三たびの戦~後編~
「2期目に票を伸ばせない奴は何期やってもくすぶる」と田中和徳せんせーに言われて臨んだ2期目の選挙は3千票の上積みで銅メダル。
ある閣僚経験者の著書だったと思うが、議員というのは有権者に選ばれる存在であるから、中にはなんでこんな人物にそんなこと言われなきゃいけないのと思いつつじっと我慢せざるをえないといった記述があったと記憶する。
「なんであいつは酌に来ないんだ」と癪(しゃく)に触る言葉(と、冗談を言っている場合ではなかった)を投げかけられたことはないのだが、そんな方に限って元々票になっていない可能性が高い。
やはり謙虚であらねばならないが、さすがに通夜の席や主催者でもないのに、ここぞとばかりに酌に回る面々は節操がない。会合の席などでも椅子に根が生えているのもいかがなものかと思うが、そんな面々はかえって議員の品位を下げる結果に繋がっている。
さて、こんな仕事を続けているといろんな方から物心ともに支援を申し出ていただくのだが、全てが善意のみとは限らないし、見返りというか下心が透けて見えないこともない。こちとて、票が厳しくなれば、ついぞお願いしたくもなるものである。
その点、私は恵まれていた。前回の上積み分があっただけに、心の余裕が生まれるし、自らの信念にもとづく自由な活動が出来た。振り返って後悔はないし、これで票が減っても悔いもない。
このブログでも日々好き勝手なことを記してきたが、私を評価する目安にしていただければ幸甚である。
川崎市議会議員として活躍の場をいただいたことを誇りに思うし、また、それを支えて下さった方々に心からの感謝を送りたい。集大成の覚悟で戦に臨む。
★★★統一地方選挙の告示日である4月1日(金)から投票日の10日(日)までは法律によりブログもツイッターも休ませていただきます。★★★
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)