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2011年6月

2011年6月30日 (木)

徒(あだ)

代表質問の原稿。「徒」と「いたずら」と読んでしまったのだが、「あだ」と読むのが正しい。

まぁ私の話ではないのだが、漢字の読み間違え程度でとやかく言うつもりはないし、漢字は読めても他の資質に欠ける政治家はゴマンといる。そちらのほうが問題だ。

さて、今日の部屋の議論はある請願から。本市の場合、請願と陳情の審査は同列に扱われるが、請願は紹介議員が必要なことから各会派に賛同を求められることが多い。そして本会議における委員長報告では請願については審査経過が報告されて会議録に残ることになる。

署名については、わが党の敷居が一番高いのだが、それが徒となることが少なくない。署名をしないということはその請願に賛同せず若しくは非協力的だとなるのである。かくして署名では協力する姿勢を示し、審査の結果は玉虫色の「継続」ということも少なくない。であれば、全て署名した上で都合の悪いものは継続にするというのがズルいやり方になる。

さて、本日の話題は「地域保育園既存施設の有効活用と地域保育園に対する公費助成に関する請願」について。

保育料が安い公立保育園に入園出来ずに悩む保護者は多い。ほぼ同じ境遇でありながら利用者負担が全く異なるのである。私の前回の質問(予算審査特別委員会-3月7日(月)-)ではそんなことを取り上げただけに請願者の想いは十分に伝わる。

が、やはり細部には賛同しかねる文面も散見され、それを最終的に「(あくまでも)検討」して欲しいとボカしてあるだけに署名しても良さそうな気がしないでもないのだが、署名せずとの結論に。

一番のポイントは、厚労省が基準を定めた認可保育園、本市が独自の基準を定めた認定保育園、そしてそれ以外と公的な助成金の額が全く異なり、それが保育料格差となって現れる。その市や国が設定する基準をどうするかということには議論の余地は大いにあるものの、全て同額の助成をということには賛同しかねるとの結論に落ち着いた。

利用者格差の問題は重々に承知をしていて、まだまだ少なすぎる子育て予算の拡充を図ることには全くの異論がない。請願の付託はこども本部を所管する市民委員会。

審査に参戦できぬのが残念である。

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2011年6月29日 (水)

部屋の議論

過日は「追認機関」との記事を掲載したが、結局は慣れ合いでしょとの批判に対し、どう対峙していくか議会人としての真価が問われている。

現在も第3回定例会が開催中だが、その会期中には議案以外にも請願・陳情や国への意見書等、様々な案件が持ち込まれることになる。

それぞれに団会議を開催して協議されるのだが、議論自体は白熱気味。以前は最長老の鶴の一声だったのだが、最近は若手も負けじと粘りを見せる。結論は賛否か継続だが、その白熱した議論こそインターネット中継すべきだと思うのだが、また怒られるからこのへんにて。

今回は陽子線治療に要する費用に公的医療保険の適用を求める意見書の審議から。あくまでも国への意見書なのだが、議論は真剣。

わが国が世界に誇る国民皆保険制度も戦後復興の中で大きな役割を果たしたものの、医療の発達や少子高齢化とともに医療費は増大を続け、一部にはその医療費や保険料負担に悩まされる方々も少なくない。

医療の高度化がわが国の高寿命化を支えているという側面は否定されるものではないし、誰しも健康に長生きが出来ることは幸せなことだが、医療やクスリ漬けの寝たきり生活では寂しい限りであって、果たして、そこまでしても本人や家族が延命治療を望むのかという生命倫理も絡んでデリケートな問題となる。

また、混合診療の解禁を巡る論争に見られるように多額の費用を要する最新医療や高度医療への保険適用などは慎重論も根強い。それぞれに対立する意見が激しくぶつかり合って結論が下された。

意見書は本日の本会議にて採決が行なわれる。

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2011年6月28日 (火)

新進気鋭

震災後は日本人やその美徳等を賛美する風潮が見られることから、その手の本が流行のようである。

久々にサントリーホールの東フィル定期演奏会に。ついつい天井に目が行ってしまう。(笑)

曲目はベートヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」と交響曲第3番「英雄」。やはりベートーヴェンは曲がいい。

が、圧巻は指揮者。イタリア在住の日本人女性、新進気鋭の三ツ橋敬子さん30歳。年齢は伏せても良さそうだが、配布されたプログラムに記載してあった。

やはり世の女性の皆様には例外なく美しくあって欲しいと思っている一人なのだが、世間一般に女性は見てくれを気にされることに異論はない。

が、こと演奏会となると話は別。いかにして聴衆に最高の演奏を聴いてもらうかが重要であって、その為には見てくれ不問。なりふり構わず(なんて言うと怒られちゃいそうだが)、自らの髪をふり乱してタクトを振る姿勢に演奏も素晴らしい出来栄えとなった。

私よりも歳も若いし、まだまだ日本人も捨てたものではない。以前、ある人物から教わったことがある。日本人は繊細で優秀な資質を秘めているが、あとは「体力」だと。雑誌「選択」の5月号には指揮者の過酷な実態を紹介した記事が掲載されているが、ただでさえ体力的に劣る女性である。

アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクール準優勝。そのトスカニーニが好きだったといわれるベートーヴェン交響曲第3番の演奏だけに彼女の意気込みは十分に伝わったし、演奏後の表情が全てを物語っていた。

今後の活躍に期待している。

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2011年6月27日 (月)

AKB48

と書いたら新たな支持層が広がりそうなので名付けてみただけの話。

昨日の記事の飲み仲間の一人、経営者は私の大学の同級生なのだが、腐れ縁からもう20年。

以前、その経営者から頼まれて若い後輩を紹介したのだが、2~3時間の単純労働で1万円。後輩は随分と満足の様子であったが、当時、その1万円のバイト代を払って経営者が稼いだ利益は100万円だという。これぞビジネスの醍醐味か。

AKB48なるものが流行しているらしいということは承知をしているのだが、この歳になるとさして興味もない。

が、あそこまで熱狂的なファンを獲得する理由というか、なにがそうさせるのかということには興味が湧いてくる。これについては言いたいことが山ほどあるのだが、秋元康氏のプロデュースが大きいということだけは事実。

もう一つ、「美人時計」というのが静かな流行になっているらしい。

クロスメディア事業と呼ばれているらしく、ウィキペディアによれば、「bijin-tokeiであなたは1分間の恋をする。」というキャッチフレーズの「美人時計」は街角で時刻を手書きしたボードを持つ女性の写真が時間を伝えるサービス。

時計というありふれた機能でありながら、1分毎に写真が切り替わるという演出がされている。写真は自動的に差し替えられ、1日に合計1千枚を越える画像が表示されるという。

「出没!アド街ック天国」の街中女性のコーナーみたいなものであって、言われてみれば極めて単純な発想に見えるが、ビジネスモデルは緻密に計算されている。

出演者は何となく芸能人になった気分になるし、口コミの宣伝効果は大きい。最近は美人時計アダルトや美男時計なるものもあるようで出演できれば私も宣伝マンになりそう。

まぁ要はビジネスはアイデアとやり方次第ということで、今日のビジネス講座は閉幕。

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2011年6月26日 (日)

