エリザベス女王杯
15年ぶりに馬券を買う。
庶民のささやかな楽しみ。JRA秋のGⅠシリーズ。私の過去の経験によれば、牝馬のレースは荒れやすい。中でもエリザベス女王杯は万馬券の宝庫であった。
そんなエリザベス女王杯がちょうど1週間前に行なわれた。勿論、本命は買わない。どの馬かというと。。。そんなことはどうでも良かった。
馬券は当たると思って買うのだが、購入後は当たると思う度合いがより大きくなるという心理効果があるらしい。
さて、文京区が主催するコンサート「響きの森シリーズ 」。今回は私の好きなブラームスの交響曲第1番。会場となる文京シビックホールの最寄り駅は後楽園駅なのだが、最近はJR水道橋駅から歩いて行く。
水道橋といえば、WINS(場外馬券売場)があっておやじのたまりば。東京ドームや後楽園遊園地などもあって、およそ芸術とかけ離れた雰囲気の中、会場に向かう。
今でこそクラシック音楽なる高尚な趣味を持つに至ったが、その昔は賭博三昧。もう少し勉強していれば。。。と悔やむ日々である。(笑)
ということで、競馬もかじっている。学生時代、競馬場で見知らぬ親父さんから声をかけられた。当時の新馬戦は3歳から。
「若い馬で気に入ったのを買うんだ。そして買い続けるんだ。負けたっていい。いつか必ず来るもんだ。誰だって生涯にひと花を飾れる時があるって。」
それが競馬の面白さだと教わったことがあった。遠い日の思い出である。
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