なおログ[Blog]

2012年2月 2日 (木)

予算案(概要)~後編~

あまり興味がないから私は挑戦したことがないのだが、「ナンバー4」なる宝くじがあって、つまりは4桁の数字を当てるものだという(よく知っているじゃないか)。

今回の一般会計予算額は5,956億円。私の初陣時の得票数は5,856票だけに、1つ違いはどうなんだとホームページの解説を確認してしまった(笑)。

さて、今日は昨日の3つの質問に対するやりとりから。まずは人件費。前年度比△43億円の内容については、市の取り組みにより110名の職員数を削減した成果だというが、それは自然退職者から新卒者の数を引いただけの話。

民間企業と違い、解雇はありえないから単に新卒者を抑制したことで生まれる財源だけに胸をはれるものではなさそう。職員給与や手当てに踏み込むことがなかったのはいささか残念。

次に、禁じての減債基金からの新規借り入れ95億円についてだが、減債基金は市債の償還財源として毎年積み立てられる基金。償還期限まで寝かせておくカネだけに市債を発行して金利を払うよりも利息ゼロの基金から借用しちまえとの算段となる。

過去何年間か予算には計上してきたもののほとんど借りずに済んでいて現行分はゼロであるからこちらはひと安心。だから来年度も大丈夫という保障はないので引き続きの行革に期待している。

そして、最後の小児医療費の助成については、今日まで対象年齢の拡大を図り、現在は就学前までとなっているが、来年度は小1まで拡大するのだという。9月以降の実施ということで約2億円が見込まれているが、対象年齢を1歳拡大すると年間で約4億円の財源が必要となる。

公債費(借金の返済)は714億円で市債発行額とピタリ一致。プライマリバランスはゼロと上手くあわせているし、生活保護扶助費は若干の増を見込んでいますとの回答に若干で大丈夫かと不安も残るが、そんな予算審査を含む平成24年第一回川崎市議会定例会は2月15日(水)の開幕。ブログも乞う期待。

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2012年2月 1日 (水)

予算案(概要)~前編~

依然、大阪維新の会が話題をさらっている。先週もどこぞの議員がラジオに出演されていた。

注目はやはり「大阪都構想」。「それって何ぞや」とパーソナリティが質問すれば、大阪府と大阪市には二重行政の無駄が沢山あって、それを解消するとの模範解答。

「具体的には?」との問いに「例えば、水道事業とか。。。」とここまではいつも同じ。水道事業以外の内容を聞いたことがほとんどないのが残念。代表の人気一辺倒にならぬよう所属議員の資質が試されている。

ちなみに、本市の水道事業については昨年11月2日の記事http://ow.ly/8KQsnに詳しいが、本市の水道事情を大雑把に説明すると、1日に給水可能な能力は約100万㎥。内、半分を川崎市が独自に調達し、残りの半分は神奈川県内広域水道企業団から供給を受ける構図になっている。

目下、本市水道の最大の懸案事項は給水能力と1日最大配水量の乖離が大きいこと。給水能力は日量100万㎥でありながら、実際の利用量はその半分程度しかない。企業団を含めたスリム化を図るべきなのだが、企業団は県や周辺自治体が絡むだけに調整は難航を極める。

じゃあ自らの分だけでもと進めているのが、現在の「川崎市水道事業の再構築計画」。大阪市でもおおむねの状況は似たり寄ったりか。いづれにしてもどこかに皺寄せがいく格好になるだけにどのように着地点を見出すか注目している。

さて、予算議会を前に本市の来年度一般会計予算案(概要)について財政局から会派正副団長への説明が行われた。とりあえずはA4用紙1枚のみ。予算規模については、前年度比△224億円の5,956億円となり、6千億円を下回るものの歳入はほぼ例年並み。

限られた時間の中で以下3点について手短に質問をした。

(1)人件費は前年度比△43億円が見込まれているが、その具体的な内容について、(2)禁じてとなる減債基金から取り崩しが95億円見込まれているが、過去の精算状況について、(3)小児医療費助成の拡充が盛り込まれているが、その具体的な内容と財源について。

紙面が少なくなってしまったので、続きは明日のブログにて。

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2012年1月31日 (火)

資質

民主党が「1票の格差」是正の為に小選挙区の定数を「0増5減」し、比例代表定数を80削減する独自案を提示したが、各党の反発を招いているという。

小選挙区は大政党に有利、かつ雪崩式の結果に終わることが多いから小粒の「チルドレン」を多く生み出し、比例とて名簿順位が上であれば資質や国民の意思とは無関係に猫も杓子もバッチが確定する。およそ小選挙区で敗北して比例復活なんてのがおかしな話。

