なおログ[Blog]

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2010年4月

2010年4月30日 (金)

昨日今日~4月29日(祝)~

本日は国民の祝日。昭和の日。

昨日は同僚議員のお誘いを受け、都内のフォーラムに参加。構想日本が主催するJ.Iフォーラム「景観運動から社会づくりへ」。

その後は、財務官僚との意見交換会。全てお膳立ていただいてしまった。

地方分権(最近は地域主権というのだそうだ)では財務省と総務省の攻防が繰り広げられる。その内情等を興味深く伺った。

本日は早朝の読書とジョギングをこなし、午後は地元町会の総会へ。地元の状況を把握する絶好の機会だ。その後は武蔵小杉へ。

ある講演会に出席する。教育に関する講演会なのだが、講師はある地方の小学校校長OBである。

その後は市役所へ行く途中に妻からの電話。

チビが風邪を拗らせたのか具合がわるそうだという。チビを連れて、多摩区役所の休日急患診療所へ。小児科はごった返している。

2時間待ちの現場を経験したが、チビも容態も落ち着き、帰路に着くが、帰宅は10時を過ぎていた。

小児救急の現場を垣間見ることが出来た。GW中とはいえ、慌しい一日である。

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常任委員会の意義

「政治家のスピーチとスカートの丈は短いほうがいい」とは故人も上手い取り合わせを考えたものである。

会合などでも必ずKYな方が居て乾杯まで1時間かかることもざらである。本人は嬉しそうに話をしていても、かえって票を減らす結果に終わっているのではと余計な心配をしている。(いい人だよなあ)

さて、恒例の委員会審議。

あまり自慢できぬが、私はほとんど発言しない。「バカがバレてしまうから」というのもあるのだが、この委員会審議はぶっつけ本番、議事録も公式に残る。私の鋭すぎる質問に対応できる職員はほとんど居ない(笑)。

人によっては知識を持ち合わせているが、やはり緊張してしまうのだろう、かえって十分な回答を引き出せないことが多い。であるから事前又は事後に職員を呼んで聞きたいことだけ勝手気ままに聞くことにしている。本音も見えるし一挙両得だ。

じゃあ、委員会審議は何をしているのかと。審議の内容はしっかりと聞いている。議員と役所の品評会。

追求するのだから端的に短めがいいと思うのだが、余計に知識がありすぎるといろんな解説が入るので前段が長い。それで満足してしまったり、まあ、議員というのはとかく話すのが好きなんだなとつくづく思う。

役所側の回答もだらだらと長いものや、的を外した回答、様々であって職員の品定めとしては最適である。

雲の上から見てるような偉そうなことを申し上げたが、逆の立場(行政側)だったらやっぱりやだよな~。

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2010年4月29日 (木)

岡上の魅力再発見-記念誌-

地元の岡上町内会創立60周年、川崎市との合併70周年の記念誌をご好意で頂戴した。

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歴史を紐解くと、現在の麻生区は、柿生村、岡上村、生田村の一部から構成されている。

全市的にはほとんどの地域が旧橘郡に属すのだが、生田村は旧橘郡。柿生村、岡上村は旧都筑郡(いわゆる横浜市域)であるが、紆余曲折があって川崎市に編入された経緯がある。

「柿生村外一カ村組合」として柿生村との交流を通じ、強い絆を築いてきた。とりわけ、岡上地区はいわゆる「飛び地」であり、他の市域とは隣接していない珍しい地区である。周辺の村は町田市や横浜市へ編入される中、岡上村、柿生村は大きな決断を下したことになる。

「飛び地岡上」という特徴もあってか、村の結束は固いし、岡上を歩くと昔ながらの田園風景と地域の絆を感じ取ることができる。

俳優の地井武男が各地を訪れる「ちい散歩」という番組が放映されている。

数ヶ月前にこの岡上地区が取り上げられた。町会長の梶司朗氏の邸宅を訪れ、名物の禅寺丸柿の大木に驚いていた。他に岡上(おかのぼり)東光院宝積寺はじめ様々な文化財が眠る。

散歩スポットに最高である。のどかな春の一日、散歩に訪れてみてはいかがか。

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2010年4月28日 (水)

技術を世界へ

今年、創業百年を迎える日立製作所が念願の英国鉄道事業の優先交渉権を勝ち取った。

総事業費1兆円。鉄道発祥の地において、欧州鉄道の雄を跳ね除けての交渉権獲得だけに、ぜひとも成功して欲しい案件である。

一方、アラブ首長国連邦(UAE)では、我が国が圧倒的な技術力を有する原子力発電所の建設を獲得したのは韓国陣営であった。李明博大統領直々のトップセールスも功を奏し、韓国が沸き立っている。

国内事情を反映してか、各国とも自国製品の海外への売り込みに余念がない。

上下水道事業は各自治体が公営企業として行っているが、水道事業の海外への売込みも盛んである。昨年、視察で訪れた大阪市。この水道技術を世界へということでシンガポールのイベントにブースを出展した。

国連の報告書によれば、開発途上国の50%が汚染された水を利用している。特にアジア地域では汚染の問題が深刻で、不衛生な上下水道設備を原因とする感染症の被害者は2百万人を超える。11億人もの人々が良質の上水道を利用できず、24億人もの方が衛生的な下水道設備が利用できていない。

日本の水道技術は群を抜く。水道インフラの未整備地域において、日本が活躍できる余地は大きい。

各自治体がしのぎを削るのか日の丸連合で挑むのか。今後の展開が興味深い。

本市も上下水道部門が統合され、この4月から「上下水道局」として事業を行なうことになった。

何やら新たな動きがありそうだ。

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2010年4月27日 (火)

似顔絵

チビたちの幼稚園通いが始まった。

やれ弁当だ、保護者懇談会だと、妻は慌しい。一方の私はどこ吹く風と活動に勤しむ日々である。

さて、本題に入る。

時の為政者は風刺画に晒されねばならぬ運命にあるが、その似顔絵もなかなか特徴をよく掴んでいる。

われわれ一兵卒議員でも似顔絵を有している人をお見かけする。似ているなと思えるものもあれば、これは着色しすぎだろうというものまで千差万別。

かくいう私も知人の薦めで描いてもらったことがある。当人は、武蔵野美術大学を卒業し、ある大手製薬会社のデザイン部門に在籍されていた方である。

その分野では、「東京芸術大学(通称:芸大)」、「武蔵野美術大学(通称:むさび」、「多摩美術大学(通称:たまび)」が御三家らしいが、何故か「むさび」とのご縁が深い。

