昨日の健康福祉委員会から~消防航空隊の視察~
健康福祉委員会の所属になると、消防航空隊の視察がある。実際にヘリコプターに搭乗し、上空から市内を視察するということも含まれる。
以前にも搭乗した経験がある。遊園地じゃないんだし、いまさらいいよと思ったが、しぶしぶ搭乗した。
時速200km。上空にいるとそんな速さは感じられない。
高層マンションが多い。屋上には「R」のマークが印されている。救助の目印だが、「H」はヘリの発着に強度が必要な為、最近は「R」が主流と伺った。
わが地元万福寺周辺も前回はハゲ山であったが、今はほとんど住宅地である。(市内全般にやはり緑は少ない。)
さて、災害時の救助活動等に利用されるヘリコプターだが、東京消防庁と大きな政令市が保有している。その発着所であるが、本市は東京都江東区新木場にある東京ヘリポートを拝借している。東京消防庁や警視庁、テレビ局等も共同利用している施設である。
搭乗後は救助活動の前線の話を伺った。3年前に伊勢原市の大山で遭難があった。本市に出動要請があったのは4日後、本市のヘリが遭難者を発見し、その救助の様子がニュースでも報道された。偶然にも遭難者は川崎市民であり、大変喜ばれたらしい。
物事には乗り気ではなくとも新たな発見があり、勉強になるものである。
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