都内の旨い店~えびす丸~

福耳には自信があるのだが、金銭運はともかく、人運と悪運は他者に引けを取らぬと思っている。

過去に恩人は多いが、久々にその一人であるEさんにお会いする機会があった。イベント会社の社長だが、現在の年齢は43歳。私の学生時代に世話になったから当時は24歳で自分の会社を切り盛りしたいたということになる。

とにかく酒とオンナが好きでイベント期間中は毎日飲みに連れて行ってもらった記憶がある。「昔、おまえと合コン行ったよな」などと言われるがそれだけは記憶にない。で、結局、話題は旨いもんに。。。

つい最近まで浅草界隈に事務所を構えていたらしいのだが、行きつけの店を教えてくれた。あの周辺はうなぎや鮨やなど旨いもんは多いが、「あそこはいいぞ」と連れ合いも太鼓判を押す。店の名前は「えびす丸」。

「鉄は熱いうちに打て」というが、これはぜひ早急に行かねばと翌週の知人とのアポをその店に切り替えた。そのEさんも誘ったのだがNGとのことで、面子は同い年の経営者と私の若手活動スタッフの3人。

味は言うまでもないが、何よりも粋な店主が好印象。元々は鮨屋にて経験を積んだという兄弟が切り盛りしていて、あのEさんは私の兄貴分ですよと随分慕われている様子。聞けば、歳も近いし、店の開店とアニキの会社の設立が重なったこともあって、戦友といったところか。

そして、浅草といえばやはり祭。しっかりと神輿の写真も飾られていて、なかなかいい雰囲気。こういう風情ある店は残していかねばならないと思うのだが。

そうそう「えびす」といえば、七福神の恵比寿様は福耳の持ち主。で冒頭に繋がる。

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2011年6月25日 (土)

追認機関

別に今に始まった話ではないのだが、議会が行政の追認機関に成り下がっているとの謗(そし)りがある。行政とて「議会はどうせ反対しないのだから」と甘く見積もっていると思わぬしっぺ返しが待ち受けているかもという話。

今回の議案の一つに24億円の補正予算が含まれる。そのうち9億円がミューザ川崎シンフォニーホールの修復費なのだが、夏の電力不足に向けた市民の節電対策の一つとして2千万円の事業が含まれている。目標の15%を達成した世帯に対して記念品を贈呈するというもの。

「本当に必要なのか」との下命を受けて私が質問の原稿を用意することになった。答弁には、夏の節電行動の取り組みを実践する為の動機付けとして、目標を達成した約1万世帯に対して記念品を贈呈するという。

言い分は分からなくもないが、財政が逼迫する現状において、補正予算まで組んで実施すべき事業なのか。事業仕分けではこの手の類が対象になりやすいという。

その後の審議は委員会に委ねられるから手ぐすねひいて待っていたのだが、付託は私の所属する環境委員会ではなく、財政局を所管する総務委員会になるとのこと。減額修正も可能だが、果たしてそれに値する内容なのかが焦点となる。

昼食の時間も総務委員会のメンバーの協議が続き、結論が下った。それを受けて開催された団会議で報告がなされる。結論は。。。

そんな空気を察知した行政側。早速、上を抱え込んで懐柔策に。誰から入れ知恵したなということはスグ分かる。行政は議案に対して否決されたり修正されたりすることをものすごく嫌がる。それが故に得意とする懐柔策をとるのだが、過去にそういう姑息な手段に捻じ曲げられてきた面は少なくない。

多分に行政側の見栄の部分が大きいように思えるのだが。。。いづれにしてもわが部屋はそんな雰囲気である。心してかかったほうがいいかもしれぬ。

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2011年6月24日 (金)

産地表示

本市の節電対策では冷房の設定は28℃。その分、服装も自由なのだが、本会議場は神聖な場所だからノーネクタイといえども上着位は着用して入場することにした。

が、暑さに耐え切れず、上着を椅子に掛けておいたら風紀担当の重鎮から注意を受けてしまった。とにかく暑い。団扇であおぐ姿は品位に欠けるから、25℃設定にしてネクタイと上着着用で品位を保つべきだとも思うのだが。。。あまりにも暑いと仕事の効率が極端に落ちるし、何よりも鬱憤が溜まる。

そんなストレスを抱えながら代表質問を聞いていたのだが、経済労働局長の答弁によれば「第一回かわさき地産地消フェア」なるものを開催するというではないか。以前、自民党川崎市連の青年局が主催した地産地消イベントは大好評を博したが、「食」への関心は高い。

その「食」に関する話題なのだが、今回の原発事故の影響から周辺地域の農産物が敬遠されがちで地元農家はその風評被害に悩まされている。

地元スーパーなどでも産地表示でかなりの影響があるらしい。店頭の表示と実際の袋の表示が違っていることもあったりするから主婦の皆様も疑心暗鬼に陥りやすい。

とりわけ、小さなお子さんを抱える母親にとって、学校給食の食材は心配の種であって、少なくとも正確な情報をキチンと公表するということは最低限必要なことなのだが、献立表の生産地と実際の生産地が違っているケースもあるらしく、事実関係を掴んで教育委員会に問い合わせたら苦しい答弁に始終した。

厳しい検査基準に適合しないものには出荷制限がかかるからあまりにも過敏になりすぎるのもいかがかと思うが、公表データが違うというのは明らかに杜撰すぎる。

ついつい過敏になりがちな食材だが、そんな方は「食品の裏側」という本を読んでみてはいかがか。もう数年前の話にある医師の薦めで読んだのだが、そちらを気にしたほうが良さそうである。

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2011年6月23日 (木)

一定のメド

談合にもいい談合と悪い談合があるとは亀井静香氏の言葉。

今回の代表質問にもしっかりと入札制度についての原稿が用意されていて、その追及の視点も以前の談合防止から現在はダンピング防止に移りつつある。

ダンピングの防止となるとそれなりの落札価格でとなるが、「それなりの」というニュアンスが難しい。まさに「一定のメド」と同様に幾つもの解釈が存在することになる。

反社会的勢力に詳しい森功氏の著書「泥のカネ」には、当時の仕切り屋のコメントとして、「談合は本来業界内の調整機能だったはずです。そこに政治家や役人らの入り込む余地が生まれ、歪な形態になってしまった。それが現実なのです」という言葉が登場する。

昨日の話ではないが、クビが回らなくなると様々な利権にクビを突っ込むことになりかねないし、一度ハマると薬物中毒と同様に復帰は困難を極めることになる。

私などは元々縁がないのだが、それでも役所に物を売り込みたいとか職員を紹介して欲しいなどの口利き程度ならある話。私の紹介などと行けば色が付くからかえって辞めたほうがいいと伝えるのだが、それでもぜひといわれれば断る理由も見つからず、橋渡しをすることになる。

その程度のことでも包みを用意してくれる方もいるのだが、たかだかそれっぽっちのゼニでそしりを受けるほうが厄介であって割りに合わないし、そもそもその手のおカネは色のついたカネであって受注額の一定割合などは税金の一部が含まれているのである。

ということで全て丁重にお断りしている。他人様のやることにとやかく言うつもりもないし、金銭面での苦労には同情もするが、やはりやり方が古い。議員の本業以外にも何らかの収入を模索していかねばならないが、役所相手は誤解を招くことになるから辞めたほうがいい。