このホームページのデザイナーも「むさび」である。

さて、その似顔絵。

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似ているだろうか。

特徴は自慢の耳。そして、何故か前歯が特徴的に描かれている。そんなに出ていないと思うのだが。

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2010年4月26日 (月)

たちあがれ日本

普天間移設の迷走から5月退陣が囁かれている。

残念ながら退陣して済む話では無い。沖縄の県民を弄び、米国の信頼を損ねた政権の罪は大きい。

子ども手当を出す出さないの単純な話とは意味合いが全く異なるのである。

選挙の為に県外移転を公約したことで出口の無い迷宮に入り込んでしまった。

米国との交渉では、ワシントンポスト紙には「最大の敗者」などと書かれて世界に日本の恥を晒すことになった。首を挿げ替えても後世にまで尾を引く致命傷になろう。

と、まあ批判してみるのもたやすいが、他山の石とせねばなるまい。

さて、混迷する政権をよそに、新党ブームであるが、とりわけ「たちあがれ日本」には期待をしている。

巷では郵政民営化に反対派の平沼赳夫氏と賛成派の与謝野馨氏とどんな政策を実現するのか見物だなどと言われているが、バカげた話だ。

十人十色の個性派揃いの中で、理念と政策が所属する議員で完全一致する政党がどこにあろうか。

「立ち枯れ日本」や「第2自民党」などと揶揄をされているが、そんなへっぴり腰な面々では無い。筋金入りの愛国者であって、彼らの憂国の情は本物であると信じている。

立ち枯れなどとバカにしていると思わぬしっぺ返しを食らうことになる。それが政治の世界というものだ。

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2010年4月25日 (日)

昨日今日~4月25日(日)~

久しぶりの晴天。初夏の陽気だ。

今年は長雨と寒さから農作物への影響が懸念される。自然を相手にする農家の方にとっては頭の痛い問題だ。

昨日は、麻生区子ども会連合会(いわゆる区子連)の総会と懇親会。

例年の如く昼の12時から総会、13時から懇親会と思い込んでいたのだが、10時半から総会、12時から懇親会であった。手帳にはしっかりと記載されていたのだが、勘違いをしてしまった。若いママさん方だけにしっかりとアピールせねばと思った矢先の躓(つまず)きであった。残念。思い込みには注意が必要である。

その後は区内回り。幾つかの陳情事を頂戴した。よしやるぞ。

本日は朝のジョギングから。その後、地元の総会を1箇所回り、青年局のBBQ大会へ。BBQ大会は二子橋の袂(たもと)。結構な人数で盛り上がっていた。

その後は、区内の支援者と町田へ。何しに行ったのか。

サッカーの観戦。FC町田ゼルビアvs松本山雅FC。

http://zelvia.jp/index02.html

Jリーグへの昇格を狙うチームだけに川崎フロンターレよりも格下だが、それでも他のチームを観戦するというのはいろいろ勉強になることが多い。町田ゼルビアは小田急グループや玉川学園等のいいスポンサーがついている。

野津田にある市営陸上競技場なのだが、車の移動。渋滞でかなりの時間をロスしてしまった。

これから事務所で仕事である。

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酒席の話題

酒は楽しく飲みたいものである。

酒席の話題に禁句なのが、「政治」「宗教」「野球」らしい。野球は勿論プロ野球。

大のG党を自称する私にとって話のネタが一つ減ることになる。そんなG党の私もつい最近まで長野(ちょうの)を長野(ながの)と呼んでいて、まがいものではないかとご指摘を受けたが、正真正銘のジャイアンツファンである。

田舎にはプロ野球チームがないから毎日テレビを見ているとG党に収まるのである。

野球好きの友人からお誘いが来る。チケットまで用意してくれるのだから行かないわけには参らぬ。年に1~2回は東京ドームで観戦し、その後はめしを食いながら、野球談義に華を咲かせるのである。

話がそれた。

室町時代の末期に牡丹花肖柏(ぼたんかしょうはく)という連歌師が詠んだ一首がある。

「我仏、隣の宝、婿(むこ)舅(しゅうと)、天下の戦、人の善し悪し」。ぴったりと五七五七七。

茶席おける戒め、転じて人の集まるところで口にしてはならぬ話題だそうである。

やはり昔からあったらしい。

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2010年4月24日 (土)

フェスタ サマーミューザ

GWが近づいてきた。

我々にとっても年間を通じて余裕が生まれるひと時である。今年は身内の慶事等があるが、残りの時間を有効に活用したいと思っている。

中でもフランス人のルネ・マルタン氏が企画立案したイベント「ラ・フォル・ジュルネ」は見に行きたい。一般的にクラシック音楽は敷居が高いが、気軽に聴けるイベントとして好評を博している。

ミューザ川崎シンフォニーホールで行われる「フェスタ サマーミューザ」と同じ05年からのスタート。短時間、低料金、それに開演時間が様々で、子どもたちや地域を巻き込んだ企画があるなど類似点が多い。

例えば、有名なムソルグスキーの「展覧会の絵」はラヴェル編曲版によるオーケストラ編成で演奏されるのが一般的だが、原曲はピアノ演奏である。指揮者の解説とともに両方の演奏が提供されるなど毎年楽しませてくれる構成になっている。

さて、後輩からクラシックの何が魅力なのかと真顔で聞かれた。

クラシック音楽は敷居が高いだけに、社会的な成功者や裕福な方にファンが多い。人が音楽を好きになるのか、音楽が人を育てるのか、いづれであっても必ず役に立つぞと禅問答のような回答をしておいた。

のだめカンタービレ最終楽章も公開されたし、そのサマーミューザもチケット予約が始まった。

これから人生の荒波を乗り越える若者のみなさんにお薦めしたい。

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2010年4月23日 (金)

バッチを外す

議員が気をつけねばならぬのは「酒」「カネ」「オンナ」だそうだが、酒気帯び運転で自損事故を起こした神奈川県議の榎並正剛氏が議員辞職することになった。

酒気帯び運転を正当化するつもりはないが、本人のこれからの苦労を察するに同情の余地はあろう。翌朝には車で行かねばならない相当大事な用事があったのではないか。多分、誘われて断れなかったのだろう。

議員辞職の判断は早かったし、それを本人より先んじて親父が言明するところはさすがである。(親父さんは神奈川県議会議長を務めた重鎮)

おかげさまで私などは経験したことないのだが、バッチを外すというのは寂しいものだそうである。えっと思うような人まで遠ざかっていく。バッチをつけてチヤホヤされている人や落選や不祥事の場合には特に堪えるらしい。

