指定席
民主党川崎市議団6名の叛乱劇も2名の離団で一応の決着を見た。
うち1人が同じ麻生区なのだが、無所属で県会に出馬するという噂が波紋を広げている。
市内の県会議員の定数は各区2名なのだが、概ね二大政党の指定席になりつつあって、いかがなものかということらしい。
もっとドロドロした内部事情も囁かれているが、確かに競争がないというのは楽なことだ。市議選に行ったついでに書いてもらうというのでは情けない。だからこそ本人の不断の努力が求められるし、それが今回の統一地方選挙にどういう影響をもたらすのか注目である。
さて、うちも幼稚園の入園から1年。既に次の入園の季節が迫ってきた。保護者にとって幼稚園選びは真剣そのもの。お受験対策からからお弁当の日数、巷の評判まで事細かに調べ申し込む。
また、園側も最近はバスの送迎が主流だから隣接市からも園児獲得に必死。それがサービス向上に繋がっている。
一方の小学校。学区が決まっているから競争原理が働きにくい。学校側の努力無くしても毎年一定数の入学者が見込める。
あとは私学に通わせるかである。しかし、私学は保護者の負担が重い。それを押してまで子供により良い教育を受けさせたいと願う親の気持ちを考えねばならぬのではないかと寄稿したことがある。(タウンニュース紙記事/私のホームページからダウンロードが可能)
東京都の品川区は学校選択制が有名だが、かなり以前に視察に伺ったことがあった。結局は地元の小学校を選ぶ率が高いが教師のやる気が培われるという担当者の言葉が印象に残る。
自信をもってうちの学校に来て下さいという姿勢が薄いのではないか。公教育の信頼を取り戻すべきである。
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