とまぁ言いたいことは尽きないのだが、今日は定数と資質の話。「地方議員の数こそ多い」との批判も承知の上だが、リセット出来れば半分で事足りる。自戒を込めて申し上げれば、地方公務員ともどもに大幅に削減が可能ではなかろうか。

が、申し上げておかねばならないのは、国と違って地方の混乱は圧倒的に少ないし、それなりの運営がされていて、(国に余計な負担を押し付けられながらも)財政再建は着実に進展しつつある。

一方の国会議員は国の混乱などいざ知らず政局に明け暮れ、秘書と手分けして選挙目的の飲み会に精を出し、地方議員の活動と全く同じ。か、それ以上。それでふんだんな歳費が認められているのだから給料泥棒と言われても致し方あるまい。天下国家を論じるのだから飲み会に顔を出す位なら霞ヶ関の役人と深夜まで喧々諤々の議論を戦わせるべきではないか。

新年会に回った件数が票に繋がる。「○○先生が酌をしてくれた」「あいつはおれたちの会合に来なかった」「当選○回だから大臣に」、それって全く関係ない、本人が何を目指すのか、実際にやってくれるのか、その位なもの。かくもお粗末な状況では残念ながらこの国の政治が改善する見込みはない。少なくとも若者は借金をツケ回されぬようには選挙に行くべきである。

巷でもチヤホヤされるのは国会議員。それって単に希少価値が高いだけで「資質」は二の次になりやすい。衆参で5百人もいれば霞ヶ関の役人も大変。議員先生の機嫌を損ねては困るとご進講に伺うのであろうが、あれだけの人数がいれば、その根回しの時間がもったいないし、議会での発言の順番も回ってこない。大胆なスリム化が求められる。

そして、何よりも国会議員というのは国民の負託を背負って霞ヶ関の優秀官僚と対峙せねばならないのである。学歴云々などというよりも違う土俵で勝負できる資質が求められる。

だからいい人過ぎてもダメ。東大卒のエリートの上をいく位のスゴみがなければならぬ。個人的には鈴木宗男氏のような方が似合いそうな気もするが。。。西の雄、亀井静香氏も動き始めたようで。

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2012年1月30日 (月)

i(あい)バス

過日、多摩区のスポーツセンターにて行われた卓球大会にお招きをいただいた。総勢2百名の大きな大会で主催者の御厚意に改めて感謝である。

当日は八十路を越えた往年の名選手の解説を聞きながら試合を見学。今は昔と違って前衛(ボールを前でさばくこと)が主流になっているとのことで、確かに年配者は卓球台から離れた試合運びが多かった。

完成したばかりの多摩スポーツセンターは駅から離れているものの広い駐車場が完備され、車利用者には好条件。麻生スポーツセンターは10台程度の駐車スペースしかなく、そんな愚痴というか、御意見も拝聴しながら過ごしたのだが、それにもましてスポーツ施設の予約が取れないのだそうだ。毎年、麻生スポーツセンターで開催されているのだが、今回は抽選の漏れの暫定措置とのこと。

私などは遠慮するのだが、本人がその団体の顧問だったりすると会場確保は議員の腕の見せ所。行政に圧力をかけるとか、諸々の介入できたのだが、現在は「ふれあいネット」なる仕組みでインターネット経由なだけにシャットアウトされてしまった。

それが自然なだけに異論はないのだが、その申込みにはそれぞれの団体に予約用の登録カードを作っていただく必要があって、手間がかかるのは仕方ないのだが、これが曲者。

世の中にはズルい奴がいるもので、もう1つ別な団体で登録をすれば当選倍率は2倍になる。じゃあ3枚作れば。。。2枚が3枚に、3枚が4枚にと。「あの団体もやっているから、おれたちも。。。」ということで予約の抽選は全く以って公平とは程遠い状況にある。

まぁそもそもに市内にスポーツ施設自体が少ないのだが、いざ作るとなると土地もいるし、カネもかかる。市民の皆様には忍んで頂いている状況なのだが、隣の稲城市はスポーツ施設が豊富で利用し易いのだという。ネックは交通手段だそうで、鉄道は繋がっていないから車利用に限られるから何とかならんかとの声も寄せられる。

区内の栗平駅周辺では赤い小型バスが見られるが、これこそが稲城市が運営するコミバス「i(あい)バス」。これを上手く利用して新百合ヶ丘駅までの延伸が図れないのかと当時は同期の伊藤久史市議とともに稲城市役所を訪問したりもした。