おらが先生のように後身に道を譲り、円満辞職。不出来の後身を嘆くこと以外は益々元気という方は稀かもしれぬ。

私なんぞも随分好意にしていただいた身、性格は折り紙つきである。くよくよしていても仕方が無い。人柄が良ければきっとついてくる。

そういえば、彼もシングルス倶楽部(いわゆる独身貴族)だったな。この機に所帯でも持たれてはいかがか。

とりわけ敵陣営からは生涯に亘り攻撃され続けるであろうが、一人の政治家の生命を絶つにはあまりにも惜しい。

また、ゆっくりと楽しい話でもしようじゃないか。

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2010年4月22日 (木)

鉄人からのメール

以前、紹介した鉄人から春のレース予定がメールで送られてきた。

フルマラソンの距離を超えたレースはウルトラマラソンと呼ばれている。

本人は全てに挑戦されるそうである。まさに鉄人、驚愕の予定である。

1.4/17~18 さくら道国際ネイチャーラン 143km・23時間制限(岐阜県郡上市白鳥町~石川県金沢市兼六園)

2.4/30~5/2 さくら道270kmウルトラ遠足 270km・48時間制限(名古屋市~金沢市)

3.5/16 鯖街道マラソン 76km・12時間制限(福井県小浜市~京都市出町公園)

4.5/23 水都大阪ウルトラマラニック 100km・14時間制限(大阪城スタート/ゴール~淀川河川敷)

5.6/13 いわて銀河チャレンジマラソン 100km・14時間制限(岩手県北上市~雫石町)

6.6/27 にちなんおろちマラソン 100km・14.5時間制限(鳥取県日南町)

7.7/17~19 東京湾一周ジャーニーラン 180km・3日間(東京日本橋~千葉~金谷~久里浜~日本橋)

8.8/07~21 北海道縦断ジャーニーラン 1092km・14日間(宗谷岬~襟裳岬~宗谷岬 往復)

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2010年4月21日 (水)

がんばれ田中和徳

本日も市役所に出庁すると、机上に一つの記事が置かれていた。

なんと敬愛する田中和徳せんせーではないか。

亀井静香大臣との応酬が記事になっている。

あの大物と渡り合えるとはさすが田中和徳せんせー。人相も負けていない。(ヤバい!)

これはみなさまに報告せねばと思い、ブログに載せておく。

記事を配布したのは誰か。市役所内部にも手先を抱えているとは侮れぬ。

書いている時間がもったいなかったか。失礼。

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初心忘るべからず

党市連に青年局という組織がある。

昔から実働部隊として活躍してきた組織であるが、地域的な偏りや高年齢化等の理由から近年は活動が停滞気味である。

そこで、歴代の会長を含むOBとの意見交換会を通じて、活性化を図ろうという企画が立案された。日頃から御世話になっている若手のみなさんである。出席しない訳にはいかない。

なかなかどうしてみなさんが党や組織を憂いていることを痛感した。以前はイデオロギーを含む対立軸がはっきりしていた。あんなところに政権を任せてたまるかという個々の思いが活力になっていたらしい。

市連会長も青年局OB。

議員の中でも一期生の時が民間の感覚に一番近い。民間の視点で議員としての職務を果たそうとする。しかし、期数を重ねると他会派との駆け引きや議会運営などを覚えるようになる。そうなるとどうしても民間の感覚とズレが生じることが多くなる。であるからとりわけ期数の浅いみなさんには初当選時の気持ちを忘れぬよう常々釘を刺していると言われていた。

そして近年はわが党のリーダーも世論に迎合することが多くなったが、小泉純一郎総理のように自らの信念に基づき風を起こせる強いリーダーシップを期待しているのではないかと続けた。

期数を重ねてもそのようなことを言えるのはすごい。

あつい議論は2時間にも及びその後は飲み会へ。私は失礼したのだが、酒は過ぎなければ明日の活力と結束に繋がる。今後の活躍に期待している。

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2010年4月20日 (火)

はるひ野周辺のまちづくり

区内はるひ野小中学校(合築)の隣接地を市が9億円で購入することになった。児童生徒数が当初見込みよりオーバーしそうというのがその理由。

はるひ野周辺地区は、住環境に恵まれ、終の棲家や新婚生活の地としても人気が高いと聞く。はるひ野駅の竣工式には、テープカットや挨拶をした関係で、私自身もとりわけ思い入れが深い。

同地区は土地区画整理事業なる手法に基づいて開発された地域であるが、児童生徒数に限らず、全体の人口も当初の計画を超えそうとのこと。

何故そうなってしまうのか。

都市化の進展に伴い、近年でこそ「環境アセスメント」なる言葉が聞かれるようになったが、全国初の条例制定は本市である。その環境影響評価(アセス)を経て全体の計画人口が定められるが、実際の開発は街区毎に分断される。

街区毎の開発にも個別のアセスが適用されるが、全体計画のアセスとの整合性が図られそうにないようだ。いわゆる部分計画の積み上げが、全体計画になっていないというもの。

言葉は悪いが、開発する街区内に少しでも多く詰め込んだほうが利益を見込めるという業者の思惑が働く。区画整理の事業主体たる都市再生機構(UR)が調整すべきなのだが、やはり法律の範囲内で高く売れれば、そのまま売却されているようだ。

市は、「2次造成事業においても当初の全体アセスの内容が承継されることから、先行事業と2次造成事業との整合が図られている」と他人事のような回答。

平たく言えば「放っておいても大丈夫だ」ということのようだが、実効性が担保される訳ではない。制度の狭間となるが、やはり市が目を光らさなければならないのではないか。

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2010年4月19日 (月)

清濁併せ呑む

いろんな方の講演を聴くのが好きな性分である。

週刊「東洋経済」に佐藤優氏の講演会を見つけ、申し込もうと思ったものの既に定員オーバー。やはり人気がある。以前から著書を何冊か読んでいるが、同氏はものすごい読書家でその知識量はハンパではない。

男性週刊誌の「アサヒ芸能」に「ニッポン有事」という連載があるが、その連載をまとめた本が発刊された。言葉が汚いのが玉に瑕だが、古巣である外務省のスキャンダルも実名入りで書かれている。外務省のスキャンダルには興味はないが、冒頭の言葉が印象に残る。

