なぞかけ
恥ずかしながら、ねづっちを昨年暮れに知ったのだが、なかなか面白い芸人ではないか。この時代においてなぞかけとは洒落ている。
今日はそのなぞかけの話題。
自民党の地方議員には地元の名士が多い。お大尽様というか名主様などの家柄。私の前任のおらが先生もその一人。もうそういう時代ではないと地盤を譲り受けた私などは本当に運がいい。ご縁に感謝である。
もう一人同じ境遇の人物がいる。多摩区の橋本まさる市議。わが師匠、田中和徳ファミリーの一員であって、秘書時代は一番人気と伺った。
主人に仕え続けて8年。議員になりたいという下心はなかったのだろう。親父の為に働き続けて、晴れて本人に道が開けた。天は自ら助くるものを助くというが、まさに運命の巡り合わせである。
多摩区宿河原を地盤とする元川崎市議会議員の伊藤弘先生の地盤を継いだ。私の議員生活1年目は総務委員会の所属なのだが、その時の委員長であって随分と御世話になった。本当に物静かで穏やかな性格の先生なのだが、茶目っ気があって僭越ながら私の夜遊び仲間でもあった。(別に怪しいものではない)
過日、その橋本まさる市議の新年会が多摩区の柏屋で催されたのだが、久々に先生の姿を拝見した。
今は体調を崩されて車椅子の生活を送っているが、声には張りがあって挨拶は元気である。ひと通りの話を終えた後、最後になぞかけをしますなどと周囲の笑いを誘う。
橋本君とかけて蝋燭(ろうそく)と解くその心は。。。芯があるんです。そして、身を削って世の中を照らす。
ねづっち顔負けのなぞかけに拍手喝采。選挙前のはなむけの言葉としては最高の贈り文句だ。齢を重ねた先生の言葉がもたらす影響は現役以上に大きい。
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