稲城市から見れば新百合ヶ丘駅へのニーズが高いのだそうで。今年は新百合ヶ丘総合病院も完成することだし、そちらのニーズも見込めそう。相互協力の取り組みなんていうのはどうだろうか。

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2012年1月29日 (日)

路線別収支

最近の常任委員会は視察が続いていたのだが、久々に交通局から報告があった。

視察も結構だが、個人的には何かいまいち消化不良気味であって、やはり徹底的な議論こそ議会の醍醐味だからやはりこうでなければならぬ。などと豪語する割には大した発言がないのが残念である(笑)。

来月から市バス事業について路線別収支が公表されるというのだが、委員会では対面の委員(ってことは他会派)から公表に慎重な意見が述べられた。

「慎重な意見」とは独特の言い回しであって、要は公表せぬほうがいいということらしく、その理由というのが、路線別収支を公表すればどこの路線が赤字かバレてしまう。そうなると赤字路線は廃止すべしとの風潮になりかねないから余計なことはしてくれるなという腹らしい。

役所の中でも赤字バス路線が廃止されればそれだけ人は不要になるから路線を温存したい勢力といわゆる改革派と呼ばれる勢力がぶつかった。役所のおきてでは「余計なことはやらない」のがよしとされているから常に改革派は少数派なのだが、今回は改革派が制した格好になった。

さて、その内容だが、全30路線のうち黒字は6路線のみ。その採算性を見る際に「営業係数」なる指標が用いられるのだが、100円の収益を上げるのに必要な費用を示した数値でその営業係数が100未満の路線というのは黒字を意味する。

全30路線の収支の詳細は来月1日以降に市のホームページで閲覧が可能となるが、1路線の平均営業係数は121、営業損益は15.4億円の赤字。ちなみに、営業係数のワーストは西加瀬循環線(421.1)、営業損益のワーストは新城線(3.2億円の赤字)となっている。

利益を見込めぬ路線は民間が手がけるから全ての路線が黒字とはいかぬであろうが、だからとて、それが赤字路線を維持存続させる理由にはならぬことは誰でも分かる。

うちの近所のコミバスなどは同じ市が音頭を取っていながら赤字は認めぬとの方針が示されていて、地域ぐるみで必死なだけに市バスの不採算路線の状況は明らかにされて然るべきと思うが、読者諸賢はいかが思われるか。

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2012年1月27日 (金)

黄色いエプロン

昨日は私自身の「新春の集い」の記事であったが、自民党市議団には16名の仲間が居て、それぞれに地元後援会の新年会が開催されることになる。

元々はおらが先生の関係2~3名の新年会に顔を出していたのだが、「やれ後輩だ」「やれ○○だ」と積もり積もって今年は10名以上を回ることになった。

その新規組の一人に現在の団長が居て、特に険悪な仲というのではないのだが、さすがに副団長を仰せつかって、そちらに顔を出さないというのもあらぬ誤解を招きかねない。ということで出席中の地元の新年会を後ろ髪を引かれる想いで隣の宮前区に遠征した。

さすがに団長だけあって同僚諸氏も多い。全員にどうぞとマイクが回ってくるのだが、長い挨拶は禁物であるし、あまりヨイショしてもどうかと思い「人遣いの荒い団長であって、本人から着信があるとドキッとするが、彼を男にする為に副団長としてがんばってます」と挨拶をしたら多少の手ごたえがあった。

結婚式のスピーチもそうだが、信頼関係があれば月並みな挨拶よりもそういう話のほうが喜んで下さるもの。乾杯を終えて早々に切り上げた。

で、今年はその団長から各諸先生の新年会に届けてくれと祝儀袋を預かっていて、何軒かを回らせてもらうことになった。その祝儀袋には「自民党川崎市議団」と記されているのだが、それじゃあ格好が付かぬと自らも別に用意することになる。見栄というのは何とも厄介なもの也。併せて2万円。何度も申し上げるが、政務調査費ではない、自腹である。

さて、まず伺ったのは隣村の多摩区菅を代表する同僚、廣田健一氏の新年会。通称「健ちゃん」、私とは同期の桜なのだが、彼が最年長で私が最年少となる。その人柄は以前にも記したが、この多摩区菅というのは昔から代々地元代表を選出できる強固な地盤を有する地域である。

JAセレサ川崎の支店を借りて催された新年会は地元色が強いのだが、和気藹々で何といっても華やかである。婦人部と思われる女性陣が黄色いエプロン姿で接遇してくれるのだが、他の新年会に比べダントツで数が多い。