作家の立花隆氏との対談である。

立花:「週刊誌の俗悪な記事を沢山読んでいる人の方が、知恵がつくんですよ。」

佐藤:「俗悪な部分を全て捨象して、上澄みだけで出来ているのが今の公務員試験ですよ。」

人間のダークサイドに関する情報が、現代の教養教育には決定的に欠けている。残念ながら社会には脅しや騙し、偽善的なカラクリが用意されている。真面目に学問だけを重ねていても生きる知恵は身につかない。

とりわけ、世の中、きれいごとで解決できるものばかりではない。「清濁併せ呑む」という文句もあるが、清い面を教えてくれる人は多いが、濁った面を教えてくれる人は希少価値が高い。

キャラが立ちすぎているゆえ、取捨選択の上、自らに活かしていくことが必要である。

最近はそういう話を求めている若者が多いというのは興味深い。

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2010年4月18日 (日)

トイレ掃除

日常の雑談の中にこそ我々が汲み取らねばならない生活者の苦労が見えることがある。

事務所に陳情者の来訪を受けた。今日はその雑談から。

近年は健康ブームも手伝ってか、歩くことを趣味とする高齢者が多いという。たいへん結構なことだが、困るのは途中のトイレだそうだ。ましてや歳を重ねるとトイレが近くなる。

議員の定数と同じで正しい答えはないのだが、地域によっては不足しているところもあると聞く。

東京都は公園内のトイレ整備率が高い。公園トイレは衛生面の管理が面倒であるが、その掃除も地元のボランティアに委ね、鍵をつけて管理しているところもあるらしい。

コンビニのトイレもさすがにタダでは借りにくいし、公衆トイレの標識も少ない。もちろん全ての公園に完備せいというつもりはないが、少し配慮はできぬものか。

さて、隣接の横浜市では公立学校において児童生徒によるトイレ掃除を復活させた。本市の議会でも何度か取り上げられているが、教育委員会は残念ながら消極的。衛生面で課題があるというが、保護者が怖いだけではないか。

以前、このブログでも酪農を営む地元農家を紹介し、糞に含まれるエンドトキシンが免疫力を高めるというようなことを書いた。花粉症もその類ではないか。

トイレ掃除は教育面の効果がより大きいと思うが、いかがか。

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2010年4月17日 (土)

気骨ある部門

以前、市の幹部の一人から「先生方は現場には腰が低いけど、本庁には厳しいですよね」と言われたことがあった。

現場とは区役所を主とする関係部門のことである。

「票に繋がるのは現場なんだから、あたりまえですよ。ただね、庶民の日常生活を支えているのは現場、苦情を受けるのも現場。本庁は上から見下ろしているだけじゃないの」と返答した。

総じてエリートは本庁畑を歩み、現場が一段低く見られていないか。

とりわけ、建設センター(土木事務所)や生活環境事業所(ごみ収集)は気の荒い職員が多い。決して品のある職場とはいえないが、なかなか気骨がある部門でもある。ドブ板をはじめとする陳情に訪問する機会が多いのだが、ズケズケと物を言うのも現場の職員である。

「ダメだよ。あんな案件できる訳ないじゃん。陳情者に諦めてもらいなよ」そんな理不尽な事案でもないのだが、歳は向こうが上だし、無理なゴリ押しもできぬ。

バッチを見ても引き下がらぬところはさすがであるが、こちとて票 (いや違った、市民生活)がかかっているのである。しこりを残さぬよう遠慮なくやらせてもらう。

最近はバッチを付けていない人でも「おれが選挙で当選したらな、おまえたち許さないぞ」という脅し文句まで使う輩まで居て、そんな愚痴を聞くのが私の役目になってしまった。ガス抜き役である。

本当は本庁が聞くべきなのだが。

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2010年4月16日 (金)

日本が誇るマエストロ

わが国が誇る世界最高峰のマエストロ、小澤征爾氏。

解説するまでもなく、現在はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を有するウィーン国立歌劇場の音楽監督。

毎年秋には、そのウィーン・フィルの海外公演が予定されている。日本でもウィーン・フィル・ウィークなどと呼ばれ、私もその公演を楽しみにしている一人である。

関東近郊ではミューザ川崎シンフォニーホールとサントリーホールのみ。

とりわけ、今年はミューザにおいて小澤征爾指揮によるグスタフ・マーラーの交響曲第九番が予定されていた。

小澤征爾氏がボストン交響楽団の音楽監督に就任されていた際に、ボストンで最後の指揮を振ったのが同曲であっただけに、今回、ミューザにて同曲を演奏しようとしていた意気込みが伝わってくる。

「しようとしていた」という過去形としたが、残念ながら同氏の指揮による夏以降も公演を中止するとのニュースを聞いた。

中止の発表が9日。同日本公演のチケット予約が今月12日からであったので、同氏の指揮を期待されている方への配慮という判断もあったのではないか。

残念であるが、また元気な姿でタクトを振れることを楽しみにしつつ、回復をお祈り申し上げる。

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2010年4月15日 (木)

最後のシャトル

宇宙飛行士の山崎直子さん。才色兼備の人。

日本人が乗り組む最後のスペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗し、夢の宇宙に飛び立った。

「私と一文字違い。名前がいいからさぞかし優秀に違いない。」

「えっ、あんたとは比べ物になんないって?」

「そんなこと言うなよ。」

くだらん一人漫才であった。失礼。

幼少の頃に偶然連れて行かれたプラネタリウムから星空に興味を抱いたという。

生まれは千葉県松戸市。そのプラネタリウムが一人の宇宙飛行士を誕生させたのである。多分、当人が宇宙飛行士にならなければ事業仕分けでバッサリと廃止されていた可能性が高そうだし、また、プラネタリウムがなければ宇宙飛行士は誕生しなかったことになる。

きっかけとは分からぬものである。

さて、名前に限らず容姿も芸能人の○○に似ているというのが、たまにある飲み屋の話題。天気予報士の石原良純に似ていると言われた。以前、妻にも言われたことがある。2枚目というよりも3枚目だよなあ。などと思ってみたりする。

春の後援会旅行の際には、ご婦人から日テレの羽鳥アナに似ていると言われた。テレビでも拝見したことはないのだが、いかがだろうか。

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2010年4月14日 (水)

名刺の肩書き

初当選以来、名刺の肩書きには「川崎市議会議員 自由民主党」と記載している。

政党名を入れたのは、おらが先生の助言の賜物である。何となしに入れてみたものの、最近は政党名を入れない議員も少なくない。政党を隠すとは姑息なり。

国政とは違い、地域の為に党派を超えて尽力するなどと言えば、カッコよく聞こえるが、本人の思惑としては政党を隠したほうが広く支持を集められるという魂胆も透けて見える。