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2011年6月22日 (水)

幻の質問

恒例の代表質問の原稿準備。今回からは副団長ということもあって、執行部側として取りまとめ作業がメインになる。

議案と市政一般に関する質問項目を列挙して、各常任委員会に割り振れば、所属議員がそれぞれに手分けして担当してくれる。制限時間内にて質問と答弁をまとめなければならないから調整が図られることになる。

追加する分については執行部で幾らでも原稿が作れるのだが、カットするとなるとたいへん。それぞれの渾身の力作原稿が揃うだけにむやみやたらにカットすれば拗(す)ねられる可能性もあって、結局は自らの原稿をカットすることに。

答弁だって行政側は一生懸命に作った痕跡があって、日の目を見ないのはなんとも申し訳なく、簡単に紹介したい。

さて、私の所属は環境委員会だから当然のことながらそちらの項目になるのだが、今回の質問項目はごみの焼却場の処理体制について。

現在、川崎市のごみ焼却処理施設は4箇所なのだが、焼却場の寿命は概ね40年と言われていて、更新の時期が迫っている。その解体・建設・維持管理には多額の費用を要するから出来れば少ないに越したことはない。

本市は、ごみの排出量削減の取り組みにより余剰能力が生じたことで、3処理体制に移行することが可能となり、その経費縮減効果として40年間で720億円という数字が示された。

また、一方で3処理体制になることで、これからの人口増や他都市からの受け入れ等の不足の事態をどの程度まで想定しているのか、移行後における余剰能力や、ごみの収集体制にはどのような影響を与えるのかを盛り込んだ。

そして、ミックスペーパーやその他プラスチック等のごみの分別化が進んでいるが、その分別によるごみの排出削減量と自助努力による削減量は全く異なる意味合いのものであって、その差異を明らかにした。

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2011年6月21日 (火)

金銭哲学

得意分野は金銭哲学とツイッターのプロフィールに記載してある。金銭哲学についてなにやら偉そうなことをつぶやいたらフェイスブックで昔の仲間が反応してくれた。

以前、ある重鎮から「ゴルフが上手くない限り、支援者はあんたの言うことを信じるよ」と言われたことがあって、あまり褒められた気はしないのだが、私のゴルフ下手は有名な話。

そんな私が言うのだから信じる信じないはお任せで結構だが、議員という稼業には際限なくおカネがかかる。

最近は、政務調査費なども按分とかいうややこしい観念が出てきたから余計にたいへん。事務所だって後援会の事務所としても機能しているのだから結局はそちらでも負担すべしとなるが、後援会は利益団体ではない。結局は自腹を切るのだけだがそんな負担が嵩んでクビが回らない。

知人の経営者は、冠婚葬祭に名刺1枚で出席して、夜の付き合いを減らすべしと助言をしてくれるのだが、それとて限度というものがある。ましてや名刺1枚で通夜に参列するなどとは社会通念に反することだと意固地を通している。

本来であればその仕事のみで生活が成り立たねばならないのだが、かくして議員は苦労することになり、先祖代々の不動産や連れ合いの収入に依存する構図に陥りやすい。つくづく金銭面では割に合わぬ仕事かもしれぬ。

そして、それが弱みになると様々な筋からつけ狙われることになるから注意が必要。

政治の世界に限らず、自らが汗水流して稼いだカネ以外は、とかく人様からおカネはいただかないに越したことはない。ご馳走になるとか接待に預かるというのはするほうになれどもされるほうになってはならぬのである。仮にそういう場に居合わせたとしても必ず払う。その場での押し問答は格好悪いから後で必ず返す。

そんな日々だが、いかがだろうか。

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2011年6月20日 (月)

父の日

3歳まで両親の愛情を注がれて育った子供は生涯に亘ってひねくれないと教わったのだが、うちは5歳なので手遅れであった。

日本においては6月の第3日曜日が父の日ということになっていて、幼稚園でも父親参観を予定している園が少なくない。うちの子供が通うこうりんじ幼稚園からも案内が届いた。

幼児教育の重要性は認識しているつもりだが、双子の子育ては妻と幼稚園に任せっきり。「ふ~ん」程度の関心しかないのだが、妻から督促をされて足を運ぶことになった。こうりんじ幼稚園は地元の寺が運営する幼稚園。住職には私自身も人として教わることが多く、ここに預けておけば大丈夫だろうという魂胆である。

さて、その父親参観。レクリエーションの後にお父さんの仕事紹介のコーナーがあって、父親が自分の仕事を発表するのだが、なかなか手が上がらないことが多い。そんなこともあって幼稚園の先生から「万が一の場合には。。。」と電話を頂いたらしい。

何でも屋だから何を言っても大丈夫そうな様子。昨年は「私の仕事はおじいちゃんおばあちゃんの手助けをしています。みんなもおじいちゃんおばあちゃんを大事にしてね」との発表に園児たちには好評だったと思うのだが、保護者の皆様にはよく伝わらなかったらしく、介護施設か福祉団体の職員さんでしたかと妻が訊かれたらしい。

ということで、今年は正々堂々と勝負に出た。意外と知られていないが、実は選挙カー好きの子供は多い。あの看板とマイク、そして手を振ってくれる車に興味があるらしい。「街中でおじちゃんのポスター見たことある人」との問いに3人しか手が挙らないのは残念であって、まだまだ知名度不足を痛感させられる。

「みなさんのまちがこうなったらいいなということを考える仕事をしています」と続けた。

その後も何人かの父親が手を上げたのだが、普段はほとんど親交のないお父さん連中だけに、話を聞いていると、なんとなく親近感が湧いてくる。それぞれに苦労があって大変。何でも結構。恥ずかしいことではない。自分の仕事に自信を持てることが大事。

今日は月曜日。休日明けで億劫なことは重々承知だが、今週も胸を張ってがんばろうではないか。

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2011年6月19日 (日)

電力不足

巷では今夏の電力不足が囁かれているが、今回の定例会においても話題のひとつになりそうである。

議長の音頭とりにより、東電から夏に向けた電力受給の見通しと節電対策について説明を受けることになった。といっても全員が受けれる訳ではない。議会運営委員会後の開催とあって、そのメンバーが主体となる。幸いにメンバーの一人となった。

役所以上に役所的といわれる会社である。大名行列で来るのかと思いきや、当日の来庁者は支社の責任者2人のみ。これは少し意外であった。資料なども所々に役人顔負けのズルさというか上手さが見えるが、内容自体は悪いものではない。

一通りの説明を受けた後は質疑応答に。対峙相手が相手だけに各会派の利害が一致する。様々な質問が飛び交うが、相手は丁寧に分かりやすい答弁を返してくる。ともすると役所よりも上手く真摯的かもしれぬ。

これが組織になるとどうしてあのようになってしまうのだろうと。豊富な人材を生かしきれていないことが残念。やはり組織はリーダーが重要である。

さて、その電力受給の見通しだが、昨年の電力ピーク時需要は7/23の5,999万kWであったから、今年は震災影響や節電効果を勘案し、5,500万kWと想定したらしい。

