣接地に階段通路があって、その下には下水管が埋まっているのだが、大雨時には水が溢れてしまうから何とか出来ないものか」。早速に下水事務所に橋渡しをして対応してもらったのだが、何故か担当者は困惑気味の様子。

「下水管を太径にすることで回避できる見込みですが、土地が私有地のままなので市に移管してもらえないでしょうか」とのことらしい。階段通路やその埋設管等の維持補修に要する費用はあくまでも地権者の負担となることから本人からも快く承諾をいただいたのだが、今度は市が受け取れないという。

訊けば、私道の寄附には幾つかの基準があって、階段とか行き止まりの道は寄附の対象外となっているではないか。

階段通路といえども一般の生活道路同様に少なからぬ通行量があって、階段は地形上、そうせざるを得なかっただけの話。寄附をするしないはあくまでも地権者の判断だが、それを理由に寄附の申し出を拒むのはいかがなものかと見直しを求めていたのだが、晴れて改善される見込みとなった。

そして、もう一つは十八番(おはこ)になった横浜市営地下鉄3号線の延伸について。

このたび、その調査・検討を行うにあたり相互協力を図ることで、ようやく横浜市と覚書を締結するに至った。両市の信頼関係の為に副市長が果たした役割は大きい。国交省からの派遣だが、この定例会後に退任されるという。

「国に戻っても第一線で活躍しようなんて思っちゃダメですよ。自分のことしか考えない、権力にしがみつく一部の官僚がこの国の形を歪めてきたのであって、もう歳も歳だから(なんて言うとまた怒られちゃうかもしれないが)、後進の育成にお努めをいただければ」と余計なことを申し添えて質問を終えた。

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2011年7月 5日 (火)

初恋

区内の座談会にお招きをいただいたのだが、たまたま話題が初恋の話に。

同級会の話が転じて、その話になったのだが、還暦を過ぎた面々が懐かしそうに思い出話をしてくれた。二度と戻って来ない青春時代の思い出は生涯の宝である。

「ふんふん」などと頷いていたら、あんたも披露しなさいということらしく私の番に。。。あまり多くは述べないが、中学2年生の時の初恋の話をした。

相手は地元の神社の神主の娘だったのだが、同性異性を問わず慕われる才色兼備の人気者。学級委員長と合唱コンクールの指揮者はいつも私の仕事なのだが、ピアノの伴奏をやってもらった時などは選挙開票時並みに緊張したものだ。

彼女は進学校に進み、その後はお会いする機会に恵まれないのだが、私の進んだ高校には彼女の父親が日本史の先生として赴任されていた。随分とゴマをすったのだが、恋実らずに遠い昔話になってしまった。

わが母校が創立100周年を迎えることからOBが記念誌作成に精を出していて、私の元にも執筆依頼が舞い込み、そんな話も盛り込んだのだが、ボツにならぬことを祈るばかりである。

それ以外に幾つかの項目があったのだが、若者へのメッセージには、もちろん得意の「競争論」を述べる。

「私たちの昭和48年生まれは一番数が多くて何でも競争の波に晒されてきました。受験競争から就職競争、そして恋人競争だって熾烈なんです(笑)。が、その競争が活力を生むというか、切磋琢磨することで多少なりとも成長してきた自分がいるのではないかと思っています。」

その後は、就職奮闘記から政治への想い、そして若者へのメッセージと続く。続きは記念誌にて。

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2011年7月 4日 (月)

かわさき市民アカデミー

支援者の薦めで、かわさき市民アカデミー講座を受講することになった。

かわさき市民アカデミーは、市民の生涯学習と社会参加意欲に応えるため、専門的で継続的な学習と研究の場として開講されていて、理事長はあの藤嶋昭先生。様々な講座があって、半年に4~5回程度で受講料5千円程度となる。

あくまでもお付き合い程度のことだからテーマは何でも良かったのだが、「自転車によるまちづくり」がいいと言う。ずっとサボっていたのだが(笑)、「受講料5千円の税金泥棒がいる」と言いふらすぞと脅されて(別に政務調査費に計上するつもりもないのだが)「観念した」というよりも相手の顔を立てることにした。

講師は加藤孝明氏(東京大学生産技術研究所准教授)。私のことをご存知らしく、聞けば区内の在住というではないか。

確かにツーリングなどはカッコいいし、欧州ではバイク(自転車)の人気は高い。が、あの駅前の放置自転車を見るにマナーは最低だし、何といっても麻生区は山坂が多い。ジョギングはやれども自転車はさすがに。。。と講師の話と議論のみ拝聴した。

冒頭にNHKの「クローズアップ現代」が5月に放送した「自転車ツーキニストが世界を変える」の録画を視聴し、その後は、「なぜ「今」自転車か?」、「普及の障害は何か?」、「交通手段転換の為に何が必要か?」のテーマによるブレインストーミング形式の講義に。

さすがに受講料を払って土日の講座に出てくるみなさんだから参加意識は高い。沈黙どころか次から次へと意見が飛び出すではないか。

「(自転車の普及は)環境への配慮とか医療費の削減効果があるなどというのは後付の理由であって、もっと根本的な動機が絡んでいる」とか、「(普及が進まない理由は)自動車業界と違って産業規模が小さいから普及に伴う経済波及効果が薄く政財界も諸手をあげての推進にはならない」など厳しい意見も。それぞれの自治体の取り組みも紹介されるが、都市部における成功事例は皆無に近い。