ましてや凋落の一途を辿りつつ自民党である。名刺を出して嫌気をさされることも少なくない。

「自民党だろ。ダメだよ」それはそれで大いに結構。白黒がはっきりする。次回以降、それを踏まえたお付き合いをするだけである。

「自民党。まあ、あんた本人は支持するよ」「自民党。俺は支持者だ。がんばれよ」と一種の踏み絵に近い。

自民党は嫌だけれども、その大きな壁を乗り越えて私を支援してくれる方は壁を乗り越えた分だけ強固な支持基盤になっている。

古びた看板を掲げた食堂でも食い物は旨かったという例はある。儲かって食堂を改装出来るように頑張らねばなるまい。

政党名を入れるというのは多少の勇気がいることだし、それが順風の時はみながいれたがる。

政治家と名刺交換をする時に「民主党」は9割入っているが、「自由民主党」と入っていれば一目置いてもいいのではないか。(笑)

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2010年4月13日 (火)

子ども手当の杞憂~第2弾~

以前、同じタイトルのブログを書いた。

全額国費と謳われた子ども手当の負担が自治体に押し付けられるのではないかという杞憂であったが、案の定、その通りになった。今回は第2弾。

こんなバカなブログをやっていれば、いろんな方からメールが届く。内容にもよるが、匿名は相手にしない。自分に都合のいいメールしか取り合わないのである。(笑)

このたび、「子ども手当」に関して、こんなメールが届いた。「○○区役所で、○人分の子ども手当を申請したアジア系外国人が居たらしい」というもの。○人分の○は3桁であるから驚きだ。投稿者は25歳の女性。ちゃんと住所と氏名を名乗っている。

子ども手当に関しては、日本に居住する外国人にもその支給が認められた。子どもが国外で生活していても支給対象となる。

一方で、親が国外に住む日本人の子どもや児童養護施設・里親などの子どもたちに支給されないという。つまり、100人の養子縁組が認められれば、子どもたちが海外に暮らしていようとも年間1千万円以上の支給になるのである。

まあ、格段の配慮をしたとしても国内居住の外国人と同居する子ども位が限界ではないか。こんなお人よし国家で大丈夫なのかね。天国のような日本に群がるのは当然である。投稿者の女性も日本人の税金が不正を働く外国人の為に遣われるのは納得いかないとのこと。

これに関しては国会で我が党がかなり厳しく追及したが、厚労省は申請開始の前日に関係文書を自治体宛に送付した。文書には、「年2回以上の面会」「4ヶ月に1度の本国への送金」等の幾つかの条件が記載されている。

国は指針を定めたと逃げ口実になっていて、実際の判断は自治体の窓口に委ねられた格好になった。(どうやって確認するのかね)

1日から申請が始まり、様々な話が漏れ聞こえてくるが、犯罪の温床になる可能性が高い。

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2010年4月12日 (月)

わが会派の英断

すっかり有名になった政務調査費。土日も出社してその整理作業に追われている。

従前は全ての会派が会派支給であったが、現在はわが会派のみ個人支給を選択している。

何故、わが会派のみ個人支給なのか。

数年前、包括外部監査の指摘を受けて、使途が立証できなかった6千8百万円を市に返還した前科がある。一人あたり360万円。私は全ての使途を記載した帳面と領収書を提出したが、使途については恥ずべきものはなかったと今も確信している。

特に負担金額を巡っては、当時の会議は紛糾した。

個人により領収書の保存状況はばらばら。そこまで徹底されていなかったから、中には杜撰な方も居たし、悪気無く紛失・廃棄処分した方も当然居る。私は「万が一、自ら提出した領収書の中で、然るべき所から指摘をされた部分については返還をするのは止むを得ないが、それ以外については知らぬ」という主張をした。

残念ながら、会議の中で、私の主張は少数派。結局、均等割りとなり、忸怩たる想いで返還した。返還にあたっては、今後、二度とこのようなことがないよう釘をさしての返還であった。

個人支給を選択した場合、不適切な支出があった場合、個人名が表に出るから厄介だ。会派支給になるとその会派が隠れ蓑になるから好都合ではないかという話もあったが、本末転倒というものである。

釘を刺した甲斐があってか、それ以降、全て自己責任の名の下に適正に使っていこうではないかということで、わが会派としては個人支給を選択するという大きな決断をした。

伊達に多くのカネを返還していない。こと政務調査費に関しては、わが会派が一番オープンであると自負している。

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2010年4月11日 (日)

昨日今日~4月11日(日)~

日曜日の朝はジョギングから始めることが多い。

そのスタートとなる白山東緑地公園に花壇が完成した。

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地元のみなさんが植えられたとのこと。数年前までは草が生い茂り、暗い雰囲気の緑地であったが、明るい公園に様変わりした。熱心な方が多く、その後の維持・管理も自ら行われるとのことらしい。

その後は区内の巡回。

虹ヶ丘では毎週日曜の朝におやじさん連中が公園周辺の清掃を行っている。

誰にやらされる訳でもなく、自らの意思で「地域の為に」行っているのである。そんなみなさんを見ていると自分の立場で「地域の為に」何ができるのか深く考えさせられる。

夕方は地元のソフトボールチーム「高石バイキング」の総会及び懇親会。メンバー不足でレギュラー募集中とのこと。入部希望者は私宛のメールで結構。

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地元の旨い店~百合ヶ丘周辺(中華)~

地元の旨い店特集をやるなどと謳って数ヶ月。どこかのマニフェストと同じになりそう。

今日は百合ヶ丘駅周辺の中華料理店から。

個人的なお薦めは幸龍(こうりゅう)の餃子と中華そば(ラーメンではない)。

自慢の餃子は皮が厚くてボリュームがある。中華そばは「昔ながらの」という言葉が良く似合う味で麺は自家製である。麺の量は好みで選べるから特に大食いの若者には人気になっている。

尚且つ、私のポスターまで貼ってくれるのだからありがたい。(それは味に関係ないか)

もう1店は、百合ヶ丘駅前商店街のかっぱ大王。おやじ、おふくろ、息子と三代続く昔からの店。私はおふくろさんの時代からの愛好者であるが、当時は情緒溢れる(いや、はっきり申せば老朽化著しい)店であったが、リニューアルして明るい雰囲気になった。

ここの麻婆豆腐がお薦め。かつて麻婆豆腐の創業といわれる中国四川省の陳麻婆豆腐店で本場の味を堪能したが、このかっぱ大王の味が近くてなかなか旨い。

まあ、ご参考までに。次回はまた数ヵ月後かも。

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2010年4月10日 (土)