一方の供給側は、震災直後に3,200kWまで落ち込んだものの、5月半ばには4,450万kWを確保し、7月末には5,520万kWを確保可能な見通しだという。

いづれにしても数字を見る限り、厳しい電力需給状態になりそうだから、やはり計画停電は予定されているという。

私なども(いつものように)鋭い質問も出来たのだが、今回は追及する場ではないから、とにかくわが市役所との連携だけは宜しく頼むとだけ伝えた。

この夏の電力不足への対応については今後も何度か取り上げていく予定。

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2011年6月18日 (土)

占い師

物好きなものだから占い師に手相を見てもらった。そんな暇はどこにあるのかとの批判は甘んじて受けるが、その占い師、「私は1万人もの手相を見ていて、間違いなく当る」という。

「あなたは間違いなく文系ですね」と言われ、あまりの確信的な物言いに反論が出来なかったのだが、実は「理系」。ちなみに連れ合いも見てもらったのだが、彼は逆。「あなたは理系でしょ」と。どう見ても理系には見えぬ面構えなのだが、彼も話の腰を折らぬよう我慢した様子。

多分、そういうのも含めて「間違いなく当たる」ということになっていると思うのだが、それにしても思い込みとは恐ろしいものである。当るも八卦当らぬも八卦。そんな状態だから懐疑的に聞いていたのだが、私の将来についてはバラ色らしく、しかめっ面もついつい顔が緩んでしまった。

どんな人の話でも聞く耳を立てていると人生に役立つ言葉というものがあるものである。先週などは朝帰りとは言わぬが、深夜帰りが続いたのだが、タクシーの運転手から「家族を大事に」などと諭され、今週は素直に従い、早めに帰宅をしている純粋な奴である。

さて、その占い師の話とは金銭哲学に関するもの。金銭哲学については多少の心得がありそうな気がするのだが、宝くじの当選者の話。

「宝くじの1等が当った人というのはそれほど幸せではない。なぜならば1等賞が当った人の陰には何万もの損した人が居て、そんな人達の恨みというか感情が入ることでその当選金には色が付く。だからためこんではいけない」と。

うちの妻なども金銭感覚には疎いほうなのだが、浪費してもなぜかおカネが集まるというか、恵まれている。(ちなみに彼女は私の報酬とは別の財布を持っていて自由気ままに過ごしている。)

カネは天下の回り物。倹約は必要かも知れぬが、あまりにもケチケチしているとおカネも逃げていく。なんとも不思議な世の中である。

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2011年6月17日 (金)

諜報機関

過去の記事(http://ow.ly/5iVxS)に関する反響がスゴい。スゴいといっても。。。今日はそんな話題。

ある団体主催の講演会にて、ジャーナリストの小林和男氏による「北方領土と日本外交」と題した講演を聞いた。政治には手厳しい話だが、それが仕事だから取り立てて目くじらを立てるつもりもない。

ブログのネタにするぞと集中すれば記憶には結構残るものである。話のそのまんまをブログにしてはつまんないから、多少ひねりを加えることになる。

その中に、アンナ・チャップマンというロシアのスパイの話があった。たいそうな美人スパイだそうで、そんな話を聞けば、すぐにハニートラップのようなものを思い浮かべるのだが、それは昔の話。最近はもっと高度な情報戦が繰り広げられている。

日本に諜報機関がないのは寂しい限りであって、キバを抜かれたライオンのようなもの。それでは他国に出し抜かれてしまうと思うのだが。。。閑話休題。

さて、その記事に登場する主人公「とっつぁん」からお呼びがかかり、まぁたまにはお供でもするかと街に繰り出した。場所はもちろん赤提灯(ちょうちん)。とっつぁんにイタめし屋は似合わない。

酒が入るとヤバいからぼちぼちトンズラしようと思った矢先に話が始まった。どうやら内部に密告者がいるようで、前回のブログ記事が市長にバレてたいへんだったんだということらしい。

大した話でもないし、何がたいへんだか良く分からず、かえって有名になれて良かったんじゃないかと腹の中でつぶやく。ましてや個人名など出していないのだから文句を言われる筋合いのものではない。

気分を損ねても困るから、ふんふんと相槌を打っていると、なにやら「削除せい」と言いたいらしい。そんな脅しにめげないのがわが稼業。記事を削除するとかえって寂しがるんじゃないかとそのままにしてある。今日現在は記事が残っているが、万が一、削除されているようなことがあればとっつぁんに恫喝された(笑)ものと思っていただいて結構である。

それにしても定年後もシンパというかスパイを配置しているとは恐るべしとっつぁん。そうそう、くれぐれも本人には内密に。

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2011年6月16日 (木)

廃部の危機

明大の卒業だからラグビーファンなのだが、何かの番組で被災地の一つである釜石市のラグビーチーム「釜石シーウェイブス」の特集を目にした。

元日本代表の松尾雄治氏が活躍した名門チームだが、同氏は明大のOBであって、名伯楽、北島忠治氏の薫陶を得たことで有名である。

そのラグビーの名監督で有名な関東学院大学の春口廣氏の講演をぜひ聞いたほうがいいと薦めてくれる人が居るのだが、未だ機会に恵まれない。

さて、地元の百合丘小学校が校舎の大規模改修の為、校庭には仮校舎が建てられていて利用が出来ない状態にある。体育の授業などは隣接の小学校の校庭を融通してもらうらしいのだが、放課後の活動や土日の活動については、さすがに、なかなか厳しいらしい。

その百合丘小学校を本拠地とする少年野球チーム「百合丘ペッカーズ」が廃部の危機に晒されていると人づてに聞いた。チームの創設者は既にこの世には居ないが、他界直前まで私のことを心配して下さった恩人。

これは何とかせねばと東奔西走しているのだが、ほとんどが既存の利用団体が占有していて、そこに割り込もうものなら私の票も大幅減になりそうな雰囲気。

地元の小学生の為に我慢してくれないかと依頼をしても、「可哀想だから譲るよ」とならないのが今の時代。と愚痴をこぼしても仕方がないが、そもそもは区内に公共のスポーツ施設が少ないことが原因。

隣接の稲城市は豊富なスポーツ施設を有していて、比較されることが多い。余裕もありそうだから打診しても良さそうなのだが、他都市のことだけに、結果は目に見えている。

だけど、大会などでは川崎市のほうがいい成績のことも多かったりするらしいから分からぬものである。やはり指導者か、などと諸手を上げて喜んでいる暇はない。スポーツ施設は何とかならぬものか。

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2011年6月15日 (水)

衣食住

二人の建築家の対談に同席させていただいた。というか談議に居合わせたという表現が正しいかもしれない。

私はといえば、それほど広くもない賃貸マンションに妻と二人の子供と暮らす平均的な生活を送っている。「そろそろ家でも。。。」とのお薦めもいただくのだが、いかんせん「モノ」というか「カネ」がない。

住宅ローンという選択肢はあるが、借金を返すために働きたくはないし、それに拘束された人生を送るのはまっぴらゴメンである。親に泣きつくという選択肢もあるが、本来はこちらが面倒を見なければならない身であって、元々ないプライドが許さない。

ということで、今に至っているのだが、家には寝に帰るだけだから特に不自由はないし、「住」へのこだわりが薄いのである。そんな私だから冒頭の談義に居合わせたことが間違いだったかもしれぬが、両名の持論を興味深く拝聴させていただいた。