所詮、1回程度の受講ではこの程度しかまとめられぬが、及第点には届いたか。

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2011年7月 3日 (日)

大丈夫

目の前の末期がん患者に対して何と声をかけるか。

「大丈夫。きっと治るよ」との言葉はその気持ちこそ分からなくもないが、受け取るほうは複雑な気分になりやすい。人の機微に配慮した声のかけ方というのは難しいものである。

今日は、その「大丈夫」が致命傷になったという話。

福島第一原発の事故を受けて、「食」への関心が高まっている。とりわけ、小さい子供を抱える親御さんにとって、学校給食の食材への放射性物質の影響を不安視する声が少なくない。近隣の都市では食材の検査を実施していることもあって、本市への問い合わせが殺到しているという。

ある保護者が問い合わせたところ、「食品衛生法上の暫定規制値を超えたものについては出荷制限がかかるから市場に出回っているものは大丈夫です」との回答。その後も何度かやり取りを繰り返した結果、「絶対に大丈夫です」と勝ち誇ったように言い放ったというのが火に油を注ぐ結果に繋がった。

あくまでも当事者の話だからその信憑性やニュアンスは分からぬが、もし事実だとすれば、あんたが太鼓判を押しちゃイカンだろと、もう少し言い回しも含めて考えたほうが良かった。そのへんの危機管理能力を疑ってしまう。

本市でもようやく7月から学校給食の食材について放射線量測定が実施されることになったのだが、その具体的な内容については公表されていない。また、現在、その食材の生産地は公表されているのだが、その生産地と違うものが納品されているのではないかという事案が私のところに持ち込まれた。

かくして質問台に立つことに。手の内がバレてしまうから、今日はここまで。質問日は5日(火)。後日、改めて報告する。

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2011年7月 2日 (土)

節電議会

川崎市議会第3回定例会には議案58件、報告11件、請願2件が上程され、本会議における採決を終えた。

採択の前には各常任委員会の審査経過が報告されるのだが、今回は節電を理由に大幅に簡素化された。詳細な報告が議場配布となるのだが、全て読んでいると委員長報告に対する質疑に間に合わない。簡素化の名の下に骨抜きにならぬよう注意せねばなどと思っていたら、ある新聞の朝刊に「節電議会」との見出しを発見した。

「節電」という美名の下に代表質問や一般質問の持ち時間を短縮する方向性が検討されていて、それに対してある会派が、「議員の質問に関わることは節電を理由に行うべきではない」と異論を唱えていている。

単に気のせいだと思いたいのだが、今回は代表質問に対する行政側の答弁がやけに長かった。ひねくれものだから、ついついそういう目線で見てしまうのだが、行政には出来るだけ追及を逃れようという意図が働く。

真摯且つ丁寧な答弁といえば美しく聞こえるが、時間稼ぎの下心もないとはいえない。一方の議員側とて、多少の時間が削られてブツブツ文句を言うのも結構だが、本当にそれだけの質問をしているのかと胸に手を当てて考えてみれば私の質問などは無駄遣いかもしれぬ。

ということで、要はどちらでも結構という優柔不断な考えの持ち主なのだが、行政に釘を刺す意味でも、そこで一度でもゴネておくことは戦術として有効かもしれぬ。何でもおだてられてハイハイでは甘く見られる。有権者や行政からおだてられて有頂天になっているようでは情けない。

しかし、少なくとも節電を理由に質問時間を短縮するのであれば費用対効果位は示されるべきであるし、その数値の信憑性を踏まえて大いに議論されるべきテーマであろう。

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2011年7月 1日 (金)

梅雨

麻生区は元々俳句が盛んな地域であって農作業の傍ら句会が行なわれてきた。大根掘りの農夫が道を尋ねられて持っていた大根で道を示した句などは当時の生活がうかがい知れる。

-高石神社お伊勢の森「句碑村」-には、明治時代の中頃、農村青年の為娯楽を兼ねて修養として俳句、当時は「発句会」が取り入れられたとの記述がある。

本の編集は笠原湖舟翁。おらが先生のご尊父様であって、私の所属する「さざなみ俳句会」の四代会主。その後も今日に至るまで連綿と続き、現在も各所にて句会が重ねられている。私はその分会の一つ「畦の子会」の末席を汚しているだけなのだが、近所の奥様方を中心に月に1回、当方の事務所にて催されている。

公務の為、年に1~2回程度しか出席できないのだが、講師は御歳90歳を迎える吟月先生。さすがに体力には陰りを見せるが、時折見せるコメントは周囲を和ませるのは十分である。私などは赤ペンだらけだが、他人様の句を詠むことは大いに勉強になる。

そして、やはり無駄をそぎ落として五・七・五の17文字に凝縮された作品は、日本の伝統「わび・さび(侘・寂)」の世界に通じるものがある。今月の句会の兼題は「梅雨」。以下の3句を残した。「青々と梅雨の石垣こけ映へる」2点、「外出に迷ひの多き梅雨の空」2点、「梅雨の空ひと足早く髪落とし」0点→「髪を刈る」に訂正。

勿論、いづれも吟月先生の「選」にはなっていない。「日本語の勉強ですよ」とお誘いいただいたことが縁になっているが、毎日1句詠むのが上達への早道だそうで。。。ちなみに7月の兼題は「金魚」とのこと。

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