横浜市版事業仕分け~第1章~
7兆円の財源を捻出すると謳われた国の事業仕分け。第3弾までの成果は抜きにしても注目度は高い。
元祖はわが党の異端児、河野太郎氏とその仲間たち。神奈川県内には今もそのDNAを引き継ぐメンバーがいる。
自民党横浜市会議員団が「横浜市版事業仕分け~第2弾~」http://www.jimin.cc/yokohama_shikai_giindan/muda2/index.htmlを開催するというので傍聴に訪れた。
隣接する政令市として兄弟分。抱える課題も似ていれば、右へ倣えというか共通項も少なくない。必然的に無駄まで似てくるのではないか。どういう議論が行なわれるのか興味がわく。
対象は「横浜市住宅供給公社」「横浜市資源循環公社」「横浜市社会福祉協議会」「横浜市学校給食会」「横浜市総務局しごと改革推進室」。時間の都合上、3団体のみ傍聴した私なりの評価と感想である。
さて、その会場。インターネットの生中継の為かTV出演並みの機材が揃っている。傍聴者は50名程度か。
呼ばれる団体は検察の尋問に出頭するような心境かも知れぬが、見方を変えれば絶好のアピールの場となる。日本人は全般的に討論が苦手だが、討論は相手をたたきのめす為にやるのではない。あくまでも建設的な話にならねばならぬ。
まずは、入口で関係者と立ち話。「どうだね?」
「インターネット生中継がいいですね。議員側もみっともない質問は出来ないから事前に勉強するし、何よりも行政職員の意識が変わりますよ」。これも情報公開の威力か。
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