「衣」「食」「住」が生活の基本だが、各々に対する価値観は人により随分と違う。両名は仕事柄、「住」に対するこだわりがあって、私とは対極にあたるらしい。

だいたい「衣食足りて礼節を知る」のだから「住」はなくとも礼儀作法くらいはなんとかなりそうなものだから、私のこだわりはやはり「食」。「衣」と「住」は目に見える形が残るが、「食」は食べてしまえば形がなくなってしまう。見えないものにカネを使うというのが、私の金銭哲学のひとつ。

だから私の家庭はともかくも個人のエンゲル係数はものすごく高い。

お薦めの食べ物とレストランはいつでも募集中であって、「美味しんぼ」の山岡士郎並みに飢えている。単に蚊帳の外に置かれた愚痴をこぼしたかっただけなのだが、随分と大袈裟になってしまった。

ちなみに、隠居後は立派な屋敷に住む予定である。(笑)

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2011年6月14日 (火)

憂国の情

ある会合。「何か質問はありませんか」との声にうつむき加減の人は少なくない。私などもその一人であって、積極的に手を挙げる方々にはいつも感心させられる。

春の統一地方選もすっかり過去の話題。うちの選挙区で当選こそかなわなかったが、候補者の一人は市の元職員であった。

内部に居て、今の市政運営や公務員制度に何かしらのわだかまりというかもどかしさを抱えていたはず。誰かのような外資系企業ならいざ知らず、終身雇用が保証された公務員の身分を捨ててまで挑むというのは並大抵のことではない。市政を何とかしたいと思うその気持ちは居座って陰口を叩く職員よりも十分に賞賛に値するものである。

さて、古賀茂明氏の「日本中枢の崩壊」を読み終えた。

公務員制度改革に執念を燃やす経済産業省の現役官僚だが、霞ヶ関村の掟を破ったが故に、様々な嫌がらせを受けつつ、不遇の時を過ごしているという。その掟とは何なのか、そして、何故に掟を破ったのか。それは本を読んでいただければ分かると思うが、一言で申し上げれば、憂国の情に尽きる。

その内容云々については議論の余地はあると思うが、嫌がらせはいかん。しかし、まぁなんとみみっちい方々ではないか。出る杭になれぬのは仕方なしにしても他人様の足を引っ張ろうなどという根性自体が宜しくない。それが日本の成長を遅らせるのである。

やはり、役所に限らず何か仕事をやる以上、既存の状況を打破する気概、何かに挑戦する志、勇気を持たねばなるまいし、そういう方々を応援できる国、活躍できる社会でなければならぬと思っている。

前回の衆議院選においても、わが自民党は既存を打破する気概が薄いから敗れたのであり、それがまやかしであったから民主党はソッポを向かれたのである。

そうそう、わが市の阿部孝夫市長が全国市長会なる権威団体の会長選挙に立候補して、大差で敗れたという。大いに結構なことではないか。

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2011年6月13日 (月)

化学実験

たまたま機会があって新江ノ島水族館を訪れる。http://www.enosui.com/

施設には様々な工夫が施されていて、カップルや子供連れでも十分に楽しめるお薦めスポット。

幾種ものクラゲは見ているだけで生命の神秘を感じることが出来るし、大きな水槽では様々なイベントが行われている。漂流物の展示を見れば、幼少時に近所の海岸で拾ったたこぶねを思い出す。

その相模湾に生息する多様な生態系を支えているのが、相模湾の良好な水質。雨水はともかく汚水をそのまま海に流すことは海洋汚染に繋がりかねない。せっかくの高度処理技術を有しているのだからきれいな水にした上で放流するのが望ましい。

様々な環境技術を取り入れた環境配慮型高度処理がウリだという入江崎水処理センターの完成式にお招きをいただいた。

本市の下水道普及率は99.3%であって、他都市に比べて群を抜いているが、その汚水処理を担っているのが、市内4ヶ所の水処理センター。

うちの地元にも麻生水処理センターがあるのだが、中でも川崎区の入江崎水処理センターの稼動は昭和36年と県内で最も歴史ある下水道施設。本市の南部3区(川崎区/幸区/中原区の一部)の処理を担っていて、東京湾の水質改善に寄与している。

説明によれば、なにやら窒素とりんが赤潮・青潮の原因になっていて、その除去技術が高度処理にあたるらしいのだが、途中過程においてポリプロピレンなる触媒を入れると分解されて。。。要は濁った汚水が無色透明の水になるのである。まさに化学実験。

目下、悩みの種は、隣接のスラッジセンター。過日の記事の通り、川崎市は市内4カ所の処理場から入江崎総合スラッジセンター(川崎区)に下水汚泥を集約し、焼却灰にしてセメントに再利用されるのだが、放射性物質が検出されて以来、業者が引き受けないという。

そんなことも今回の定例会の議論になりそうな予感。

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2011年6月12日 (日)

財政難

Jリーグ開幕後、遅ればせながらフロンターレの応援に等々力陸上競技場を伺った。

支援者が誘ってくれるのだが、天気はあいにくの雨。というか土砂降りに。仕事の合間に伺ったのだが、到着は試合開始の直前。入場口からバックスタンドまで早足で向かう途中に、義援金活動で働く市の職員と目が合ってしまった。

残業代もないはずなのだが、部長クラスの面々が黙々と仕事をこなす姿勢に同情を寄せてしまった。公務員とはかくあるべしなどと論ずるつもりはないのだが、その仕事能力はさておき、性格的には真面目な方が多い。

さて、少し前の神奈川新聞に岩手県大槌町の車いす女性が無念にも避難路石段上れず犠牲になられた記事が掲載されていた。町内会は車いすでも避難できる経路を整備するよう町に要望していたが、財政難を理由に実現していなかったという。

防災計画には災害弱者への視点は欠かせない。だからバリアフリーの道を作らねばというのは頷けるがいざ作るとなると少なからぬおカネがかかる。彼らはセクショナリズム(縦割り行政)の弊害に陥りやすい。

道を作るのが仕事だと思い込んでしまうのだが、その災害弱者をどう救済するかがそもそもの話。であれば災害時に誰かがおんぶして階段を上がるという決め事でもいいのではないかと。ただ、そうなると別の部署が絡むだけに遅々として進まない。それが役所である。

そこで我々の出番がやってくる。どのように交通整理を行うか、そしてどのように予算を獲得するのかはわが稼業の本分ではないが重要な資質のひとつ。

そこで、賢い職員は議員を使って、プロパガンダを行い、予算獲得に繋げるのである。

過日もある陳情事で市の幹部を尋ねたのだが、やはり当該部局の方針とは裏腹に財政当局という大きな壁が立ち立ちはだかっているという。些細なことには厳しい一方で、鶴の一声でたいそうな予算がついていることもある。

後方支援を依頼されて、念願の族議員の仲間入りに(笑)。いづれ質問台に立つことになりそうだが、どっち向いて仕事をしているかは有権者の皆様が判断すること。まぁお楽しみに。

そういえば冒頭のフロンターレの試合。前半途中で失礼したのだが、試合は勝ったのか。

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2011年6月11日 (土)