家電量販店の拡販競争

たまたま「さくらや」のポイントカードを持っているので家電は「さくらや」で購入することが多かった。市役所近くのダイスビル1Fにあった「さくらや」も閉店となったが、重宝していただけに残念である。

さて、妻の依頼で炊飯器を買いに行くことになった。チビが成長したことからごはんの量が増えたらしい。ついででいいよと言われたが、型番まで指定するところはちゃっかりしている。

ポイントも残っているし、エコポイントで獲得した親会社ベスト電器の商品券も持っていたので、ベスト電器で購入することにした。新宿に行ったついでに探したのだが、店舗が見当たらない。旧さくらやのあったビックカメラの店員に聞くが、新宿にはありませんとのこと。山手線近郊では赤羽か浅草とのこと。それは遠い。

閉店時にポイントカードは親会社のベスト電器で利用できますから安心をと言われていたが、店舗がほとんどないではないか。ようやく武蔵溝ノ口のドンキホーテ内にあることが判明し、何とか購入することが出来た。

ベスト電器は不正DM事件(障害者向けの格安郵便料金を悪用して自社のダイレクトメールを大量発送していたというもの)以来、業績低下に拍車がかかっていると伺った。

量販店の拡販競争も優勝劣敗が固まりつつあるが、ベスト電器の店員が嫌な顔せずに対応してくれたことだけは救いか。

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2010年4月 9日 (金)

逝きし日の面影(渡辺京二著)

福山雅治主演の大河ドラマ「龍馬伝」が人気のようである。

支援者の薦めで「逝きし日の面影(渡辺京二著)」という本を拝読した。ちょっと厚めだがみなさんにも一読をお薦めする。

幕末から明治前半の古き良き日本の姿を懐かしむ。滅んだ古い日本文明の在りし日の姿を偲ぶには、異邦人の証言に頼らなければならないとは著者の言葉である。

当時の日本人にとってはあたりまえの光景であるから、やはり異国の目というものは参考になるし、正直である。イザベラ・バードやシュリーマンは有名であるが、それ以外にハリスやオールコック、チェンバレンらも日本を賞賛する記述が随所に見られる。そのままの引用をお許しいただきたい。

「彼らは皆よく肥え、身なりも良く、幸福そうである。一見したところ富者も貧者も無い。これが恐らく本物の幸福の姿というものだろう。日本を開国して外国の影響を受けさせることが、果たしてこの普遍的な幸福を増進する所似であるかどうか、疑わしくなる。私は質素と正直の黄金時代を、いづれの他の国におけるよりも日本において見出す。」(ハリス)

「金持ちは高ぶらず、貧乏人は卑下しない。(中略)ほんものの平等精神、われわれはみな同じ人間だと心底から信じる心が、社会の隅々まで浸透している。」(チェンバレン)

「人々を隔てる心の垣根は低かった。当時の文明は「精神障害者」の人権を手厚く保護するような思想は考え付きはしなかったが、無害である限り、当然そこに在るべきものとして受け入れられ、人と混ざり合って生きてゆくことができたのである。」

最後は文末の言葉。

「確乎たる個の自覚を抱くことがそれほど良いことであったか、現代の我々はそのように問うこともできる。花野のエピソードは無限の物思いに我々を誘う。しかし、人類史の必然というものはある。古きよき文明はかくしてその命数を終えねばならなかった。」(筆者)

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2010年4月 8日 (木)

対岸の火事

ギリシャ危機もEUの支援方針が合意され、ひと段落といったところか。

ギリシャ国債はその7割が海外資本に保有されている。わが国には1千4百兆円を超える個人資産があり、海外投資に廻らずに国内資本で賄っていることから国債暴落の危機の可能性は薄いなどという方もいるが、ここまで負債が増加するとどうか。

財政赤字が国の信用低下につながり、長期金利の上昇を招きかねない。ゼロ金利である以上、あたりまえだが、金利は上がることしかない。ローンを組んでいる方にはお気の毒だが、9千億円の市債残高を抱える本市にも由々しき事態である。

単純に1%上昇したとしても、その利払いは90億円。実際は単年度の市債発行額、約500億円に1%が上乗せされ、翌年度以降は新規発行債に毎年約5億円づつ上乗せされていくので、市債残高全ての金利が上昇する為には10年以上かかることになる。

現在の利払いは年間170億円。過去の高金利時代の市債償還も残っている。

何度も警告を鳴らすようだが、政権交代が実現し、歳出増へ舵は切られた。

備えあれば憂いなし。

金利上昇時の影響を最低限に抑える為にも市債残高は減らしておかねばならない。

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2010年4月 7日 (水)

紛糾する名古屋市議会

案1「現行の議員の数を半分にして報酬を倍にする」

案2「現行の議員の数を倍にして報酬を半分にする」

市が負担する報酬額は同額だが、みなさんはどちらを選択するか。

名古屋市では「議員の数を半分にして報酬も半分にする」という常軌を逸した案を市長が提案し、議会が紛糾している。

紆余曲折があって今の状態になっているのだからそんなに波風、波風どころか暴風雨を立てなくてもよいのではないか。

そこまでやるとかえって国民の注目を惹きつけるパフォーマンス。単に自らが目立ちたいだけの思惑があるのではないかと思えてしまう。襟(えり)は正さねばならないが、妬みを煽ることで自ら正義のヒーロー面をしているのであれば、いつかツケが回ってくる。

議員の数については少なくとも役立たず(と思われている)議員がいるから、そうなるのであって、これ以上に議員の数を増やす必要はないし、議員自身も資質向上に励まねばなるまい。

議員の報酬については、高く設定したほうが優秀な人物が集うというのが常識。むしろ、それ以上の効果が見込めるのであれば、ケチるべきところではない。

市長本人は議員各位に慎ましく質素な生活を求めておられるようだ。庶民の為に最低限の生活費で生活せいとは自らの信念としては結構だが、それを他に押し付けるとは、いささか理が通らぬ面があるのではないか。

貧乏暮らしをすることと議員としての役割を果たすことは別次元の話であって、所詮は土俵の違う話である。

以上、議員諸氏にとって都合のいい話ばかり述べてきたが、判断は読者諸賢に委ねる。

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2010年4月 6日 (火)