選挙後に役員の改選となるらしく、新役員のお披露目で全て名前を読み上げるのだが、1百人位は居そうな感じ。全て支部が構成されていて、それが地元にしっかりと根付いている。まさに選挙運動が町内会活動のようなもんである。

あとは本人の活躍のみ。当日は本人が力強く述べた。「JR南武線の稲田堤駅の橋上駅舎化を実現させたい」。

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2012年1月26日 (木)

ハレの日

同姓の山崎洋子さんの著書「横浜の時を旅する-ホテル ニューグランドの魔法-」に「フレンチはハレの日に、イタリアンは日常に」との記述があった。

私にとっての「ハレの日」となる「新春の集い」を終えた。今年は24日(火)の大安吉日、とはいかぬが「友引」吉日にホテルモリノ新百合丘にて開催され、大勢の皆様にご参加いただいた。

主催は後援会であって、以前から会費3千円のチケットを役員の皆様に事前に販売していただくのだが、おかげさまで結構な枚数をお付き合いいただいている。

当日の主役は私(らしいの)だが、私は平凡な話しかしないから、むしろ御意見番のおらが先生の挨拶に注目が集まる。そして、議長経験者のような御偉いさんにもお出ましをいただくのだが、私よりもおらが先生に会いに来るというほうが正しいかもしれない(笑)。

まいどその話題で恐縮だが、おらが先生、今でこそ後援会の顧問に就任いただいているが、前任の後援会長。現役時代は御殿様だから号令一下、家臣が動いた。その筆頭格が今の後援会長。

議員の後援会長といえば地元の名士、たいそうな齢の人物が登場することが多いのだが、うちの場合は還暦を多少過ぎた若い後援会長であって、行動力は抜群。自ら率先して動く頼もしい会長である。

いつも役員会が終わると後援会長が雑談に付き合ってくれることが多い、それは政治の世界に限らず、生きていく上で貴重な話が多く、人生の糧になっていて、過日もこんな話題になった。

後援会の役員には大地主の方が多い。上を見ればキリがないが、それぞれに苦労がある訳で、旧家といえども盛衰も様々。相続で土地を失った方も居れば、放蕩息子が私財を食い潰してしまったなどと笑えない話もあって、「あの家が本家?」ということも。。。

およそ相続税などというものは特定の金持ちを狙い撃ちにした税制であって、その根底には妬みの思想が隠れているから全く以っていただけない。これからの時代は薄く広くであるが、話題の消費税増税については現政権の財源捻出の努力が全く足りぬから論外というのが私の持論。

不動産収入で十分に暮らしていけそうな方々ばかりだが、それでも代々営んできた農業、土を離れない家は残りやすく、どれだけ裕福になろうとも手塩にかけて育てた1個80円の野菜を家の前で売ることが大事だと教わった。

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2012年1月25日 (水)

新ゆりレモン

知人から借り物があって返却時に添えたのだが、「新ゆりレモン」という焼き菓子があってこれがたいそう旨いらしい。

「らしい」というのは私自身は未だ経験がなく、妻に聞けば昨年の選挙の時に差し入れていただいたというが、見過ごした、というか、私が戻った時には既になかった(はずである)。小田急線新百合ヶ丘駅前のOPAの地下1階「パティスリーピラミッド」で売られているらしいのだが、簡単なみやげ物に良さそうな一品。

ブログとツイッターで、地元の旨い店特集にて読者のお薦めの店を募集したところ、中原区小杉陣屋町の「鳥義」さんの名が挙がった。中に入ると「イチロー選手」や「ドカベンの水島新司さん」などなどのサインや写真があって、〆には「釜めし」がお薦めとのこと。

さて、NHKに朝イチなる人気番組があって、過日、わが麻生区の黒川にある農産物大型直売所「セレサモス」から中継されたという。駅に「柿生」の名が付く通り、柿が名産なのだが、禅寺丸柿保存会の森章会長が特産品の「禅寺丸ワイン」を宣伝した。

この朝イチは全国津々浦々の土地が紹介されるらしく、実家の母もファンの一人。番組が人気を集める理由の一つは有働由美子アナらしいのだが、アラフォーの魅力満載で視聴者を惹きつけていると聞いた。

そして、今月はその料理コーナー「朝イチごはん」に料理家の多賀正子さんが出演していて、こちらはうちの妻がファン。聞けば、市内在住で多摩区の吉沢章子市議の友人というではないか。

およそあの人を知っているという自慢話は眉唾ものが多いのだが、結構なご関係のようで「彼女の料理は昔から絶品!」とツイッターでつぶやいていて、一度恩恵に預かりたいものと思っている。