男の勲章

昨日の話ではないが、新聞沙汰のひとつふたつは男の勲章。職が職でなければ誇らしげに語ってみたくもなりそうだが、残念ながら小心者の私には縁がなさそうである。

さて、電子書籍「一日一話」。過去6ヶ月以前のものを単に電子書籍化しているだけなのだが、ブログを始めた記念すべき初日の記事はミューザであった。

そのミューザ川崎シンフォニーホールの天井崩落。公演中であれば大惨事に繋がっていたことは想像に難くないが、その修復には約22億円が見込まれ、復旧には2年間を要するという。市の担当者に「少なくとも来年の第九は間に合わないのか」とせかしても「厳しいです」とつれない返事。

国内屈指のサントリーホールやみなとみらいホール、東京オペラシティ、すみだトリフォニーホール等には大きな被害が出ていない。何故うちだけが。。。まさか手抜き工事?などと勘繰ってもみたくなるが、「その可能性は低いと思われます」とはある筋の話。

いづれにしても被害調査委員会の結論が待たれる。ファンのみなさまには残念な限りだが、フランチャイズオーケストラの「東京交響楽団」にとっても苦難。近頃の評価はうなぎ上りだったが、この音響効果抜群のホールを練習に利用出来ることがその理由のひとつとも言われている。

世界最高峰のマエストロが絶賛したホールであって、とりわけ、バイエルン放送交響楽団の首席指揮者マリス・ヤンソンス氏が、バイエルンで「日本に素晴らしいホールがある」と紹介したことから同様のホールの建設を検討しているドイツ・バイエルン州議会議員らの視察が実現した。

一度、ミューザを経験した人なら誰しもあのホールに身を置くことで、どれほど優雅な気分にさせられるか気づかされるはずであって、その最高峰の音響効果が戻るのかが焦点のひとつとなる。

悔やんでいても仕方がない。今回の崩落事故がむしろ勲章となって、従来以上に世界中のファンに愛されるホールとなる日を夢見ている。

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2011年6月10日 (金)

御曹司

今日は花の金曜日。ネオンまぶしき銀座の高級クラブに入れば、どんなきれいどころが出てくるものだろうかというのが未だ分からぬ疑問のひとつであって、過去の羽振りのいいときに経験しておけば良かったと今さらながらに後悔している。(笑)

さて、政界名門の御曹司が、その銀座高級クラブのきれいどころとハレンチ騒動のニュースを目に。これで、また政治家なるものは。。。と我々まで厳しい目が向けられることになる。日々の極度の緊張感の中で、ハメを外すことには多少の同情の余地もあるが、さすがに公衆の面前はいかん。

同氏とて観念するしかないのだが、相手も相手で、マルモのおきてならぬ店のおきてなるものはないものか。ただでさえ高い銭を払って行くのだから客に無様(ぶざま)な格好をさせるのであれば店の名も泣くというもの。細心の注意を払うべきではなかったか。

そして、今回は震災後の未曾有の国難の時だけに余計に風当たりは強い。

昨日のサンデル教授の講演の中に、あのアダム・スミスに関する部分がある。アダム・スミスといえば、「国富論」が有名だが、その著書に「道徳感情論」というものがあって、興味深い分析が示されているという。

例えは中国だが、突然の地震に住民全てが飲み込まれた際に、ヨーロッパ人はどのように受け止めるかというもの。追悼や見舞いの念は示されるし、社会的な影響や生命のはかなさ等について様々な考察がなされるが、それらを全て終えた時、まるで何事もなかったかのような生活に戻ると。

ふとそんな文章が頭をよぎった。ある意味、本質を突いた指摘かも。

古今東西、色恋に関するスキャンダルは尽きることはないテーマには違いないが、双方にセコいと損をすることが多いのではないか。過去の伝聞によれば、相手との手切れ金がしっかりしていればそれなりに納まった。

しかし、最近は手切れ金をケチったり、せびってみたりとつくづく節操がない。その場は得したつもりでも後々別な形で跳ね返ってくる。それを因果応報という。(違うって?)

また、こんなブログを書いていると話題になりそうだから今日はここまで。でも、なんでこういう話題だと筆が進むのが早いのだろう。

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2011年6月 9日 (木)

特別講義

大の本好きなもんだから、本屋に立ち寄るのが日課に近いのだが、ここ1ヶ月で原子力関連の書籍がかなり増えた。

それだけに一般人の関心の高さが窺えるが、様々な論調の書籍が並び、各々の専門家の意見が分かれるだけに個々読者の判断も重要となる。

その本屋にて、マイケル・サンデル教授の大震災特別講義-私たちはどう生きるのか-を購入。税込み580円也。ちなみに、サンデル教授の印税全額と売上の一部は東日本大震災の義援金に寄付されるという。

昨日もその手の話題だが、東日本大震災の惨状は瞬く間に世界各地に伝えられた。今回、海外のメディアが驚きをもって報道したのが、深い悲しみと絶望の中で、手を携えながら前を向き、混乱の中でも助け合い、冷静さを失わない日本人の姿勢であって、その姿に感動し、今の日本の試練は世界全体が共有すべき問題とサンデル教授は特別講義を行った。

「白熱教室」や「正義」の授業で有名な同氏の講義。共通していえることは、論点整理というか議論の導き方が上手い。

私たちは専門家ではないので十分に判断するだけの知見は持っていないとした上で、意見の不一致があろうとも価値観について議論を深めることに意義を見出す。私も哲学はかじった程度なのだが、西洋の大哲学者ソクラテスを思い出させる。

今回の震災に関しても、「日本人の秩序だった行動を世界はどう見たか」、「原発処理には誰があたるべきなのか」、「今後、原子力をどうするべきか」、「支援の輪は世界を変えるのか」等の興味深い議論が展開される。

具体的には、危険な任務に立ち向かう人は何を基準にされるべきか、その人物に家族の有無や年齢が考慮されるべきか、高い賃金等の経済的な動機付けは必要か等の核心に迫る議論も初心者にも分かりやすく導いてくれる。

お薦めの一冊。

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2011年6月 8日 (水)

海外報道

日々の活動の拠点が拠点だけに都内には疎遠になりつつあるのだが、久々にヒルズの六本木スクールに出没した。

講座は「東日本大震災・海外報道の舞台裏~外国メディアは日本をどのように報道したのか~」と題して、ジャパンタイムズのエリック・ジョンストン氏の講演。モデレーターは石倉洋子氏。

人気の講座らしく、直前に会場を変更しての開催になった。会場には主にジャーナリズムの関係と思われる若い方々が目立ち、関心が高いことが窺える。

震災後における日本人が示した美徳や精神が世界から賞賛される一方で、東京の在住者の7割が震災後に海外に出国したという。何がそうさせたのか。

確かに東電や政府の記者会見を見れば苛立ちは募らせる結果になるのは誰の目にも明らかだったが、どうすべきだったのか。危機時における情報の隠蔽等はわが国のみならず各国でも行われているが、本当に情報がないときは何も言わないのがいいのか、逆に権威ある人がこう思うという推測を述べたほうがいいのか。

また、放射能の影響は長期的なものなのか、今後の節電と電力供給はどうなるのか等の海外メディアの関心事にどう対応すべきか。

今回の震災報道に対して、海外メディアを含む報道姿勢やその内容を検証すべき時なのかもしれぬ。そして、その報道姿勢に海外との類似性も見られるが、最も大きな隔たりは報道への感受性。