がんばれ新党

時代に取り残されぬ為にも、旬な話題に触れておかねばなるまい。

政界の大御所お二方が新党を立ち上げた。巷ではそれほどの歓迎ムードではなさそうだ。むしろ冷めた見方が大半だ。

しかし、私は「大いに結構ではないか」と言いたいのである。

平均年齢69歳。政治に歳は関係ない。

比例復活組だって。そんなちんけな話ではない。

今さら、恥をしのぶことも無い大御所の二人が国家国民の為にと決断をしたのである。私利私欲の為とは思えない。その心意気やよしである。「しがみつかない生き方」などという著書を本屋に見かけたが、泥舟などと言われて、むしろしがみつくよりは余程いいではないか。

義理を欠く面はあるが、それが本人の鉄の信念に基づくものであれば、快く船出を見送ってやればいいのである。

向うさんも向うさんで、「あんな政党には何も出来ぬ」と古巣を叩くというのが常套句であるが、そんなセコい戦略では行く末は推して知るべし。堂々と王道を歩むべきである。

お互いに国家国民の為、罵り合いをせずにいつの日かよい国家を築こうとならぬものか。

かつての新党立ち上げ時、部下の離党に対し、派閥の親分、田中角栄先生は「わかった。頑張れよ」と慰留しなかったという。

その後に言葉が続く。「おまえたち仲間は毎日、全員で会わねばだめだぞ」と伝えたというが、さすが、人心掌握術の天才。

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年金破綻の憂き目~後編~

何故、市町村議員の年金だけ破綻の危機なのか。

都道府県はさほどではない。都道府県と市町村の違いは何か。

賢い人はお気づきと思うが、市町村合併の影響である。

3千3百あった自治体が現在は約1千。議員数は約4割減である。減った議員の年金を現職で賄わなければならない。バッチは外しても、受給資格は外れない。破綻の憂き目にあうのは自明の理である。都道府県は合併がないからそのままである。

合併特例法において、「年金財政の健全な運営を図る為に国は必要な措置を講ずる」と盛り込まれているが、どさくさに紛れて国がその措置を怠っていたことが一因。

名物市長と市議会が紛糾する名古屋市議会が、国に対して議員年金制度を廃止するよう求める方針を出したというが、結局は国に委ねる形となっている。(これについては後日、改めて取り上げる。)

「あれだけ議員先生方が頑張っておられるのだから税金で面倒をみてやれば」とならないことは議員の不徳と致すところであるし、その立法を手がける国会議員も「所詮、地方議員のことだろ」というのが腹の中ではないか。

まあ、私などは太く短く人生を全うしたいと思っている身。65歳からの年金など期待はしていない。と、カッコつけてみたものの、そういう奴に限って、長生きしたり、その歳になると文句言うんだよなあ。このページを印刷して30年間、保管しておこうか。

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2010年4月 5日 (月)

年金破綻の憂き目~前編~

新年度を迎えるにあたり役所の机上を整理していたら、「地方議員年金制度検討会報告」なる冊子を見つけ、目を通してみた。まだ先のこととはいえ、見過ごせない題名である。

「議員年金はけしからん」というのが一般的な国民心理だというのは想像に難くないが、その実態がうまく伝わっていないのも事実である。

そこで2回に分けて、年金制度の考察、解説をしてみたいと思う。

従前は、市議、県議、国会と全て別立ての年金制度であり、ご承知の通り、国会議員の年金は廃止となった。市議、県議とも在職期間12年で受給資格を得る。1期4年であるから、市議3期、県議3期、国会と手順を踏めば、全ての年金が上積みされることになる。

地方議会議員年金の平均年金額は95万円、都道府県議会議員年金は195万円、国会議員互助年金は443万円である。

何故、国会議員だけがべらぼうに高いのか。

法律上、国会議員互助年金だけは退職金としての位置づけがなされている。これはあくまでも想像の世界だが、法律を作る際に「退職」なる文句を紛れ込ませた可能性が高い。

尚且つ、国会議員互助年金は国費負担と議員負担は7:3であったが、我々は公費負担と議員負担は4:6で数字が逆転している。総報酬に対する負担割合は市議会議員年金13.6%に対し、国会議員互助年金は5.7%。

国会議員の年金がどれだけ優遇されていたか見て取れる。

市議、県議の年金であるが、市議の年金は破綻の危機に晒されている。何故、破綻の危機なのか。続きは明日。

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2010年4月 4日 (日)

昨日今日~4月3日(土)~

午前中は事務所で仕事。

来訪者なく寂しくしていたところ支援者がポスターを貼りに行こうと誘ってくれた。

1時間ほど地元を回り、久しぶりの方ともお会いし、話が弾む。

昼食後は支援者の爺さんの相手。百合ヶ丘駅前のベンチで1時間お付き合いをした。かなり目立ったかも。

その後は麻生川の桜まつりへ。露店も並び、賑やかだ。何人かから声をかけられた。

川沿いには小学生のポスター。渾身の力作が飾られている。

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中央のメイン会場には地元の重鎮が並ぶ。

粗相のなきよう丁重にご挨拶申し上げ、ご婦人のみなさんの踊りを楽しんだ。

桜の花は笑ってくれぬが、踊る花々ご婦人方はニッコリと微笑んでくれる。(やはり女性がいい)。来て良かったと思える瞬間である。

桜満開の麻生川沿いを散策し、帰路につく。

いよいよ来週はチビの入園式。入園準備の買い物に付き合わされることになっている。

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選挙の要諦

以前、「人の心を掴むことは難しいが、掴み続けることは更に難しい」と、ある方から教えられたが、今の政権運営を見ていてつくづくそう思う。(まあ、それはお粗末な執行部の責任のほうが大きいか。)

ある支援者にお誘いをいただき、月1回の夜の座談会に出席している。

今回のテーマは「便利な世の中」。文明が発達したことに伴う功罪について語り合った。医療の発達が長寿命化をもたらしたことは本当に喜べることなのか。電子メールが人間関係を希薄化し、人の機微を知らぬ若者を生んだのではないか。等々。

そして時代とともに選挙のやり方も変化しつつある。

「選挙は祭じゃねえぞ、戦だぞ」とは今は亡き地元長老の言葉であったが、選挙の要諦は人の心を掴むことであるだけに古今東西、その原理は同じである。

昔から「選挙」は村を挙げての戦だけに、齢こそ重ねたものの歴戦の猛者は少なくない。その教えには時代を超えて今も通じる知恵と教訓が含まれている。

「上手の手から水が漏る」とは、他の陣営といえども顔を出せば、情が移り、誰かしら1人位は支援者になってくれるものだという教え。

「あんたは一人でも多くの人に会うことを考えなさい」。初対面の時にそう教えてくれた長老を久々に訪ねた。

卒寿を迎えられたとのことだが、元気な笑顔で迎えてくれた。今は好々爺だが、かつては選挙好きの知恵者であったと聞いた。

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2010年4月 3日 (土)

