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2011年6月 6日 (月)

仮設住宅

5月末に3万戸の建設を終える予定が、2万7千戸に留まっているらしい。目くじらを立てるほどのものではないと思うが、仮設住宅への一日も早い引越を望む被災者の声は切実である。

安渡小学校の校庭にも仮設住宅の建設が進んでいるが戸数は34戸。入居の申し込みはあくまでも抽選というが、200人以上が避難されているからやはり数は全然足りない。

国の計画によれば盆迄に6万戸の仮設住宅を建設するらしいが、現地を見た限りではさすがに見通しはかなり厳しいと言わざるを得ない。

今回の大震災による家屋の倒壊は津波の被害によるものだから沿岸部が多い。昭和8年には、やはり大きな津波でも壊滅的な状態になったらしいが、同じ場所に再び家屋が建てられる。何故か。

場所が無いのである。もともとリアス式海岸自体の特徴で平地となる湾曲部に住居が多くなるが、その平地は見渡す限り瓦礫の山が続く。所々に赤い旗が立てられていて、瓦礫を撤去して結構ですという目印らしいが、いかんせん量が量だけに遅々として進まない。土地の所有権も絡み仮設住宅の建設は難航を極める。

結果、自ずと候補地は山間部か学校の校庭位に限られてしまう。土地の確保が一番の難題ともいえよう。

この大槌町は高速観光船「はまゆり」が2階建て民宿の屋上に乗り上げた光景が有名。シンボルになどという意見もあったようだが、現地は無残な状態であって、そりゃあ外から訪れる人は多いだろうが、被災地の人は思い出したくないはず。

当時、その「はまゆり」の修理にあたっていた造船所の関係者からも話を伺うことが出来た。13杯の船が全て流され、その1杯があの場所に流されたという。未だ電気等のライフラインは復旧していないのだが、既に漁船の修復等に取り掛かっていた。

復興までの道のりは長い。

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