日本人には、おひとよしが多いから、その報道の裏側にはどのような意図があるのか勘繰るようなことはせずに鵜呑みにする傾向が高く、情報に対するアンテナが全般的に低い。

また、今回はツイッターやフェイスブック等のソーシャルメディアが大きな役割を果たしたということ。情報の信憑性をどう担保するかという課題はあるものの、現地からの生の情報は貴重な情報源となり、社会や報道を変える大きな可能性を秘めている。

そうそう、こんどはそのフェイスブックのセミナーが。詳細はこちら。 http://ow.ly/5aI3f

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2011年6月 7日 (火)

巌窟王

19世紀初頭のフランス貴族院。モルセール伯爵は三十分遅刻して、演説の前置きの部分を平然と聞き流したが、ある言葉を聞いて青ざめたとはA・デュマの「モンテ・クリスト伯」の一場面。どこの国にもそんな議員は居たらしいことが窺える。

世に師匠と仰ぐ人物が2人居て、一人は通称「こうちゃん」。私はそう呼んだことがないのだが、そのように呼ばれている地元の人気者。「師匠、師匠って何の師匠なの?」と聞かれるのだが、それは。。。内緒。

さて、もう一人の師匠とはふとした縁で知り合ったのだが、いまは病床に伏せて、回復を待つ身である。私より歳こそ若いが博学多才にて過去の歴史からアングラ社会?に至るまでとにかく驚愕の知識の持ち主である。

読書量がハンパではない。以前から三顧の礼を以ってご指導に預かってきたのだが、最近、薦めていただいた本のひとつにその「モンテ・クリスト伯」があって、日本では明治時代にジャーナリストの黒岩涙香氏が「巌窟王」として紹介されている。

文庫本とて全7巻。読書は好きだが、さすがに7巻は厳しい。偕成社文庫の児童向け「モンテ・クリスト伯」上下2巻を読み終えた。

一人の水夫エドモン・ダンテスが謀略にかかり、死と向かい合わせの牢獄の中に14年間。世紀の脱走を遂げて、モンテ・クリスト伯を名乗り復讐を遂げるというストーリー。

物語の最後は、過去の恩人の子息に宛てたモンテ・クリスト伯の手紙で終わるのだが、病床に伏せるわが師匠から「このような身になって健康のありがたさが分かるものです」と以前にメールをもらったことを思い出す。

どんな逆境にあっても生きることの素晴らしさを教えてくれるお薦めの一冊である。

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2011年6月 6日 (月)

仮設住宅

5月末に3万戸の建設を終える予定が、2万7千戸に留まっているらしい。目くじらを立てるほどのものではないと思うが、仮設住宅への一日も早い引越を望む被災者の声は切実である。

安渡小学校の校庭にも仮設住宅の建設が進んでいるが戸数は34戸。入居の申し込みはあくまでも抽選というが、200人以上が避難されているからやはり数は全然足りない。

国の計画によれば盆迄に6万戸の仮設住宅を建設するらしいが、現地を見た限りではさすがに見通しはかなり厳しいと言わざるを得ない。

今回の大震災による家屋の倒壊は津波の被害によるものだから沿岸部が多い。昭和8年には、やはり大きな津波でも壊滅的な状態になったらしいが、同じ場所に再び家屋が建てられる。何故か。

場所が無いのである。もともとリアス式海岸自体の特徴で平地となる湾曲部に住居が多くなるが、その平地は見渡す限り瓦礫の山が続く。所々に赤い旗が立てられていて、瓦礫を撤去して結構ですという目印らしいが、いかんせん量が量だけに遅々として進まない。土地の所有権も絡み仮設住宅の建設は難航を極める。

結果、自ずと候補地は山間部か学校の校庭位に限られてしまう。土地の確保が一番の難題ともいえよう。

この大槌町は高速観光船「はまゆり」が2階建て民宿の屋上に乗り上げた光景が有名。シンボルになどという意見もあったようだが、現地は無残な状態であって、そりゃあ外から訪れる人は多いだろうが、被災地の人は思い出したくないはず。

当時、その「はまゆり」の修理にあたっていた造船所の関係者からも話を伺うことが出来た。13杯の船が全て流され、その1杯があの場所に流されたという。未だ電気等のライフラインは復旧していないのだが、既に漁船の修復等に取り掛かっていた。

復興までの道のりは長い。

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2011年6月 5日 (日)

千羽鶴届く

翌日は「ゆいっこ号」に同乗。車のナンバープレートには「横浜」の文字が。横浜市会議員のくさま剛氏からの寄贈品らしい。

被災地へ向かうのだが、まずは花巻市内の支援物資の保管場所に立ち寄った。市内の花巻温泉等には大槌町を含む沿岸部から避難されているらしいのだが、見知らぬ土地だけに生活は不自由なことも多い。そんな方々が、支援物資を求めて訪れるのだという。

状況を確認後、大槌町へ向かう。釜石線とほぼ並行する幹線道路を走るのだが、本当にこの地が被災地なのかと思わせるような長閑な田園風景が広がり、日々の疲れが癒される。

約2時間位で釜石線の終着点の釜石市に。ここから北上すると大槌町なのだが、釜石駅前が有名な新日鉄釜石。その製鉄所を右手に見ながら線路下をくぐると半壊状態の商店街が出現。

釜石市にはギネスに認定される規模の津波防波堤があったのだが、それも未曾有の災害にもろくも崩壊。大自然の脅威とは恐るべし。

その後は大槌町に。町全体が津波に飲み込まれ、壊滅状態。呆然とただ見つめるだけの光景が広がる中を「ゆいっこ号」は奥地へと進む。

市役所の正面の時計は津波が押し寄せたと思われる3時30分で止まっている。また、隣の建物は津波の被害に遭っているのだが、神社だけは残っている様子。これは神仏の御加護か、不思議であった。

その後は、避難所のひとつになっている地元の安渡(あんど)小学校へ。ここはあの小林幸子さんが慰問に訪れた避難所らしく、テントには彼女の直筆のサインが見られる。

そのテントには地元町会長と思しき方々が受付に居て、御見舞を申し上げるとともに千羽鶴と義援金をお渡しした。http://ow.ly/59QVV

市役所控え室の職員から地元の奥様方、うちのチビたちを含む多くの方々によって作られた千羽鶴はかくして安渡小学校に届けられた。

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2011年6月 4日 (土)

鷲の尾

とりわけ岩手県内の主な被災地は沿岸部に位置するから内陸部の一ノ関、花巻、盛岡に宿泊して、翌日にローカル線で移動されたほうがいい。それぞれに大船渡線、釜石線、山田線が伸びている。

前回は一ノ関を経由して気仙沼市を訪問したが、今回は花巻から釜石線で釜石市及び大槌町を訪問する段取りを整えた。

当日の夕方はゆいっこを訪問。事務所は商店街に面しているのだが、県議の事務所の並び。当初は選挙事務所を想定されていたらしい。

さすがに、ひと目で分かった。私より1つ歳下なのだが、しっかりしている。表情は疲れているが、目だけは真剣そのもの。国政に比べ、こういう現場で必死になっている本人を見ていると、政治家として大成してもらいたいとつくづく思う。それに比べて私などは。。。と自らの胸に手をあて反省。