と、まぁ駄弁を弄してきたが、朝はテレビを付けるとついついくつろいでしまうから起床から20分以内に家を出るのが日課になっていて、実は「新ゆりレモン」と同様に「朝イチ」も未経験。

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2012年1月24日 (火)

逆境をバネに

年初の新年会で話題に上がるのが、干支の話。

今年は辰年であって、中国の長編小説「三国志」には不遇の時代を嘆く張飛に対して、劉備が「竜が沼の淵に潜むのは何のため 時期を待ち天に昇らんが為であろう」と諭すシーンが登場するが、果たして昇竜の年となるか否か。

そんな年頭の辞とは裏腹にわが国の景気回復はあまり期待できそうもないが、それを物語るように今春の就職内定率が公表された。大学生の就職内定率は71.9%と過去2番目の低水準。昨年の69.8%に比べ多少改善はしたものの「就職氷河期」を下回る水準だという。

ただ、その中でも東日本大震災で大きな被害を受けた東北3県の高校生はいずれも前年よりも大幅アップだそうで。過日の成人式では全国各地から被災地への励ましのメッセージが届けられ、新成人からは強い決意も語られたが、若者の躍動は復興への息吹と捉えたい。

来月から復興庁なるものが創設されるそうだが、メルマガ「ブログの続き」の前号では、その復興予算12兆円について、およそカネが絡むと利権が生じるから、当初の純粋な想いとは裏腹に捻じ曲がることが少なくないと指摘しておいた。

さて、その内定率の話に戻るが、勿論、同情から下駄を履かせてくれた企業もあると思われるが、何と言っても彼らは背負うものが違うから真剣さが違う。家もない、財産もない、働かなければ生きていけない、その必死さが伝わるし、そういう意欲ある若者にこそチャンスを与えるべき。

以前、ある人物から「日本人は貧しさを忘れてはいけない」という言葉を聞いたことがあるのだが、モノが豊かになると働くことへの意欲が低下しがち。逆境こそ人を育てる。ましてや、新卒者なのだからこれからの研修や経験でいかようにでもなりうるもの。

不況の折だけに、採用抑制中の企業にとっては迷惑な話かもしれぬが、一人でも多くの意欲ある若者が採用されることを願っているし、また、その活躍が閉塞感漂う日本の原動力になることも期待している。

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2012年1月23日 (月)

親の愛情

あえて公言しておくが、家庭のことは二の次にして本業に専念している。が、単に家では肩身が狭いだけだったりして(笑)。

それだけに子供が通う幼稚園の先生には頭が下がるが、このたびの市内幼稚園の研修大会では多くの先生方が永年勤続表彰を受けられた。人生における幼児期の経験は大事であって、益々のご活躍を期待している。

さて、その際に、ある園長先生と雑談の機会があったのだが、国が推進する幼保一体化構想には反対なのだという。このブログでも何度か取り上げているが、幼稚園の所管は文部科学省、保育園は厚生労働省となっていて、その補助額も雲泥の差。

認可保育所の補助金投入率は7割だから、財源も一緒にして均等に配分すれば幼稚園側は多くもらえそうな気もするが反対なのだそうだ。

人口流入著しい都市部においては待機児童対策に税金がバンバン投入されるが、やむを得ず働かざるを得ない家庭はともかくも、生まれてすぐに施設に預けられ、その預け先も雑居ビルの一角では本当に親子の絆が育まれるのかということらしい。

そこには小さいうちは母親が子育てをすべしとの矜持があるらしく、確かに、3歳まで親の愛情を注がれて育った子供は生涯に亘ってひねくれないなどという話を聞いたことがある。私もそうだし(笑)。

自らが腹を痛めて産んだ子供である。少なくとも1~2年位は家庭で育てたいんだという母親の想いとは裏腹に、そこには矛盾があって、保育園には0歳児で預けたほうが入園しやすい。0歳児は横一線だが、1歳児2歳児になると0歳児がほぼそのまま上がってくるから新規枠が狭くなる。

ましてや、その選考基準では共働き家庭が優遇されていて、家庭で育児に励む母親に冷たいというのが現状。通常、会社の産休は1年程度だから産休の間は育児に専念して、その後を保育所に依頼するとなると1歳児の枠を増やさねばならないのではないかとわが党が提案しているが、どこまで聞こえているか。

待機児童対策として入園枠を増やすのは結構だが、預けて働いたほうがカネを稼げますよと奨励するような仕組みではいただけない。

待機児童の数は単に申込者と入園者の差に過ぎず、数字が先行して実態の把握が出来ていないんじゃないかと叱咤しているのだが。。。今年も保育園入園選考会の季節を迎えている。

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