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2009年7月31日 (金)

施設か在宅か-本日の健康福祉委員会審議から-

「障害者の入所施設増設を求める請願」の審査が行なわれた。読んで字のごとく、障害者の入所施設増設を求めるという主旨のものである。

冒頭、行政から、現在はノーマライゼーションの理念に基づき、施設から地域へ移行の為の在宅サービスの充実を目指しており、施設増設は大変厳しい状況にあるとの見解が示された。

「施設から在宅へ」と言えば聞こえはいいが、施設を建設するとなると費用がかかる、まして都市部は地価も高いから維持費を含めた費用は自治体にとって大きな負担となる、できれば、それを口実に費用を抑制したいとの行政側の思惑も見えそうである。

「ノーマライゼーションの理念に基づき、地域移行の受け皿を整備していくということは結構なことだが、そのような受け皿が期待できないからこのような請願がなされるのであって、行政として請願がなされた背景を踏まえ、対応を図るべきである。」

「ご家族の方のご苦労を察するに施設は必要であり、市内の入所希望者が120~130人も居ることを考えれば、そのようなニーズに対応していかなければならない。ノーマライゼーションの理念は理解できるし、ご家族も出来ることならば、自らが面倒を見たいと思っている。しかし、四六時中一緒に居れば息抜きも出来ないし、ストレスも溜まる。せめて1週間の内、何日かでもとの声も少なからずある。そのような声にこたえる為にも単なる施設増設ではなく施設サービスの一つである「ショートステイ(短期入所)」を有効的に活用していくべき。」

と発言した。

この請願は全会派一致の「採択」という結論となり、傍聴者からは珍しく拍手が聞かれた。

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