隣のテーブルには大槌町から来た面々が復興に向けた協議を行なっている。横目で見るだけなのだが、かなり熱い議論が交わされている様子。議論を中断してくれて私どもを紹介してくれた。

千羽鶴と義援金を渡すと「明日、被災地に届けます」との返事。被災地にて活動を続ける「ゆいっこ」に届けたつもりだから、千羽鶴はゆいっこの事務所に飾り、義援金は活動資金に充当しても良さそうなものだが、団体の性格が窺い知れる。

翌日の行程などを伝えると「宜しければ私どもと一緒にどうですか」との誘いをいただき、「おじゃまでなければ、ぜひ」と話はまとまった。

その後は、番頭らしき市内中学校の元校長先生が相手をしてくれた。「よく来て下さいました。明日、現地に行かれるのであれば私は何も言わないほうがいいでしょう。ぜひ自分の目で見て行って下さい」とのこと。

近所の食事処まで教えてもらい、赤提灯の店へ。先付の山菜「こしあぶら」のおひたし等の地元料理と地元の酒「鷲の尾」を堪能し、早めに帰路についたのだが、商店街の灯かりは「ゆいっこ」の事務所のみ。

まだ議論が続いていた。

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2011年6月 3日 (金)

待合室のノート

さて、そのゆいっこ。事務局長には岩手県議会議員の高橋博之氏が。http://www.hiro-t.com/

その県議まで紹介いただいたものの、ただでさえ忙しい彼らに御膳立てをさせる訳にはいかぬ。千羽鶴と義援金だけ持参するからその受け取りを頼むと訪問日時だけ伝えたのだが、承知しましたとの回答を得て、訪問拠点が定まった。

岩手県内陸部中央に位置する花巻市。そこから沿岸部に向けてJR釜石線が延びて、鉄のふるさと釜石市に到達する。途中には柳田國男の「遠野物語」で有名な遠野市や本市と因縁の東和町もあるのだが、それはまたいづれの機会に。

おらが後援会長、地元の御大尽だからカネに糸目は付けないことは承知だが、こういう時に花巻温泉豪華一泊旅行とは参らぬ。花巻市内のビジネスホテル1泊6千5百円を予約した。

新百合ヶ丘駅にて待ち合わせ。午前9時24分発のロマンスカーにて出発。東北新幹線の新花巻駅には午後2時前に到着。そこからローカル線にて花巻駅に移動する。途中、新花巻駅の小さな待合室にて中年の女性に会う。震災後、仙台に避難していてこれから実家の釜石に戻るらしいのだが、表情は暗い。

同じ待合室にはノートが置かれていて、自由に記入することが出来る。以前からの慣習らしく、震災前からメッセージが綴られている。震災後には、家族や親戚を心配するメモからボランティアの報告、被災地を励ます様々なメッセージがほとんどであって、興味深いのはそれら全てのメッセージに対して、駅員のコメントが添えられていること。

花巻駅に移動し、まずは腹ごしらえと、わんこそばの店に。花巻といえば、宮沢賢治の生誕地で有名らしく、そのゆかりの地を訪ねるも、すぐ終わってしまった。

約束の時間にはまだ少し早い。何かないものかなと歩いていると商店街の一角に選挙事務所と思しき事務所を発見。選挙延期の影響からか相談所になっている。もちろん村(所属)は違うが、「寄って行こう」と後援会長。大胆不敵にも敵情視察なのだが、被災地の話を伺うことが出来た。

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2011年6月 2日 (木)

ゆいっこ

被災からまもなく3ヶ月。スマトラ島沖地震の経験からか3ヵ月後に再びなどと一部に囁かれているらしい。その期間に限らず常時備えておくことが重要。くれぐれもご用心を。

「被災地に行きたいんだが、果たして行っていいものか」とか「どこに行けばいいのか」、「どうやって行けばいいのか」と悩んでいる人も少ない。

そんな折、「被災地に行きたいのだが」との相談を承る。承(うけたまわ)るなどと謙譲語を使ってみたが、相談主はなんとおらが後援会長。こんなうつけものの後見人となる位だから余程の御仁ということは言わずもがな。

それはさておき、たいへんなことになった。役所の職員にとっての議員からの頼みごとのように細心の注意を払って迅速に片付けなければならない。というのは半ば冗談にせよ、失礼だけは無い様に段取りを整える。

行政を通じての視察依頼は手間もかかるし、相手にも迷惑この上ない。ということで、こちらで段取りを整える。曽野綾子さんの著書によれば、旅行とか料理などというものはボケ防止にいいのだそうで、そんな言葉を思い出しながら、仕事の合間を縫って、御膳立てを。

横浜市会議員、くさま剛29歳。http://www.kusamatsuyoshi.com/index.html

歳よりもかなりおっさんに見えるが、あの元三重県知事の北川正恭氏に鍛えられた知勇兼備の期待の新人。私のツイッターのフォロワーの一人(@kusamatsuyoshi)なのだが、そういえばGW中に被災地を訪問していたことを思い出す。先輩風を吹かせて「何とかならぬか」と伝えたら、現地で活動を続ける「ゆいっこ」という団体を紹介してくれた。http://yuicco.com/

岩手県内全域で活動を続ける民間有志による復興支援組織であって、その名称も「結(ゆい)」に由来する。被災時こそ「絆」や「結」の大切さを実感できるし、ネーミングもいいではないか。

ホームページには、被災住民を受け入れる内陸部の後方支援グル―プとして、救援物資やボランティアの受け入れ、身の回りのお世話、被災地との連絡調整、傾聴など精神面のケアなど行政を補完する役割を担っていきたいとの説明が見られる。

その「ゆいっこ」を頼って、被災地に。続きは明日。

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2011年6月 1日 (水)

教訓~後編~

およそ専門家などというものは権威こそあれど現場のことを知らぬ御仁が少なくない。

人は「権威」に弱い。R・チャルディーニ先生の「影響力の武器」には1章を割いて「権威」について書かれている。

今日までその権威を信奉してきたが、「想定外」の事故と大自然の前にその安全神話はもろくも崩れ去った。彼らとて原子力の専門家であっても地質構造学やプレートテクトニクス理論の自然専門家ではない。

今回の事故で浮き彫りになったその危険性を踏まえた上で、わが国のエネルギー政策をどうすべきかは焦眉の急。国民の皆様に考えていただかねばならぬ大問題である。危険性を承知の上で利用を続けるというのであればそれも選択肢の一つにはなるが、その危険性だけは承知していなければならない。

そして、今回の経験から得られる教訓の一つに、当時は最善と思った選択肢であっても、数十年後にはその選択が正しいものとは限らない。

いづれ利権が発生し、専門家集団が跋扈し、イノベーションを求めようとする動きに減速がかかる。東電とて殿様商売。脅かす存在などありえない。それが怠慢に繋がったことは承知の通りである。

そして、震災発生から今日まで福島第一原発の一連の事象に見られるように、たとえ生命を脅かす事態であっても人は嘘をつくということ。

震災直後に大量の外国人が海外逃避を図ったが、言語の壁による認識不足の面よりも日本政府及び東電の公表した情報の信憑性を疑っていた可能性は決して低くは無い。

もはや国家といえども信用は出来ぬ。自分の身の安全はやはり自分で守るしかないのである。

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