留学生
海外留学が減少傾向にあるという。
雑誌「選択」2月号の巻頭は「留学生減少は『日本の危機』」と題して、ハーバード大学学長のドルー・ギルピン・ファウスト氏のインタビュー記事。
私も留学生の減少に危機感を抱く一人であるが、無理に行かせることで費やすカネは幾らなのか。自己保全の官僚が考えそうな発想であって、海外留学支援機構などという天下り団体が出来ないことを祈るばかりだ。(とは言っても最近は手口が巧妙だからな。。。)
まずは、なぜ学生の留学意欲の低いのかということが考えられなければならない。過日も若者は国に頼るのではなく自ら道を切り開くべきだなどと偉そうなことを申し上げたが、私のブログも最近は雇用や若者の就職に関する記事が多い。
確かに厳しい雇用情勢は分からなくもないが、今に始まったことではない。
私は平成8年の卒業なのだが、すでにバブルは崩壊し、就職難の時代。また、ヨンパチ倶楽部(昭和48年丑年生まれ)だから同世代人口は一番多く、就職氷河期と就職競争のダブルパンチで余計厳しい。私の友人でも何人かは戦線離脱や挫折を味わった。
しかし、15年が経過して、今、思うに、当時、大企業や公務員に就職した奴が幸せな生活を送っているかというとそうでもない。むしろ出来損ないというか学業成績が悪かった奴のほうが、出世をしているというか、起業で成功したりという状況。
世の中とは分からぬものである。
今年は岡本太郎氏の生誕100年。川崎フロンターレのユニフォームには同氏デザインの「挑」が刻まれた。
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