阿吽の呼吸
9月3日はドラえもんの誕生日。いよいよ開館を1年後に控え、プレイベントが開催された。
今定例会(9月議会)には関連議案が上程され、審議される予定になっている。
東京都のジブリ美術館を参考に検討を進めているとのこと。東京都からジブリ美術館の資料を取り寄せ、密かに課題を探る。
8月6日のブログでもおおまかな事業スキームは紹介しているが、まずは議案の中から幾つか。
「入場料1千円」「指定管理者制度」が特徴として挙げられ、これに「事前予約制」が加わる。
中でも指定管理者制度だが、指定管理者は藤子プロが指定するものとされている。
ということは管理・運営手法については安心できるものと察しがつくが、問題は市が委託するその指定管理料である。
通常は公募だからある程度は妥当な金額に落ち着くが、競争原理が働かないから相手の言い値になることも予想される。焦点はその指定管理料をどのように設定するかということだろう。
そういう交渉時において、市は難しい立場に置かれる。
子どもたちに夢を与える藤子プロだけに法外な金額を要求しないと信じているし、逆に市が著しく低い値で詰め寄っても信頼関係を損ねることになる。
まさに阿吽の呼吸というか適正な金額で折り合うことが望ましい。
行政手腕のお手並み拝見である。
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