3人の美人ヴァイオリニスト
芸術の秋、ウィーン・フィルハーモニーウィークも終えたが、音楽を楽しむ機会がある。
芸術の秋といえども何故に音楽なのか。
わが音楽の師匠である鏑木茂哉先生。そのかぶらき語録に「音楽に贋作なし」と。日本のオーケストラには女性奏者が多いのが特徴。女性の活躍が目立つ。そこで、今日は3人の美人ヴァイオリニストを取り上げる。
まずは千住真理子さん。毎年、この季節に麻生市民館でのリサイタルが予定されていて、今年は日程に恵まれたので久々に訪れた。名門の千住家の生まれ。デビュー35周年というから歳は触れぬに限る。愛用はストラディヴァリウス「デュランティ」。
きっかけは、数年前。「千住家にストラディヴァイウスがやってきた日」とかいう記事を読んだ直後に本人の演奏を聴く機会に恵まれ、曲目は忘れたが、早いタッチの曲の演奏に魅了されてファンに。
次は、高嶋ちさ子さん。クラシックの解説書が多く、私にとって大学受験以来の参考書になっている。天真爛漫な性格と焼肉好きなところがいい。一度演奏を聴いてみたいと思っているのだが、機会に恵まれない。残念。
そして最後は、大谷康子さん。ミューザ川崎シンフォニーホールのフランチャイズオーケストラ「東京交響楽団」のコンサートマスター。いわゆるコンマス。とってもチャーミングな女性。後援会長は現川崎市長であって、私も後援会に加入している。愛用は「グァルネリ」。ストラディヴァリウスと並ぶ名器である。
それぞれに魅力的なヴァイオリニストだが、共通して言えることは「楽器」を大事にされているということ。肌身離さず持っていて、千住真理子さんに至っては「デュランティ」があれば男は要らぬと公言する。
その心境は分からぬが、どこの世界でも仕事道具を大事にするということは大切なことではなかろうか。それぞれのご活躍を期待している。
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