昨日今日~4月2日(金)~

新年度初めての委員会の招集。私は総務委員会の所属となった。

午前中で委員会も終わり、その後、都内へ。霞ヶ関で私より少し年上のキャリア官僚と昼食。いろいろと教わることが多かった。

16時には若手数名で厚労省の役人からレクチャーを受ける手筈になっているから、そのまま居残り。時間潰しに週刊東洋経済「鉄道新世紀」を読む。

厚労省レクチャーの内容は「子ども手当」。様々な質問が飛び交う。来年から税控除が一部廃止されるが、そのシュミレーションは参考になった。幾つかの資料を手元に残したところを見ると我々の質問は全て想定内か。(残念)

次は19時からやはり官僚との懇親会。その間、時間が余り、衆議院議員会館の田中和徳事務所へ。あいにく本人不在(そのほうが都合がいいかも)。おいしいコーヒーをご馳走に。

机の上を見て驚いた。こんなに勉強家だったのか。みなさんに紹介せねばとカメラをパチリ。

さすがの私でも「ほんとに全部読んでいるんですよね」とは怖くて聞けなかった。(笑)

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行政視察報告~番外編(滋賀県大津市)~

「明日都浜大津」内にガス・ショールーム「キット・ココ」なるテナントが入居していた。

ガスは市と関係ないんじゃないのと聞いて驚いた。市が都市ガス事業を営んでいるという。市内普及率は79%。製造元の大阪ガスから供給を受け、市民に提供しているようだ。

視察項目に含まれないので、詳しい説明は受けなかったが、手元の資料によれば、水道や市立病院と同様に企業会計として独立採算制で実施されている。一般財源からの繰入れはゼロ。収支面ではなかなかいい事業になっているようだ。

上下水道と同じようなものだというが、ガスは日本全国に民間のガス会社が存在している。放っておけば民間ガス会社が配管を布設し、都市ガスやプロパンガスを提供するというのが一般的だけに、そこに行政が介入する意義には疑問符が付く。

行政主導でいち早くガスの普及を図ったのかもしれぬし、上下水道と同じタイミングで配管を埋設していけば効率的だというのであれば何となく頷けるような気がしないでもない。

首都圏でもガス事業を提供している都市はあるという。今後の研究課題となりそうだ。

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2010年4月 2日 (金)

行政視察報告~後編(滋賀県大津市)~

詳細は省くが、複合施設として様々な機能を有し、まちの活性化に繋がっているということを伝えたいらしい。

その構想は分からぬでもないが、撤退したテナントの埋め合わせとして行政が入居するところを見ると、相当な税金が投入されているのではないかというのが率直な感想。

まずはテナントを埋めるということに重きが置かれ、余分な贅肉がついているのではないか。ということで、「明日都浜大津」ビル全体の事業収支等の採算面に質問が集中。別部門の担当ということで、後日、資料を送付いただくことになった。

落ち着きを取り戻して、ようやく中身へ。料理教室やスポーツジムまで様々な事業が行われているが、果たして行政が提供しなければならないものかなど厳しい質問。

他都市を訪問し、事業仕分け以上の厳しい質問を浴びせるのだから向こうにとっては迷惑千万な話である。

昨年、本市のある外郭団体に若手メンバーで視察に訪れ、事業の精査を実施したが、やはり同様の指摘を行い、改善をさせるべく動いている。

職員は真面目に働いているだけにどこかで誰かがケジメをつけてあげねばならないようだ。やり方次第ではかなり改善が見込めるものと思われる。

以上、偉そうなことを申し上げてきたが、大津市の行政当局には年度末にもかかわらず、厄介な来訪客に対応していただいたことに心から感謝申し上げる。

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2010年4月 1日 (木)

寿司屋の一杯

「寿司屋で板さんにもまあ一杯とやれば握りも美味くなるってもんだよ。」

「相手は職人さんなんだから出さなくたって美味しいもんよ。」

「いや職人だって気持ちの問題だから座布団一枚つけてくれそうじゃん。まあ、期待するつもりはないけど、少なくともそれで味は落ちることが無いし、こっちも気分がいいってもんだよ。」

とは、かなり昔の妻との会話である。

「板さんも一杯どうぞ」とやるのが好きな性分であるが、私は若輩だから生意気であってはならないし、そのタイミングも難しい。自然な感じで勧められるのが理想である。

さて、昨日はMUZA5周年フィナーレ・コンサートにお誘いをいただいた。曲目は、ベートヴェンの「『献堂式』序曲」「交響曲第4番」「交響曲第5番(運命)」。「運命」は今月2回目となる。指揮者は東京交響楽団の音楽監督ユベール・スダーン氏。

残念ながら観客の空席が目立った。寿司屋の板さん同様に、席の埋まり具合は楽団の士気に影響するのではないか。と、ふと寿司屋の話を思い出してしまった。

さすが、プロの演奏家たち、5周年のフィナーレに相応しい立派なものであったが、満員の観衆が居れば、どうであっただろうかと想像しつつ、帰路についた。

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行政視察報告~前編(滋賀県大津市)~

本日から4月。ワクワクの新年度が始まる。

期待を膨らませ、市役所に出社した。さて、今回は視察の報告から。

3月議会も閉幕し、行政視察に滋賀県大津市を訪れた。対象施設は「明日都(あすと)浜大津」。

http://e-asuto.co.jp/contents01/index.html

明日の都とはたいそうな命名であるが、大津市は、古(いにしえ)の天智天皇の時代に大津宮に皇居を定めたことから開明の時代を迎え、その後は、東海道五十三次の宿場町として栄えてきた。

現在は滋賀県の県庁所在地であるが、人口は33万人。ちょっと物足りない。それでも大阪・京都のベッドタウンとして人口は増加しているという。

現在でこそ、琵琶湖周辺にはマンションが乱立しているが、当時は京阪浜大津駅前の再開発計画で駅前ビルを作ったものの、テナントに撤退されてしまった。そこで、行政が自らビルのテナントに入居し、行政需要への対応とまちの活性化を図ろうという計画。

入居施設は、総合保健センター、子育て総合支援センターゆめっこ、駅前保育園、分譲マンション、地域包括支援センター、すこやか相談所と盛り沢山。

それぞれの担当者の話を聞いた。ご他聞に漏れず役所の説明は長いが、それは他都市のことだけに触れずにおく。担当者には誠心誠意、丁寧に説明していただいた。

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